下関です。

おはようございます。下関にいます。ホテルの部屋から関門海峡と大橋が見えます。このホテルの周りは、桜の樹が一杯。春はさぞかし美しいことでしょう。ここには大きなお風呂があって、関門大橋を見ながら、朝風呂にゆっくりつかりました。

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昨夜は土曜日なの大橋がでライトアップされていました。

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強風です。粉雪がちらついています。積もっていなくてよかったです。

昨夜は、新幹線こだまで来ました。車中ずっと本を読んでいました。この頃、性被害の方の本ばかり読んでいます。今回はすこし珍しく、ひどい被害に遭った被害者と、捜査官との往復書簡です。また、改めてお話しますね。

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古い本ですが、今と同じ。ということは、日本の性暴力については、全く進歩していないということも分かります。もう少し経ってシリーズで性暴力について書きたいと思います。

今日は10時から、下関で男女共同参画についてお話します。そろそろ会場に行きますので、また。

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福山市の講演に来て頂いた方へ。

昨日は、福山での講演でした。沢山の方に来ていただいて、本当にありがとうございました。会場は超満員。補助いすも足りないほどでした。

福山市がこれまでも自殺対策に熱心に取り組まれていることが分かります。昨日配られたチラシなどです。

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私の講演もそれなりに理解されたのではないかと思います。

ただ、残念なのは、私から送った配布資料が、終わりの11枚分印刷されていませんでした。最後のまとめの部分など、とても大切な所です。それが、講演後に分かりました。福山市の担当の方がその対策としてホームページに資料をアップされるということでした。ですが、配布資料のプリントされなかった11枚だけでなく、すべてがアップされてしまいました。配布資料は、あくまでも私の話の補完としてあるもので、講演での話を聞いていない人にもスライドだけすべて公開されるのには抵抗があります。ので、削除をお願いしました。

講演に来られた方、私のこのブログのコメント欄にご自分のアドレスを寄せて下さいませ。私から、そのプリントされなかった11枚のデータをお送りします。カミングアウトを受けた時などのぜひ見て頂きたい所です。宜しくお願いします。

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福山で難しい講演です。

今日は、福山での講演です。タイトルが難しい。

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悩み悩み頑張って講演の筋立てを考え、スライドを作りました。


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そして、この度は、新しいスライドに挑戦しました。映画のエンディングみたいに、字がゆっくりずっと上に上がって行って消えて行くの。それにオルゴールの音楽を付けました。親に虐待されている人への、やっぱりひどい虐待をされて育ち、それでもカウンセリングを受けて見事に立ち直った人からのメッセージです。最後には「大切なのは今日死なないことです」と入ります。


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それに、オバマさんのメッセージを動画で流したり、私の患者さんからの手紙を読み上げたり、変化をつけて講演します。

先ほど、予行演習をしてみました。後は時間内にチャンと納められるかということです。

今日は、福山の養護教諭の方たちの講習会があって、先生たちは来られないのだそうです。残念だけど。来ていただくのは、行政の方たちかな?頑張って話します・・・。

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講演の資料できました。

これから、講演が続きます。これらの資料作り、昨日すべて終えました。配布資料も作って送って、やれやれです。

明日の診療後は高知に行きます。性教協四国ブロックでの講演です。車で行こうかと思っていましたが、どうもこの寒波で四国山脈越えが心配なので、列車にしようと思います。でも、新幹線で岡山へ、そこから特急で高知へというと、結構時間がかかって到着が深夜になりそうです。

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1月28日、日曜日、四国の皆さんとお会いするのが楽しみです。

その後の木曜日、2月1日は、福山での若者の自殺防止対策の講演です。この資料作りには、苦労しました。でも、バッチリ準備ができましたよ。

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この講演のために新しくパワポでスクロールで文章を流す方法をマスターしました。親からの性的虐待で苦しんだ人の文を音楽付きで流そうと思います。

そして、その後の日曜日、2月4日は下関に行きます。男女共同参画下関の方々の研修です。朝10時からなので、前夜から下関入りです。

その週の木曜日8日は市内の高校での講演、11.12日は私的な用事で神戸へ。15日は東大阪の中学で講演。その後もまだまだ続きます。頑張りましょう。

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若者の自殺をどう防ぐか。

少し早いのですが、先着順で受け付けだそうですので、この場で広報させていただたきます。


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「自殺と犯罪者だけは出さない」。私は、しんどい若者たちに出会う時に、これを私の最低限のスタンスとしてきました。

具体的には、産婦人科ですので、子捨て・子殺しなどの犯罪者、そして追い詰められての自殺。これらを何とか防ぎたいと。

でも、これはすべてうまくいっているわけではありません。痛恨の事態で今も胸が痛いことが何人かあります。

初診からしばらくたって、お母様が訪ねてこられて、彼女の持ち物の整理をしていて、ここの診察券があったので、どういうことだったのかうかがいたいと。別の方で、妹さんが訪ねてこられたこともありました。いずれも自殺した後だと。ああ、もっと何か別の対応の仕方があったのではないかと痛恨の極み、それがずっとずっと痛みとして続きます。

診察室では、リストカットを何度も繰り返す少女も少なくありません。手を見せて、と、差し出された手首の傷をなでながら、「まあまあ、こんなにいっぱい。痛いじゃろう」と言いながら目を見つめます。

また、警察から電話があって、患者さんを逮捕したと。これは何度もあります。警察所や拘置所に面会に行くなどしたこともあります。

9人の若者たちが殺されたという事件。「死にたい」とサイトに投稿したことが、命を狙われることになったと言われます。

「死にたい」という人は、「死にたいと思うほどつらい」ということなのだと思います。

ギリギリの命で生きている彼女たち、せめてSOSを発信している人達にどう向き合うか。十分な回答はできないかもしれませんが。何らかの参考にしていただけるような、そんなお話をしたいと思います。

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NPOえんじょいんと主催の講演会

昨日は、診療後、漢方のセミナーでした。漢方の授業、三千円出して受けます。とてもおもしろいのですが、でも、緊張します。この症例は何を使いますか?と当てられるのですよ。当てられて答えなければなりません。

いつも、申し込んでいては、行く時には、分からなかったらどうしようとドキドキして、憂鬱になります。

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昨日の講義は九州大学の貝沼先生。めまいや自律神経失調症、更年期と密接に関係のあるテーマでした。まあ、医師を続けている限り、こうして一生勉強するのも努めの内です。

今日は、夜は不妊症の治療についての講義を受けに行きます。これは聞くだけですので、気楽に行けます。とても優れた先生の最新のお話を聞けますので、楽しみに行ってきます。

さて、日曜日の午後は自分の講演でした。主催はNPOえんじょいんと。私に繋いでくださったのは、車いすダンスくらぶの方でした。どんな会なのかと、興味深かったのですが、開始時間が近づいてくると、車いすの人や脳性マヒの方等障がい者の方たちが多いので、あれ?と思いました。

司会をなさるのは車いすの原田明さん、代表のあいさつ、会長さんは得本令子さんです。

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私、知らなかったのです。障がいのある方たちの居場所づくりを主に目指して活動しているグループだと。NPOの定款には次のように書かれています。

『 この法人は、広く市民の方に対して、主として重度重複障害者の地域生活を支援し、その質を高めるための事業を行い、市民、行政、企業との連携の中で、障害者やその家族をも含めた地域住民が、人間としての尊厳を守り、その人らしく生きることのできる、人に優しい福祉の街づくりに寄与することを目的とする。』


そして、活動の一つには、重度の障がい者のための訪問介護施設も運営していらっしゃると。ここにその情報があります。

http://www.wam.go.jp/shofukupub/ApplicationServlet?ACTIONTYPE=ViewJigyoshaInfoAction&JIGYOCODE=3410111292&SERVICECODE=
12&BUNJONO=000000&TOWNCODE=34000


障がいのある人もない人も共に、障がいのある人たちのための活動を行う、素晴らしいと感動しましたよ。

後、スタッフの方たちと懇親会。楽しく笑いながら食事をしました。私の講演は、障がいのある人にもない人にも共に聞いて頂きました。これまで聞いたことがなかったようなことだったとみなさんおっしゃいました。女性の体のリズムや、更年期、さらにパートナーとの関係作りなど、結構楽しく話をしましたので。

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全部終わって記念撮影です。ホテルの階段での撮影は、美しく写りました。

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おかげ様で楽しく有意義なひと時を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。


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3月5日の講演の準備です。

  昨日は居残りして、明日5日の講演の準備をしました。スライドを作り、それを配布資料用に印刷し、他の資料をコピーし、お見せするもの、漢方や貼り薬なども袋に詰め・・・準備万端整いました。

先日もお知らせしたのですが、「えんじょいんと」での講演です。(クリックすると大きくなります)

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スライドのはじめはこんなの。

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熟年からの体の変化やがんの事、そして、何より人間関係、会話の大切さなどを面白く盛り込んだつもりです。大人の性教育ですね。

先日も、ある男性と話をしていました。妻に怒られたお話を聞きました。一生懸命妻が作られた料理を黙って食べていたと。そしたら、「おいしい?」と聞かれたと。で、「良く分からん」と答えたのだと。そしたら、それから一週間とても不機嫌で、どうして不機嫌なのか分からなかったと。その「わからん」が原因だったなんて、と。

まさにそこのところのお話をしようと思っていたのです。

これからどちらかが亡くなるまでに一緒に生きて行くのであれば、楽しく明るく生きた方がいい。憂鬱な気分で共に過ごすのは、しんどいですね。まして、どちらかがどちらかの介護をしなければならなくなったら。平均寿命から言うと、男性を女性が介護することが多いのですが。手厚く介護してもらいたいのなら、今の内から「いい関係」を作っておかなけば、です。

もし、一人で生きて行こうと思っているのなら、密かに準備を!?

すでに定員はオーバーしているようですが、でも、少しなら入れるはずですので、どうぞ、いらっして下さいませ。皆様にお会いするのを楽しみにしています。

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安来に行って来ました。

安来に行って来ました。

安来で思春期保健関係者研修会を無事終えて来ました。

会場に行く途中、タクシーの中から見えた大山です。富士山のようにどっしりと見えました。大山を見ただけで、力が湧いてきましたよ。

いろいろとお話したいのですが、パソコンが動かなくなってしまいました。焦っています。これはアイパッドでの投稿です。私のアイパッドでの投稿は、写真は一枚だけしか載せられません。

何とかしなければ。何とかしてまたブログを書きたいと思います。いつのことになるでしょうか・・・。

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小児外科のお話②

九州大学小児外科の田口教授の講演の続きです。

新生児外科の成績の向上は、次の三つによってもたらされていると言われました。

・手術手技・材料の進歩
     愛護的手技
     ルーペ、モノフィラメント吸収糸
    Vessel sealing device

・出生前診断を含めた早期診断
     産科医、新生児科医の認識の変化
     重症化する前に治療

・周産期/新生児管理の進歩
     呼吸、循環、栄養管理
     手術のタイミング

ルーペやヘッドランプを身に着けて、細い糸、工夫された道具を使ってのものすごい手術も見せて頂きました。

お尻に赤ちゃんの体ほどもある巨大な仙骨奇形腫という腫瘍ができ、お母さんの子宮の中でその腫瘍が破裂してしまい、ヘモグロビン3.6g/dlという、ひん死の状態で生まれた赤ちゃん、手術によりその破裂してしまった腫瘍を取り除き、その5か月後の赤ちゃんのきれいなお尻を見せて頂きました。

多くの赤ちゃんが肺炎を起こして亡くなってしまう食道閉鎖症。その手術の工夫により、今では死亡率0%であると。

さらに、うなったのは、手術により長期生存できるようになった子の問題にまで、工夫は続きます。それが感動なのですね。術者が手術しやすいように、ではなく、その子の傷が将来目立たなくなるように。

傷が分からなくなる、腹腔鏡手術、胸腔鏡手術、膀胱鏡手術等だけでなく、皮膚を切開することの工夫。

これがすごい!のです。

腋の下の皺に沿った切開での食道閉鎖手術、おへその皺に沿った切開での十二指腸閉鎖手術、肛門の皺に沿った腸閉鎖の手術も。これらの子どもには、まったく傷がなくなります。

産科医が超音波等で胎児の異常を見つけた時、どのような疾患で胎児MRIを撮るべきか、どのタイミングで出生させるべきなのか、いろいろと示唆にとんだお話もありました。

頸に大きな腫瘍ができていて、肺が押されて小さくなって、出生直後から呼吸困難が予想されている子の場合、帝王切開で頭だけを出し、そこで赤ちゃんの口から気管内に挿管し、人工呼吸をしながら、娩出する等。体が子宮内にある限り、へその緒から胎児の循環は保たれていますので。

写真だけでなく、動画をふんだんに使って教えて頂きました。

まだまだ先生の研究、臨床も進歩していて、すごいなあと思ったのは、成長して抜けた乳歯の幹細胞には、優れた細胞増殖能・多分化能があり、それから肝細胞の塊を作り、さらに3Dプリンターを使って肝臓を作ること等、実際先生の研究室で行われていることも。そこから、乳歯バンクの発想も出てきます。

まだまだお話ししたいことは沢山ありますが。すべての産科医は田口先生の話を聞くべきだと思いました。

結局は、田口教授の赤ちゃんや子どもに対しての深い愛情を見させて頂いたことが、何よりの感動でありました。私自身、妊婦さんの妊婦健診に心して向き合おうと思った次第です。

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小児外科のお話①

昨夜は、広島市臨床産婦人科医会研修会でした。

講師は、九州大学大学院医学研究院小児外科分野の田口智章教授。「新生児外科における出生前診断の役割と産科医の連携」でした。

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これが、素晴らしい講演で、まさに息もつかず一気に話して頂き、一気に聞きほれました。

小児外科学会ができて、今年で56年。この50年の進歩は目覚ましいものがあります。

・主に胆道閉鎖症の生体肝移植の進歩

・小児がんの治療の進歩

・新生児外科の進歩

などのお話。生体肝移植なんて、ついこの間第一例が行われたと大変なニュースだったのに、もう九州大学小児肝移植は96例も行われていると。父親か母親の肝臓の20%を移植します。それに応じて、胆道閉鎖の移植なしの手術では2年生存率が2/3だったのが、現在では92%になっていると。

 今年7月に行われた胆道閉鎖症・小児肝移植親子の会で沢山の親子が集まっている集合写真を見た時には、感動で胸一杯になりました。

さらに、小児がん。大きな肝がん(肝芽種)も、抗がん剤で縮小させてから手術をすることで、5年生存率が41%だったのが、89%になっていると。具体的な患者さんで、がんの様子、化学療法でどう縮小したか、そして手術の様子等を見せて頂き、これも感動でした。小児固形腫瘍は

・術前化学療法により切除可能に
・切除できれば長期生存可能

小児外科の進歩

1964年を100として2013年は、出生数は60%。しかし、小児外科の症例は566.9%と増加しています。

それに、新生児外科疾患死亡率も目覚ましく減少しています。消化管穿孔、食堂閉鎖、臍帯ヘルニア、横隔膜ヘルニア、腸閉鎖、鎖肛、など全例の死亡率は6.6%。重症心奇形、多発奇形、致死的染色体異常以外は生存可能となっていると。

そこで、私たち産科医が出生前に胎児の異常や病気を見つけることが出来るかが大きな課題となって問われているということになります。

もう少し、感動的なお話をさせて下さいね。

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