湯来南小学校の子どもたちの感想文③

湯来南小学校の子どもたちの感想文、今日で最後です。5年生、6年生の「ようこそ思春期」です。自分のことと照らし合わせて、話がとても具体的になっています。

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ああ、かわいそうに。お兄ちゃんに「でぶ」や「ぶた」と言われて、運動して3キロもやせたって。それはかわいそうだし、よく頑張ったねと言いたいけど、でもね、思春期には、やせてはいけないんですよね。しっかり食べてどんどん大きくなろうねと言わなければならなかっけど、それを言い忘れました。

5年生の感想が続きます。

「ぼくは何かがあんしんできました。もしかしたらもう思春期に入っているかもしれません。理由はきのうもだけど親とけんかしているからです。だからさい近イライラします。だから河野さんのおかげで安心しました。ありがとうございます。」

「ぼくは今日、九月十日木曜日に『ようこそ思春期』の話を聞いて安心しました。なぜならどことは、言わないけど皮がずっとかぶっていたから心ばいしてました。でも話をきいたら大丈夫だと分かったからよかったです。お話を聞かせていただいきありがとうございました。」

ウフフ、かわいいですね。「どことは言わないけど」だそうです。わたしは、男の子の性器は皮をかぶっていても全然かまわないこと。でも、トイレに行ったときには、皮を根元に引っ張っておしっこすること、毎日お風呂でちゃんと引っ張って少しでも頭を出して石鹸で洗って戻しておくことなどの話をしました。

6年生の感想です。

「今日は、思春期のことについてお話をしてくださりありがとうごさいます。自分は、母さんとよくけんかをするんだけど、自分をうんでくれたことに感謝したいと思います。自分は今日赤ちゃんがうまれてくるのがどんなにつらいことなのか自分は男子だけどよく分かりました。今日のけいけんをわすれないようにします。ありがとうございました。」

「このたびは、いろいろな話をしてくださいましてありがとうございました。自分がどれだけめぐまれて、命をいただいたということが改めて分かりました。先生が最しょにお話ししていただいた、親子の悲しいお話などもとてもいんしょうに残っています。自分で心のせいちょうは先生のお話してくだったことと、あいての気持ちがわかるということもあると思いました。ほんとうにいろいろなことをおしえて下さってありがとうございました。」

「河野美代子先生とてもきちょうなたいけんをさせてくださりありがとうございます。ぼくが一番心にのこったものはんないつくるかわからない思春期でからかったりわらったりする人がいるという話です。たしかに子をつくるのはむずかしいことでそのじゅんびができているというじょうたいをわらったりからかったりする人はおかしいなと思いました。自分は友だちのなかでそういう人がいたらその人をからかったりわらったりするのではなくいつもどおりせっしてあげたいと思いました。」(生理というのは、いつくるかわからないので、スカートが汚れたりすることがありうること、そんな時には絶対にわらったりからかつたりしてはいけないことなどを伝えました。)

「河野先生、いろいなお話をしてくれて、ありがとうございました。お話を聞いて、今まで悩んでいたことも、楽になりました。話が終わった後先生に、「先生が子どもの時は、男子と女子別々に話を聞いたから、男女いっしょに聞けたのは、ラッキーだったよ」と言われました。きちような話を聞けてうれしかったです。」

ほんとうは、みんなの感想文を全部アップできればいいのですが。選ばなければならなくて、それは苦しかったですよ。中には、まんがを描いてくれた人もいました。それも楽しく見させて頂きましたよ。ほんとうに皆さんと一緒に学ぶことができて、私もうれしかったのです。またいつかお会い出来たら声をかけて下さいね。

関係者の皆様、ほんとうにありがとうございました。

これで、湯来南小学校のことは終わります。

私は今日、出雲の両親のお墓参りに行きます。

 

 

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湯来南小学校の子どもたちの感想文②

昨日は、朝から夜中までびっしり忙しくて、疲れ果てて、ブログ、穴をあけてすみません。早く楽しい小学生の感想文をお届けしたかったのですが。

はい、湯来南小学校の3年生の感想文です。

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しっかり書いて頂いてありがとうね。漢字も沢山。1年、2年、3年生と成長していく姿がよくわかります。今回は、1年生から3年生まで一緒の授業だったのですが、それぞれの成長に伴って話を受けて止めてくれたことがわかって、ホッとしています。

他にも、3年生です。

「今日は、たくさんのことを教えてくださりありがとうございます。人もたまごがあるのにびっくりしました。赤ちゃんの生まれるところをはじめて見られてとてもうれしかったです。あかちゃんはおもかったです。ぼくは、大昔の、たくさんの人にいのちをもらったんだな、と思いました。」

「今日は、たくさんのことを教えてくださりありがとうございます。いのちは、どんなに大切かが分かりました。人間に、たまごがあるなんてびくっりしました。あと、あんなに小さいのが。おなかの中にあるのが、すごいなと思いました。どんなふうに赤ちゃんをうむのかが分かりました。いのちは、いろんな、おばあちゃん、おじいちゃんにもらったことが分かりました。いのちが゛とんなふうにできているか、分かりました。」

「今日は、たくさんのことを教えてくださりありがとうございます。人間にもたまごがあるのがびっくりしました。人間のたまごがあんなに小さいのがわかりました。ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんがいっぱいいるのが分かりました。人間は、さいしょはさるみたいでそれから人間になっていくのが分かりました。プライベートゾーンは、さわったりみたりみせたらいけないのがわかりました。赤ちゃんがおもっていたおもさよりおもかったので、びっくりしました。今日はありがとうございました。」

そして、4年生から6年生には、「ようこそ思春期」の話をしました。単に、体が大人になっていく変化だけでなく、「性の多様性」や「いろいな家族」についても、という校長先生からの要望がありましたので、それらをどう入れ込もうかと少々苦労しました。子どもたちはそれなりに受け止めてくれているかと、ホッとしています。

では、4年生の感想を。

「女の子と男の子の思春期はどんなふうなのか、どうしたらいいのか、などをおしえてもらったのでいつ思春期がきても大丈夫だと思います。わたしは、赤ちゃんをうむときは、すごくいたそうで、こわそうだと思っていたけどお話をきいてあまりこわくなくなりました。思春期か、分からないけど、たまに自分がいやになったりお母さんがじょうだんでいってもちょっといやなかんじがします。」

「わたしの心にのこったのは思春期というのは、人それぞれちがっていて、なやんでいることはがまんしなくていいことが分かりました。さいしょはこわかったけど、今回の話を聞いて安心しました。「だれにも言うなよ」は守ってはいけないことだと分かりました。心と体と顔は、みんなちがっていることが分かりました。家族もいろいろあることが分かりました。
 精子と卵子が出あうと新しい命が生まれることが分かりました。赤ちゃんは、38週でやっとつうじょうの大きさになることが分かりました。思春期が不安定なのは当たり前ということが分かりました。赤ちゃんが生まれるしゅんかんはお母さんがとてもいたそうでした。思春期ではいろいろなことがあるのが分かりました。今日はほんとうにありがとうございました。」

「かん者さんの家族もお医者さんもかん者さんがなくなったらすごく悲しいんだなと思いました。心と体の性別がちがっても好きになる人が同性でもおかしくないということがよく分かりました。家族がこうでないといけないということがなくしばられないのでいいなと思いました。おなかの中での赤ちゃんの成長はどんどん色んな変化があってすごかったです。不安なことがあったら必ず相だんしようと思いました。」

皆さん、本当に一生懸命聞いてくれて、一生懸命書いてくれてありがとうございました。元気が出ましたよ。

明日は、5.6年生の感想文を報告しますね。

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湯来南小学校の子どもたちの感想文①

一週間前に行って授業した湯来南小学校から、素敵な文集が届きました。授業を受けた子どもたち、すべての感想文がそのまま綴られています。

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一年生なんて、コロナで休校があって、まだほんの少ししか学校に来ていないはずのに、しっかりした字でとってもちゃんと書いてくれていて、ほんとうに感激です。かわいいですねえ。こんなに。

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メモ用紙に針で穴を開けて、それを光にかざしてみて、それが人の受精卵の大きさと言ったのを、ちゃんと「卵が小さい」と言ってくれて。「プライベートゾーンを人に見せない、触らせない、人のをみたり触ったりしない」と言ったのをちゃんと「人にみせない」と。もしも、無理に触られそうだったら、イヤーと言って逃げなさい、そんな人があったら、「人に言うなよ」というから。それは守らないでね。誰かに早く言いましょうと言ったのを「いうなよといわれてもちゃんという」と、ほんとうにポイントをしっかりとらえて書いてくれて、もう大感激です。

他にも、一年生です。

「あかちゃんのさいずはこんなにちちゃいのとかいろいろなことをおしえてもらって。いのちがたいせつなことやいろいろなはなしがきけました。あとめだかのいっぱいあかちゃんがうまれるのがみれてうれしかったです。」

「しったことたまごがうまれたこと。かんがえたこといのちってたいせつなんだ。ぜったいにゆうなよ、でもゆうことをまなんだ。めだかがうまれたことをまなんだよ。」

二年生になると、漢字交じりでとてもしっかりした文章を書く子も出てきます。

「わたしはこんなちっちゃかったんだ。て思ってびっくりしました。わたしは、こうの先生の話を聞いて命は大じなんだと思いました。生まれてきてよかったと思いました。みんなかみをもらいました。そのかみのまんなかへんに小さなあながありました。その小さなあなは赤ちゃんだったです。お母さんにも見てもらいたいです。」

「おとうさんとおかあさんがいないとうまれてこないのがよくわかりました。人の生まれかたもよくわかりました。プライベートゾーンをみられたらおとなの人にゆうこともよくわかりました。いのちがなんかいもつづいているのもわかりました。」

「わたしは、おとうさんがいないから、ずっと、きになっていました。それを先生がたすけてくれました。それをきいて、なみだがでました。「まだいたらいいのにな。と思いました。大切なお話ありがとうこざいました。またいろんなお話を、おしえてください。」

彼女は、私の話の後で個人的に質問に来て、会話をしました。そのことは校長先生から、お母様に連絡を入れてもらいました。この感想文を読んで、こちらも涙が出てきました。彼女のこれからを見ていたい!!と思いました。

まだお伝えしたいけれど、もう出かけなければなりません。大切な会議があります。また明日に続きますね。

 

 

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湯来南小学校で④

今日は、午前中は「性教協広島サークル」の例会。城さんの「性的同意」って何?~中・高校生へどう伝えよう~。素晴らしく楽しく勉強になる授業でした。これについては、またお伝えしますね。午後はクリニックに行って「特別養子縁組」の研修の資料作り。今週末に養親希望の方への研修をすることにしたので、その資料作りです。以前から取り組んでいたのを仕上げに取り掛かっています。もう少しで出来上がる所まで来ました。100ページを超える手作りの資料です。もう少し頑張って作り上げて、後は研修をする中で改善していきましょう。

今日は、もう少し湯来南小学校でのお話を。

低学年と高学年の両方の授業が終わった後、保護者の方と一緒に校長室でお話しました。お母さんたちは、もうずっと前に私の著書を読んだことがあると、古い本ももってきておられました。その中のお一人から。五年生の保護者の方からの質問だと。もう、そろそろ「どうして卵と精子がいっしょになるのか」と質問される年だと思うと。そしたら、どう答えたらいいのでしょうと。要するに、「性交」をどう教えたらいいのかということなのですね。

ウフフ、と私です。「実はね、もし、子どもたちからその質問が出たら答えようと思って、そのスライドを作って、待ち構えていたのですよ。」と。実は、小学校では「性交を教えてはならない」となっているのです。以前は、ちゃんと教えることができました。でも、性教育バッシング以来、性交を教えると、「指導要領の逸脱」になるのです。私は、性交を教えるのは、早ければ早いほどいいと思っています。

 子どもたちがカブトムシなどの交尾に興味があるころ。「交尾をすれば、卵が産まれる、そしてそれを大事に育てていると、やがて沢山のカブトムシが生まれる!!」それは子供たちにとってワクワクする出来事なのですね。私は、そのころ、子どもたちに「人間もそうなんだよ」と教えました。でも、人間は「交尾」と言わない、「性交」という、英語だったら「セックス」というと。まだ保育園の娘は、「あっ、セックスって、交尾のことだったんか。わかった分かった」と言いました。それから、パンダが交尾すると赤ちゃんが生まれるなどということは、ふつうにテレビでも期待して言われていることですし。

私は、小学校で自分から積極的に「性交」を教えて、先生方に「指導要領の逸脱」としてご迷惑をかけてはいけない、でも、もしも質問が出たら、その時にはちゃんと答えようとこんなスライドを作っていたのです。

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 いきなりこれを出すのではなく、メダカは雌が卵を産んだ所に、雄が精子をかけるのだったね。では、人は?「どうしたら、精子が卵子に近づくのだとおもう?」と子どもたちに考えてもらおうと思っていました。友人の小学校の先生によると、爆笑ものの答えが一杯出て来るのだと。


今日、校長先生から、メダカの受精の動画の後に、この動物たちの交尾のスライドをしたら、自然に人の受精に行けるのではないかとご指摘がありました。そうですね。それは実は私もそうしたかったのです。もしも小学校低学年に性交を積極的に教えてもいいということであれば。性交をおしえることができたなら、伝えられることはうんと広がります。単に、プライベートゾーンを大切にだけでなく、性暴力の予防にもつながります。

勿論、性暴力の予防のためだけではないのですが、これだけ性教育の必要性が言われ、世界の中でもとても遅れていて、性被害が子どもたちに及んでいることを見たなら、指導要領が早く変わらなければと思います。

これまで、中学生や高校生や大学生や教師や保護者の方たちばかりにお話しをしてきた私ですが、小学生に、それも全学年に話をさせていただくという、とても貴重な体験をさせていただきました。11月には、また小学生に話をする予定になっています。今回の経験をもう少し検証して、またもっといい授業をしようと思います。校長先生を初め、関係者の皆様、本当にありがとうございました。湯来南小学校のホームページに、校長先生のブログで今回の授業のことが書かれています。

http://cms.edu.city.hiroshima.jp/weblog/index.php?id=e2145

それから、実は、湯来南小学校の授業が済んで、とっても懐かしい方に会いに行きました。明日はそのお話をしますね。

 

 

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湯来南小学校で③

湯来南小学校での午後は、4・5・6年生への思春期の話をしました。作ったパワポ「ようこそ思春期」の多くは、8月27日のブログに載せました。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-fc2767.html


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授業に行く数日前に、ハタと気づいて、校長先生に連絡を取りました。4年生の初経教育はもう行われているのかと。そしたら、やはりまだでした。すでに習っている5・6年生となんにも習っていない4年生と一緒に話す、これは困ったぞ、で、初経や精通について、話さなければなりません。で、急遽スライとを追加して。

まず、表紙を出したまま「思春期とは何か」を話して。皆さんと校長先生はなにが違うだろうか~。子どもと大人の違い、まず背が高い、体重が多い、ひげが濃い、今は服を着ていて見えないけれど、大人はあちこちに毛が生えてるね。女性はその他に何が違う?おっぱいが大きいね。そんなことから、このスライドに入りました。月経や射精について話しましたがこれはさらりと。

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力を入れたのは、やはり女の子の生理の悩みや、男の子の性器の悩み。これは中学生にさんざん話して来た私の最も得意とする所です。

大切なのは、はまだ大人になる途中なのだから、きちんと決まってないことがほとんどだから。発育も一人一人違うのだということ。そして、一人で悩まないでということ。そして、月経はいつるかわからないから、女の子のスカートが汚れたりすることがあっても、絶対にそれをからかったりしてはいけませんよと。


男の子はペニスの大きさで悩むことはないこと。大人になっても、4センチあれば十分なのだからと。それから、皮をかぶっていてもいいのだと。おしっこをする時には皮を引っ張ってしてね、そしてお風呂では皮を引っ張って剥くようにして、石鹸やボディシャンプーで洗って戻しておくこと。もう少し大きくなったら、手術をしましょうという宣伝が目に入るかもしれない、でも、そんな手術は受けなくてもいいこと。もしもくっついてて、洗えなくって、性器の先が赤くなって痛くなることを繰り返すようなことがあれば、病院で診てもらおうねと。盛んにおこなわれている包茎の手術の宣伝に惑わされないようにと願って。

それから、小学生だから、私は「マスターベーション」とか、「オナニー」だとか「自慰」だとかいうのでなく、「さわりたい」と思ったら、と表現しました。触っていいよ。自分のものなんだからね、ただね、触るのは自分一人でね。人に見せたりしないでね。大人になって人に見せたりしたら、犯罪になるのよね。(その前日に、広島検察庁の職員が公然わいせつで逮捕されて報道されていました)

ここでプライベートゾーンについて。これは低学年と同じスライドで。さわられそうになったら、逃げてということも。

それから、性の多様性について話しました。小学生の教科書を見せてもらうと、「異性が気になる」と書いてあります。そうではなく、私は「人を好きになったり、気になったりする」と表現しました。同性を好きになることも。それから、自分の体が嫌だなあと思う人もいるよ。男の子の体で、自分は女の子と思う人も、女の子の体で自分は男だと思う人も。そんなことがあったら、どうぞ一人で悩まないで。誰か大人に相談してと。

これからの時代はいろいろな家族があるでしょう。その話。それから、何より思春期の心の不安定について。色々嫌になったり、腹が立つったりすることもあるよ。それを通して大人になって行くんだからね。そして、自分自身のつらかったことなども話しました。

 最後はまた赤ちゃんが生まれる動画を見てもらいました。命を大切にしてほしい、その命が生まれるとこを見てほしいと思って。

〆には、どうしても「相談してほしい」ということを繰り返して言いました。大人にとって、子どもの自殺、何よりつらいことですよね。そんなことがあった時、その前にどうしてその苦しみに気づいてあげられなかったかと、多くの大人が苦しみます。私は、「お父さんやお母さんに相談してね」とは言いませんでした。お父さんやお母さんからの虐待に会っている子もいるし、虐待にはあっていなくとも、どうしても親に言うことができない子というのも私は数多く見てきています。誰か一人でいい、相談できる大人を探してと。

盛り沢山になりましたが、さて、私の話がどう子どもたちに響いたか、のちに子どもたちの感想が届くことと思います。それを楽しみにします。その後、校長室で保護者の方たちと話しました。明日はその話をしますね。

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湯来南小学校で②

湯来南小学校の低学年の授業を終えて(実は、この後に2年生から、少し深刻な相談がありました。それには、丁寧にお答えしたつもりです。)その後、2年生の教室で、子どもたちと一緒に給食を戴きました。

担任の先生は、懐かしい!!かつて一緒に性教育に取り組んだ先生。女性の先生は、音楽や書写の専科の先生。今はやりの「黙って前を向いて食べること」でなく、楽しくおしゃべりをしながらでした。

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一番前の男の子、あのね、去年〇月におばあちゃんがなくなったの。いつも笑っている人だったん。で、ゴキブリは、バシッて、手でたたいてと。一緒に住んでいたの?一緒ではないけどすぐそばにいた。そう,寂しくなったね。うん。どうして亡くなったの?病気?うーん、もう年だったから。88歳だったんよ。私は、話の中に、命の終わりは死という話もしたのです。それがおばあちゃんの死と繋がったのでしょうね。身近に人の死を経験することが少なくなっていると言われます。彼の心におばあちゃんの死が残っているのでしょう。

給食はこうでした。週の内一日だけパンで後はごはんの給食なのだそうです。全てとてもおいしくて、完食です。

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そして、家に帰って、写真を見ていて、アッと気づきました。私の後ろの黒板。その時にはきづかなかったのですが。アップしますね。私の顔も一緒にアップされるのが申し訳ないけれど。

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担任の先生と子どもたちが一緒に私の話の振り返りをされたのでしょう。見事にポイントが書かれてありました。

・いのちのつながり
・プライベートゾーン
  大切なばしょ
  その人だけの
・「だれにも話しちゃダメ。」
  はいけないやくそく

・人のたまご(らんし)ははりのあなぐらい

先生の指導、本当にありがとうございます。そして、その黒板においてあった絵本。何気なく手に取ったのです。そしたら、子どもたちが沢山寄って来てくれて。あのね、あのねと。

みんなの輝いている笑顔を見てほしいけど、残念ながらぼかしを入れますね。

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それは、「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」という絵本でした。「ひいひいひい、ひいが一杯あるよ」と。

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私が一生懸命用意した「いのちのつながり」が、見事にここに書かれていたのです。絵本のように、私も「とほほ」です。そして、校長室に戻ると、そこに「いのちのまつり」という絵本がありました。そこにも、また。

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あはは、もうしっかり知っているというか、教えてあるのでしょうね。そこの所はまた考えましょう。そして、午後は高学年への授業でした。また、明日報告しますね。

 

 

 

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湯来南小学校で①

 今日は、朝から佐伯区の湯来南小学校で子どもたちにお話しをしました。午前中は1・2・3学年に。午後は4・5・6年生に。どちらにも、保護者の方にも来て頂きました。性教育の講演は、8月10日の比治山大学で、教師になる希望の大学生にお話しして以来、ひと月ぶりです。まるで孫のような小さな子どもたちにお話しできるのは、とてもうれしいことでした。いろいろと工夫して、かなりしっかり準備して今日を迎えました。

メダカの受精、誕生を見てもらった後、人の場合は?と。男性と女性の性器の絵を見てもらって、卵巣から卵が出て、精巣から精子が出て、その精子が卵に入ると、受精卵になること。その受精卵が子宮の内膜に潜り込んだら、妊娠で、赤ちゃんができるよと。そして、人の受精卵から子宮の中で段々と成長していく胎児の動画を見てもらいました。そこで、人の受精した卵はどれくらいの大きさだと思う?と質問しました。メダカの場合は、肉眼で見えるほど大きいのですね。人は?いろいろな大きさを言ってくれましたよ。中には、とてもお腹に入らないような大きな卵をしめしてくれた子も。一番多かったのは、人差し指と親指で〇を作ったくらいの。そこで、あらかじめ配っていた紙、それぞれの紙の真ん中でコンパスでアナを開けていました。それを窓に向かって見てみてと。小さな点の穴を見て、わア、小さい!!と。写真はそういっているところです。



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そんな小さいのが、こんなになるんだよ、と、赤ちゃん人形を見てもらって、何人かに抱いてもらいました。

そして、命のつながり、おとうさんの精子とお母さんの卵子があって赤ちゃんができる、そのお父さんにもお母さんにもお父さんとお母さんがいて、そのまたおじいさんとおばあさんにもお父さんとお母さんがいて・・・ずっとずっとつながって、今のあなたたちがいるのだと。その人たちみんなこんなにいて、その中の一人でもいないとあなたたちは今ここにいなかったと。こんな写真を使って。

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それから、赤ちゃんが生まれる動画を見て、生まれるのはどこからだろう。おしっこが出る所とうんちが出る所の間に赤ちゃんが出てくるところがあるよ。で、プライベートゾーンの話。プライベートとは、自分だけのもの。自分だけが見てもいい、さわってもいい、人に触らせたり、見せたりしないこと。人のプライベートゾーンは見ようとしたり、触ろうとしたりしてはいけないこと。

 もしも、触られそうになったら、とにかく頑張って逃げなさい。イヤーと言って逃げて、そしてそのことを誰か大人に言ってね。大人が触ろうとすることもあるよ、それから知らない人だけでなくって、知っている人のことも。その人たちは必ず「誰にも言うなよ」と言います。「誰にも言うなよ」という約束は守ってはいけません。誰にも言うなよと言われたら、そのことを早く誰かに言いましょう。だれか、いえる大人を探しましょうと。


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そんな話をしました。そして、質問・感想コーナー。質問というより、沢山の感想を言ってくれました。赤ちゃんの始まりはすごく小さいということが分かったとか、赤ちゃんがどこから生まれるかわかってよかったとか。

その後、2年生の教室に行って、一緒に給食を食べさせて頂きました。明日はその続きを書きますね。


 


 


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花田さんの手作り赤ちゃん人形

小学生に性教育の授業をするにあたって、スライドはもう出来上がったのだけれど、自分の「いのち」を考えるてもらうのに、生まれた時の赤ちゃんのお人形が欲しいと思いました。で、花田さんに連絡を取りました。花田千恵さん。性教育仲間です。今はリタイアしていますが、小学校や高校に勤務したその場その場での素晴らしい性教育を展開してきた養護教諭です。その著書「アイデアいっぱい性教育」は、実は花田さんの実践に感激した私が、実践の資料をリュックに入れて出版所に持ち込んでできた本です。

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手作りの教材の写真もいっぱい。子どもたちとの生き生きした会話もいっぱい。とても楽しく勉強になる本です。この本の中にある手作り人形を貸してほしいと。そしたら、何と、それらの資料や教材は、すべて焼却したのだと。何と何と。もったいないことを。

花田さんには思う所があったのでしょう。でも、さすがに私は、びっくりして、絶句して、そしてがっかりしました。

そしたら、花田さんが、まあ、お人形を作って持ってきて下さったのです。こんなお人形。そして、おへそはスナップで。

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へその緒の二か所にスナップがついていて、へその緒を切って、最終的に残った緒が取れて、おなかにおへその完成。

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お人形の横には、小さな人形も。点のような0.2ミリの受精卵が途中、これくらいの大きさに成長して、そして、最後には、こんな赤ちゃんになるんだよと使います。

なんてかわいい!!大切にお借りします。実は、11月にもまた小学生への性教育をすることになりました。その時にも使わせて頂きます。ありがたいことです。花田さん、本当にありがとうございます。しっかり活用しますね。

 

 

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性教育の研修「性的同意」って何?~中高生へどう伝えよう~

様々な研修がコロナのために中止になったり、リモートになったりですが。やはりリアルで研修をしたいとのみんなの思いが募り、ほんとうに久しぶりに「性教協広島サークル」の例会が行われることになりました。今、わくわくしています。

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これまで小学校の理科で、斬新な模擬授業や提案をして下さっていた城さんが、講師をしている中学・高校での授業の実践をもとに、「性的同意」をテーマで提案して下さいます。

「同意のない性はレイプ」と私たちはとらえています。でも、それを若者たちに実感を持って受け止めてもらうには、どう伝えていけばいいのか、授業づくりに参考になることとと思います。

ぜひ、参加してくださいませ。

コロナの感染予防対策としては、会場は密にならないように、窓は全開で風通しよく、参加者の皆さんには、体温測定をさせて頂きます。そして、マスクも必須です。マスクのない方、予備をもって参ります。そして、手の消毒用のアルコールも持って参ります。事前に机、椅子の消毒もしておきます。考えられることはすべて行なっての例会です。

私は、今日、また性暴力の法廷で証言しました。いつも思うのです。加害者は、学校時代にどのような性教育を受けたのだろうかと。

皆様、参加をどうぞよろしくお願いします。

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小学校高学年の性教育のスライドづくり

昨日からずっと講演のスライドづくりにかかっています。今日は、小学校の校長先生にクリニックに来て頂いて打ち合わせをしました。そこで、カミングアウトです。実は、私は小学校で、児童にお話しするのは初めてなのですと。これまで約40年間、性教育については散々、何千回も講演してきましたが。生徒さんには、中学生以上。小学校では、保護者の方や先生方にお話してきました。性教育のあり方などについて。小学校での性教育は、先生方と保護者の方がするべきものと思ってきましたので。

でも、今回は、校長先生とは以前から性教育を通じての知り合いで、子どもたちのことについても、色々と相談に乗ってきたりしていた方。依頼があった時、この辺りで小学生の子どもたち自身にも話そうかと心変わりがあったのです。

これまで、小学生には、原発事故の福島の子どもたちについて話したことはありますが、性教育は初めて。初体験だというと、校長先生は、びっくり仰天。初心者ですのでよろしくというと、もう、ほんとうにびっくりして、恐縮されておりました。

ということで、まだ完成ではないのてすが、4年生から6年生の高学年の子どもたちへの話のスライドを作りました。私は、中学生以上はスライドなしで話しているのですが。小学生については、スライドであらすじを作っておかないと不安で。その一部をアップしますね。

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二次性徴については先生の役目。私は医師の立場で。

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つたえたいことは盛り沢山です。気を付けるのは、人はいろいろなのだと。こうなければならないではなく、色々違っていいのだよということ。

人に対しても差別意識を持たない大人になってほしいと思っています。

さて、まだ本番まで二週間あります。これからもいろいろと悩みながら、手直しもしようと思います。

その前に、大仕事。子どもの性被害の法廷に立たなければなりません・・。憂鬱ですが。これからその準備です。

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