新型コロナワクチンについて

新型コロナワクチンについて。

 私のクリニックは、コロナワクチンの接種医療機関です。とりあえず、優先接種の医療従事者の方、クリニックの近くの医療機関、歯科医院、薬局の方たち約百人に接種します。そのためにものすごい回数の研修を受けました。厚労省の研修、県の研修、市の研修、県医師会、市医師会、それに薬品メーカーの。それぞれ一回ではありません。その上、次々とネットで指示が来ます。前回のは訂正します、とか、追加しますとか。それにVSystemというシステムに登録をして、そこから接種した方の情報を取り出したり、送付したり。この間、本当に忙しくつらい思いをしました。わけがわからなくって、パソコンのスペシャリストに手伝ってもらったりしました。

一応、パソコンでの準備はクリアして。副反応が出た時の対応も薬品等もすべて揃えて。準備万端整いました。

 しかし、いつまでまってもワクチンが来ません。いつ頃来る予定であるとの知らせも来ません。いえ、実は、4月の12日の週には何とかということを聞いてはいました。でも、12日の週になってもなんにもありません。

 私達のような100人に接種する医療機関は、連携型とか、サテライト、と言われます。私達の所には、基本型という大きな医療機関から小分けしたワクチンが運ばれてきます。来たら、5日以内に接種し終えます。ワクチンの扱い方、接種の仕方、頭にはしっかり入りました。万全です。

 昨日、当院で接種する予定の方のキャンセルが大勢出ました。県に連絡して、その上で基本型医療機関に連絡を入れました。キャンセル分、当院に送られるワクチンを減らして頂くようにと。ただそれだけだったのです。ワクチンが無駄になってはいけないので、ただそのことを伝えたかっただけなのです。それでも、その対応して下さった方は、誠実にも、

「先生、先生の所にお送りするワクチンはまだないのです。」と言って下さいました。はい、それはわかっておりますと言いました。かなり遅れていると聞いておりますから。「それに、まだ予想も立たないのです。」と。はい、そうでしょうね。でも、初めは、4月12日の週には、と聞いていたのです。それと並行して高齢者の接種もすると。「そうなのですが、それがまだ。多分、5月の3日の週には入って来るだろうと思うのですが。」それ、ゴールデンウィークですね。では、うちに入って来るのは、その後、ゴールデンウィークの後になりますね。「そうなんですが。それもまだはっきりしないのです。」と。

やれやれです。こんなでっかいチラシ、家にも入ってきました。でも、いつどこに予約をするのか、さっぱり分かりません。まあ、広島市にも480人分だそうですから、たったそれだけで「始まった始まった」とメディアを使ってすごい宣伝です。でもその分、予約が取れない人達の不満が大きくなるということが分からないのでしょうか。

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昨日の日本医師会の中川会長さんが言っていらっしゃいました。医療従事者への接種を優先していただきたいと。医療従事者への接種は、まだ10~20%しか接種してないのだそうです。私達はともかく、コロナの患者さんを診ている医療従事者の方たちのなかにも、まだ打ててない方があるというのは、ほんと、むちゃくちゃですね。回してあげればいいのに。また、少しでも、大阪の人たちが打てるようにしてあげるのも、大事なことと思うのですが。接種率、世界の中で日本は60番目なのだそうです。まあ、日本は、いろいろな所で、もう、世界に遅れをとった三流国であるということでしょうね。私、もしかして、医療従事者でなく高齢者の枠で接種してもらう方が早かったりして。

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子宮頸がん予防ワクチン。9価の接種が始まりました。

子宮頸がん予防ワクチンについて、厚生労働省の要請に基づいて、各自治体が高校一年生の家庭に通知を出して、急に接種希望が増えました。この三月で、一年生は、公費負担が期限切れになるので、沢山の方が接種に来られています。他の自治体は、新型コロナの影響で接種が遅れた方に、もう少し期限を延長するというところもある様ですが、広島市はそれはしないそうです。

今日も三回目の接種の駆け込みの方が沢山。3回とも、無料で打ててよかったですね。と申し上げました。

私のクリニックでの三月のスケジュール表、カレンダーは、接種の方たちで一杯。数えてみると、サーバリックスが30人、ガーダシルか4人。そして、今月から9価のワクチン、シルガードが打てるようになりました。ですので、三月にはシルガードがお二人です。

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沢山のウィルスからガードできる9価がいいのに決まっていますが、それでも、ハードルが高いです。まず、まだ9価は定期接種になっていませんので、公的な補助はありません。丸ごと個人負担となります。9価は、2価・4価に比べてほぼ倍の価格です。とても高いのをそれも三回うつというので、全部で10万円近くなってしまいますので、躊躇する方も多くあります。

それから、シルガードは、接種した人全例登録が義務付けられました。それには、パソコンやスマホが使われます。

患者さんには、スマホにワクチンダイアリーを入れてもらいます。自分のデータや問診表への回答等。

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医師用です。初めの登録のためには、研修を義務付けられて、私もお昼時間に受けました。その上で、登録をしました。


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患者さんが初回に来られた時には、患者さんが入れれたデータをこちらも許可を得て見られるようになり、そして、ワクチンを打った後の状況も入れます。それらを登録しなければなりません。次回の接種日なども。この操作が本当に大変で。初めての患者さんの時、製薬会社の人にSOSの電話を何度したことでしょう。慣れればやりやすくなるのでしょうが・・。まったくもう。

他の国ではこんなことはない様ですが・・。日本だけ副作用副作用と問題にされるから。こんなことをしなければならなくなって。

私達は、金儲けのために打っているのだという人がいます。でもね、私達が儲けるのではありません。そもそも仕入れ値がとても高いのです。利益は7分の1もありません。

何とかデータをちゃんと入れ終えてホットしましたたが、こんなしんどいこと、できればしたくありませんね。

でも、ワクチンをきちんと打っている国々が「子宮頸がんの克服宣言」をしている今、今や日本も含めたアジアの病気となっています。アジア人がかかり、アジア人が死んでいく。早くに見つけると死ななくても済みますが、それでも子宮を失います。子どもを何人か産んだ後ならまだしも、これからの時に子宮を摘出しなけければならないのは、ほんとうにお気の毒です。

でも、ともあれ、9価の接種がスタートしました。公費負担の以外の方はをおすすめしますね。高いですけど。

 

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姉が退職しました。

昨日は、姉の退職の日でした。開業以来30年間、事務長として支えてくれました。ほんとうにありがたいことでした。これから姉のいないクリニックの運営になります。ここ半年、姉のサポートをしてくれていたアルバイトの甥の二女も大学を卒業して就職のためバイト終了。さて、これからどうなることでしょう。コツコツとするしかありません。


スタッフの皆さんからお花。

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昨夜は、オフィスギネコロジスト、ビル開業の産婦人科医の集まりでした。しばらくぶりで、積る話を沢山しました。子宮頸がんワクチンの話、新型コロナの話、そして経営のこと。私は、皆さんに尋ねると、お金の管理はやはりご自分でなさっているのだと。私は、姉にまかせっきりだったので。これからは自分でしなければなりません。コツも教えて頂きました。やはりいろいろと情報交換は大切だと思いました。

ANAホテルの一階のレストランで、あまおうのサンドイッチのテイクアウトをしていました。買って帰って、姉の朝ごはんにと持って行きました。こんなの。

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玄関にスタッフからのお花が飾ってありました。とっても豪華で美しい。ユリが開くと、もっと豪華になるでしょう。


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私は、今日は一日中コロナワクチン接種の研修の整理と準備です。私のクリニックでは、とりあえず近隣の医療従事者の方たち100人の接種をします。その後は、一般の方たちの接種もする予定です。でも、ワクチンがなかなか来なくて、一体いつのことになるやらです。広島県のわり当ては、ほんの少しずつです。研修だけは、県の、市の、ファイザーの、と何度も何度も受けているのに、肝腎のワクチンがありません。

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コロナワクチンの研修でした。

今日の夜は、広島県の「新型コロナワクチンの連絡会」でした。午後6時半からズームでなのですが、何と資料がメールで送られてきたのが、6時13分です。それも後でわかったことです。もうその時にはズームの態勢に入っていたので気づきませんでした。少し前に郵送されて来た膨大な資料を四苦八苦しながら似たようなところを探し探し見ながら聴きました。おかしいなあ違うなあと思いながら。せめて始まった時に「たった今送りました」とでも言って下されば苦労しなくても良かったのに。まあ県の職員の方も大変でしょうから。

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大きな病院に冷凍庫がおかれそこに来たワクチンをその病院の職員の方にうつのと、周りの連携施設に小分けして回すというシステムです。わたしのクリニックは広島日赤から提供されます。でも、いつのことになるのか、当分先ですね。

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ここの所、特別養子縁組の第三者評価を受ける(義務です)ための準備と、コロナの検査体制とワクチンの体制を作るために全部がごちゃごちゃになってしまって。「ああしんど」です。

 一つ一つ丁寧にこなそうとは思うのですが。根が怠け者なもので・・。

先日、モーニングを食べて感激した、クリニックのすぐぞはにできたフルーツの「たまる」。そこの店先にこんな券が出ていたので、姉と二人、それを頂いて行きました。


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日ごろならとても食べられませんが、半額なので得しました。フルーツもさることながら、ソフトクリームが抜群においしい。素晴らしかったです。カウンターで外を見ながら。ちょうどカープ電車が走ってきました。これではカープの選手がアナウンスするのです。乗りたいなあ。


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産婦人科研修・新型コロナに感染した妊婦さんと赤ちゃんについて

一昨日の山田秀人先生の講演の続きです。

「新型コロナウィルス感染症について妊婦・妊娠を希望される方へ」昨日は、日本産科婦人科感染症学会の昨年12月30日の声明を報告しました。それに加え三学会(日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会・日本産婦人科感染症学会)共同の「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)への対応」という声明があります。それも紹介されました。昨年9月2日第5版です。

1.妊婦も高齢者や合併症のある患者さんと同様の扱いとする。

2.新型コロナウィルスに感染した方の産科的管理は通じように準じ、院内感染対策には十分留意する。感染拡大に応じ、実によって原則、帝王切開分娩もやむを得ない。

3.感染者や疑い患者がいなくても施設内の清掃消毒、食事の個別提供(ビュッフェ形式は不可)面会制限等の感染予防対策をする。

4.妊婦と医療スタッフの感染リスク避けるため、原則的に帰省分娩と分娩付き添いは推奨しないが、地域ごとの感染状況によって弾力的に対応する。

5.担がん患者は新型コロナウィルス感染リスクが高い報告があるので、必要に応じて治療計画の変更を考慮する。

6.生殖補助医療は、地域ごとの感染状況に配慮し、徐々に通常診療へ。引き続き標準予防策の徹底など院内感染防御に配慮する。

さらに新型コロナウィルスに感染した妊婦さんから出生した赤ちゃんについての声明もあります。

「新型コロナウィルス感染症に対する出生後早期の新生児への対応について」日本新生児生育学会(抜粋)昨年10月19日第4版

・新型コロナウィルス感染母体から出生した新生児のウィルス検査陽性率は0.0-4.7%。経胎盤感染は稀。出生後の水平感染の可能性あり。感染新生児の一部で重症化の報告があるが、多くは無症状か軽症。

・感染母体から出生した新生児は、飛沫・接触感染を防ぐために、分娩後一時的に母児分離とし、母親は個室隔離、新生児は保育器隔離またはコホート隔離を行う。母体の隔離期間終了後、母児接触は可能。母児分離を行った日本の報告で新生児発症者は極めて限定的。母児同室の希望がある場合は感染予防策を指導し、検討する。

・母乳を介した感染の危険は極めて低い。母乳栄養を一律に中止すべきでエビデンスはない。母乳栄養は、(1)搾母乳と(2)直接母乳がある。(1)搾母乳では搾乳器具、容器等の消毒を行う。(2)直接母乳では、母の手洗い、消毒、マスク着用等の対策が必要。コロナウィルス陽性の母親と新生児の扱い(隔離)については、施設ごとの判断に委ねられる。

このほか、横浜市立大学の宮城悦子先生の妊婦・出産ご女性の長さの報告もありました。

妊婦は感染の不安強く感じており、産後うつ病のリスクが高い。というデータでした。


そして、講演の中にはなかったのですが、座長の広島大学の工藤教授の質問へのお答えで、「妊婦への新型コロナウィルスワクチンの接種について」がありました。これは、今年1月27日に出たばかりの日本産婦人科感染症学会と日本産婦人科学会の共同の声明から、まとめの部分を転載しますね。

「COVID-19ワクチン接種希望する妊婦さん並びに妊娠希望する方へ」


⽇本産婦⼈科感染症学会として、現状において以下の提⾔をします。

1. COVID-19 ワクチンは、現時点で妊婦に対する安全性、特に中・⻑期的な副反応、胎児および出⽣
児への安全性は確⽴していない。



2. 流⾏拡⼤の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外することはしない。接種する場合に
は、⻑期的な副反応は不明で、胎児および出⽣児への安全性は確⽴していないことを接種前に⼗分
に説明する。同意を得た上で接種し、その後 30 分は院内での経過観察が必要である。器官形成期
(妊娠 12 週まで)は、ワクチン接種を避ける。⺟児管理のできる産婦⼈科施設等で接種を受け、
なるべく接種前と後にエコー検査などで胎児⼼拍を確認する。



3. 感染リスクが⾼い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併
している⽅は、ワクチン接種を考慮する。



4. 妊婦のパートナーは、家庭での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する。



5. 妊娠を希望される⼥性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(⽣ワクチンではな
いので、接種後⻑期の避妊は必要ない。)


患者さん⼀⼈⼀⼈の背景が違いますので、まずは産婦⼈科の主治医と⼗分にご相談ください。


ほかにも梅毒のお話等もありましたが、また機会を見てご報告しますね。


クリニックの青野さんの春のお花、黄色です!!ピンクもかわいいけれど黄色も素敵。

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産婦人科研修・子宮頚がん予防ワクチンと、妊婦と新型コロナ

昨日の続きです。子宮頚がん予防ワクチンは、日本では1%の接種率であると。これはもうけいガン予防にはとても有効であること、副作用といわれるものは、ワクチンのためでないものも沢山副作用に入れられていること、私もこのブログで何度も話しているように、WHOは世界中でもっとも安全なワクチンといっています。

 名古屋スタディというのがあります。これは、副作用といわれる有害事象を起こした人をワクチンをうった人とうたないかった人を3万人規模で調査しました。むしろうたない人の方が多かったいうものです。

https://cancer.qlife.jp/news/article3245.html


厚生労働省もやっと地方自治体にこのワクチンを対象年齢の人に通知するように通達を出して、少しうつ人が増えては来ました。小学校6年生から高校1年生まで無料で接種できるのですが、この間、副作用が心配でうたなかった、そして今、年齢が過ぎてしまった人が沢山います。その人たちをどう救済するのか、厚労省がどうするのか待ちたいと思います。

そして。ワクチンでいま世界的に広がっているのは、9価のワクチンです。日本では、これまでは2価と4価しか認められていませんでした。(4価は、うち二つはがんではなく尖圭コンジローマを起こすウィルスに効くもの。2価も4価も、がんを起こすウィルスの内16型と18型の二種のウィルスに効くワクチンです。)

日本もやっと9価が認可され、この2月24日から販売・接種ができるようになりました。しかし、これは定期接種になっているわけではありませんので、無料にはなりません。私は無料の方以外には9価をおすすめしたいと思っています。

子宮頸がん、特に若い人が進行がんにかかって子宮を取らなければならなかったり、赤ちゃん残して亡くなったりするのは大変つらいことです。産婦人科医の殆どは、そんな気の毒な人達の姿を見ていますので、やはりワクチンをうってほしいと思っています。

昨日の研修の一番目のはこれで終わって、二番目の講義。妊婦の感染症についてです。講師は、先日まで神戸大学の教授であった山田秀人先生。現在は北海道の手稲渓任病院という大きな病院にお勤めでいらしゃいます。

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先生はリモートの話が終わって後ろのカーテンを開けられると雪景色でした。雪ですと言われて。(そういうさりげないことをされる人って好きですねえ。)

お話はまず新型コロナウィルスに感染した妊婦さんの話です。

2020年2月から、感染した妊婦さんについて沢山の論文が出ています。世界中では、もう3万人を越える妊婦が感染しているのですね。様々な報告から、昨年12月30日、日本産婦人科感染症学会は、

「新型コロナウィルス感染症について妊婦・妊娠を希望される方へ」の第12版を出しました。

よく聞かれるので、それをここに掲載しますね。

1.COVID-19により、胎児異常・流産・死産のリスクが高くなる報告はない。外国では、母子感染や死産例の報告がある。米国CDCは、妊娠は重症化リスクであり、早産リスクは高いかもしれないと発表。

2.3密防止。手洗いと手指消毒を行う。不要不急な外出を控え、会食やカラオケを避ける。1.8m以上のsocial distanceを取る。

3.鼻水や悪寒等風邪症状、37.5°C以上の発熱、倦怠感、息苦しさがある場合は、主治医や受診・相談センターに相談する。感染が疑われる時は医療機関を通じて、PCR検査を受ける。

4.感染の可能性のある時は妊婦検診を控える。可能なら自宅で血圧測定を行ない記録する。不正出血や腹痛、破水など産科的症状のある場合は受診が必要なので、医療機関に相談する。

5.立ち会い分娩や面会は制限されるが、主治医と相談する。

6.里帰り出産については、主治医と相談する。

7.母親と出生児がウィルス陰性となるまで、対面と授乳を控える。

以上ですが、まだ妊婦の不安や感染した妊婦や新生児をどうするか等のお話もありましたのでまた報告しますね。

 

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産婦人科研修・日本は子宮頚がんの排除は不可能?

今日はリモートにて、広島県の産婦人科研修会でした。午前から一人クリニックにきて、先ほどまでこもってパソコンをじっと眺めていました。明日朝からは夕まで特別養子縁組のこれもリモートの研修です。義務ですので、診療は四方先生に来て戴きます。

今日の研修は二題でした。子宮頸がんと、妊婦感染症についてですが、感染症は、丁度タイムリーに、新型コロナの妊婦感染について沢山の時間を割いて教えて頂きました。


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まず一題目は島根県の産婦人科医会の会長の岩成先生の子宮頸がんの話。定年退職後も、島根県立中央病院にお勤めしていらっしゃいます。島根県は岩成先生が中心となって子宮頸がんのがん検診を細胞診とHPV(子宮頸がんの原因となるウィルス)の併用検診で、全国でもトップの頸がんの予防と治療成績を上げていらっしゃいます。何度か先生のお話を伺いましたが、今日の話は世界、日本、島根の成績を網羅した、とてもいいお話でした。いわゆるエビデンスがしっかりしたお話といいますか。

WHOは、2019年に子宮頸がん排除(撲滅)基準を罹患率(10万人あたり)4未満と定めました。それには、

2030年を目標に

・1)子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種率(15歳までの女子) ・・  90%
・2)子宮頸がん検診受診率・高精度HPV検診・・・・・・・・・・・・・・70%
・3)前がん病変治療率・円錐切除、レーザー蒸散・・・・・・・・・・・・90%

としました。

オーストラリアは、何と2028年には罹患率4を達成するそうです。2018年にワクチン接種率80%。HPV検診受診率55%、で罹患率は6なのだそうです。

それに比べて日本の現状は。

ワクチン1%、12年遅れ。検診40%、25年以上の遅れ。円錐切除治療は100%達成しているそうです。

特に、日本では、2000年から若い人の子宮頸がん罹患率が非常に高くなっていて、世界に逆行しています。それはさもありなん。ワクチンは打てないし、性教育はできなくなっているし、そして性風俗やSNSが野放しなのですもの。このままでは日本は永久に子宮頸がんの排除は不可能だと言われました。もしワクチンが今のままだと検診率が95%越えないと、だそうです。それは不可能な数字です。

ワクチンについては、これまでも度々このブログでも言っていますが、朗報もあります。9価のワクチンがやっと販売されます。

この研修の続きと、HPVワクチンについてまたお話しますね。

 

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西城秀樹展・新型コロナ

きょうから広島そごうで、西城秀樹展が開かれています。体調も良くなっていたので、ちょっと行ってきました。西城秀樹さんの幼いころからの写真や動画が一杯。

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中は撮影禁止でしたので、外の写真だけ。私は、この縞々の服はそう好きではありませんが、中には、もっとかっこいいのが一杯でした。写真だけでなく、実物の衣装も沢山。私は、若いころの写真よりも、少し年齢がいって、渋いしわができてからのほうが惹かれます。やはり私が年だから?ついでに、チラシもアップします。裏にいい写真が沢山載っていました。

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動画を見てると、もう亡くなっているなんて感じられなくて。まだまだそこで歌ってくれているようで。切なかったですね。亡くなるのが若すぎる・・。

新型コロナですが。東京もそうだけど、広島の陽性者の数、大変ですね。今日112人だなんて、人口比から行くと東京以上かもしれません。何とかしないと、ですね。私の結果は、今日の遅い時間、午後8時にPCRセンターから報せがありました。陰性ですと。私、ありがとうございましたというお礼と共に、つい、「大変ですね。こんな時間まで。大丈夫ですか?」と言いました。「ええ、大丈夫です。」と、女性が明るく答えられたので、えらいなあと思いました。今日は、クラスターも沢山だったので、PCRもきっと沢山しなければならなかったでしょう。

広島市も思い切ってでしょう。もう今日でドリミネーションは打ち切り、原爆資料館も動物園もすべて臨時休館だそうです。

 私ができること。クリニックに発熱外来室を作ろうと思います。PCRもクリニックでできるようにして。またお金がかかりますが、何かできることをしないと。

 

 

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統計取りに必死です。

今月中に取らなければならない統計があって。クリニックのパソコンで簡単に取れると思ったのが、間違いのもと。具体的に言うと、低用量ピルの処方なのだけれど、パソコンでは、処方した人の名前等は出るけれど、それぞれの受診日に何シート処方したのかが出ないと。うん?では、カルテを繰るしかないの?それも、出てくる名簿は三か月分ずつ。計2年間。当然、出てきた名簿にはダブりがあるし。そのダブりを排除して、カルテを繰る。とほうもなく時間がかかって。朝早くクリニックに行き、深夜までかかっています。今月中にできるかどうかわからない。不安になりながらもするしかないので。

これ以上時間を作れないという時に、強烈なクレームの電話がかかってきました。私にすれば、全く理不尽なのだけれど、何を言っても通じない。まだ検査段階で、これから本格的な治療開始という段階で、具合が悪くなったと。態度が悪い、説明が足らん、イライラする、お前がいらいらさせとるんじゃーと、どんどん話が広がって行って、謝れ、金返せとまでなっていきました。

 私は、自分が悪かったと思えば謝るけれど、悪いことをしたと思っていないので、謝れないし、でも、お金を返せば、もう何も言わないというので、そうすることにしました。患者さんを待たせて、延々と怒鳴られ続けて、本当に疲れました。

こんなことがあると、ああ、いい仕事ではないなあと思います。早く辞めて、ストレスのない所で過ごしたいなあと。

 今日は午後講演。その前後はクリニックで過ごします。深夜まで。昨日もそうだし、今日もiPadのラジコでカープを聞きながらするつもりです。昨日は勝ってとてもよかったけれど、これが大負けでもすれば、ますます鬱になりそうです。

ということで、絶不調の私、ブログを書けなくても、ご勘弁を。

本文とは関係ありませんが。内閣府がやっと若年の性被害について調査をするそうです。やっとやっとです。共同通信⇒ヤフーニュースから。全国の性被害ワンストップセンターでの面談では19才以下が40.6%を占めたと。本日の講演のスライドに滑り込ませました。



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子宮頸がん予防ワクチン、高1の方10月でも大丈夫、無料です。

子宮頸がん予防ワクチンについて。私は、高校一年生は、9月中に第1回目を接種すれば、3回すべてが無料で受けられる旨、お話しました。ここから二日にわたって。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-cd6563.html

実は、おかしいなあと思いながら、ちゃんと確認しないままに掲載してしまいました。広島市の、高1の保護者の方に送られてきた文章をコピーさせて頂いて、それもそのまま掲載しました。しかし。子宮頸がん予防ワクチンの問診表には、こんな表が掲載されているのです。これによると、一回目から5か月以上経って3回目を接種すればいいことになっています。ですので、10月いっぱいまでに一回目を接種すれば3回すべてが無料で受けられます。

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このことは知ってはいたのですが、市や県の行政が、無料の範囲をそう決めているのかと思ってしまいました。

昨日、広島市の担当の部署に電話をして確かめました。そしたら、他の人からも電話が入っていると。分かりにくい書き方をしてすみませんでした。10月に一回目を受けても、大丈夫です、3月までに3回目を受けられますので、すべて無料になりますと言われました。

ですので、高校一年生、まだ接種していなくて、やはり受けたいという方は、どうぞ10月中に一回目を接種して下さい。私も、確認しないままに掲載してしまって申し訳ありませんでした。ここに訂正しますので、よろしくお願いします。

 なお、市の保健師さん等でも、「9月中にうたないと1,2回目は無料でも3回目は有料になります」という対応をする方がおありです。そういわれても、大丈夫ですので、どうぞ心配しないで下さいね。改めて、ごめんなさい。

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