安芸高田、吉田で子宮頸がんの話をしました。

昨日の日曜日安芸高田市の吉田にて、親子で学べる性教育のその②「子宮頸がんの現状と予防ワクチン」の話をしてきました。親子さんがいらっして下さって、共に聞いて頂きました。写真は、話し終えて、皆さんが帰られる時です。今回も、「性教育トイレットペーパーが一人一個ずつ配られました。どれにしようと迷いながら皆さん持って帰られましたよ。

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今回は、前回できなかった動画も3本見て頂きました。

性教育バッシングの国会での質疑、最近の性教育の現状を追ったドキュメントの中のバッシング派の国会議員の発言、そして、子宮頸がん予防ワクチンが「日本民族を滅亡させるものだ」との、大間違いの発言。もし日本民族を滅亡させるものであるとしたら、日本がこのワクチンを認可したのが、世界の中の100か国目であるのだから、その前に他の国々の方が滅亡するでしょうに。この発言をした人が弁護士さんだというので、皆さんこけていましたが。そんな動画は、リアルにわかって頂くのにとても役に立ちます。

皆さん感想文を書いて下さいました。10歳の子がよく聞いてくれているのに感動です。

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他の10歳の少女です。

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8歳の子が「こうのさんが2じかんもはなしていたのですごかったです。」と書いてくれていました。そして、今後学んでみたいテーマやないようがあれば教えてください。のところに、「わりざん」と書いてあって、最高にかわいかったです。二時間も静かに聴いてくれてありがとうございました。

大人の方たちの感想の一部です。

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ガンを克服した方や、ワクチンを打とうという方や、どうして積極的勧奨をしなくなったのか、疑問だったのですが、お話を聴いて納得しましたという方がおありで、うれしかったです。

司会の方が、初めて健診を受けた時のご自分の体験も話して下さいました。

該当する方、キャッチアップも含めてお知らせが行くと思います。ためらわずにワクチンをうって子宮頸がんを予防されます様に。そして、このような会をコロナで何度も延期になりながら、とうとう実現させた係の方、本当にありがとうございました。

吉田から帰りのことも含めて、もう少し続けますね。

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吉田での講座とひまちゃんに会ったこと

吉田の人権福祉センターに行って来ました。「親子で学べる性教育」。コロナのために予定していた会が延期、延期で結局昨年度中にはできなくって、やっと年度が代わって実現しました。前年に予約していたのは、年度が変わったので、また新たな予約を取ったそうです。前に予約したからとそのまま来られた方たちがおありだったようです。沢山来られて、配布資料を持って行ったのが足らなくって大慌てしました。

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親子さんに話した後、主催者さんから皆さんへのプレゼントとして「性教育トイレットペーパー」が。四種類の中から一人一個ずつ好きなのを選んで持って帰って頂くと。「体の仕組み」「性的同意」「性暴力」「セクシュアリティ」の四種です。親子さんだと二個ですね。

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私も二個戴いて帰りました。

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沢山の方がアンケートを書いてく下さっていました。その中の15歳の方の感想です。点数は100点満点中100点を点けて下さっていました。

「満足した理由があればお書き下さい」では「知りたかったことが分かったから。丁寧な教え方で性についてしっかり理解することができたから」

「今日の講座の中で印象に残ったことは何でしょう?」では「ビデオを見て新しい命が誕生する喜びや、親への感謝の気持ちがあふれました。望まない性交もあるので、その注意法なども知れて良かったです。何かあったら必ず相談電話をかけたり、知人に相談したり一人で抱え込まないようにしようと思ったり、もし自分が相談された場合、しっかりその人の気持ちになり、自分が出来ることをせいいっぱい頑張り、少しでもその人の役に立てるようになりたいと思いました。」

こんな感想、本当にありがとうございます。12歳の人からは「分からない言葉があった」から10点減点という感想もありました。そうね、年代がみんな違うと、どうしてもこういうことが起こってしまいます。5歳から高校生までだから。うーん、難しい。どこに焦点当てようかと悩み続けながらでした・・。

でも、まあまあかな?二週間後には同じ所で、「子宮頸がんの現状と予防ワクチン」について話します。

帰りに、吉田なので、ひまちゃんに会いに行きました。前はよく会っていたのに、ここのところ、特にコロナになってから長い間会っていませんでした。メールをしたのですが、目に留まらなかったようで、留守かもと思いながら行きました。でも、家にいらっしたし、丁度お母さんも来ていらっしゃいました。ひまちゃんは、「会いたかった」と、私の手を取って抱き着いて泣かれました。「もう歩けなくなった」と。電動車いすで家の中の移動だけで、殆ど外には出ないままだと。手も動かなくなったから、パソコンも難しくなったしと。ブログやフェイスブックもあまりアップがなくなっていたので・・。みんなにも会いたいということですので、コロナがすんだら、みんなで会う会をしましょうね、と話しました。一緒に食べようと思ってお菓子を持って行ったのですが、お母様と食べられた方がいいと思っておいて帰りました。

しばらくいて、サヨナラしたのですが。以前は、ひまちゃんの最愛の人、とらきちさんがお具合が悪くなって、何度も家に行っていました。とらきちさんが亡くなったのは、2012年の二月。もう10年経ちました。しばらく活動していたひまちゃんを支える会も、すっかりなにもしなくなって。ひまちゃんが今弱っている姿に接して、泣きながら運転して帰りました。しばらく会わなかったことを後悔しました。昨日は姉のことで、今日はひまちゃんのことで・・。もう少し暖かくなったら、どなたかと一緒にひまちゃんと遊ぶ会をしましょう。ひまちゃんの部屋の中はカープグッズがいっぱいでした。カープがいいかな?

そんな一日でした。

 

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昨日の講演と姉のこと

一昨日は、ブログを読んだからと、コロナワクチンを打ちましょうという方がいらっして本当に助かりました。ありがたいことでした。無駄にしなくて済みました。ここのところ、年度末だからでしょうか。急なキャンセルが相次いでいます。今日も、そして明日も。何とかつなぎつなぎで綱渡りのようですが、それでも、全く一人分も無駄にしていません・・。

今日の出勤途中の平和公園です。昨日の晴天で一気に開いたようです。八分咲きという所でしょうか。これからも毎日ここを通って出勤します。花びらがはらはらと散る中を自転車で通って行くのが好きです。


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 昨日、講演を終えて「帰ったら姉を連れて平和公園の桜を見に行きましょう」と思いながら帰ったのですが、甥の一家が来ていました。そして、そのまま姉を連れて帰って行きました。姉は私たちのマンションの上に姪と住んでいましたが、徘徊がひどくなって、姪一人では対応できなくなりました。姪が仕事でいない間は一人でいるので、その間にいなくなって、何度も探し回りました。姪は勤務をしながら、姉の分も含めて三食の用意やすべての家事をせねばならず、本当に大変でした。もうこの頃は姉は電子レンジやトースターの使い方も分からなくなってしまっています。私は週に二回姉をお風呂に入れていましたが、そんなことくらいでは手伝いになりません。

 急なことでバタバタと決めたようです。ニコニコと車に乗って出発する姉を見ていると、胸が詰まりました。あのしっかり者の姉がどうしてこんなことになってしまったのかと思います。でも、これからしばらくは甥の家族と共に安全に過ごしてくれるでしょう。姉が居ないと寂しくなりました。ちょっと遠くなりましたが、これからも時を見て、姉とどこか一緒に行こうと思います。


昨日の講演は「にんしんSOS広島」主催の講演でした。私の話の前に妊娠SOSの活動報告がありました。皆さんとても頑張って活動しています。今では電話相談もメールによる相談もフル回転です。

宣伝のためにこんな除菌のウェットティシューを配っています。一回千個単位でよくはけるそうです。

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いいことです。誰でもどこかに繋がれば、何とか救われます。誰にも相談できないで孤立している人が怖いのです。昨日の講演のスライドの一枚です。

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明日、妊娠SOSの活動報告をアップさせていただきますね。

その前に。今度の講演のお知らせです。安芸高田市吉田町で二回に渡って講演します。

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ズームでなくリアルにお話できること、嬉しいです。多くの方にお会いできます様に。

 

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明日、明後日の講演

今日のブログを書く前に、緊急のお知らせを。

今日になって、急に明日の新型コロナワクチンのキャンセルが出ました。一昨日も、無断キャンセル、それも夫婦で。ワクチンは一バイアル6人分で、保存がききません。このワクチン(ファイザーの)が足らない時に、二人分も無駄にするわけにいかなくって必死で人を探して、来週予定の方お二人に急遽来て頂いて、無駄にしなくて済みました。そして、明日も又。一人分も無駄にしたくないのですが、どなたか明日打とうか、という方はいらっしゃいませんか?ファイザーです。一回もうっていない方、または二回目を打ちそびれている方、二回目を打って6か月以上経っている方、どうぞご連絡下さいませ。土曜日ですので、2時半が最終の接種受付けです。クリニックにお電話くださいませ。082-242-1505です。よろしくお願いします。


 明日土曜日と明後日の日曜日、続いて講演をします。今までその配布資料を作っていました。出来上がって、ホッとしている所です。blogにも書きたいことがたまっていますが、なかなか時間が取れなくって。この二つの講演がすむと、たまっていることをあれこれ書きたいと思います。土曜日はクローズドの会ですが、日曜日の講演は、まだ席がある様です。もし興味のある方がおありでしたらどうぞ。

先日、オンラインで広島県助産師会主催の似たようなタイトルのお話をしましたが、今回は又お話をバージョンアップして、きっと楽しんでいただける内容で、重ねて聞く方がおありでも、無駄にならないようにお話を作っています。久しぶりにリアル・対面でお話します。楽しみにしています。

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スライドの一部を。

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楽しくお話合いができればと思います。


 


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3月3日の準備をしています。

性教協中国ブロックセミナーが無事終って、今度は3月3日の「思春期世代への健康教育人材育成研修会」です。その準備がまだ出来上がっていません。これは、2018年の8月に全く同じタイトルでお話しています。この時に作っていたパワポを見て、今回は全然違う資料・内容でお話することにしました。聞く方は異なる方かもしれませんが、同じ人もいらっしゃるでしょう。何だ同じ話かと思われるのも気の毒なので。これがなかなか大変です。焦りながら作っています。今回はこんな話をすることにしました。

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思春期の人に指導する立場の人には、なによりもアンテナを高くして、科学的な事実を知り身につけて頂きたいのです。科学は日々進歩しています。その進歩に追いついて頂きたいのです。

今医学の分野で議論されていること、その最新情報もお伝えしたいと思います。
しかし間に合うでしょうか・・。

もう定員いっぱいは過ぎているそうです。でも、せっかくだし、リモートなので会場に入りきれないものでもないので、定員を超えてまだ受け付けるそうです。一応要項というかチラシをアップして置きますね。

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 リモートなので、私は一人でクリニックにこもって二時間お話するのですよ~。出来るでしょうか・・・がんばりましょう。

2月6日にベランダの寒い所に暗くして置いていたヒヤシンスを待合室に入れて、何ともうこんなに花が咲きました。

2月6日

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今日。早いですねえ。ふるさと納税の返礼品のお花です。

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ベランダでは、返礼品のチューリップはもう沢山芽を出しています。それから、簡易温室の中のハイビスカス、そろそろ暖かくなってきたので、外に出そうかなあ、いつがいいのかなあと考えています。温室の中では、根っこだけだったアジサイが、しっかり芽を出して青い葉をつけています。見つけた時はひどくうれしくて。またお花のご報告もしますね。


 


 


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思春期・若年層についての講演二つです。

昨日の続きです。3月3日には、広島県助産師会主催の「広島県思春期世代への健康教育人材育成研修会」がオンラインで開かれます。

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申し込みフォームを転載しますね。こちらからどうぞ。

https://forms.gle/HyPcKJNnM7imvzGh6

3月27日には、「にんしんSOS広島」主催フォーラムが、こちらはリアルの対面で開かれます。


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それぞれにテーマが異なる会ですので、それぞれに丁寧に準備をしています。

実は、この間の3月6日に、県北で講演の予定があったのですが、コロナのまん延防止法が延長になったので、会場が使えなくなってしまって延期になったのがあります。それについてはまた延期した会がはっきりしたら、お知らせしますね。

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北九州産婦人科医会学術講演会に参加しました。

私は今岩国のホテルにいます。明日の午前中、ここで講演することになっています。午前中だし、もしも雪で交通マヒなどがあったらと心配なので、夜の内にここに来ました。途中、山の中で雪が結構降ったりしましたが、無事に着いています。これで安心です。

 昨日、診療後にウェブで講義を聴きました。これです。北九州の学会でのお話を広島にいるままで聞くことができるというのは、本当にコロナのおかげと言っていいでしょうね。

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これの特別講演がとても興味深く楽しく聞くことができましたので、ちょっとそのお話を。演者は九州大学の准教授矢幡秀昭先生です。特にがんの患者さんへの手術のお話です。矢幡先生は、開腹手術から腹腔鏡の手術はしないままにダビンチ、いわゆるロボット手術に取り組まれたのだそうです。

 その上で、一年間の時間を頂いて、何とタイ、バンコクに留学されたのだと。アメリカでもヨーロッパでもなく、タイですよ。どうして?と思ったら、これがものすごい病院でした。シリラート病院。広大な敷地に沢山のビルが建っている全3000症の病院で、そのうちの15階建てのビルが丸ごと産婦人科で計800床。手術室は産婦人科専用で8室。うち2室が腹腔鏡専用なのだと。そこで毎日毎日たくさんの手術が行われているのだと。そこで先生は朝一時間腹腔鏡の練習をして、その後午前午後ずっと手術をして、終わるとまた一時間腹腔鏡の練習をして帰宅と。結局一日で2~3例、週で10~15例、月に40~60例、年間で400例近くの腹腔鏡手術を経験できたそうです。これだけ経験されればそれは力がついて、それは充実した留学生活だったことでしょう。

この話の合間に、「私の朝ごはん」「私の昼ご飯」」「私の晩ご飯」といろいろな食事が出てきて、これがとても安くておいしそうなタイ料理で、さらに屋台や市場の写真など、私の楽しくおいしかったバンコクへの旅を想い出して、胸がキュンキュンしました。

九大に戻られてからの、手術のお話。開腹、腹腔鏡、そしてダビンチと。沢山の手術をされたその成績を示されました。ステージ、手術時間などの他に、大切なのは再発症例の検討ということでした。再発した患者さんの手術のビデオを見てこの手術の何がいけなかったのかの分析もすると。それは素晴らしいことです!!

 そして、おっしゃいました。

「患者さんに低侵襲治療を提案することは重要であるが、再発させては意味がなく、各症例に応じてもっとも適切な治療法を選択することが第一であり、低侵襲治療はその次に考えるべきことである。」

 うわあ、このドクターは信頼できる!!と思いましたね。私もこのように謙虚にならなくては、と心からそう思いました。私はもうこんな手術はするべくもないのですが、患者さんに情報提供できる立場で、いろいろな素晴らしい術者のお話を聴くことは大切なことと、とても勉強になりました。

 明日の私の講演も、謙虚に、そして参加者の皆さんにとって有意義なお話をするように心がけましょう。

 

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30年前の北海道で①

今日は、フェイスブックの友人になって間もない方の記事を転載させていただきます。昔の私についててです。過去のことが続きますが。暮れにアップして戴いていた記事です。北海道の高校の先生です。そもそもは、昨年の12月、他の高校の安藤先生が、広島に修学旅行に来られるとのことでホテルに会いに行きました。安藤先生は、高校の放送部の顧問でいらっして、高校時代演劇部の活動に熱中していた私の興味を多いに引かれていました。そこでコメント書いて、フェイスブックで友達になって頂いていました。短い時間ですが、直接にお会い出来て、お話して、楽しいひと時を過ごしました。その先生へコメントを書いたことで、安藤先生の友達である他の高校の先生が私だと気づかれたそうです。

フェイスブックだと、シェアすれば良いのですが、私のブログを読んでいただく方は、フェイスブックをされない方の方が多いので、こういう手段を取らせていただきます。ご本人にも了解して頂きました。

https://www.facebook.com/mitsuru.oosaga/posts/1770565926476074

2021年の最後の最後に。


今年の投稿を締めくくるにあたって、意外な再会のことを伝えておきたいと思います。Facebook仲間、放送局顧問仲間である、安藤先生の投稿の中に、広島の産婦人科医河野美代子さんのコメントがありました。ひょっとしたら、あの河野美代子先生かと思い失礼ながら、安藤先生の投稿の中でコメントしました。すると、どうでしょう、河野先生でした。

 以下に記す、最後の学級通信の発刊に寄せての中にそのことが書いてあります。二校目に赴任した共和高校(この学校は2018年に閉校してしまいました)での出来事でした。その後の生徒達との関係も含めて彼等には担任としてとってもよいことを残せたと思っています。

 Facebookで友達になり、河野先生のその後のご活躍の様子を散見することが出来て、大変うれしく思います。個人的にはなかなか大変で不本意な年でありましたが、安藤先生との繋がりの中でよもやの河野先生との再会でした。Facebookも色々と問題も多いようですが、先に書いた通信を介した新たな出会いもあったり、僕にとっては大事な窓口です。今年もいよいよ残りわずかとなってきました。午前中に雪かきをして身体もへとへとですが、2022年は皆さんにとって、そして僕にとっては時間講師という形で生徒達との関わりは減りますが、良い年になることをお祈りしています。



 次の赴任先は共和高校でした。農村地帯にある高校なのに生徒達は荒れていました。岩内町から通ってくる不本意入学の生徒達でした。転勤してすぐ学年主任=担任でした。最初は大変でしたが、生徒達とそこそこ仲良くやれるようになりました。

 2学年になってクラスの女子生徒が妊娠しました。ある男子(高校生ではない)との付き合い方が問題でした。このままでは、妊娠するという予兆があって、何度も家庭訪問をして、親にもとくとくと話をしていたにもかかわらず。彼女は学校を辞め、男の子を出産しました。学級のことは上手くやってきたつもりだったのに、何も出来なかった思いがありました。

 そんな時に広尾高校から転勤してきたD先生との出会いがありました。広尾高校も荒れていましたが、学級通信、学年通信などを通して生徒達と一緒に学校作りをしてきた先生でした。広尾高校は野球で甲子園にも出場しました。彼と話をする中で、学級通信の力を感じ、在学中に妊娠し中退するような生徒を二度と出したくない、そんな思いもあり、3年生の担任になったとき、B4版で学級通信を毎日出すことにしました。当時はパソコンはなかったので、ワープロ(といっても君たちには通じないかも、親に聞いてください)で原稿を書き、切り貼りして作りました。裏面には読んで欲しい本をコピーして両面印刷した通信でした。最初に載せた本は、妊娠して学校を去った生徒のことが頭にあって、広島の産婦人科医の河野美代子さんの『さらば、悲しみの性』でした。生徒達は朝のSHRで通信が配れると裏面から熱心に読んでいました。

 そして、一つの奇跡的な出来事がおきました。当時の朝日新聞社には「高校生のための国際セミナー」という企画があり、著名人を高校に呼んで講演するというものでした。もちろん、無料です。それに応募したら、河野さんが講演をしてくれることになりました。僕のクラスの生徒達は驚き、喜び、疑いました。通信に連載されていた本を書いた先生が共和高校に来る。最初は冗談だろと言った生徒もいました。

 講演会の時、彼らは食い入るような目をして熱心に聞き、態度が悪い下級生たちを注意してくれるほどでした。担任の評価も高くなりました。通信の力が発揮されたと思いました。卒業式の日、クラス全員が卒業の喜びで泣きました。その時、一人の生徒の母さんが「『しらんど』(学級通信のタイトル)があったからうちの息子が何とか卒業できました」と話しかけてくれました。僕自身の初めての学級通信。それも毎日。色々なことを考え、悩み、生徒達に投げかけて、二度目の卒業生を送り出すことが出来ました。

 卒業式の後少し経ってから、一通の葉書が来ました。妊娠して学校を退学した生徒からでした。結婚披露宴の招待状でした。嬉しくて涙が出ました。彼女の妊娠が毎日学級通信を出すことにしたきっかけだったからです。披露宴ではかわいい女の子を抱いた素敵なお母さんの姿を見ることが出来ました。

以上引用です。探して見つけて下さった写真もアップしてありました。それも拝借しますね。若い私、今からは考えられないほど細い私も見て下さいませ。

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明日もう一度これについて書かせてくださいませ。

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二つの会のご案内です。

これから次々と講演会が開かれます。そのご案内を。

今月25日、広島の弁護士会館での講演会です。私の患者さんでも、性被害ワンストップセンターでも、いわゆるデジタル性被害に遭った人たちが増えています。それは、都会だから、地方だからという差は全くなくなってきました。ネットの世界は、生活している地域は空間を越え、関係なくしています。

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先日、こんな本を読みました。

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今、若者たちが「教科書」にしているAVが、どのように出演する女性たちを引き入れ、それによりどのような心の被害が起こっているか、その彼女たちのSOSに応え、日々、救援の活動をしている人たち。その「ポルノ被害と性暴力を考える会」の活動には、共感と尊敬の念を覚えます。

ぜひ、その活動とこれからの若い人たちに何を伝えなければならないか、それらを聞いてみたいと思います。広島でのとても貴重な講演会です。多くの方が参加されますように。

それから、次の日曜日ですが、これは大阪・堺での会のご案内です。

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障がいのある人の性教育について、私の講演と分科会があります。主催する会は、このような本も出版されて、障がいのある人の性教育の実践を重ねられている方たちです。

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私の話がどのようにお役に立つがわかりませんが、私がこれまで積み重ねてきたもてるものを精一杯お出ししてお話するつもりでいます。多くの方にお会いできますように。

 

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吉村泰典先生の講演

一昨日の木曜日、夜は臨床産婦人科医会でした。講師は、吉村泰典先生。慶應大学名誉教授、内閣官房参与、福島県立医大副学長。なんと、タイトルが「女性が健やかに輝き続ける社会を目指して」!!それに「副題が-月経がもたらす女性活躍の弊害とは-」だったのです。うーん、全ての女性が輝く社会づくりとは、安倍首相が言ってきている空虚な言葉。内閣官房参与の先生が、現実の女性の姿と解離したこの嘘っぱちをどう話されるのでしょう、と疑問を持ちながら参加しました。

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右のこっち向きは座長の広島大学の工藤教授、左のこっち向きが吉村先生。産婦人科は大分女性の意思が増えたと言っても、またまだ男性社会ですね。

吉村先生のお話しは、思いのほか、良かったです。もう臨床を離れた先生ですので、事例でなく、統計が次々と出てきました。

女性の一生におけるホルモンの変化、それに伴うライフステージ、それぞれの障がい、月経不順、月経痛、PMS、そして、不妊。不妊治療、中でも対外受精の進歩、更年期、などなど。

中でも、問題は、少子化。女性が子どもを産まなくなったこと。結婚しなくなったこと。人口問題、高齢化の問題。子宮頸がん、予防ワクチンも含めて。それらの世界との比較。ずっと楽しく聴きました。で、本当は質問したかったのです。

「女性が子どもを産まなくなった事」。シングルマザーはいけませんか?と。だって、母子手当、母子医療について、配偶者との死別、離別で母子家庭になった人には出る手当が、シングルで出産した人には出ないという、びっくりな差別が堂々と残っている行政があるという事実。だって、男が逃げてしまってそのために母子家庭となって、貧しい中で必死で子育てをしている女性たちを何としてくれる!と、日ごろから怒っています。フランスが出産の減少をどうしようかとした時に、シングルで産む人をも手厚く支援するという方針を出した途端、出生率が増えたという事実もあります。そこに光を当てないと、と日頃から思っているのですが。

それから、もう一つは教育の問題。望まない妊娠を防ぐ、望んだ時に出産をするという、この基本的な教育、ピルについて伝えたくとも、性教育がまだたまだバッシング以来十分にできない今、これらを若い人に伝える機会が無いのです。性教育、パ―トナーとの人間関係を作るという、基本的な教育ができないこと、結婚生活は二人で作って行くもの、だって、今のままでは、家事や子育てはひたすら女性が担うものと思い込んでいる若い男性たちへの教育がされないと。文科省への働きかけはどうなのでしょうか、ということも聞きたかったですね。

そしたら、最後に吉村先生がおっしゃったのですよ。

森さんが少子化の最大の問題は、結婚しなくなったことだと言われたと。でも、これからはシングルマザーをちゃんと手当する事が必要だし、それに、夫婦別姓も認めないとと。別姓の強制は日本だけですよ。別姓であってもいいじゃないですか。と。

これを聞いて、思わず拍手しました。

まだまだ古い形の、父親が実権を握っている家庭を作ることを目指している自民党の方針は、もう、とっくに破綻しているのに。これからは、様々な形の家庭というものがもう作られ始めているのに、そこにしがみついている限り、この問題は解決されないということに気付き、方針転換をしていかない限り、私はこの問題は解決しないと思っています。

最期の吉村先生の言葉に100%納得して帰りました。問題は、それらの先生の意見がどれだけ政策に行かされるかという事ですね。

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