子宮頸がん予防ワクチン:キャッチアップ接種

クリニックは、新型コロナワクチンに加えて子宮頸がん予防ワクチンの接種で忙しいです。

今月は(一週間の夏休みがありましたが)それでも9価のシルガード9人、2価4価41人です。41人の内、34人がキャッチアップの方たちです。子宮頸がん予防ワクチンの積極的推奨を控えて来た間に、うたなかった人達の救済手段です。一回が約16000円。それが三回ですので、5万円弱が無料ぜひこのかんに打ってほしいと思います。

広島市のホームページから転載しますね。


子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種を実施しています


 


 本市では、厚生労働省からの通知に基づき、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的な接種勧奨を控えてきましたが、令和3年11月26日の厚生労働省の検討部会等で最新の知見を踏まえ、改めて子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、積極的勧奨を再開することが決定しました。その後、積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う(キャッチアップ接種)こととなり、予防接種法施行令の一部が改正され、令和4年4月1日に施行されました。


1 対象者


  平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性


    (当該ワクチン3回の接種が完了していない方)


  ※対象者の方へお知らせと国が作成したリーフレットを令和4年7月中旬に送付します。


2 対象期間


  令和7年3月31日まで


  (標準的な接種間隔の場合、全3回の接種完了までに約6か月の期間がかかります。)

又、大切なことなのですが。高校一年生を過ぎて自費でワクチンをうった方への費用の返済も行われています。それも、転載しますね。



7 自費で接種した方に対する費用助成制度


  接種勧奨を差し控えていた間に定期接種の機会を逃し、対象年齢(高校1年相当の年齢)を過ぎて当該ワクチンを自費で接種した方に対する接種費用の助成を行います。


 ⑴ 対象者


   平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性のうち、定期接種の上限年齢(高校1年相当の年齢)を過ぎて当該ワクチンを自費で接種した方(令和4年4月1日時点で広島市に住民登録があった方に限ります。)


 ⑵ 申請可能期間


   令和4年7月1日~令和7年3月31日まで


 ⑶ 請求方法


   各区保健センターに備え付けの申請様式(本市ホームページでもダウンロード可)を使用し、母子健康手帳や予防接種済証等、接種歴が確認できるもののコピー及び領収書等を添付して各区保健センターに提出


 ⑷ 助成額


   自費で支払った金額と本市が定めた基準額を比較し低い方の金額


この返済があまり知られていないようなので。バカにならない金額ですので、該当する方はぜひ手続きをされます様に。当方でうったけれど、接種証明を紛失したという方は、当方でコピーお渡ししますので、どうぞ。

久しぶりに紺ちゃんのまぜそば。期間限定の最終日にギリギリ間に合って。たっぷりのカイワレ、ミョウガなどの野菜の下には、煮込んだミンチと細麺が。やっぱり最高においしい。ごちそう様でした。

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日本産科婦人科学会学術講演会「旧優生保護法」

昨夜は学会の申し込みが大変で、ずっとホテルで奮闘していました。それは、コロナの感染症対策や参加費のカードでの支払いなども含めてなのですが。事前にやっておけばいいものを、何でも切羽詰まらないとやらないものだから。でも、何とかやっておいたので、今朝助かりました。

 福岡国際会議場他三つの大きな会場を使っての学会でしたが、私はずっと国際会議場で朝から夕までしっかりぎっちり勉強しましたよ。

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会場から見える景色

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どの部屋も広い広い。講演が始まると写真は撮れないので、その前に。

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8時半から10時まで「産婦人科最近感染症の新たな展開」・梅毒の現状と治療方針・淋菌の薬剤耐性・Mycoplasma genitaliumによる女性生      殖器感染症・グラム陰性桿菌の薬剤耐性(膀胱炎など)

10時半から11時半まで「不妊治療に係る保険適用について」

11時45分から12時45分まで「卵巣がんに対するBevacizumab:画像に基づく安全投与Medicineにおける位置づけ」

13時から14時まで「知っておきたい予防接種の最新情報」(子宮頸がんワクチンについてでした。)

14時から16時半まで加藤聖子会長特別企画のシンポジウム「旧優生保護法を考える」
 基調講演「旧優生保護法の歴史と倫理的課題」松原洋子(立命館大学科学史・生命倫理)
 1.「不妊手術について、もう一度考えてみる機会に」小西郁夫(京都医療センター)
   2.「旧優生保護法と精神医学・医療の関係」-日本精神神経学会の調査研究から見えてきたこと―岡崎伸郎(仙台医療センター 精神科)
   3.「旧優生保護法について」平岩敬一(関内法律事務所  弁護士)

一番聞きたかった最後のシンポジウムでは、過去のこと思いだたりしながら、胸が痛くなりました。

このシンポの最後には、宣言が採択されました。

その内しっかり全文が公開されるでしょう。一生懸命書き写したでのすが、部分は次のようなことでした。

「医学生および研修医・会員に対して生命倫理・医療倫理の観点から旧優生保護法・母体保護法についての教育を推進します。」
「学会内での生命倫理・医療倫理や人権にかかわる分野について議論を続け、学会内での議論や決定を広く社会に開示して、問題意識を共有す   ることに努めます。」

この文の前に、セクシュアル・リクロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)が基本的人権であるという文もありました。

私はすごく感動しました。性教育はまさに人権なのですが、それが医学会できちんと宣言の中に取り入れられていることに。

会場からは、「あまりに遅い」とか、旧優生保護法を推進してきたことについてどう考えるかなどと、外部の方からの批判もありました。「優生」をどう考えるのか、本人の希望でなく「不妊手術」をしてきたことへの反省は?これらが聴けただけでも、無理をしてでもこの学会に来たかいがありました。

たしかにあまりに遅いけれど、これをきちんと取り上げた、学会長、九大の教授である加藤聖子先生に拍手しました。


 


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「ゲノム医療~卵巣癌を中心に~」

先週木曜日夜には、「産婦人科におけるゲノム医療の展開~卵巣癌中心に~」の研修を受けました。演者は岡山大学大学院医歯薬総合研究科病態制御科学専攻腫瘍制御学講座(臨床遺伝子医療学分野)教授の平沢晃先生。肩書長いですね。座長が読み上げる時に何回かかんでいましたよ。そもそもは慶応大学卒の産婦人科医で、今はがんの研究者でいらっしゃいます。

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ゲノムとは遺伝と染色体の組み合わせた言葉で、遺伝子の集合体であるDNAのすべての遺伝情報のことです。先進医療としてのゲノム医療とは。

現在がんの約1割は遺伝性とされています。婦人科で言うと、卵巣癌は15~20%が遺伝性であると。
がん患者の腫瘍部および正常部のゲノム情報を用いて、治療の最適化、予後予測、発生予防(未発症も対象となります)を行うこと。これは本人のメリットとともに、血縁者のがんの予防にもつながります。

 特に婦人科では、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群:HBOC」が今、注目されています。社会的にはアメリカのアンジェリーナ・ジョリーの手術で一気に関心が広がりました。HBOCを発症する遺伝子はBRCA遺伝子と呼ばれ、BRCA1とBRCA2があります。この遺伝子を持っている人の約70%が80歳までに乳がんにかかり、20%弱が卵巣がんにかかるとされています。このほか卵管がん、腹膜がん、すい臓がん、男性の乳がん、前立腺がんなどの罹患率が高くなります。この遺伝子は、50%の確率で子どもに遺伝します。今日本人は400人に一人がこの遺伝子を持っているそうです。ユダヤ人は40人に一人の確率だそうです。

今では卵巣がんにかかった場合、BRCA遺伝子の検査が保険収載されました。さらに、BRCA遺伝子を持っていることが分かった場合、予防的な乳房切除(リスク低減乳房切除術)や卵巣切除(リスク低減卵管卵巣切除術)も保険収載されています。

親戚や一人のお嬢さんが乳がんと卵巣がんで亡くなって、検査をするとお母さんと、もう一人のお嬢さんもBRCA遺伝子が陽性で、悩まれた上お母様は手術を受け、お嬢さんは、検診を密に受けながらお子さんを産み、その時点でそろそろ手術を受ける決心をされたという事例もお話下さいました。卵巣がんを発症するのは若くて、35歳過ぎから警戒したほうが良いとのことでした。もしその遺伝子を持っていることが分かると、それはそれは大変に悩まれる所でしょう。

しかし、発症予防ということを考えて、卵巣がんにかかった方がBRCA遺伝子を持っているかどうかの検査をお勧めすることを積極的に考えた方がよいということでした。

 この頃、婦人科では、ホルモン療法やOC、LEP製剤や貧血の研修が多くて食傷気味でしたが、今回のはがんの話で、久々に硬派の話を聴いたように思いました。

しかし、会場は西区のサンプラザで、帰りのタクシーを頼んでいたのに、行列が出来ていて、ちょっと中に入っているうちに、誰も並んでいる人はいなくタクシーもいなくて、えらい目に遭いました。会場の人に聞くと、ここはタクシーが通らないところで、アルパークの入口まで行けばと言われて暑い中歩いて行ったのですが、そこにも全くタクシーはおらず、又歩いて会場まで帰るという、汗びっしょりで全くえらい目に遭いました。この会場は車で自分で行くなど、気を付けたほうがよさそうです。


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広島県女性医師の会

昨日は、午前中、広島県女性医師の会学術講演会と総会でした。私はもううんと前にこの会に参加していましたが、本当に長い間ご無沙汰しておりました。先日機関誌に特別養子縁組に関しての記事を書かせて頂いた、その関係もあって参加させて戴きました。

講演は、広島大学総合内科・総合診療科教授の伊藤公訓先生。タイトルとても興味深い「コロナとピロリ」です。これはきかなければと思いました。



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広島大学は、コロナのベッドが28床、重症患者さんと中等症の患者さん用です。その半分が妊婦さんだと。妊婦がコロナにかかると免疫力が低下しているので、重症になってしまう、赤ちゃんにも大変だから、ワクチンをうちましょうというのに、なかなかうたない人が多いのですね。こうしてコロナ病床の方からのお話を聞くと、やはり妊婦さんにはお勧めしなければと思います。それから、移植を受けた方は、免疫を抑制していますので、やはり重症となりやすいそうです。血液疾患の方で退院までに5か月間かかった方もおありだそうです。


その重症、中等ということですが。肺炎になっているか否かだそうです。どれだれけ40°Cが続いていても、肺炎にならなければ、軽症だとのこと。この頃コロナにかかったという人の来院が増えていますが、それらの患者さんの中には、高い熱が続いて、呼吸が苦しいし、とってもしんどかったと。それでも、あんなにしんどくても軽症なんですかという方があります。その基準は肺炎は否かなのですね。

それから、やはりワクチンの効果は明らかであると。それでもうたない若い人が多いというのを聞くと、嘆きたくなります。今後コロナに立ち向かうには、とくに若い人のワクチン接種率上げることがカギだとも。

後遺症についても。疲れる、息が苦しい、咳が続く等が続く方については、後遺症外来を設置している所が吉島病院を初めてして何か所がありますのでそこを受診して頂きたいとのことでした。

それから、ピロリについて。胃がんの99%は、ピロリ菌が原因であると。それなら、ピロリやっつければ胃がんも克服できるということです。ちなみに肝炎ウィルスが肝がんを作る率は50~70%であると。現在、ピロリには900万人が感染していて、毎年4万人以上の人が胃がんで亡くなっているのです。

私ごとですが、夫は31歳で胃がんで胃を全摘しました。私は、30年前にピロリが陽性で除菌をしました。胃潰瘍がすぐにできて、痛くて痛くてたまらなかったのが、ぴたりと収まりました。

胃がんを克服するために佐賀県が2016年から中学3年生にピロリの検査を始めたと。今は次のような地方が中・高校生にピロリの検査をしているそうです。先生のスライドからです。

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広島県はとても冷たいと。だから、

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これは、佐賀県のシステム。私がネットで探しました。尿検査で出来るであれば、個人にはそんなに負担もかからないのですが、後は経費の問題でしょうね。

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というようなことを知ることができて、勉強になりました。会に参加してよかったです。いろいろな女医さんたちに本当に久しぶりにお会い出来て、それもうれしいことでした。

役員の方々に感謝申し上げます。


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公務災害

 あまりお金、収入のことをいうのは、下品と思われるのではないかと後ろめたくて遠慮していたのですが。でも、やっぱりおかしいと思うので。ここで吐き出させて頂きます。相手が個人ではなく、国なので。

 国立のある組織で事故がありました。ケガをした方が当院に連れられてこ来られました。組織の付き添いもありますしたし、その前電話があり「〇〇さんが受診しますがこれは公務災害ですので個人からは診察費を徴収しないで下さい。」と。即、了解しました。一般の健康保険を使わないことは、例えば交通事故で保険会社から連絡がありますし、労災の場合は勤務先から連絡があります。性暴力の被害者の公費負担の場合も。後で、書類が送られて来て、それにより支払いが行われます。性暴力の場合は受診する時には、即請求書を持ってこられて、その場で書きます。今回もそうだと思って。

 その方は三回当院に来られました。診断書も他院への紹介状も書きました。それらも含めて全くお金は頂いていません。そのうち連絡があるだろうと思って待ちました。

 その事故があったのは三月。今五月。全くその件については何の連絡もありません。うんもすんもありません。本来なら、事務手続きとしてその月の末に〆て翌日の10日までに請求をします。


 なんの連絡もないのですが、と、当院の事務が言ってきたので、当方からその組織に電話をしました。あちこち電話が回った挙句担当の方にたどり着いて。上記のことなどをお話しました。いつ、お支払いがあるのでしょうかと。そしたら、


「公務災害であると認定されて、支払いの手続きをします。」とのことでした。当方には、最初に「公務だから」お金を徴収しないようにといわれたのですが、そうではないようです。「どこが認定するのですか?」と尋ねました。ある組織の名を言われました。そこが公務ではないとしたらどうなるのですか?そしたら本人に支払って頂きます。だそうです。

「で、その公務の認定というのはいつされるのですか?」「それは分かりません。」」「わからないのだったら、こちらはずっと待つしかないのですか?一体どれくらいのものなのでしょうか」

 そしたら、何と「そうですねえ半年くらいは・・」だそうです。「えっ、半年もお支払いのないまま当方は待つのですね。」「それなら仕方がないことですが、待てと言われるのなら、待ちますが。それならそういうことを一言でもこちらに伝えるべきではないのですか?何にも言わないままほったらかしで。」


本当にお役所仕事というか、お上の言うことすることには庶民は従えよ、という臭いがぷんぷんです。


私達は、小さな開業医です。数百円というお金を寄せ集めて、月々の経営が成り立っています。お金をとるなと言っておいて、二か月後に問い合わせをしたら、そのうち払って上げますよ。それまでおとなしく待ちなさい、と言われてしまいましたね。


 それなら、少々のことではびくともしない公的な大きな病院に行けばいいでしょ。もちろん、私のクリニックはそこが払ったくれなかったからと言って、即倒産する物ではありません。でも、そういう無視する態度が本当にいや。当方にもプライドがあります。

そこで、私は、その「公務災害であるということを認定するという組織」に電話をしました。そしたら、公務災害の認定をしてほしいという書類がまだ出ていないのだそうです。「書類が出ていないものを認定することはできません。」それはそうでしょう。であれば、災害のあった所の問題ですね。いつもそうなのですか、そんなに遅いものなのですか。

 例えばものを買っておいて、それが必要なものであると上の組織が認定してから支払いしますと。いつまでも支払いのないままに放っておくという、そういうことですね。そんなのは社会的には通用しませんよ。


そちらが決してうちの問題でなく、その書類を出さない所の問題であると当方に言われても、そちらはその組織を指導する立場にあるのだから。うちの問題ではないあっちの問題であると言われても、当方にとっては知ったこっちゃないのですよ。どっちの問題であってもそれは社会的に見て、お宅も、お宅の下にあるその組織も、おかしな所であると思いますよ。まあどっちの問題であっても、当方は黙って待てということなのですね。


 再度言いますが、金額の問題ではなく、小さな民間が放っておかれて文句はいうなという、そういう国家が本当に嫌い。念のために。私はお支払いができないという個人の方には決して文句は言いません。最初に言ったように、相手が国だから腹を立てているのです。わかって下さいね。


電話で話した、そのやり取りを思い出すと、腹が立ってて治まりません。気を取り直すために美しいお花を。青野さんのお花です。緑と黄色だけのお花も美しいです。

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リモートによる研修

忘れてたのではありませんが、言いそびれたので。母の日のプレゼント、息子一家から。

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この前東京に行った時、タイ料理のレストランで、「土鍋で炊いたカオマンガイ」が、とっても美味で、私が大感激だったので。そのカオマンガイを炊飯器で作るセットです。こんなのがあるとは知りませんでした。鶏の胸肉で作ります。いつか、作って思いっきり食べましょう。それと、お香。とってもいい香りです。何よりうれしいのが、家族みんなで書いた手紙です。何度も読み返しています。又いつ会えるかわからないけれど、一緒に旅行に行けるといいなあ、その日が来るのを楽しみにしましょう。ありがたいことでした。娘からはいつもありがとうのラインだけですが、それで十分です。元気に忙しくしているだけで、うれしいのです。

今日は診療後リモートによる研修を受けました。一つ目は子宮頸がんワクチン接種後の症状について、小児科のでドクターから。今では、様々な症状が、ワクチンによるものではないと分かっていても、現に患者さんが苦しんでいるのであれば、ちゃんと対応しなければ、ということがよく分かりました。

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それと子宮内膜症の最新の治療について。知識を整理して、臨床にどう生かすのか、そのためにいい勉強をしました。

今日、無事に子宮体がんの手術を終えた方が、報告に来て下さいました。早くに治療できたので、手術だけで済んだからと。放射線療法も抗がん剤もしなくて済んだと。よかったです。こんな報告はとてもうれしいです。

 患者さんのお役に立てるよう、勉強は続けなければ、ですね。


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子宮頸がん予防ワクチンをうちそびれた方へのキャッチアップのお知らせです。

子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨が全国的に再び始まります。やっとやっとです。

 昨日のブログに講演のスライドを載せました。その中に子宮頸がん予防ワクチンについても二枚載せています。2013年4月からやっと定期接種となって無料で接種できていたのに、アッという間、その年の6月に積極的勧奨が中止となりました。その結果70%を超えた接種率が1%未満となってしまいました。今や、世界の中で日本はこの点については孤立しています。アフリカの国々もどんどん接種され、ルワンダなんてほぼ100%の接種率です。その結果多くの国々で「子宮頸がんは我が国では克服した。これからはごくまれにみる珍しい病気になるであろう」という宣言が次々となされています。

 私がずっとぶれずに接種を続けてきたのは、世界を見て来たからです。世界中でどのように接種されどんな成果上げているか、次々と発表される論文を読んできたこと、WHOの「世界中でもっとも安全なワクチン」との発表もありました。同時に日本において誰によってこのワクチンの反対運動がなされてきたかを初期からずっと見続けてきたことによります。そのうち、名古屋スタディなど、子宮頸がん予防ワクチンの副反応とされたものが、実は思春期特有の症状であるとの証明がなされてきました。

今月は、高校一年生の方たちの駆け込みもあって、40人を超える人の接種をしました。一般の診療もしながら、新型コロナのワクチン接種もあって、昨日の土曜日などはなかなか大変でした。

 この積極的勧奨については一段落ですので、もう私も肩の荷を下ろしたような気分ですが。

 今日お伝えするのは、「キャッチアップ」についてです。要するにこの間、積極的勧奨をしなかったために接種する機会を失い、すでに無料の機関を過ぎてしまった16歳を超えた人たちに対しての救済についてです。国が救済を決めたことで、この4月1日から、キャッチアップが始まります。

 そもそもは、一本の電話から始まります。18才の女性の母親から電話が入りました。18才の方にワクチンを接種したいと。中保健所に電話をしたら、4月1日から無料で受けられるので、医療機関に予約をしなさいと言われたと。医療機関に接種券も送ってあるからと言われたのだそうです。

「ええーっ!私たちは何にも聞いていないし、通達も来ていないし。接種券も来ていません。議論はされているのは知っているけれど、いつからどうやって、どの人に打つのか、何にも知らないのですが。」と答えました。でも、その方は保健所の保健師さんがそう言ったと。保健師さんの名前も言われたので、私からその保健師さんに電話をしました。そしたら、その保健師さんは間違いないと言われます。でも、私は何も聞いていません。接種券も来ていません。それなのに、そんなことを市民の方に言われては困りますと言いました。そしたら、市の担当の人に連絡します。その人から私に連絡してもらいますということでした。しばらくして市の担当の方から電話が入りました。まず、

「先生方にまだ連絡も言っていない内に、市民の方にそのよう伝えて申し訳ありませんでした。」

 と謝罪されました。もうすぐ医師会から通知が行きますと。詳しく聞きました。その結果をここに箇条書きしますね。これについては国の方針がまだしっかりしていない所があって、それなのに開始時期だけ強引に決めたものだから、現場が本当に大変だということがよく分かりました。そもそも積極的勧奨を控え、WHOや世界産科婦人科学会などから早く再開するようにと度々日本に対しての勧告があったのに、無視し続けてきた責任が誰にあるのかということです・・。その間、どれだけの若い女性の子宮がなくなり、命さえも亡くなり続けたことか。

以下、子宮頸がん予防ワクチンを打ちそびれた方たちの救済接種です。無料で接種できます。

1. 平成9年(1997年)4月2日から平成18年(2006年)4月1日までに生まれた方で子宮頸がん予防ワクチンを打っていない方、または3回接種の途中でストップした方、残りの回数、無料で接種できます。
2. 接種期間:令和4年(2022年)4月1日から令和7年(2025年)3月31日までの3年間。
3. 各医療機関で。あらかじめ電話で予約をして下さい。接種券は、とりあえず、いま接種している人(小6から高1まで)用のを使います。ただし、救済接種の人には保護者の同意のサインは要らなくって、本人の同意のみでいいそうです。
4. 該当する方への個別の案内は、6月か7月になるそうです。ただし、案内が来ていない内でも、接種できます。

それから、キャッチアップ接種に該当する方で、これまでに有料で接種した方は、お金の返金があるはずです。これについてはもう少し発表までに時間がかかりそうです。領収証や接種の証明などを取って置いてくださいね。

4月1日だと、もうあまり時間がないので、とりあえず、今得た情報アップします。それから、これは広島市の担当の方からの情報ですが、広島県もホームページに同様のアップがあります。ただし、各自治体に問い合わせて下さいということですので、具体的な(例えば接種券のことなど)ことについては問い合わせてくださいね。

以上、お知らせでした。

昨日雨の中の出勤途中の平和公園です。だいぶ桜が咲いてきました。三分咲きという所でしょうか。右上に傘が写り込んでしまいました。トリミングすると寂しくなるのでこのままアップします。失礼しました。


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また、花の俳句を作って下さいました。

患者さんである俳句の先生が、またお花の俳句を作って来て下さいました。

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これはヒヤシンスが満開になった時にいらっしていたのだと思います。

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チューリップを読みたかったけれど、長すぎるので、名草にしたと。ベランダのチューリップがぐんぐん大きくなって今三つつぼみを点けました。ワクワクします。

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そして、偶然ですが、この俳句を持って来て下さった時に、青野さんのお花、ミモザが素敵に豪華に飾ってありました。

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国際女性デーにミモザの花についてここにも書きましたが、私を読まれてちをょっと恥ずかしいけれど、うれしくもありました。

ありがとうございます。ますますベランダのお花を大切に育てようと意欲がわいています。もう少し暖かくなったら、最低温度が12度にならないとだめなのですが、そうしたら温室から、冬を何とか生き抜いて来たハイビスカスを出します。この他にも温室では根っこだけになっていたアジサイが、どんどん葉を出しています。これも楽しみです。がんばりましょう。


 


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性同一性障害の方の性別を変更した戸籍について

性同一性障害の方の性別が無事変わっての話です。どなたもそうなのですが、性が変わるまでに長い厳しい道のりがあります。診断を受け、治療、それも確定診断を受けた後からホルモン治療、そして手術。それには高額なお金もかかります。希望する性で生活をしているという証拠も必要です。そして家庭裁判所に申請を出し、決定をしてもらって、やっと望む性に変わります。

ある人の場合。家庭ではこれまで二人姉妹で、二女でした。その性が変わったので戸籍は二男となりました。長男ではありません。戸籍の男・女のところが変わるだけです。だから、その方のお家は、長女と二男の姉弟ということになります。長男はいません。

「長男になりたかった」とつぶやきましたが、そう法で決められているのでどうにもなりません。仕方がないね、と言わざる得ませんでした。

 家の中に長男、二男、長女、といて、長男が女性になったら、長女、二男、長女となります。だから、一家の中に長女が二人、長男がいないのに二男だけとなります。
 長男、二男、長女がいて、二男が女性になると、長男、二女、長女となって、長女よりも二女の方が年上となります。

戸籍謄本は性が変わった時点でその人単独の戸籍が出来ます。筆頭者が本人の単独の戸籍です。だから、本人の戸籍は特におかしいことはないのですが。元の家族がおかしなことになると、そういうことですね。

まだまだ性同一性障害の性の変更については、変なことがあるものだと気づきます。

でも、一番の問題は、やはり性別を変更するには、手術で精巣や卵巣を取って、子どもを作ることが出来なくなるということが条件であると、そうしないと自分の本来の、望む性にはなれない、これが何より人権侵害であると、そう思います。

先日、久しぶりに「らあめん紺屋」に行きました。いつも「混ぜそば」ばかり食べていたのですが、今回は季節限定の「紺屋レッド」。唐辛子が辛いけど甘くて、細麺がよくスープに絡んで、とてもおいしく戴きました。

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新型コロナワクチン追加接種・特に妊婦さんについて

新型コロナワクチンの追加接種、当院でも着々、粛々と進めております。広島市は、2月9日から、三回目のワクチンはどなたでも二回目接種から6か月たったら受けられるようになりました。しかし、医療従事者や65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人、障がい者以外の方は前倒しの場合は集団接種会場のみで受けられます。8か月以降なら個別の医療機関でも接種できます。これらの説明が分かりにくくて、良くわかっておられません。当院に接種の予約の電話をかけて来られる方に説明するのが一苦労です。

問題は、以前も書いたように、妊婦さんの場合です。妊婦さんとその配偶者の方たちも「前倒し」6か月で受けようとすると、あくまでも集団接種会場で、だそうです。8か月たつと、個別で受けられます。私としては、早く打ってあげたいのですが、そう決められている以上、どうにもなりません。ただし、一回目二回目をまだうっていない方は、できるだけ早くに一回目二回目の接種の予約を入れられます。妊娠していることを基礎疾患を持つ人と同じように考えてもらえればいいのですが・・。妊娠で免疫が下がっているのですから。こんな一覧も市は上げているのですが。

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 ところで、妊婦さんにワクチンうつことに、いまだにいろいろと変なことが言われたりしているのを耳にします。私は医者ですからあくまでも科学的なエビデンスに基づいて物事を考えます。なんにもデータを示さずに不安をもたらすようなことは言ってはいけないと思っています。コメントに「自分の子ども、あるいは孫が妊娠していても、ワクチンうつように言えますか?身内に言えないことをどうしていうのですか?」などと、かってに決めつけて言ってくる人がいます。私は私の子どもや孫が妊娠していると、「できるだけ早くワクチン打ちなさい」と言いますよ。それが科学に基づいていることだからです。

もう何度もいろいろなデータが示されていますが、昨日、いつも論文を提示して下さる宮坂昌之先生が、またフェイスブックに新しい情報を上げて下さっています。

https://www.facebook.com/masayuki.miyasaka.9

フェイスブックをされない方もおありですから、ここに転載させていただきます。


2月10日号のJAMA Pediatricsに母親が妊娠中にワクチン接種を受けた時の新生児への影響を調べた論文が出ました(1枚目の図)。


 イスラエルで、在胎中にワクチン接種を受けた約1万6千人の新生児を調べたところ、早産率、低出生体重児率、奇形率、入院率、死亡率のいずれも、在胎中に接種を受けなかった新生児との間で有意差はありませんでした。2枚目の図は、これまでのデータをまとめたものです。


 以上、妊娠中の新型コロナワクチン接種は、妊婦にも新生児にも悪影響を及ぼさず、妊婦、新生児を新型コロナ感染から守ります。

 「ワクチンが卵巣に溜まるとどうなるかわかりますよね」などと思わせぶりかつとんでもないことを言って怖がらせているウイルス学者の方、エビデンスに基づいた発言をお願いします。

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