大分です。ヘロヘロです。

 昨日連絡があり、今日一家族に会ってきました。今日は午後に大分に帰る予定にしていたので、午前中に。私のお世話で特別養子縁組で家族になった三人です。アンデルセンでモーニングを食べましょうと言ったのですが、アンデルセンのモーニングは、土日祝日だけですって。今日は平日でした。それぞれの料理にしてパンは食べ放題でした。

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子どもの成長は早いものです。この前会った時は、まだおむつの赤ちゃんでした。ご両親はいろいろと苦労しながらも、子育てを楽しんでいらっしゃるし、本人ものびのび。ママとパパが大好き。このまますくすく育ちますように。四人で記念撮影。

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あっという間で、さようならでした。ご連絡ありがとうございました。今度はいつ会えるかな?

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 そして、午後2時15分出発で大分へ。本当に大変でした。出る時は雨も上がって調子良かったのに、山口に入ってからスコールのように激しい雨。それに、中国道が、災害の復旧の工事で11キロの渋滞と。これはたまらん。で、宇部の方に迂回をしたのです。そしたら、そっちに回ってくる車も多いし、そのうえ、下関で大きな事故があったとかで、こっちも大大渋滞。雨と雷も激しいし。トイレに行きたくても・・。のろのろ行ってたら、ユメタウンがありました。天の助け!!でそこに入って、トイレへ。次いでにどうせ渋滞なので、そこで晩ご飯。カレーを食べました。

 結局到着したのは、午後10時10分。一回の休憩も入れて、8時間。運転しっばなしで、ああ、くたびれた。それにまたまた右足が・・。学会の準備をしこたま持って来ました。明日からできるかな?無理かも・・。


 


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広島大学産科婦人科学教室山口建教授祝賀会

 昨日土曜日の夜は、広島大学産科婦人科学教室の新しい教授、山口建先生が赴任されたので、その祝賀会がありました。同門会の内輪の歓迎会です。6月1日に赴任され、7月1日から外来診療も始まりました。京都大学から来られた、若いドクターです。

 会は、私は出席者の中で二番目の長老なので、真ん中の一番前の教授と同じテーブルでした。花束は医局長から。今、医局長も病棟医長も女性です。

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教授のあいさつ。広島大学でやりたいこと、ビジョンをお話下さいました。臨床、研究、教育、社会活動、それぞれに。京都大学では、腫瘍特に卵巣癌の研究をなさり、その後、がん患者さんの闘病生活について、単に病気を治すだけでなく、いかに患者さんに寄り添って、幸せに生きていただくか、という研究をなさったようです。

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乾ぱーい。

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何よりうれしかったのは、教室員の皆さんが、ニコニコと笑顔いっぱいでそれぞれの役目に走り回っている事でした。それに、みんなが新教授と話したくって、行列です。

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一人ひとりに丁寧に対応されるので、先生が食事をなさる暇がありません。時間が空くと、「先生、急いで召し上がってください」というと、「ハイ、でも、食べるより、お話するほうが大切です。」ですって。それに、「うれしいです」って。同門会がこんなに盛り上がるのは、これまでなかったと、若いドクターが言います。ほんとうに私はうれしかったです。若い人たちが希望をもって、大学での生活を送ってほしいとつくづく思います。そのリーダーとして、十分に立派なお方と思いました。

各テーブルごとに記念撮影。教授を立たせての撮影ですみません。でも、この中では教授が一番お若いです。

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今、ご家族を京都に残しての一人暮らしで、毎日曜日に料理の作り置きをされているのだそうです。料理をする時にはなにも考えなくっていいので、と。きっといろいろと大変で頭を抱えられることがおありでしょう。どうぞご自愛くださって、若い人たちのリーダーとしてのご活躍をお祈りします。


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医師会ブロック会、楽しい会でした。

今日の出勤途中の平和公園。桜は満開。夜は雷と共に雨が降ったので、これで桜も終わりでしょう。

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夜は、広島市医師会のブロック会でした。なんと、コロナで会は開かれず、5年ぶりの会でした。だから、たくさんの人が集まるかと思ったのに、とても少なくて、残念。それから、多くのクリニックが、代替わりをしていて、新しく開業された方も含めて、わからない方が何人も。

会場は、リーガの32階。本当に久しぶりの景色。真っ暗なのだけれど、スマホでも結構明るく写ります。

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トリミングして真ん中にお城。ここも桜がきれいでライティングしているそうなのだけれど、上からではわかりませんね。お城も、後ろの基町高校と重なってちょっと見栄えが残念。

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皆さんのスピーチは、それぞれ面白い。勉強にもなります。

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ある内科の先生。みんなそうなのだけれど、コロナが本当に怖いし、しんどかったと。患者さんも来なかったし。そのドクターの患者さんは、コロナで入院したのが4人、ICUに入ったのが1人。でも、死亡が出なかったのが、本当に良かったと。自分もかかるのではないかと、こわかったけれど、これまでかからなくってすんでいると。ワクチンは8回打ったと。(わたしも8回打っています。)これから毎年秋にうつようになるだろうと。まだまだコロナはあなどってはいけない。昨年は全国で1万5千人がコロナで亡くなっていると。ある先生は、二回コロナにかかって、本当に大変だったと。

 それから、今の話題、中居君の話も出ました。そんなこともあるだろうよ、あそこまでやらんといかんのか、という話には、「レイプはだめです。」と強く言っておきました。

お料理は、うーん、リーガってこうだったっけ?というような、でも、あとで考えれば、きっと安い値段でお願いしたのかもと思いました。。今は物価高騰だから、それなりのお値段でないとですものね。最後の二つだけお料理をアップしておきますね。

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 五年ぶりに皆さんにお会いできて、ほんとうにうれしかったし楽しかったです。この回は、伝統的にやさしい人ばかりの楽しい会ですので余計に。他科のドクターたちと親しくお話できる時って、そんなにありませんものね。幹事の先生、ありがとうございました。これからも、大過なく続けられますように。

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AIDS文化フォーラムin京都②

すみません。AIDS文化フォーラムin京都での「薬害エイズの和解から学ぶ感染症との向き合い方」を聴いていて、いろいろと思い出してしまって、それはきちんと書いておかなければならないことなのですが、すみません。お話しの中に、沢山の亡くなった方たちの事が出てきて。まとまりがつかなくなってしまっています。

 ごめんなさい。メモリアルキルト・ジャパンのキルトの会場では、何人もの方たちがテディベアを作っていらっしゃいました。その中の最新作をプレゼントして下さいました。ありがとうございます。クリニックに斎藤さんのお母様の絵と共に飾らせていただきます。


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会では、根岸先生の資料が配られました。

「病気を誤解しないための要点」
HIV感染症などの性感染症は誤解を生みやすい病気です。誤解しないようにするには、病気の三つの側面についてのご自分の知識を整理しておくことが大切です。
1.医学的・科学的知識を整理する。
2.医療でできることを整理する
3.社会的イメージ・受け止め方を整理する。

この整理をするための資料として、HIV感染症をめぐるさまざまな出来事を整理した年表を作りました。参考にしてください。と。

ものすごい年表です。ありがとうございます。

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HIV人権情報センターだとか、ライアンホワイト君をめぐる差別、そして、死なども含めての暖かい講演でしたが、何分にも時間がなくって、残念でした。三人で一時間という時間設定がそもそも無理な事だったと思います。

斎藤洋さんのお話しも。今まで、私は斎藤さんがアメリカに行った時に、膨大なキルトを人々が囲んで泣いたり話をしたりしているのを見て・・。そして日本に帰って、メモリアルキルトジャパンを作ったと。乱暴に言えば、その様な私の認識でしたが、それを詳しく話をされて、改めて、これは斎藤さん自身が持っている感性と暖かさがあって、こうなるのは必然であったと思いました。根岸先生がお勤めなさっていた都立駒込病院で初めて亡くなった薬害エイズの患者さんとその妻の方、そのお二人を偲んで、でも、名前は出せないので、イニシャルだけのホワイトキルト。これは駒込病院の看護師の方たちが作られたものです。石田吉明さん、赤瀬範保さん、屋敷恭一さん、後で平田豊さんなどなどのお名前も話の中に出てきました。


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 これらの方たちとの私の思い出にも胸がふさがりそうになりました。広島でのキルト展の後、キルトをもって平和公園を歩いて、その後で資料館の下でキルトを囲んでみんなで話した時。「なんか、人を信じられそうな気がする」との言葉を聞いて、高田先生が涙ぐんだりしたこと。

 広島エイズダイアルでやった様々な研修、全国一斉の電話相談、そして、独自で保健所の匿名検査の調査をしたこと、その発表会が爆笑の数々で、県の役人の方が「大恥をかいた」と汗びっしょりになっていたこと。広島のソープランドで一斉にコンドームを使うように働きかけたこと。ソープランド組合の組合長に会いに行ったこと。市が講演会を開いてくれたこと。講師に私が行ったら、広島市の職員の方が私にこちらに座って下さいと、ソープの人たちの席に案内されたので始まるまでその席に座っていたことまで思い出しました。

会が終わっての閉会式です。ピンクのコンドーム君は、名古屋から来られたそうです。

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開場では、金沢の今井さんにもお会いして、統一教会の話で盛り上がりました。

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会の後で、根岸先生のお泊りのホテルの一階の居酒屋で、食事をしてさらに話が弾みました。


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京都の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。また、どこでお会いできれば、うれしいです・・。

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三浦寿秀画展

ここの所なんか個展・作品展のオンパレードで、心の癒しというか、充実した日々です。

まず、三浦寿秀画展について。昨日、木曜日の午後横川の「かもめのばあばあ」に。三浦氏は在室で。お客さんと船本さんとお話ししている、そのお客さんを見て、あれっ?ガタロさん!!まさか、ここで出会えるとは。以前、四国五郎さんとガタロさんの個展の時に牡蠣の燻製をもって行きましたと自己紹介をしたのですが、私をご存じの様で。その後もガタロさんの作品と語りの袋町人街プラザにお伺いしたりしたのですが、個人的にお話しできるのは初めてで。なんか緊張したら、三浦氏も緊張したのですって。怒られるかも、で、逃げようかと思ったって。そんな、怒るように方ではありません。三浦さんとガタロさんの話しているのを聞いていたら、やっぱり絵描きさん同士。いろいろと描くことについて話が弾んでいました。「この紙はどうした紙?」とか、和紙一つ調達するのも大変なことなのだとわかります。三人並んで船本さんが撮って下さいました。

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三浦さんの前に並んでいるのは、三浦氏が描いた「手ぬぐい」でした。布は、このように使うということを説明した上で、確か静岡(愛知・三河だったらごめんなさい)から送ってもらったそうで、やはり三浦さんらしいこだわりです。広げてみました。このぐるぐる、よく書いたねえ。

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これは、私のお買い上げ。

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肝心の三浦さんの絵。しっかり撮り忘れて。でも、今回の作品展の圧巻は。竹内浩三の日記を丁寧に書き写して、そこにお坊様が。

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夢中で日記を読みました。こうして本当に才能もあり、夢もあった若い青年たちが、兵隊に連れていかれ命を落とす、それでも、軍隊の中で日常生活を制限されながらも生き生きと生きている様子に胸がふさがれるようでした。

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私は実は、この後、四国五郎さんの作品展をしているカフェに行くのだと、個展のはしごをするんよ、と言っていたら、びっくり。そのカフェのご夫妻が現れたのです。佐々木さんご夫妻。こんな偶然ってある?それも、私、今から行きますと言ったら、「今日は休みです」ですって。それも、以前うんと昔、ご縁があった方でした。それもびっくりでした。しかも、その個展は明日までと。わあ、困ったなあ。明日は仕事だし。

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で、では明日のお昼に行って、そのカフェでランチをしようと決心しました。絶対、四国さんの作品を観たいし。

その「明日」は今日でした。今日のお昼に行きました。そして、夜は三浦さんと、京都から斎藤道子さんの絵を持って来て下さったポコさん、もちろん最大の目的は三浦さんの画展にいくことだったのですが、三人で食事をしました。ものすごくいろいろな話がはずんで。そんな話をまたします。

あすと明後日は、性暴力救援センター全国連絡会全国研修会です。明日は、午後はそちらに参加しますので、午後は四方先生に診療をお願いしました。よろしくお願いします。夜は懇親会、私はその後で二次会のセットをしました。

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斎藤道子さん水彩画遺作展in風工房

HIVメモリアルキルトの1990年からの仲間である斎藤洋さん。つかず、離れず、何年かに一回お会いするか否かの中で、いつの間にか何回かお母さまの絵も拝見しておりました。妹さんのヴァイオリン演奏、いつかコンサートに行きたいと思いながら・・。何年か前、京都の北の方の古民家風の美山古民家美術館で行われた、斎藤さんとお友だちのバスケタリー作家の作品展と妹さんのヴァイオリン演奏の会、その日、私は福井の中学校での講演があって、帰りに何とか行けるのではないかと、必死でJRだのバスだのあれこれ試みても、どうしても間に合わなくって、行けなくて、どれだけ残念だったことか。でも、いつかきっとと思っているうちに、亡くなったお母さまの絵をお家に置いて、季節ごとに入れ替えて多くの方に観てもらっていたという、その妹さんまでお具合が悪くなって、そして、お亡くなりになるとは、愕然としました。もう二度と牧子さんの演奏を生で聴くことはできないと。あの時になんとしてでも行けなかったのだろうかと、激しく後悔しました。

その妹さん、牧子さんの教会での演奏をお母さまの絵と共に洋さんがYouTubeに上げて下さっています。

https://www.youtube.com/watch?v=hZg4gO_ET8Y

お母さま、斎藤道子さんの水彩画の遺作展に、何としても一番に行こうと、前夜から京都に泊まって、思いを果たすことができました。昨年亡くなった陶芸をしていた私の兄の遺児、兄が亡くなった後に何十年ぶりかに会い、以来4回目に会う姪っ子と一緒です。彼女が小さいうちに兄が離婚したためになかなか会えなくなっていましたが、今になって、その隙間を埋めるようにいろいろとお話をしています。彼女も今回の遺作展に一緒に行ってくれてどれだけうれしかったか。

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妹さんのヴァイオリンが流れる中、お母さまの沢山の絵に埋もれるようにして、鑑賞させていただきました。

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斎藤さんが姪になんか説明して下さっています。

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お母さまが愛でられていたのでしょう、小さな人形たち。

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フェイスブック仲間のNaoko Makitaさんとご一緒できて感激。

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多くの方が素敵だと思われたでしょう作品を、皆さんに申し訳ないことなのですが、二つも買わせていただきました。クリニックに飾ります。すれ違いでお会いできなかったポコさんが、広島に持って来て下さると。それまでに飾る場を作っておきます。ありがとうございます。作品が届いたら、ここにアップさせていただきますね。

斎藤洋さん、ここまでのご準備、大変な事でしたでしょう。私も兄の遺作展をしたので、ちょっとはわかります。まだまだ続きますね。どうぞお疲れになりませんように。本当に素敵な時と作品をありがとうございました。作品をクリニックに飾ったら、写真をアップしますね。

 

 

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市民劇場・音楽劇「母さん」

昨日の市民劇場は、俳優座劇場プロデュースの音楽劇「母さん」でした。

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ピアノとバイオリンの生演奏のサトウハチローの物語でした。私は、ラッキーな事に今回は前から3列目。それも音楽を演奏する方のすぐそば。ピアノを弾きながら歌う新垣雄さんの笑顔や悲しい顔等の表情等がしっかり見えました。いわゆるミュージカルと異なって、懐かしい歌は独唱だったり合唱だったりで、ピアノとバイオリンの伴奏で歌われます。

 サトーハチローは、詩人ですが、沢山の歌の作詞家でもあります。フォーク・クルセターズの悲しくてやりきれないもサトウハチロー作詞だなんて。リンゴの歌、小さい秋見つけた、モズが枯れ木で等知ってる懐かしい歌だらけ。でも、本当にびっくりしたのは「長崎の鐘」でした。私は、これまで永井隆氏の作詞だとばかり思っていました。長崎の被爆と妻や人々の死を克明につづった随筆は、永井隆氏作ですが、この歌の作詞がサトウハチロー氏だなんて。歌はさんざん歌ってきたけれど・・。

 演劇のストーリーは、自分の意志をはっきり伝えることができない、不器用な二人の男。サトウハチロー氏とその父佐藤紅禄氏。二人とも、女性を次々に替えて行きます。そのために、自分は母親と早くに引き離され、父に反発、それと同じことを自分の息子にも強います。二人とも、自分の父親に向かって激しい怒り「なぜ自分を母親から引き離したんだよう」とぶつけます。

 母親讃歌は、終わりの頃には少し鼻についたというか、もう満腹という感じになってしまいましたが、歌も含めて、十分に見る価値のある演劇だと思いました。演出をもう少しすっきりさせたほうが、余韻に残るだろうと思いました。

 そして、歌のことも知りたいし、私は今回の演劇のパンフレットを買って帰ろうと思ったのに、売っていませんでした。作られなかったのしょうか‥。残念。

 ちょっと余分に。私は、広島の市民劇場の会員ですが、仕事の関係で、安佐南の上演を観ることも多くて。今回も木曜のお昼のこの日がちょうど都合がよくってそうさせてもらいました。で、この区民文化センターの食堂が、好きなのです。この前はぜんざいを食べて、これがとてもおいしくて、でも、他の人が鍋焼きうどんを食べてらっしたのが目について、さて、今日はどっちを食べましょうかと悩みながら行ったのですが、何のことはない、ぜんざいは冬季限定で、もうなくなっていました。で、鍋焼きうどん。カツオの出汁が良く効いて、とても美味でした。

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そして、まだあります。帰り、アストラムラインに乗ろうとすると、元気そうな若い男性が何人も。大き目のリュック等の荷物をもって。良く見ると、あれえ?さっきの演劇の出演者!!ではないの?わっ、ピアノの人も。そして、私が載った車両ととなりの車両とに分かれても乗られたのですよ。わあ、これはこれは。話しかけたいけれど、全力で演じられてお疲れの所だから、失礼なことをしてはいけないと。私は、こんな時にちょっと人見知りすることもあるのです。黙って座っていました。向かいにも隣にも俳優さんたち。ドキドキです。で、戴いた市民劇場の文を読んでいたら、一人の方がすっと隣に来られて、「どうでしたか?」と話かけられたのです。気の利いた事の一つも話せればよかったのですが。もう、ドキドキで。「とってもよかったですよ。」くらいしか言えなくって、今となると、永井隆氏の事や、演出の事など、今の時代の女性の役割、男の人が母親を慕うのは、過剰になると嫌がられる時代だから、などと話をすればよかったのに。ああ、残念。でも、お話ができたこと、すごくラッキーでした・・。

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ステップ21の新年会と遺作展の終了でした。

今日は、兄の遺作展2の最終日でした。日曜日、外では男子駅伝という中、来られる方は少しだろうと予測はしていましたが、ずいぶん来て頂いてありがたいことでした。

 私は、途中ちょっと抜けて、ステップ21の新年会に行きました。会場は駅伝の通り道、関係者や観客の人々が集まる中、自転車で。コロナの影響で、新年会が開かれるのは4年ぶりだそうです。

ステップ21は全国に展開される体操教室。早志百合子先生が理事長のNPOです。私は、まだ新参者ですが、何十年と長い間続けていらっしゃる私より年上の方たちも沢山です。会場では、高校時代からの友人の国本さんと一緒のテーブルでありがたいことでした。

初めのあいさつの早志先生。もう、今年の夏には米寿を迎えられます。背中がまっすぐでハイヒール姿もりりしくて。司会は早志先生のお嬢様の山田文子先生。私たちの教室の先生でもあります。

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皆勤賞の方たちの表彰。すごい。私なんぞはお休みがいっぱいなのですが。先生からお祝いの一輪挿しが贈られました。

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初めてこの会に参加するのは三人。私もその一人で、なにか自己紹介をと言われて。「長い間、先生二人と生徒一人でしたが、今は生徒4人になりました」と言って、皆さん笑って拍手して下さいました。

そして、早志先生の米寿のお祝いの花束贈呈。文子先生のお嬢さんでやはり私たちの教室の先生である山田佐世子先生から。

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早志先生には、いろいろと厳しい病気を克服されながら、明るく前向きで、みんなに元気をくださっています。被爆の語り部としても活躍されていて、本当に尊敬いたします。ますますお元気で、私たちを導いて下さいますように。

私は、急いでまた遺作展に戻って、来られたお客様といろいとお話したりでした。皆さま、本当にお世話になりました。

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遺作展も終わったので(後片付けがありますが)これから特別養子縁組のお世話にまい進です。

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メモリアルキルト展、京都にて。

 昨日、今日の京都・滋賀の二日間から帰りました。昨日、京都でメモリアル・キルト展、後で懐かしい方たちと食事。今日は朝早く起きて、午前中に草津に移動し養護教諭の皆さんに講演、スタッフの皆さんとお昼のお弁当を頂いて、午後2時から「8.6ヒロシマ平和の夕べ」のスタッフ会議をズームで。移動する時間はないので、講演の会場の会議室を一部屋借りて頂いてそこで一人、パソコンに向き合あって会議をしました。

 メモリアル・キルト展、1990年に斎藤さんに出会って、そこからのご縁です。当時のNHKのディレクター、池田恵理子さんとお会いすることにしていて・・。池田さんが当時のHIVの根岸先生や高田先生や、宇野信子さんとか、そうそうたる方たちととご一緒されていて、結局そこに私も呼ばれて行った・・のですね。当時、私は高田先生に謝罪しなければならないことがあって、緊張して、覚悟を決めて行ったのです。そこにいたのが、斎藤さん。僕はこういうものですと。アメリカでメモリアルキルト展を見て、感動して、それを日本にも持ってきたいと。ついては、広島にも、と。その受け入れと同時にボランティアグルーブを作ろうと、中国新聞の山内さんたちと「広島エイズダイアル」を作ったのです。全国を回ったメモリアルキルト。アフリカやアメリカから。素敵な若い女性や、赤ちゃんやゲイのおしゃれな男性たち。皆さんエイズで亡くなった方たちでした。日本で初めてのご夫婦のホワイトキルト。東京から根岸先生が見ていらっしたお二人をしのんで看護師さんたちが作られたものでした。

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 また、書家で感染していることを公表していた赤瀬さんが妻といつしょに来られて、ご自分の血を抜いて、赤の墨汁と混ぜ「愛」という字を書かれました。みんな、危ないから触るな、と言って。愛の字にドライヤーをかけてウィルスをやっつけて・・。これは、その時のではなく、お家で書かれものだそうです。

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 広島で、キルト展を大盛況でやった後、みんなでキルトの一部をもって平和公園を歩き、原爆資料館の下でキルトを囲んでお話し合いをしました。その時、感染している一人が「なんだか人を信じられそうな気がする」と言って、みんな涙ぐんだものです。

 そんな思い出が一気に押し寄せてきました。

 京都駅まで華頂女子高等学校の寺尾由美先生が迎えに来て下さって助かりました。

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寺尾先生は、30年間、生徒たちとテディベアを作り続け、それを売った収入はHIVに感染した方たちの生活を応援する基金として使われています。これは、寺尾先生が23歳の時に初めて生徒たちみんながテディベアを作り、みんなで作ったキルトだそう。

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 私は、今年はじぇじぇじぇのテディベアを購入しました。絵葉書やバッチ、頂いた本やパンフといっしょに。

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話は尽きません。この後場所を移して晩御飯を。そこはまたびっくりするような所でした。明日に続きます。

 

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「日韓親善協会忘年の夕べ」でした。

 11日月曜日は日韓親善協会忘年の夕べでした。6時からなので、診療を終えると大急ぎで走りました。遅刻ですが、仕方ありません。乾杯の寸前でした。私は、乾杯が済んで韓国料理を取ってきてから、はじめの席から李先生や小林さんたちの席に移りました。そこは、李先生を初めとして、ボランティアで韓国料理を作って下さった方たちの席ですが、一つだけ余分に席を作ってくださっていました。おかげでいろいろと話ができて、楽しく過ごすことができました。忘年の夕べは、リーガの料理と、韓国料理と両方が頂けます。留学生たちが大喜びで韓国料理に並びます。私も。


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私が取って来た料理。

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舞台では、華やかな韓国舞踊。

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そして、大抽選会。

何と、私が一番目のあたり!!びっくりしました。シクラメンの鉢を頂きました。ベランダが花がなくなって寂しかったので、ちょうどよかったです。後のあたりは、ラジオやクオカードや商品券やホテルの宿泊券も。留学生たちが沢山当たって大喜びです。抽選をする総領事。いつまでもお若いです。

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今年も楽しい会をありがとうございました。私は、帰ってもう一仕事でした。

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