おかやま山陽高校で性教育の講演をしました。

昨日おかやま山陽高校に講演に行きました。もうほぼ20年前から毎年一年生に話に行っているのですが、昨年は、コロナで全国一斉に休校のため行くことができませんでした。今年は復活して行くことができて、感激でした。

正門を入ると、いつものように、こんな風景が。

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これまでより多くはないけれど、仕方ありませんね。多分、コロナのために様々な大会が中止されたのだと思います。それでも、スイーツ甲子園で優勝なんて、素晴らしい!!

 講演いつもは豪華なおんじホールしていたのですが、今年は密を避けて生徒さん同士の間隔を開けるために体育館で行いました。

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お尻が痛いでしょうから、自由に好きな恰好で座るように、ただ耳だけはこちらに傾けていてね、と伝えました。みんな真剣に聞いてくれて、うれしかったです。これからの三年間が有意義になります様に。

玄関前には、こんなディスプレーがありました。藤井皓哉君。私の講演を聞いてくれた人がカープに入ってとっても嬉しかったです。でも、活躍の機会があまりなくて、今年で退団になりました。その後が気になっていたのですが、高知ファイティングドッグスで野球を続けることになったと知ってホッとしました。まだ若い。きっとまたいいこともあるから。頑張って!

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二時間きっちり話をして、気持ち良く学校を後にしました。

そこから今回はまっすぐ帰るのではなく岡山に向かいました。私の好きなお店でのテイクアウトを作って頂く予約をしていました。それについては、また明日ご報告をしますね。


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中学一年生の感想文

先日行った、千葉県市川中学校の担当の先生から、メールが来ました。生徒たちの感想文が添付されています。

このたび対象は中学1年生でした。ついこの前までは小学生。それにコロナによる休校などで、なかなか勉強もはかどらない学年、どんな話にしようかと、少し悩みました。地域差もあるし、結局は話なが考えることととして。話し始めてみると、反応がとても良くって、これはかなの情報がすでに入っているなと思ったので、中学2.3年生に話すのとあまり変わらない話をしました。頂いた感想文を読んでみて、やっぱり良かったと思いました。

先生のメールを転載します。


河野美代子先生


 先日は、コロナ禍の中、遠方よりお越しくださりありがとうございました。


 お礼がすっかり遅くなり、申し訳ありません。


生徒たちはもちろんのこと、今年度初めて先生のご講演を拝聴した教員も、感動し、涙を流している者もおりました。


中学1年生といえども、先生のお話から、「性」というものに伴う責任をしっかり感じ取ったように思います。


 添付ファイルは生徒たちの感想から抜粋したものです。LGBTQについて先生が言及してくださったことで救われた生徒もたくさんいたようです。


 生徒の書いた文字そのものをPDFにしました。お読みいただければ幸いです。


 


 来年度も是非、お越しいただきたく、また、今後は、保護者対象のご講演も依頼したいと思っております。


 


 首都圏は緊急事態宣言が延長される見通しとなりました。


 まだまだ先の見通せない状況で、医療機関でのご苦労もいかばかりかと思います。


 どうぞご自愛ください。


 


沢山送って頂いた生徒さんの感想文いくつか、掲載しますね。小さくて読みにくいかもしれませんが、中学一年生とは思えないほどしっかりした文書いてくれました。感謝です。

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読んでとてもうれしくって力が出ましたよ。先生方、聞いて下さった生徒さんたち、しっかりした感想文も書いて下さって、皆さんに感謝します。どうぞ素敵な大人になって下さいね。


 


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性教協例会とYouYubeでのディスカッション

昨日は、午前中、性教協広島サークルの例会。花田さんの包括的性教育、「被害者も加害者も作らない性教育を」。幼稚園から高校生に至るまでの授業の実践のお話。それと、中島さんの性暴力、加害者の立ち直りに向けてのカウンセリングのお話。どちらも実践に基づいた素晴らしいお話でした。概念ばかりでなくこうして実践の話を聴くのが何よりです。


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こんな授業を受けて巣立つ子どもたちは幸せだと思います。内容について、また日を改めますね。

夜は、YouTubeによる「セーフティアボーション」の「危機的妊娠の現状と相談支援~養子縁組・遺棄からみえること~」のディスカッションをしました。

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いろいろな内容についてのディスカッションでしたが、中でも、人工中絶をしたくても同意書が書いてもらえなくって中絶できず、ひっそり出産、赤ちゃんの死亡で逮捕、犯罪者として裁判を受けた女性(一人でトイレで出産して、多量の出血で意識を失ってその間に赤ちゃんが亡くなったと)等、今の時代に起こっていることの事例が白井先生からいくつも紹介があって、胸が痛むことでした。


仙台の「にんしんSOS」を主宰なさっている東田さんからも、連絡してきた人たちの分析や、今足りないことなどのお話がありました。私も、困った女性たちが助け求められる体制が全国に必要だと思います。

私の持ち時間があまりなくって急げ急げで話したので、ちょっと残念でした。中でも、私は、特別養子縁組あっせん事業者として活動する中で、来院する時期が遅くて、人工中絶が間に合わなく、やむを得ず出産・養子縁組で泣きながら赤ちゃんを手放す女性たちを見ていて、特に彼女たちが早くに「助けて」と言えないことを痛感しています。が、それらについて話すことが出来なかったのが、とても残念で。出来ればもう一度話したいと思っています。

沢山の方が視聴して下さいました。感想を送って下さって、ありがとうございました。また機会がありましたらお知らせしますので、よろしくお願いします。

 

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危機的妊娠の現状と相談支援~養子縁組・遺棄から見えること

今日は、本当にどうしようと思うほど、患者さんが多かった!!のです。待合室が密になってしまって。当院は新患のみ予約にしているので久しぶりの方たちがどっと来られることもあります。必死で診療して。間で買っておいたどん兵衛にお湯を入れて、(どん兵衛は待ち時間5分なので)また診察室に戻って、5分経って事務室に戻って、どん兵衛を5分で食べました。が、とても5分では食べきれないので半分残しました。とってもおいしかったので残念でした。

今日は診療後も午後4時から会議。

夜は、明日の準備です。皆様、どうぞよろしくお願いします。ぜひご視聴下さいませ。

こんな時間になってですが、考える所があって、明日使うパワポを作り変えて、差し替えをお願いしました。一週間前に打ち合わせ・予行演習をしたのに、です。


中絶についてもっと話そう!

避妊や中絶について様々な視点から語るオンラインイベントを毎月28日に開催
第5回  危機的妊娠の現状と相談支援~養子縁組・遺棄からみえること
開催日:2021年2月28日(日)
時 間:20:00 〜 21:00
無料/予約不要/アーカイブ視聴あり
ぜひ視聴して下さい。
出演:
白井千晶(静岡大学・教授/全国養子縁組団体協議会・代表理事)
河野美代子(河野産婦人科クリニック・院長/養子縁組あっせん許可事業者)
東田美香(特定非営利活動法人キミノトナリ(にんしんSOS仙台)・代表理事)
内容:
その人の生活や人生にとって負の影響を与えたり危機的であるような妊娠を「危機的妊娠(crisis pregnancy)」といいます。危機的妊娠であるのに人工妊娠中絶ができないことも少なくありません。アクセスできなかったり、受けられなかったり、費用がなかったり、通達で中絶可能とされる妊娠週数を過ぎて妊娠がわかったりと、理由は様々です。医療にかからず出産して母体や子どもが危険に陥ったり、遺棄や殺人などの事件も起こっています。2月28日のトークイベントでは、養子縁組と社会的養育に関する研究者、妊娠葛藤相談や養子縁組支援の実践者が鼎談します。出産という選択肢しかなかったときに、出産・養育の環境を整えたり、養子縁組や里親など社会的養育として子育てを託したりする方法についてもご紹介する予定です。
※ 音声の聞き取りがむずかしく文字通訳が必要な方に、同時文字通訳の準備があります。ご希望の方は、2月26日までに、セーフアボーションデー2020事務局 safeabortion2020@gmail.com まで、表題に「2 /28文字通訳希望」と書いて、当日ご連絡がとれるメールアドレスをお知らせください。
※ 取材する場合は、当プロジェクトに連絡し、許諾を得てください。

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私はやはり性教育に視点を当てて話すつもりです。


明日の午前中は、性教協広島サークルの例会です。すでにご案内していますがもう一度。

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性被害のない社会を目指して~まず第一歩~中島さんと花田さんのお二人の発表です。このお二人、最高の組み合わせです。ぜひ、多くの方に聞いて頂きたいですね。楽しみです。

 

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危機的妊娠の現状と相談支援~養子縁組・遺棄から見えること

昨日も書いたことなのですが。私は若者たちに義務教育の内に、ぜひ性をしっかり学んでほしいと思っています。を学ぶということは、人間関係・コミュニケーションを学ぶことでもあります。体や、妊娠や、避妊や中絶や性感染症や、それらの知識を得て、それらをパートナーとどう話し合って、どう実行するのか、それが問われることでもあります。それらは、すべての人に学んで欲しいのです。全ての人というからには、だから義務教育の間に。


 私はは産婦人科医であり、特別養子縁組のあっせん事業者でもあります。若い人達が診療に来るなかで、産んでも育てられない妊娠をして来る人が多くあります。中には、悩んでいる内に時が経って、やっと受診した時にはもう人工中絶が出来ない時期になっていて産むしかなくなっていて。そんな女性と生まれてくる赤ちゃんのために、やむを得ず始めたことです。


 初めて養子縁組のお世話したのは、35年前になります。まだ特別養子縁組の制度・法律もないうちでした。以来、長い間ずっとそのような女性たちに向き合う中で、私は、どんなことを若者たちに学んでほしいかということが、徐々に明らかになりました。それらをギュッと凝縮して中学生たちにも話しをしています。

 こんど、来週の日曜日28日にYouTubeで話をします。昨夜その打ち合わせをしました。限られた時間ですのでどこまで話ができるか分かりませんが、かなりいい会になるのではないかと思います。

出演者のお一人の白井千晶先生がシェアなさっている、塚原久美さんのフェイスブックの記事を転載させていただきます。

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中絶についてもっと話そう!
避妊や中絶について様々な視点から語るオンラインイベントを毎月28日に開催
第5回  危機的妊娠の現状と相談支援~養子縁組・遺棄からみえること
開催日:2021年2月28日(日)
時 間:20:00 〜 21:00
配信URL :https://youtu.be/oFSclj-yAtM

無料/予約不要/アーカイブ視聴あり
ぜひ視聴して下さい。
出演:
白井千晶(静岡大学・教授/全国養子縁組団体協議会・代表理事)
河野美代子(河野産婦人科クリニック・院長/養子縁組あっせん許可事業者)
東田美香(特定非営利活動法人キミノトナリ(にんしんSOS仙台)・代表理事)
内容:
その人の生活や人生にとって負の影響を与えたり危機的であるような妊娠を「危機的妊娠(crisis pregnancy)」といいます。危機的妊娠であるのに人工妊娠中絶ができないことも少なくありません。アクセスできなかったり、受けられなかったり、費用がなかったり、通達で中絶可能とされる妊娠週数を過ぎて妊娠がわかったりと、理由は様々です。医療にかからず出産して母体や子どもが危険に陥ったり、遺棄や殺人などの事件も起こっています。2月28日のトークイベントでは、養子縁組と社会的養育に関する研究者、妊娠葛藤相談や養子縁組支援の実践者が鼎談します。出産という選択肢しかなかったときに、出産・養育の環境を整えたり、養子縁組や里親など社会的養育として子育てを託したりする方法についてもご紹介する予定です。

※ 音声の聞き取りがむずかしく文字通訳が必要な方に、同時文字通訳の準備があります。ご希望の方は、2月26日までに、セーフアボーションデー2020事務局 safeabortion2020@gmail.com まで、表題に「2 /28文字通訳希望」と書いて、当日ご連絡がとれるメールアドレスをお知らせください。
※ 取材する場合は、当プロジェクトに連絡し、許諾を得てください。


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私はやはり性教育に焦点を当てて話したいと思っています。ぜひご視聴下さいませ。


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市川中学校一年生に話しました。

2月18日木曜日千葉県市川市の市川中学校に講演に行きました。市川学園には昨年の2月にも行っています。ちょうどコロナがぼつぼつ危なくなりそうな時でした。今回そのコロナも何とか減少に行きつつあるかな?という時。まさに激動の一年間を経ての再訪問です。対象は中学1年生。

会場です。昨年この定員680人の会場に二学年が入って丁度でした。今回は、一学年だけで、席は一つ飛び。生徒が入ってきました。

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中学一年生というと小学校から入って来てすぐは、まだ小さくかわいい頃です。他の中学校で講演する時には一年生だけ外して2・3年生にという所もあります。でも、そろそろ一年経つと、立派な中学生です。ほとんどすべての生徒がスマホを持っていて、情報がガンガン入って来ているでしょう。そんな時です。

初めは静かに聞いていた生徒たちですが、そのうちほぐれてきたのでしょう。ずいぶん反応が良くなりました。男性の悩み、マスターベーションやペニスのサイズや包茎等について話していると、ワイワイします。で、「とっても反応が良くって。特に男性たちの。」というと爆笑です。「それはうれしいのだけど、でも、私は限られた時間でいっぱい話したいことがあるから。どんどん話すよ。静かにして聴いてね。」といいました。ほんとうに話したいことは沢山あるのです。私の昔を思い出しても、頭の中、知りたいことが一杯だと思うのです。そんな時だからこそ、真正面から、体や性について話したいのです。これから沢山の情報に接した時、それがたしかな物であるのかどうか、見極める力を身につけてほしいのです。

女性の月経周期や月経痛について話した時、「男性の皆さんは、女性がこんなしんどい思いを毎月しているのだと分かったら、なぜ男性は女性をいたわらなければならないか、ということは分かりますね。」「それから、月経というのは、いつ始まるかわからなくってスカートを血液で汚したとか、ナプキンを人の前で落としたとか、そんなことはありうるのです。そんな時、絶対にからかったりしないでね。スカートが汚れていて、からかわれてそれっきり学校に行けなくなった人を私は何人も知っていますよ。」

まだまだ。妊娠の話、中絶の話、避妊の話、スマホのSNSの話、性の多様性などなど一杯一杯話しました。恵まれた環境の、恵まれた生徒たち。これからの君たち。中学一年生。その未来が楽しく充実したものになります様に。

私の話のスタンスは、こうです。

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今度いつか保護者の皆様に話したいですねと先生に話しました。大人の方に話したいこともいっぱいあります。

このコロナの厳しい中、この講演会を実行して下さった学校の皆様に深く感謝いたします。


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性教協例会のご案内・性被害のない社会を目指して

性教協広島サークルの次の例会のご案内です。コロナで閉鎖されていた広島市の施設も、やっと使えるようになりました。感染予防に気を付けながらの開催です。ぜひ皆さまご参加くださいね。

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この前からこのブログでも言い続けていますが、性暴力の刑法の改正についての審議が行われています。今日そこに署名が提出されたと報道されています。

https://www.asahi.com/articles/ASP2C3CHKP2BUTIL03Q.html


「不同意性交等罪の創設求め署名提出  法務省に6万人分」と。


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同意のない性校は犯罪であるというのが世界の流れです。でも、それに逆らう意見が委員会で話されています。今のままの法律では加害者に加担するようなものです。被害者の切実な声が届きます様に。

そして、性暴力についてしっかり子どもたちに伝えること。同意のない性は罪であると、どう伝えていくか、今回の例会で深められたらと思います。


 


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小説「衆議院議員選挙」③

ずいぶん昔のことになります。2005年6月1日、私はある訴訟を広島地裁に提訴しました。名誉棄損による損害賠償訴訟です。被告は、A出版社と当時広島市PTA協議会の会長をしていたB氏。A社発行の月刊誌に私を事実無根で誹謗中傷する、とんでもない記事をB氏の名前で掲載され、それに対しての抗議と謝罪求めたのですが、それも無視されたための提訴でした。私にとってそれは長いとてもしんどい作業でしたが、これをこのままにしておくことは私自身のすべて否定することになると勇気を奮い起こしての提訴でした。

当時、2003年から全国に性教育バッシングが吹き荒れました。ここに何ども書いています、東京都の七生養護学校への都議・市議、S新聞記者による突然の襲撃、性教育の教材をかっさらって行ったことに端を発します。それから、全国の地方議会で性教育に反対する発言がされました。その資料に使われたのが、「女は40過ぎるとただの肉の塊。少子化は、2号3号の女に子ども産ませればよい。その為に補助金を出せばよい。日本もアメリカの様に銃の所持を許すべきだ。」等と飛んでもない発言と著書を出していた国立大学の教授がいます。その人の著書が使われました。中は性教育や男女共同参画についてのひどいのでっち上げばかりです。

教育現場では「新しい歴史教科書をつくる会」が出した教科書を採択するようにとの運動も激しく行われました。男女共同参画についても同じような攻撃がされました。

そのような中で、広島では「男女共同参画を考える会広島」が設立され、講演会や研究会が行われました。その一つの講演会での私の発言が、とんでもなく歪曲された文章が出されたのです。

「中学生にセックスをあおり家庭を崩壊させ、革命狙っている」本当に晴天の霹靂でした。やむを得ずの提訴でしたが、そのままにしておくことは私のすべてが否定されたことになると、勇気を奮い起こしての提訴でした。

そして、全国の方々が、私の起こした裁判を応援しようと「性教育バッシング広島裁判を支援する会」を設立して下さいました。

口頭弁論の度にニュースレターを発行し、裁判の場には毎回多くの方に傍聴に来て戴きました。そして、2006年4月16日、「性教育バッシング広島裁判を支援する会設立記念講演会」を開いて下さいました。基調講演は東京の紀藤正樹弁護士による「バッシングの背後にあるもの」でした紀藤弁護士は、その前から、統一協会との熾烈な闘いをしていらっしゃいました。文鮮明氏率いる信者さんたちの「合同結婚式」だけでなく、高額のツボを売りつけるという霊感商法等に鋭く切り込み社会に警告を発し、子どもたちを統一協会から取り戻したいとの願いを持つ全国の方々の支援をされていました。

当時、性教育バッシングは、統一協会の力がとても大きかったのです。統一協会の機関誌「世界日報」に毎日性教育に関しての情報が掲載されていました。それを多くの信者たちが社会に広げていきました。政界にも、多くの影響を与えました。安倍前首相は、統一協会の合同結婚式に祝辞を送り続けています。

その統一協会と闘ってこられた紀藤弁護士の講演は、それは大きなインパクトがありました。

その他、この記念講演会には、当時東京で苦しい裁判を闘っていた七生養護学校の先生お二人と、豊中市男女共同参画センター「すてっぷ」の館長雇い止めの裁判を闘っていた三井マリ子さんも来て下さいました。日本の三か所で、いずれも統一協会系を相手とする裁判を闘っている三者が一同に集まったのです。

勿論会場一杯の人であふれました。

この裁判については私はこの本に裁判録として記録、保存しています。

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この項続きます。


 


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情けない国日本④SNSによる性

診療をしていて、ここに来て急に「SNS」という物の不気味さに呆然としています。産婦人科の現場ですので、私の所では「性被害」に遭った人なのですが。被害に遭ったのは、中学生も高校生も大学生もです。「何も知らなくって被害に遭った」というのとちょっと違うのではないかと思える例が増えているのですね。自ら望んだように「繰り返す」人も。

例えば、とても怖い目に遭って緊急避妊薬を取に来て、処方。ともかく妊娠しないですみました。私は緊急避妊薬を処方した人には必ずこれからも繰り返す可能性があるのか否かを問います。SNSというのは、会おうということにつながる。会う目的これはもうsexなのだと。こんこんと話します。そうして痛い目に合っていてもまたSNSは続けるというのですね。

「大丈夫です、会うだけです。私はそのつもりはありませんから」と言った人がいましたが、すぐにまた来ました。「やっぱり緊急避妊薬をまた出して下さい」と。「あなたはは会うだけ、SEXはしないと言ったよね。」そうだったけど、自分はそのつもりだったけど・・と。それに、「緊急避妊薬は、コンドームをちゃんと付けていたけど、ずれてたから不安なので」と。ああ、違うな、そう語る口調、表情から、これは違うと分かります。何しろ来年で産婦人科生活49年です。多くの若者と話して来てこれは本当のことを言ってるかくらいわかります。

それくらいだった薬は要らない生理が来るのを待ちなさいというと、今後のために売ってほしいと言います。「違うよね、あなたが私に言ったのは本当のことではないでしょう?本当のことをそのまま言ってみて」というと観念したように、避妊のないセックスをしたと。言いました。SNSでその日に会った人と。この前とおんなじことを繰り返しているのですね。

それが危ないこととか、危ないというのは単に妊娠が心配とか性感染症にかかるかもとか、そういうことだけでなく、「知らない人と密室にこもることは命危機にさらすことなのだ」ということが分かっていません。私そんなことをしている女性で、もう二人殺された人がいるのですね。警察から報せが来て初めて私も知ることになるのですが。

セックスというのは、すべての警戒心を解き放って、双方が心から望んですること。裸の心と心で向き合うこと。そうしてこそ、素敵なセックスとなるのだということを、私は若者に伝えたいと思い、実際性教育の講演の中ではそう言及をしています。その彼女は、私から二度目の緊急避妊薬をもらい、内服して、でもまたSNSは続けるといいました。ピルはのまないと。セックスした後だけ緊急避妊薬、アフターピルをのんだほうがいいと。それだったら男からそのお金をもらえるからと。

実はそんな人がひとり二人ではないのです。ある人は、緊急避妊薬を飲んで妊娠しなくて済みました。それからすぐにまたSNSで知り合った違う人と性交をし、でもなぜか今回は緊急避妊の内服をしなくて妊娠してしまいました。相手に告げると、「自分の子ではない」といわれブロックされてもうコンタクトが取れなくなりました。仕方無く人工中絶です。相手の同意書をもらうことができないのでお母さんに相手の所にサインをしてもらいました。手術代は母親に出してもらったと。中絶の後の診察の時、「これからは?」と聞くと、やっぱりSNSは続けるというのです。

SNSって、よほど魅力があることなのでしょうか。この二人とも、大学生でしっかりした家庭で育った人です。

青春時代というのはいろいろと寂しかったり、孤独だったり、辛かったり、人が恋しかったり、それらを通り抜けてしっかりした大人になるものだと思います。今はその孤独をSNSで癒す。そんな時代なのでしょうか。でも、癒されるどころか、それによってかえって傷ついてしまっているのですが。

私はそこに、性教育の不在を見ます。なんにも教育されていないと、性というのはそんなものだと思うのは無理もないと。だって、そんな出会ってすぐのセックスが、動画でさんざん発信されています。見ようと思ったら、いくらでもそんなセックスが見られるのですね。基本的なことを何にも教わらずにYou Tubeでみて、性というのは、そういうものと思うのは仕方ないことなのかもしれません。

もういい加減世の大人たちは、本気で若者の教育について考えないと、とんでもない社会になっています。それどころか、大人たちが、出会った若い人に薬物を飲ませてレイプしたり、子どもに手を出したりもしているのです。

12月22日に文科省が発表した、2019年度に公立小・中・高校の教職員がわいせつ行為で処分されたのが273人いたと。場所はホテルが37人教室29人、保健室、生徒指導室等が28人と。学校現場ももう安全な場所ではなくなっているということなのですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca52541cfa602914ba080641137dc3180cd521a7


学校が性教育に取り組むということは、教職員も共に勉強するということでもあります。文科省も、こんな発表するのですから、もういい加減いつまでもバッシングを続けていないで、性教育をすべしと方針転換しないものかと思います。今では、ごく一部の、管理職が文科省や教育委員会のいうことよりも、やりましょうという決断したところだけ、子どもたちに真正面から知識を伝えることができるというこんな状況なのですから。

私は、この休み、ゆっくりできるかと思ったら、夫が手が使えないので、一人で掃除や買い物や料理に奮闘しています。いつも大分でお正月をしていたので、重箱やお雑煮用のお椀など、道具が広島になくって困っています。最低限の物を買いました。夫のケガについては、ブログに書いたことがばれてしまって・・。手がパンパンに腫れてえらいことになっていますがそれでも病院に行こうとしません。

クリニックの、青野さんのお正月用のお花です。青野さんには、一年間、ずっとクリニックの一隅を照らして頂きました。感謝しています。

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益田翔陽高校で講演しました。

無事益田翔陽高校での講演を終えて帰ってきました。2年生、3年生の皆さんです。途中、大きな音で雨が降って来て、びっくりしました。

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何とも素敵な高校でした。広い敷地。

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校舎のある所から、下を見下ろすと。そこも学校の敷地で、田んぼやドーム型のハウスなども。生徒がお米や野菜やお花等を作っているそうです。見えない所に広い野球場などもあるそう。中庭には沢山の天然石や池も。

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何より私が感動したこと。行くとすぐにDVDの用意等のために会場の体育館に行きました。そこでは体育の授業が行われていました。網で半部に仕切って、バスケットとバレーボール。観ていて、アッと気づきました。どちらも、男子と女子が一緒にしています。

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バレーボールのサーブは、男子は外から、女子は前に出てコートの中からしてもいいとの配慮がされていましたが、後は男女全く同じで、笑い声が絶えず、楽しくゲームをしていました。こちらも楽しく観させて戴きました。気づいて、名簿を見せて頂くと、やっぱり。科ごとの男女混合名簿です。

広島では、せっかく男女混合名簿になっていたのを戻そうという動きがあって、ずっと昔のように男子が先、女子が後ろという男女別の名簿になった学校が出てきています。

ここは、名簿だけでなく、体育の実技も男女一緒というのは初めて見て感動しましたよ。

講演は良く聞いてくれました。後で保健委員長の男子生徒からお礼の言葉を言ってもらいました。書いたものを読むのでなく、自分の言葉で素直な感想を言ってくれて、また感激。思わず握手をしてもらいました。

お土産に頂いた生徒さん作のシクラメン(いろが異なるの二種)とイチゴジャムです。うれしい!!

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ご尽力いただいた先生方、聞いてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。帰り道、ゆうひパーク浜田に寄って、いろいと買い物をしました。白いかの一夜干しとか、赤天とか。それに、晩ご飯にモスバーガーも。バーガー、ほんとうに久しぶりでした。

 

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