お二人の患者さん。

広島の自粛要請が解除されて、診察は、たまに混むこともありますが、ほとんどゆったりです。時間がある時には、患者さんと少し余分なお話をすることも。

 Nさん、もう15年以上検診に通ってきて下さっています。今日も。素敵な帽子、素敵なお洋服。検診の跡でお尋ねしました。そのお洋服は、どなたが作られたものですか?と。

「もう古い服です。デパートで買って、丈を直しました」と。お帽子は?「私は帽子が好きなのです。これは、モデルさんがかぶっていたのとおんなじのが一個だけ残ってて、すぐに買いました」と。

Photo_20200519233401

Nさんは、今87歳なのです。もうすぐ88歳になられます。ほんとうに素敵なおしゃれで、とても生き生きと魅力的です。

 それだけではありません。Nさんは、民生委員を12年し、その後で地域福祉推進委員を務め、今は社会福祉協議会のボランティアを24年続けておられます。ボランティアで頑張るNさんに、もういい加減ポランティアでなく、自分の楽しいことをしたら?とご家族にも勧められるそうですが。いつ、命が尽きるかもしれないから。それまでは、お世話を続けたいとおっしゃいます。

 こんな方に触れ合えること、幸せな職だと思いました。勿論、お願いして写真を撮らせてもらいましたし、ブログに載せることも了解をしていただきました。ますますお元気で!!

 ですが、つらい方にも会いました。以前から、壮絶な人生を送っている人です。最近、気になっていました。しばらく来てないなあ、どうしてるのかなあと。そしたら、今日来院されたので、びっくりしました。私は、結構こんなことがあるのです。ふと気になった方が来院されるのですね。

 三年ぶりの彼女の姿に驚きました。まだまだ若い彼女、車いすになっていました。足がなくなって義足になっていました。電車に飛び込んだのだと。死ねなくって足を失ったと。何と。私は言葉を失いました。本当に、死ぬほどつらかったのでしょう。

 いろいろと診察もして、最後に話しました。

「死んだらいけんよ。死ぬなよ。いつか子どもに会える時が来るからね。子どもだって、いつかあなたに会いたい、いつか会えると思って生きてると思うよ。でも、死んでしまったら、もう二度とお母さんに会えない。絶対に会えないということになったら、子どもはつらいよ。子どもの希望をたち切っていしまうことになるんだから。足はなくっても、生きて。いつか子どもと一緒に生活しようよね。」

 私が妊婦検診をしていた子です。今は施設で生きていますが、きっと母親を待っていると思うのです。

 それにしても、これまでもあまりに壮絶な人生でした。これまでのことを悔やむのでなく、前を向いて、希望をもって生きてほしい!!足を失うという、あまりに代償は大きいけれど、きっと幸せになれる時が来る、そうなってほしい、ほんとうにそう思いました。

 帰る前に彼女は「先生、ありがとう」といいました。またね。また来てね、と。

こんな会話ができるのも、コロナのおかげで患者さんが減っているからこそです。ありがたいことです。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (0)

「コロナで来れませんでした。」「お金がありません。」

ゴールデンウィークが明けて診療も開始して、初日はそこそこ忙しかったのですが、やはり患者さんの来院は少なく、ひましています。このままだと、かなり収入も落ちるのですが、それは仕方がないこと。でも、気になるのは、続いて治療しなければならない人が中断することによって、悪化するのではないかということ。がんのフォローをしている方、子宮内膜症の治療をしている方などは特に。治療を中断しては元に戻ってしまう人も。

  出来るだけ途切れないように来て下さいとお話することも、たびたびです。「医療機関に行くのは、不要不急の外出ではないでしょう」といいます。でも、それでも外出が怖いという方には、処方箋をお送りします。お近くの薬局で処方してもらって下さいと。

 でも、今日のこと。継続が必要な薬が中断してしまった方。

「コロナで来れませんでした。」と。

また、感染が怖くて外出できなかったということなのかと思いました。だから、「でも、中断しない方が」といいました。そしたら、「来たかったんです」と。「中断はまずいと知ってたんです」と。「でも、お金がありません」と言われました。「コロナでお店を閉めなければなりませんでした。収入がありません」と。「お店は、密室です。開けられません」と。「でも、家賃は払わないといけません」。「ああ、それは大変ですねえ」といいました。市からの協力金が入るのは、ずっと先です。でも、病気に負けてもいけないので、この薬だけは飲んで下さい。治まるまで何とか、生き延びましょうねえ。

アルバイトが切られて、お金がありませんという若い人はたくさんです。しばらく生理痛のためのピルを諦めなければならない人もどんどん出ています。

 先日は、不動産の仕事をしている方と話しをしました。あなたのような業種は、コロナの影響はどうなの?と。もう、たいへんです。ローンが払えないという人、家賃が払えないという人・・・。もう少ししたら、売りの物件が増えるでしょうね。ローンが払えなくって、手放さざるを得ない人がたくさんになると思いますよ、と。ああ、それも悲しいねえ。

風俗の人。性感染症にかかっていました。「今、仕事はしてはいけませんか?」と。「うん、客にうつすからねえ。」「コロナのこんな時だから、しばらく休みんさいよ。せめて、これが治るまで」と話しました。でも、私は彼女の生活が厳しいのを知っています。厳しくても、今、ほんの少しだけ何とか休んで。だから、あのお笑いの人が「いいことがある」と言ったことが許せません。

 経営者として自分のクリニックの維持も大変だけれど、でも、まだ私は恵まれています。こんな職種であることをありがたいと思っています。様々な年代の、様々な職種の女性たちと「頑張ろっ」と言いながらの毎日です。

青野さんのクリニックのお花、シャクヤクです。咲くのが楽しみです。きっと華やかでしょう。咲いたら、またアップしますね。


Photo_20200511191901

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (1)

収入、経営のこと。

殆ど徹夜、今朝方までかかって保険の請求、レセプトの点検を終えました。明日から五連休ですので、今日の内にやっておかないと、と、事務から言われておりました。いつもの年でしたら、レセプトをもって大分に帰り、のんびりやっていたのですが、今年は5月8日からの診療開始で、9、10が土日なので、それでは間に合わないと。何としても、2日に済ませておきたいと。全部済ませてホッとしました。

 実は、昨日広島市医師会から、コロナの影響の調査が来ました。昨年の3月4月と今年の3月4月の患者数と収入の比較です。人数も収入も、月報を比較してパーセントの計算をしました。落ち込んでいるのは当然ですが。これほどとは思いませんでした。特に、3月よりも4月です。ショックでした。こんな調査をして、それが何に生かされるのかわかりません。医師会費を安くしてあげましょうとでもいうのでしたら歓迎ですが。

 今月は空調のやり替えがあります。道路を通行止めにして、クレーンで屋上に室外機を運ぶという大規模なもので、天井のはめ込み式の機器を10器取り換えます。見積もりによると、約500万円かかります。6月は8人の従業員に給料に加えてボーナスを出さないといけません。

 やれやれ。頭が痛いところです。開業医というのは経営者です。この度程しんどい思いをするのは、30年前の開業直後以来です。あの頃は、まだ講演がたくさんあって、講演料を全部つぎ込んで、本もそこそこ売れていましたので、その印税もつぎ込んでお給料を払ったり、薬などの支払いをしておりました。今も講演料はクリニックの収入にしていますが、その講演もなくなってしまっていて・・。

もともと、お金には無頓着で、収入をアップするということに疎いものだから。医療は必要最低限ですべきと、それをモットーにしていますので・・。でも、私の所は恵まれています。周りの他の業種に比べると休業要請もなく、患者さんも必要に迫られて来てくださいますので。

さあ、今日一日頑張りましょう。そしたら、当分お休みです。

患者さんからこごみを頂きました。ありがとうございます。さっそくに茹でて胡麻和えにしようと思ったら、夫は昔は酢味噌で食べていたといいます。それならと、ちょうど頂いていた木の芽もあったので、木の芽和えにしました。二皿作って一皿は姉の家へ。うれしい、懐かしい春のお味でした。

2_20200502074501 3_20200502074501

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (0)

妊婦さんが新型コロナに感染した場合

私のクリニックで妊婦検診を受けていらっしゃる方でも、「私がコロナにかかったらどうなるのですか?」という質問をなさる方が多くなりました。私は答えます。

「広島県はね、その体制がちゃんと作られているから、大丈夫よ」

本当にありがたいことに、第一線で活躍していらっしゃる方々のおかげで、その体制作りがしっかり作られています。感染している方の診療、分娩などは、基本的に県立広島病院で、重症の方は広島大学病院で対応してくださいます。

そのチャートが送られてきていますので。少し複雑ですが。クリックしてくださると大きくなります。

2_20200430092001

もう少し簡単に。県病院の三次先生から送られ来ていますので。それを転載させていただきます。ありがたいことです。安心できますね。勿論、感染しないにこしたことはありません。ほとんどの妊婦さんは、感染しないように注意して生活していらっしゃいます。誰も罹りたくて感染する方はいらっしゃいません。でも、どうして感染したのかわからない方も多くなっている今、だれも決して感染しないとは言えません。

もしかして、私は感染しているのではないかと心配なさった時には、かかりつけ医に連絡してくださいね。くれぐれも直接県病院に行くことがないようにお願いします。

私たちも、日常の診療の中で、心して妊婦さんに対応したいと思います。


  妊婦がCOVID-19感染を疑われる場合  令和2年4月28日


 


妊婦が「風邪のような症状がある」・「37.5度以上の発熱」が2日以上続いたら



かかりつけ産婦人科医に相談(+味覚・臭覚異常、濃厚接触歴、帰郷など聴取)



  • かかりつけ産婦人科医が,妊婦から症状などを聴取した結果,総合的に判断して,新型コロナウイルス感染症と疑われる場合,かかりつけ産婦人科医が,帰国者・接触者相談センター(保健所)への情報提供と検査依頼をお願いします。



帰国者・接触者相談センター(保健所)に情報提供


                     ↓


PCR検査



陰性の場合: 経過観察、通常の治療・妊婦健診


陽性の場合: トリアージセンター(県)にて入院施設決定



  • 県からの回答です

  • COVID-19感染が強く疑われ、以下の場合は県立広島病院産婦人科に連絡してください。当院での診療の手配をします。

  • 陣痛が発来しており、朝・平日まで待てない症例

  • 呼吸器(肺炎)症状が強い・高熱などで治療が必要と判断される症例

  • CT検査でコロナ肺炎の所見を認める症例


              県立広島病院


 


『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。


 


広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ


 


 

| | コメント (0)

マスク、消毒、空調

今日は、他県の高校に講演に行く予定がキャンセルになったので、ぽっかり時間が空きました。午後は、クリニックの留守電の故障の修理にNTTの方に来ていただきました。

昨日は、空調の修理の打ち合わせにダイキンの方に来ていただきました。屋上の室外機を運ぶのに、クレーン車の手配や道路使用許可などの手続きが行必要で、かなり大がかりになります。天井からの空調ですので、診療に影響が出るかもしれません。

 実は、ここは紙屋町の大規模再開発に市から指定されているそうで、ここが立ち退きになるのかどうか、微妙な所です。立ち退きになるのであれば、大きな工事で空調を改めるのは、もったいないことだと思っていたのですが、診療を続けるのであれば、少しの年月でもこれはちゃんと整えなければならないことと。悩みました。が、結局まだやめる決断ができないので、大金をつぎ込んで空調をすべて新しくすることにしました。フィルターは、ウィルスをも除去するのにしました。高価です。ああ・・。

このところ、やはり患者さんが減っています。来られた方も、あまり外に出られないので、お薬をたくさん下さいと、二か月分、三か月分の処方箋を要求されますので、患者さんの数が減るのはしばらく続くでしょう。さあ、踏ん張りどころです。倒産しないように、頑張りましょう。

クリニックは、エレベーターを降りるともう待合室です。そこにこれを置いています。

今は、多くの方がマスクをしてこられますが、ない方には、患者さんに限り診察のために有料でお分けしています。マスクのない方は診られませんとは言えませんので・・・。でも、私たちのも足りなくなりそうですので、複雑です。

Photo_20200416165901

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (0)

新型コロナの検査について再度

県医師会からFAXが来ました。新型コロナの検査に保険が適応されるようになったけれど、自由に検査ができるわけではありませんと。そして、この図。

 要するに、肺炎を疑う方が患者として来られたら、私たちが検査をすることを決められるわけではありません。私たちは、まず保健所等の相談窓口に連絡をします。相談窓口が必要と認めれば、「帰国者・接触者外来のある医療機関」に患者さんを紹介すると。そこでさらに検査が必要とされれば、そこからまた保健所に連絡が行き、そこから県保健環境センターか市衛生研究所で検査。そして陽性であれば、指定医療機関に入院となります。すなわち、検査に至るまでに五段階を踏まなければなりません。

1_20200318081601

そもそも、患者さんが医療機関にかかる前に「37.5度C以上の発熱が4日以上続く」こととされていて、それが私にはいまださっぱりわからないのです。なぜ4日なのか。その根拠は?インフルエンザのように、あんまり早いと、検査で陰性か出るからというのでもなさそうです。「振るい落とすため?」なのでしょうか。

上の図は、FAXできたものなのでわかりにくいのですが。中国新聞デジタルがきれいにまとめて下さっていたので、それをお借りします。

2_20200318081601

WHOは、3月17日のAFPによると、とにかく検査をするようにと各国に警告を発したと報道されています。

「世界保健機関(WHO)は16日、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の疑いのある患者全員を検査するように各国に呼び掛けた。WHOはまた、中国を除く世界の感染者数と死者数は中国を上回ったと明らかにした。」

私の不満はまだまだたくさんあります。中国と韓国から日本に来た人は、二週間の隔離と決めても、なぜヨーロッパの他の国からはフリーなのでしょう。サッカー協会の会長の感染が報道されていますが、彼は、帰国後も自由に会議に出たりしてしていたと。ある右翼の大物Mさんが総理に会って、中国と韓国をいつまで野放しにしておくのかと言って、即総理がそれを決めたという報道を信じたくなります。

韓国の康京和外相がBBC番組に出演し、大規模な検査が韓国の死亡率を低く抑えられている鍵だと述べました。

1_20200318081501 2_20200318081501 3_20200318081501 4_20200318081501 5_20200318081601

以下、続きます。

「中国当局が1月中旬にウィルスの遺伝子配列を公表してすぐに私たちは検査を承認しました。我が国の保健当局はすばやく研究機関と協議し、その結果を製薬会社と共有し、製薬会社が試薬を調整しました。検査に準備が必要でしたので。現時点で25万人ちかくを検査し・・・今日の時点で26万8000人分です。政府として大事なのはパニックを防ぐことです。政府はこれに冷静に対応して証拠と科学に基づき行動しなければなりません。WHOのパンデミック宣言でウイルスの拡大が不安や嫌悪の拡大に変わる危険があります。外国では韓国人だけでなくアジア人に対して暴言や身体的暴力さえ起きているとたくさん報告を受けています。各国政府にはこうした事件を止める責任があります。こうした行為は協調の精神を妨げますし、ウィルスの問題を世界全体で一緒に乗り越えるには協調の精神が欠かせないからです。」

いまだに検査を受けるまでに高いハードルがある日本の現状を見ると、ため息でしかありません。

 

 

 

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

 

 

 

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

 

 

| | コメント (1)

臨床漢方研究会

昨夜は、「広島臨床漢方研究会」でした。福岡の平田ペインクリニックの平田道彦院長の講義でした。

1_20200214082601

写真は、授業が始まる前です。50人以上の受講者。

 お話は初めから終わりまで、症例の提示でした。何年も痛みに苦しんでいる人が、漢方の内服でアッという間に痛みが治ってしまうという症例を、写真、動画でたくさん見せて頂きました。特に、痛みから解放された患者さんの動画は説得力があります。繊維筋痛症という診断で2年間も痛み続けている人、頑固な頭痛で苦しんでいる人、脊椎間狭窄症で10年もの腰痛で苦しんでいる人、2年間続く子どもの頭痛、男性も女性もなぜか陰部が痛むという例も。

不思議だなあと思うほどですが。先生も言われます。なぜ効くのかはわからないけど。でも、2000年の先人たちの積み重ね、古書による伝え。本当にそうだと思いました。

中でも、舌を出してもらって、その出し方でいろいろと診断できるというのが、とても面白くて。目からうろこでした。

必死でノートを取りました。これからすぐに診療の役に立つこともあります。大いに勉強になりました。私は、特に妊婦さんにはこのような使い方はしてきましたが、先生のように、2.3の漢方を混ぜて使うという方法を身につけたいと思いました。

2_20200214082601

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (0)

今日は当番医

今日は、祭日で世の中の多くがお休みですが。私は当番医で一日中診療です。私にとって、最後の当番医です。

当番医・・何か月かに一回の日曜、祭日の診療が回ってきていました。以前、毎年毎年ゴールデンウィークに当番医が当たって、いい加減にしてほしい、どうして当院だけゴールデンウィークに必ず当たるのですか?とついに文句を言ったことがあります。それからは、ゴールデンウィークだけ別の順番で回すようにになったのですが。昨年もまたゴールデンウィークの三連休の真ん中が当たってしまって、腐っていました。

 そしたら、先日、当番医のアンケートが回ってきました。その中に、「当番医免除の方も増え」という一文がありました。うん?「免除?どんな人が?」と思って、医師会に問うてみました。そしたら、70歳以上の人が免除ですと言われました。ええ?私は72歳なのですが。というと、では、申請をしてくださいといわれ、書類が送られてきました。知らなかったわあ、で、すぐに申請を出しました。が、本日の当番医はもう決まった後でしたので、これはすることにして。

 当番医は、緊急の方にとってはありがたい制度とは思います。そうなのですが「緊急のため」というよりも、「日曜診療」の意味合いが強く、日ごろ病院にはなかなか行けないので、お休みの日に診療しているところに行きましょうということで来られる方が多いのです。それに、日ごろの診療よりも患者さんは少ないので当然収入も少ないし、それに、従業員の日曜の時間外手当はうんと高くなるので、かなりの赤字になります。

さて、今日が最後の当番医。心して診療をしましょう。

一週間前の日曜日、夜用があって友人の家に行きました。お料理上手の友人が、お好み焼きを作ってくれていました。お好み焼きだけでなく、こんなに手の込んだおかずも。

Photo_20200211084801

うどん入りとカリカリのおそば入りと。私は前からうどん派なのですが、かりかりのお蕎麦もほんとうにおいしく頂きました。丁寧にお料理を作る人、素敵です。ありがたく、おいしくいただきました。

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (0)

診療は終わりました。

昨日は、2019年の診療最後の日。午後1時で終了してお食事会。いつものお弁当は、熊野の緑やさんの。甥とその次女とで運んでくれました。ごちそうでした。今年は、いつも以上に豪華だと思いました。

20191_20191229100201 20192_20191229100301

とても食べきれません。半分以上もって帰って、昨日の晩御飯にしました。

仕事はまだ終わりません。レセプトが仕事に加わりました。仕事の合間に作った年賀状320枚、出し終わりました~。今年は結婚以来初めて、河野の実家、大分には帰りません。お墓掃除に帰ろうかといったのですが、夫がいいというので。いつも年末や年始の大渋滞を運転して帰るのがしんどかったし、帰っても、気を遣うことが多くて・・。

今日は、大学時代の友人三人とお昼のランチで忘年会です。

さて、最後の診療、患者さんの話で。50代です。どうしても子どもが欲しい人。養子縁組は、夫が高齢でどこも認められません。私もおそらく裁判所が認めてくれないと思いますのでお断りせざるを得ません。自分で産むしかないので。海外のエッグドナでの妊娠にトライしたいと決意されています。前後のケアのために「先生、やめないでくださいね、先生が現役でいる内に、どうしても妊娠したいので」と強く言われました。わかったよ、頑張るよ、と言いました。お金の工面も大変でしょうが、希望を持っている以上、協力しようと思います。

別の患者様、海外から帰国する度に検診に来られます。お子さんたちも現地の学校に行っていて、バイリンガル児ですね。南半球のその国で、お仕事,何をしていらっしゃるの?と初めて聞きました。

そしたら、なんと、その国でお酒、日本酒を作っているのだと。びっくりです。そもそも、東広島のとても有名なお酒を造っていたのだと。ご夫婦で海外のその国に行き、お連れ合いが杜氏をしていて、その国の人を使ってお酒造りをしているのだと。お米は安いし、お水もとてもよくって、できたお酒は、その国の販売だけでなく、日本にも輸出しているのだそうです。びっくりです。ワインやウイスキーは多くの国で作られているけど、日本酒もだなんて、私はこれまで知りませんでしたよ。(もちろん、こういうことをブログに書くことは承知していただいてていますよ。もちろん、国やお酒の名前を出してもいいのですが、その方が私のクリニックに来られていることが知られると困ることがあったらいけないので)



仕事をしていると大変なことも多いけど、いろんな所でいろいろなことをしている人とこんな会話をするのがとても楽しいです。もう少し仕事は続けましょうかね。

クリニックの青野さんのお花、クリスマス用からお正月用に変身していました。今年もいろいろなお花を楽しませていただきました。ありがとうございました。

11_20191229100301

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。



広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。

広島ブログ

| | コメント (1)

くそったれ!!と思うことも。

新しいパソコンでのブログ書き二日目、今朝頑張って書いたのが、アップ寸前に消えました!!呆然!!もう、情けなくって。気を取り直して思い出しながら書きます。

少々しんどいことがあって。数々の修羅場をくぐって生き抜いてきたこの私でも、たまには落ち込みます。私は、もう年だけれど、これまで積み重ねてきた経験と継続して勉強してきたことは誰にも負けないという自負があります。これから、私のもっているものをどう若い人につないでいくか、それが私の任務であるとも思ってきました。でも、それは無駄のようです。若い人の中には、自分が一番で、平気で他の人を罵倒する人もいるのだと、本当にびっくりしながら気づきました。

もう、昨日は何もする気がしなくって、でもしなければならない診療と大切な会議はタンタンとこなすだけはしましたよ。この痛みは、時間が徐々に癒してくれるでしょう。私は、このくそったれ!!という思いはぐっと飲み込んで、じっと耐えるという、こんな方法で生きてきました。昨日のブログは書く気もしませんでしたが、さすがに今日も書かないと、自分が負けたことになると、力を振り絞って。それに、世の中には、自分は表では何も言わない、それが一番の保身と考える人がいるということもよくわかりましたし。

さて、いろいろなことがあった今年の診療ですが、ここにきて、うーん、とうなる場もいくつか。

子宮筋腫で出血が多いとフラフラになってきた方、顔色が悪く、相当な貧血だろうと急ぎ血液の検査をすると、なんとヘモグロビンが2.6でした。私の47年の医師の経験でも最低の値。これまで3台の人は何人か診たことがありますが。さすがに2台だと・・。男性だったら、もう死んでいますね。すぐに受け入れていただきたいと連絡を取った病院のドクターも、2.6だというと、絶句です。止血剤の点滴を射ながら、救急車をお願いして搬送しました。でもご本人は、仕事が仕事が、どうしても行かないと、と主張します。「行かれません。このまま仕事に行くと、あなたは死にます」と強引に進めました。うーん、女は強い。でも、我慢のし過ぎです。

妊婦さんから電話がかかってきました。「ジェットコースターにのってもいいですか?」と。「どこの?」と聞くと「USJの」だそうです。「振り回されるでしょ?ダメです。おすすめできません。」ときっぱり。相当がっかりしていましたが。あはは、妊婦さんからのジェットコースターにのってもいいかという問い合わせは初めてだと言ったら。スタッフは、ジェットコースターの前には、身長制限と妊婦はダメと書いてありますよ、と言います。ネットで調べてみたら、なんと。ほんと。それどころか「64歳まで」という年齢制限があるものも。びっくりです。これでは、私は孫と一緒にディスニーランドで遊ぶのも制限があるということですね。なんてこった。

ある高校生。三度目のクラミジア感染です。それだけでなく、今回は望まない妊娠も。中絶しなければなりません。いくら防衛のためにコンドームをと言ってもダメで。妊娠を予防しないといけないからとやっとピルを飲み始めても、ひと月でやめてしまって。当たり前のごとくの妊娠で。

こんな生活、もうこれで終わりにしようね。あなたが損でしょうというと、うなづいて、涙がぽろっです。中絶が立ち直りのきっかけになってくれたらいいのですが。

クリニックの青野さんのお花です。今年最後のお花。素敵な色のバラです。

10_20191228081701

今日で、今年の診療はおしまいです。でも、残っている仕事、満載です・・・。

 

『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。

 

広島ブログに参加しています。このバナーをクリックすると、
私のポイントになります。ご協力よろしくお願いします。
広島ブログ

 

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧