性暴力救援センター全国連絡会初日

おはようございます。大阪です。こんなホテルに泊まっています。夜,コンビニに飲み物を買いに行った時に撮りました。

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昨日は診療後大急ぎで新幹線に乗って来ました。5時40分着。シンポジウムの最後を聞いて、6時からの医師の研修に出ました。弁護士と医師だけ別々の研修があります。他の方たちは懇親会です。今回で6回目の「性暴力救援センター全国連絡会」です。大阪の加藤先生などのSACHIKOの方たちがこの研修を用意して下さっています。ありがたいことです。私はこれまで参加できませんでしたが、土曜日の診療を午後3時までにすることで、やっとこのような形で参加することでできるようになりました。

昨日は、三つの講演とその演者の方たちのシンポジウムでした。

講演1 「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの現状と課題」
    内閣府男女共同参画局 推進課 暴力対策室 室長の 杉田和暁さん
講演2 「日本弁護士連合会が行った性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップセンタ支援センターに関するアンケート調査から見える現状   と課題」弁護士 日本弁護士連合会犯罪被害者支援委員会 の吉澤尚美さん
課題3 「病院拠点型ワンストップセンターの現状と課題」
    沖縄県立中部病院 産婦人科医師 三浦耕子さん
    性暴力救援センター・大阪SACHIKO 阪南中央病院 産婦人科医師 加藤治子さん

これらに参加できなくとも、こんなにどっさり資料をいただきましたので、これで勉強できます。

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医師の研修は、「性虐待による淋菌感染と推察した姉妹の症例」・子ども4人の症例と「淋菌の診断と管理」。

加害者側からの様々な攻撃に耐えうる「小児における淋菌診断と治療」などについて、とても詳しく教えて頂きました。本当にSACHIKOの皆様には感謝です。

これらの後、ホテルに入り、今週の講演のスライドづくりをしました。弁護士会が行っている少年・少女のためのシェルターのボランティアスタッフの養成講座です。パワーポイントを仕上げてラインで送ってホッとしました。

今日も一日よく働いたなあと寝ようとしましたが、足がだるくて。枕を足の下に敷いて寝ました。今日で、ちょうど左足の蜂窩織炎発症から三か月。大分なおったけれど、まだもう少し。

今から大浴場に入って朝ごはん。それから夕方まで研修です。またご報告しますね。

 

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仲村みおさん講演会・性暴力救援センター全国研修会

本日午後6時から、弁護士会館において「仲村みおさん」の講演会が開かれます。

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仲村みおさんは、来月行われる参議院議員選挙の社民党の比例の予定候補です。

琉球新聞記者を経て、沖縄市議会議員2期、沖縄県議会議員現在3期目です。一人でも多くの野党候補を当選させる事。中でも私は、福島瑞穂さんが孤軍奮闘している社民党の議員が増えて欲しいと思っているのです。ネットなどでは活躍の様子が見られますが、直接話を聴きたいと思ってきました。

 でも、私は今日の診療後は大阪に行かないといけません。

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ああ、体が二つ欲しい!!仲村みおさんの講演会には、夫が行って聴いてきてくれることになりました。

ワンストップセンターの研修は遅刻ですが、夕方6時から医療の分科会が行われますので、そこからの参加です。明日の、特に「三者協同面接」いわゆる司法面接について、疑問に思っていることがあるので、それも含めてしっかり勉強してきます。帰りは明日遅くです。

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「おっさんずラブ」

私は、一時韓流ドラマにはまって、それ以来、日本のテレビドラマは全く見ていないので。(最近ではアニメ「ピアノの森」は見ていますが)このドラマのことは全く知りませんでした。単発のドラマも、連続ドラマも。世間でとても評判になったり、数々の賞ももらっていたということも。なんにも知らない時に、「「沼」のほとりを散歩して」のもものすけさんから、突然連絡があり、そして連続ドラマのブルーレイを送って頂きました。自分がフルーレイを見る機器ももっていないのにも関わらず。で、もたたもしましたが、いざ見始めたら、びっくり。はまってはまって。次も次もと。これ、連続ドラマで一週間毎に観ていたら、次が待ちきれなかったでしょう。

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画像は、肖像権や著作権がむずかしくなって、なかなか出せないのですが、これなら、ネット上にあふれているので、使わせていただきます。

冴えないサラリーマンの春田が、何と尊敬する上司、黒沢に告白されてびっくり。それまで彼は異性愛でいたはずなのに、男性からの告白、動揺します。それまで後輩の牧と同居していたけれど、それはあくまでもルームシェアだったはずなのに。その牧からも、いきなり告白されて、これまたびっくり。

この三人の恋愛模様が展開されます。それが面白いのなんの。決してコメディではなく、とてもシリアスで、かつ深い。

観ていて改めて、恋愛・人を好きになることは、異性愛も同性愛もない、「その人」を好きになるという事だと。そして、このドラマのすごい所は、同性愛でも、全く普通に描かれている所。社内で「交際宣言」をすると、普通におめでとう!と歓迎されたり。それに、単に「同性愛」だけでなく、異性愛でも「歳の差」愛も、全く普通に描かれる所。黒沢と離婚した元妻が会社の若い男と恋愛関係になる所も。

それにしても、観ていながら、はらはらドキドキ。一番びっくりしたのは、牧と別れてしばらくして。

家の中で、黒沢が「はーるたん」と呼ぶと、「はーい」と、春田の笑顔が。春田と黒沢が同棲している!!びっくり。さらに、黒沢の意思で、ものすごいプロポーズと、さらに結婚式を挙げることに!!

そして、ラスト。春田の涙涙の力走で、牧を見つけ・・・。わたしも泣きましたよ。すっかり春田に同化して、そして演じている田中圭に取り憑かれてしまって、大ファンになりました。

同性愛を特別視するのは間違っている。同性愛も異性愛も、人を好きになることは尊いし、生きていることの喜びでもあると。これを決して声高でなく、全く普通の恋愛として描くことに、もちろん、同性愛であることの苦悩は出てきますが、それも当たり前の苦悩として描かれるこ、すごさを観ました。

そして、もものすけさんに、いろいろな人のブログ、それもGAYである人のブログもプリントして頂きました。それらも読んだそのうえで、やはりこれはもっと多くの人に見て頂けるといいドラマであると思います。今年の夏には、映画版も上映されると。さて、連続ドラマのその続きのようですが、どう描かれるか、早く見たいのですが、一面、怖いものもあります。だって、予告編を見ると、あまりにコミックめいているのですもの。もっとシリアスな恋愛のはずなのですが。上映を待ちましょう。教えて頂いたもものすけさんに感謝します。

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性教協例会「いろいろな私たちの性」模擬授業・続き

昨日の眞野豊さんの模擬授業「いろいろな私たちの性」の続きです。

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次に、「性のグラデーションスケールを用いて性の多様性を理解させる」。

まず、子どもたちに「男らしさ、女らしさ」とは何かを問います。男らしさには、ムキムキ(筋肉が多い)、泣かない・・・。女らしさには、やさしい、料理上手・・・など。でも、例えば、男だって、泣きたい時はあるし。女には筋肉が無いことは無くて、鍛えれば、ムキムキの女性もいるし、料理がうまいと言っても、男の料理上手は沢山いて、料理店のシェフなんて男もとても多いし。と、揺さぶります。そのうえで、グラデーション・スケールを用いて、自分自身の性を理解させます。子どもたちに配ったものにグラデーションが書かれています。配られた物を写真に撮ったので、少しゆがんでいますがごめんなさい。

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それを使って、まず眞野さんが、私の場合はとスケール上に自分自身の印をつけます。これについての注意点。これもとても大切なことなので。
①両極にある「女性」及び「男性」は本質的な物でなく、とりあえずの仮定とする。
②性のあり方は、プライバシーに関する大事なことなので、無理やり聞きだしたりしないことを約束する。

①は、体の性、②は心の性、③は好きになる性。いずれも全く100%、どちらかという事ではないことが多いですね。私の場合、特に心の性は大分男性寄りです。

「性をグラデーションでとらえることで、性的マジョリティ/性的マイノリティの境界を揺さぶる。」

これらの授業を受けて子どもたちの「ふりかえり」です。

・男まさりと言われたり、お兄ちゃんに間違われたりするのが嫌だったけど、私は私でいいんだと思いました。
・同性を好きになってもおかしいことではないと分かったのでよかった。
・自分は好きになる性はわからないけれど、折り紙が得意で几帳面な所があるので、心の性はすこし女性よりにしました。
・いろんな性の人が身近にいることを知りました。そういう人を否定せず、いろいろな角度から人をみて行きたい。
・「オカマ」を遊びで使っていたけれど、は傷つく人がいることを知った。これからは注意できるようになりたい。

そして、眞野さん自身が本授業を通して討議したい事柄を述べられています。

①差別語を授業の中で提示することの有効性と危険性
②教師が自己開示することの有効性と危険性
③LGBTという言葉を用いるべきか
④性のグラデーションスケールに、「体の性」を含める事の是非
⑤二極のグラデーション・モデルの有効性と限界(マイノリティ/マジョリティの境界を揺さぶる効果があるが、男女の枠組みを保存)
⑥平面モデルなどの他の説明の仕方の可能性

私は、眞野さんの授業の途中まで(眞野さんの後に何人かの参加者が自分のスケールを説明する所まで)しか参加していなくって、残念で申し訳ないことでした。今度の全国大会では、フルに聴くのを楽しみにしています。

明日は、この模擬授業とは別なのですが、「おっさんずラブ」について書きますね。

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性教協例会「いろいろな私たちの性」模擬授業

昨日は、午前中、性教協広島サークルの例会でした。今回は、眞野豊さんの模擬授業「いろいろな"私たちの性"」でした。

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会には、お若い方、特に教師の方々も来られていて、うれしいことでした。眞野さんの模擬授業は、実際に小学校4年生に行われた授業を元に行われました。今度、7月の全国セミナーで発表して頂きます。以下、昨日頂いた資料を基に。

まず、授業の背景として

なぜ性の多様化の授業化が必要なのか
・性的マイノリティーに係る文部科学省の通知は、(主に性同一性障がいの)当事者への個別的支援が中心。
・「性的マイノリティが抱える問題は差別問題であって、当事者ではなく周りの生徒への指導が無ければ成立しない」
            ⇊
        個別的支援から授業へ

LGBT差別が起こる理論的な構造は

異性愛規範・ジェンダー規範(男らしさ・女らしさ)
同性愛嫌悪・トランス嫌悪
            ⇊
必要なのは「常識や思い込みを問う実践」であると。

模擬授業では、

小学校低学年:多様性や自分らしさを大切にした、違いを認め合う素地づくり
小学校中学年・高学年:多様な性のありようを理解する
中学校以降:人権課題としての解決を目指す


模擬授業では、まず子どもたちが使っている言葉を題材に、性的マイノリティのステレオタイプを揺さぶります。

問:「ホモ」や「オカマ」という言葉からどんなことを連想しますか?

様々な回答がありました。

おねえ、マツコ・デラックス、変な人、いじめられる、かわいそうな人、男なのに女みたいな、笑われている、怖い、おかしい・・・。

この後、GT、DVD、漫画などを使って、複数の実在の当事者と出会わせます。眞野さんは、自分自身の事、自分が小学校のみんなの頃、同であったかの体験も話されます。

眞野さんの授業や提言を元に糸島市の広報の方が漫画を作り、公開されました。

それは、ここにあります。

http://kyushu.ebpark.jp/itoshima/pdf/koho_itoshima_190515.pdf


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この項、まだ続きます。

 

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河内高校での講演

昨日は、県立河内高校の生徒さんに話しに行きました。全校生徒150人余りの小さな学校です。緑豊かな所にあり、落ち着いた、美しい学校です。

 河内インターを出て、学校まで行く途中、何度も道が工事中、片側通行になっていて、待たされました。行きながら、アッと気づきました。昨年の土砂災害の被害をまだ修復しているのだと。学校の周辺も大変だったと。すぐ裏の山が崩れ、川に流れ込み、長い間JRの山陽本線が不通になっていたと。それと並行して走っている道も、やっと一週間前に開通したのだと。

生徒たちはよく聞いてくれました。

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後で、生徒さんの一人がお礼の言葉を自分の言葉で言って下さいました。「まっすぐに話して下さったので、良く分かりました」と。それがうれしがっだですね。校長先生は、新任の学校で私の講演を聞いたことが在るとおっしゃいました。信任の独身の時から、今、約30年ですね。私、ずっと続けています。

校庭の庭です。

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石も素晴らしい。手入れが良く行き届いています。鯉が前は紅白のもいたけれど、目立つので野鳥にやられてしまって、今は黒いのしかいないと。

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講演をしたのは、5階。そこからの景色です。真ん中の白い所が、崩れて修復したところ。

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反対方向です。沼田川に岩がゴロゴロ落ちて来て、豊富にいた鮎が姿を消してしまったそうです。

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また今日も強い雨が降るとの事。被害がこれ以上出ません様に・・。

河内高校の皆様、お世話になりました。生徒さん一人一人に丁寧に向き合っていらっしゃる学校だと良く分かりました。本当にありがとうございました。行ってよかったです・・。

 

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性教協例会・”いろいろな私たちの性″

6月9にちの日曜日は、性教協広島サークルの例会です。今回は、日本学術振興会特別研究員PD・修道大学非常勤講師の真野豊さんの模擬授業です。

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真野さんは、絵本「王さまさ王さま」の翻訳者。

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この本は、オランダのリンダ・ハーン・スターン・ナイランドさんの文と絵。英語・ドイツ語目スペイン語など9言語に翻訳され、世界中で読まれています。日本では、真野さんが翻訳しました。

真野さんには、これまでも性教協などで講演をして頂いたり、とてもお世話になっています。この夏には、性教協の全国セミナーで小学校高学年向けの模擬授業をして下さいます。それより一足早く、広島で模擬授業と「性の多様性」学習についての報告などをしていただきます。

学校でも、LGBTなど、性の多様性についての授業をする必要性に迫られている先生方も多いのではないでしょうか。どうぞ、今回の例会に参加して学んで下さいますように。

昨日は、私はオフィスギネコロジストの会、ビル開業をしている産婦人科医の集まりに参加しました。いつも二人が話題提供をします。昨日は、私と小松先生の番でした。私は、ゴールデンウィークでの「6才から75才までの釜山旅行」の話をしました。小松先生は、2016年の芥川賞「コンビニ人間」のお話でした。「コンビニでマニアル通りの仕事をする主人公」について、小松先生は、医師の仕事もそうではないか、と。私たちもガイドラインなどが決められて、それに沿わない医療をすることにうしろめたさを感じなければならないような。これは、読んでみなくては、という思いになりました。

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プライマリー・ケア学会シンポジウム、無事終了しました。

昨日の京都でのプライマリー・ケア学会でのシンポジウム、無事終了しました。やはり20分で話すのはできませんでしたが、話し切れなかった部分は後のディスカッションで話すことができたと思います。ただいま、達成感に浸っております。

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一人で講演している所の写真は無理でしたが、ディスカッションの写真です。

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ご一緒したウィメンズカウンセリングの周藤由美子さん、NPO法人BONDプロジェクトの橘ジュンさん。お二人のお話も私自身にとって勉強になりました。特に、フェミニズムカウンセリングでの個人の問題ではなく、「社会も変だよね」という投げかけが、とても参考になりました。橘ジュンさんの、日本中の少女たちからのSOSへの奮闘ぶり、頭が下がります。

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司会のお二人。準備が大変だった事思います。気配りがとてもうれしくって。

この会を準備なさった女性医療保健委員会の皆さんと。皆様、ほんとうにありがとうございました。

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それに、避妊教育ネットワークの青森からの斎藤美貴先生もご一緒に。この三日間、プライマリケアをしっかり学ぶために来られたのだと。えらいなあ。

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確かに、産婦人科関係の学会ばかりに参加していて、今回は私も全く異なる雰囲気の中での様々なテーマの面白さに目を奪われました。私たちのシンポジウムの会場でのその前のシンポジウムは、世界中の離島での医療についての英語でのディスカッションでした。私たちの会も、参加者は男性がとても多くて、それもとても素直に受け止めていただいているような優しい雰囲気でした。

終わった後、橘さんと斎藤先生と共に京都駅で食事をして、まだ積る話をしましたよ。私にとって、限られた時間の中でどれだけ無駄を省いてお伝えすることができるか、いいトレーニングになりましたし。皆さんの頑張りにも触れることができて、とても充実したひと時になりました。

さあ、大仕事が済んだので、これから少しのんびりします。

 

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比治山大学での講義・学生の質問について

5月9日の比治山大学の講義。アイパッドを持って行くのを忘れてしまって写真は撮れませんでした。なので、昨年の写真です。これと全く同じ教室で、同じくらいの学生さんたちに話しました。皆さん、外部の講師の話を聴くときには、きちんとスーツを着るのだそうです。

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毎年話すのですが、今回戸惑ったのは、いつもは2時間だったのが、今年は1時間30分に短縮された事。そしてそれを知ったのが、講演当日、それも大学に到着した時であるという事。わあ、どうしよう。資料は2時間バージョンで作ってる、どこをどう短縮しようか。30分は大きくて。それが定まらないまま講義突入。とにかく途中途中をすっ飛ばしながら。でも、終わりごろに超特急になってしまって。見て頂きたい動画ができませんでした。なので、私のスライド原稿をコピーしてお渡しし、いつかの講義の時にその動画を見せてあげて下さいと託しました。ああ、失敗。

 何しろ盛り沢山の事。いっぱいお伝えしたいことが在るのです。

そして、講義が済んで、学生さんたちに質問は?で、手が上がった二人の男性。一人の質問。性暴力の私の講義について。

「どうして、日本は女性差別なのでしょうか」というもの。これは、いいことを聞いてくれました。ここの所、性犯罪の加害者が次々と無罪になっているという事は学生さんたちにも伝わっているようです。私は講義の中で「性的合意」の話をしました。日本の刑法は、諸外国と異なって、「どれだけ抵抗したか」が問われることも。それは、刑法がそうであるから。「暴行・脅迫」が構成要件になっているから。

それがなぜかと問われました。そもそも、強姦罪は明治の時代から、男性優位でずっと続いていたもの。それが、やっとやっと110年ぶりに一昨年見直しがされたこと。でも、「暴行・脅迫要件」は、取り除かれなかったこと。それは、政治の現場に男性が圧倒的に多いという事も一つの原因でしょう。講義の中でも話したのですが、日本の女性行政が他の先進国と大きく異なることと同じ土俵であると思います。ただ、今回の改訂は、三年後に見直しをすることという付録がついているので、後1・2年すれば、これが変わる可能性はあります。それに向けて、女性たちの声をどう届けるかでしょうね。などと話しました。

もう一つ。これも素晴らしい質問でした。将来教師になった時に、LGBTの生徒がいる可能性がある事。その生徒たちに対応するのに、何が大切でしょうかというものでした。

私、教育の分野でも、ずいぶん変わってきていること。文科省もLGBTの子どもたちについての対応の通知を出していることなどは、講義の中で話しました。今回の学生の多くは、小学校の教師になる希望が多いのですが、すでに広島でも、入学時に性的違和であること、それの対応を学校に求め、学校がいろいろと対応していることもあることなどの例をお話しました。大切なのは、「みんなちがってみんないい」。それぞれの子どもたちの違いを認めて、それも教師間での研修をしながら、情報や対応を共有することが大切であること等の返答をしました。

いいですねえ。学生さんたちがそのような意識を持って、教師になって行くこと。人権意識をしっかり持った教師ができることでしょう。時間の配分がむずかしかったけれど、今年も気持ち良く帰ることができました。

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「セクハラ・サバイバル」無事終了しました。

昨日の午後は、「セクハラ・サバイバル~セクハラは労災です~」の講演会、研修会沢山の方が来て下さって無事終わりました。

「セクハラ・サバイバル わたしは一人じゃなかった」の著者佐藤かおりさんと、よりそいネットを行っている社会的包摂サポートセンターの事務局長・ジェンダー政策アドバイザーの遠藤智子さんをお迎えしての会でした。

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佐藤さんのお話、自分の壮絶な体験を淡々と話下さいました。それに加えて、粘り強い闘いで「セクハラ労災行政訴訟」に勝訴した事、今苦しんでいる人へ向けてのメッセージ、闘いにはどんな手段があるかなど、幅広くお話下さいました。

この一人の女性にこんな力があるなんてと思わせるものでもありました。

続いて私の話は20分、意外と短くて、大変でした。

弁護士の寺本先生の、今全国の裁判所で出されている性暴力の加害者がなぜ無罪になるかということの解説、法律の何処に問題があるのかという分かりやすい解説も貴重でした。

そして、シンポジウムは、遠藤さんの司会で行いました。遠藤さんは、元シェルターネットの事務局長でもあります。DV法を作ることに奔走され,今も行政の中枢や全国の様々なジェンダーや性暴力を支援する活動へのアドバイスなど、全国駆け回っていらっしゃいます。

その豊富な知識と活動に基づいたアドバイスはとても適格で、本当に勉強になりました。よりそいネットホットラインはここにあります。

http://279338.jp/yorisoi/

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私は、本当に末端の現場で地べたをはうようにしてサポートをしている身ですが、このような大局に立ったお話を聴くのは、とても参考になりました。

それにしても、私は、性被害のワンストップセンターができて、本当に良かったと思います。弁護士さんやカウンセラーや支援員の方たちが強力に支えて下さるのですから。

会の後でも、懇親会で様々なお話を聴くことができて、さらに勉強になりましたしうれしかったです。沢山の方が来て下さってありがとうございました。

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