おかやま山陽高校へ。

 昨日は、おかやま山陽高校の一年生に講演に行きました。もう何年になるでしょう。2001年に思春期学会総会が広島で開かれた時には、もう行き初めていますので、少なくとも、今年で26年になります。前の校長先生がお元気なころからずっと。ここ20年は、毎年入学したばかりの一年生に話しています。

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私の大好きな学校です。なにより生徒がキラキラしています。目が輝いているというか、高校生でも目的を持つと、こんなにも生き生きするのかと感嘆します。先生方も、様々子どもたちのために工夫をされていますし。幸せな生徒たちだと思います。

これをみるのが毎年楽しみなのです。

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これは、講演会場の一角にあった、吹奏楽のトロフィーたちです。ぎっしり。

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講演会場の様子。講演前に、校長先生が「これまで君たちも小学校中学校といろいろな性教育を受けて来ただろうが、何か奥歯にものが挟まったような、言ってはいけない事をなんとなくぼかして話すようなそんな教えられ方をしてきたのではないか。だけと、河野先生の話は物事をはっきりと話される。それは、これから大人になる君たちに大切なことであるし、何より君たちが幸せに生きるために必要なことを話してくださる」と言ってくださいました。「幸せに生きるために」と言って下さったのが、何ともうれしくて。私も幸せな気持ちになりました。生徒さん達は、本当によく聞きました。入学早々に、二時間もきつい話をと思ったでしょうがもでも、最後までまっすぐにこちらを見て聞いてくれましたよ。

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帰りの車に乗る時、男子生徒が数名よって来て、「ありがとうございました。」と。「一年生?」「ハイ。」「聞いてくれてありがとうね。」と言っておきました。

実は、往復ほぼ5
時間の運転と、立ちっぱなしの2時間の講演でひどく疲れましたが、気分はよかったです。学校を後にして、私の好きな小さなスーパーマーケットが寄島の海沿いにあります。そこに寄って、かわはぎとカニと作ってあるかつ丼を買って帰りました。家に帰り着いて、すぐに料理に取り掛かったら、なんとカニがもそもそ動いたので、びっくり。ちょっと怖気づきましたが、勇気を出して、お味噌汁にしました。カワハギのしっぽは、鍋に入りきらなかったので、切ったのです。きもが絶品でした。

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でも、あんまり疲れていたからでしょう。食欲がなくって、半分も食べられませんでした・・。

 今日の夜から、いよいよ「神部ハナという女の一生」に取り掛かります。もちろん裏方ですが、猛烈に忙しく、することが沢山あります。沢山の方にお会いできますように。明日の診療は、午前中は保谷先生に、午後は四方先生にお願いしてあります。すみません。

 

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「若人よ、いのちと愛のメッセージ」

いろいろあってまたまたブログをお休みしていました。すみません。この間のことは、またぼつぼつ書かせて頂きます。

まず、昨日は、巨人戦が開始10分前に中止になって。もっと早く天気予報から決断してもいいのに。でも、雨の中試合を強行した時、カープは殆ど勝ったことがないのでは?だから、中止でいいのだけれど。でも・・。わたしはこの日、内野の一番前の席のチケットを持っていたのです。四方先生と行くことにして、でも私はこの日予定があって、遅れて行くから、先に行っておいてとチケットを渡しておりました。雨が気になっていたのですが、四方先生から6時10分前に電話がかかりました。中止だと。ひどいでしょ?今になって中止よ、と。私は出かける前で、電話を頂いて助かりました。これです。長いので下を切りましたが。良く見ると、これはカープが勝った時にヒーローが手をタッチしてくれる所です。ああ、残念でした。勝てば、ですが。

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8日水曜日、以前書いた映画「若人よ いのちと愛のメッセージ」を観に行きました。

ここから二日間書いています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2026/03/post-6566bd.html

1987年、私の「さらば、悲しみの性」を原作として40年前に作られた映画です。それを今観て、本当にびっくりしました。とても新鮮で、感動なのです。物語りとしても面白いし、何より性教育映画として秀逸です。今でも。いえ、今の性教育より、はるかにすぐれているかもしれません。それはまあ、時代が異なって、性の多様性とか、OC・ピルの進化とか、今とは異なることもあるにはありますが。性教育の基本は変わらない、それ以上かも。それは、この後にバッシングがあって、性教育は大きく後退したのだから、いわば当たり前かもしれません。私、不覚にも、最後は泣けてしまいました。

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 これは、やっぱり多くの人に観て頂きたいと思いました。若い人にも、教育に携わる人にも。

 先日、社会学者の方のお話を聴きました。その時、「性教育は明るい教室の中ではしない方がいい」と言われてびっくり。本当に心から驚きました。体育館の影とかでする方がいいのではないかと。ああ、この人は、性教育というものを間違って捉えていると思いました。ハウ・トゥー・セックスを教えるものと。どこかの開発途上の国に行ってそこでは、女性を集めて、先輩の女性がセックスを教えるのだと。私たちが目指している性教育をそのようにに捉えられるとこれはタマラナイ。人間関係をどう作るか、例えばいじめとか、広くは戦争に至るまでも学ぶこと。子どもたちに豊かな人間関係を作って、豊かな人生を歩んでもらうために行うもの。それをどうして明るい教室でしてはならないのか。私は、若いドクターたちが企画したことだから悪口を言ってはいけないと思って来たけれど、やっぱり私の苦手な学者さん、それも社会学の学者さんにこう言われると、もやもやが最高潮になって。そんなもやもやを抱えてこの映画を観たものだから、泣けて来たのもあります。

 映画の中で、これはほんとうに一人ひとりに自由にしてもらったものだと思いますが、高校生たちがいろいろとうんうんと考えながら、自分の思いを発表し合うって、それも感動でした。

 持病を抱えた槙坪監督が本当に苦労して、命を削るようにして頑張って作った映画。若くして亡くなってしまったけれど、今、私は槙坪さんと話がしたいと、つくづくそう思います。いつも、亡くしてしまった人と会いたいと思うのは、私も近づいたからでしょうか。

 残念ながらこの映画の上映は、後は、5月28日(木曜日)
しかありません。11:00,14:30,18:30の三回上映されます。この中の14:30~のが終わった後、私のトークがあります。私、何か私のとっておきのプレゼントをもっていくつもりでいます。ぜひ多くの方、いらっして下さいませ。場所は広島市映像文化ライブラリー。転居して駅前福屋の10階、図書館の中です。素晴らしい映画館ができています。料金は大人380円。シニア(65歳以上)と高校生180円。中学生以下無料。シニアは、年齢を証明するものが必要です。

 ぜひぜひ、観に来て下さい!!

 

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広島市立特別支援学校の講演の感想文です。②

昨日の続きで、広島市立特別支援学校での講演の感想文です。今日は、教師の感想文です。


【教職員】


・生徒への性に関する授業でもプライベートゾーン以外にも人によってはさわってほしくないパーツもあるなど改めて思い直しました。


・「子どもはなぜ無知なのか、、、伝えなかった大人の責任」と言う言葉が心に残りました。


・性=いやらしいものではなく、すてきなものとしてとらえるというのがとても印象的でした。小さいときから少しずつ伝えていくことが大切だと思いました。


・ピルのことやプライベートゾーンに口も含まれていることや障害をもつ方からも様々な相談があること、自分の持っていた知識やイメージより遥かに奥深いものなんだと思いました。子どもたちに楽しく大事な体だということを伝えていきたいと思いました。


・以前より河野先生のことは著書「さらば悲しみの性」で存じておりました。今日はたくさんお話を聞くことができ良かったです。障害を持った人、若い人が、知識がないために不幸な目にあっていることを知り考えさせられました。教員としてどう「性」を教えていくかしっかりと勉強していこうと思います。


・質問ですが、保護者の方々と時間があれば保護者(社会)が学校に求めている「性教育」とは何かが知りたいと思いました。「発達段階に応じて」どのような内容や目的で行うのか、どのような時間で扱うのかをきちんと整理しながら指導していきたいと思える学習会でした。学びをありがとございます。


・まずは自分の体のしくみを知るという部分がとても大切だと思い、低学年では「体を知る」「体は大切」というところから学んでいけるといい。


・本人や周りのことを考えてながら、その子の実態や周囲の人々の協力が可能な範囲を加味しながら適切に教えてあげることが大切だと感じた。


・河野美代子先生の熱意あふれる御講演に感動しました。
昨年度、高等学校PTA連合会での講演に引き続きで、お話の復習もできてよかったです。
十数年まえになりますが、かつての勤務校で、スクールバス内で射精する子への対応を学年で話し合って、5年生男子に、男性教員が、いつ、どこで、どうやってマスターベーションをするのかを教えた記憶や、私自身がジャージの下にはいたスパッツに指サックを縫い付けておしっこの仕方を教えたことを思い出しました。あの頃、力を入れたあの指導は間違いではなかったと、改めて確信しました。七生養護学校の受けた屈辱については昨年度もお話を聞いて憤りを感じましたが、いまだに低い意識の議員が国民の代表として座っていることにため息が出ます。現場の一人一人がアンテナを高くして、確かな念と意識をもって教育にあたる必要を感じました。


・「性」は、とてもとても大切なテーマで、色々な側面で互いに(親と子、保護者と教職員、児童生徒と教職員)事直に話し合えることが必要な気がしていました。そんな中で、この講演を保護者、卒業生、教職員が一同に聴けたのは、非常に大きな一歩で、これを期に少しずつでも性をテーマに誰もが相談し合える風土ができる事を期待しました。


・子供に対する性の教育は本当に難しいと感じています。解像度が高ければ危険視されますし、モザイクだらけの状態では全然伝わりません。学生の間は性から遠ざけられて過ごし、社会人になった途端に「相手を見つけて子供を授かるように」と求められるのは、酷な話だと感じていました。苦しむ事が無い様に、発達段階に応じた適切な性教育、情報の提示ができる社会の風潮が、もっとあっても良いと思いました。


・先生の経験されてきた様々な事例を提示くださりありがとうございました。どの事例も本校の児童生徒を思い起こさせる内容で、改めて特別支援学校での性教育の重要性を感じました。今回紹介いただいた文献等を活用しながら、今後の性教育に取り組んでいきたいと思います。


・大変勉強になりました。ありがとうございます。小さいうちに教えておかないと、大人になってから教えくれる人はいない。まさにその通りだと思いました。私たちの教え子が知識のないまま性被害、性加害の当時者になってしまうことのないよう、学校で取り組めることを考えていきたいです。

 転載は以上です。校長先生をはじめとして、PTAの保護者の皆様、関係者の皆様、すべての聞きに来て下さった皆様に熱くお礼を申し上げます。また、こうして丁寧に感想を書いて下さって、本当にありがとうございます。私にとって何よりの励みになります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

私は今、東京の息子の家にいます。明日は産婦人科医のための女性保健医療セミナーに参加します。

昨日、タンポポをどっさりいただきました。至急花だけにして、6時間水につけておき、お風呂から帰って、タンポポ蜜を作りました。ネーブルとレモンの皮をむいたのとお砂糖を入れて煮ました。それを濾して、しばらく煮つめました。きれいでさわやかなタンポポ蜜ができましたよ。煮沸したはち蜜と漬物の瓶に入れて保存しました。

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これから、はちみつ替わりに、ヨーグルトに入れたり、ソーダで薄めて飲んだりします。楽しみです。残りのタンポポは、帰ってから佃煮にするつもりです。


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広島市立特別支援学校の講演の感想文です。①

昨年12月25日に行った、広島市特別支援学校での感想文が届きました。広島市の特別支援学校は、児童生徒が588人、120学級という、児童生徒が日本一多い特別支援学校です。

 私は、県内でもほとんどすべての特別支援学校の保護者や教職員の方たちに講演に行っていましたが、広島市だけは、お声ががかからないままでした。多分、ずっと前の広島市PTA協議会の会長との裁判や、教育委員会からのバッシングが影響をしているのだろうと諦めていましたが。それについては、ここから二日間について報告しています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-d30fff.html

ですから、今回のお話があったときには、それはうれしくて、喜んで参りましたよ。保護者の方のご意見が強くて講演会が開かれることになったようですが。何はともあれ、うれしいことでした。

現保護者の方や卒業生の保護者の方、それと先生方、全部で200人余りの方が参加して下さっていました。

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このたび、PTA会長さんから、とても丁寧なお手紙と感想文をまとめたものを頂きました。ありがとうございます。ここに転載させていただきます。私の仲間の性教育に取り組んでいる産婦人科医も、障害のある子どもたちの性教育について、講演を求められることがあるようになったと聞いています。参考になれば、と思います。以下、転載です。


 この度は、学習会「教えて河野先生!」『障がい児の性について』~ココロとカラダの成長に寄り添った大人の関わり方~」におきまして、ご多用の所ご講演を賜り、誠にありがとうございました。

 本学習会は、保護者ならびに教職員を対象として開催いたしましたが、河野先生の長年のご経験と実際の調査に基づいた具体的なお話は、それぞれの立場にとって大変貴重な学びの機会となりました。

 性教育が子どもたちの「尊厳」と「安全」を守るための不可欠なサポートであること、プライベートゾーンの守り方や正しいからだの仕組みを伝え「あなたはかけがえのない存在だよ」というメッセージを子どもたちに届けることが、本当に大切であると学びました。

 障がいのある子ども達に関しては、発達のアンバランスがあっても訪れる成長は等しく、大人が「性」をタブー視せず、特性に合わせて時間をかけて伝えていくことが、豊な人生の土台となる・・・親として、子どもの変化を優しく受け止め、誠実に見守り続ける心の準備を整えたいと実感した、と言った保護者の声も寄せられました。

 本日、学習会終了後に参加者の皆様から寄せられた感想を、同封させていただきました。河野先生のお話が、それぞれの立場でどのように受け止められ、今後の関わりにつながろうとしているのか、率直な声としてお読みいただけましたら幸いです。

 あらためまして、この度のご講演に心より感謝申し上げます。
 河野先生の今後ますますのご健勝とご活躍を、心よりお祈り申し上げます。    敬具

                 令和8年1月26日
                                広島市立特別支援学校PTA
             PTA会長
                  〇〇〇〇

   •性に関する学習会の感想



【在校生保護者】


・小中学校での「はどめ規定」で性交について教えられない今の日本の現状によって、社会人になってまちがった性交をしてしまうことが分かった。思春期においてのプライバシーを親と子でもよく守るように教えることが大事だなと思った。性に対して積極的に場所時間後始末など丁寧に時間をかけて向き合って教えることが大切だなと思った。(小学部)


・障害あるなしに関わらず、困った事、問題事にするのではなく、対策すること、解決することとして考えていく親の思考を変えていく事が大事だなと思いました。その時がきたら成長のひとつととらえ一緒に親子で話し合って対策解決していこうと思います。(中学部)


・学習会は母親の参加が多かったですが、ぜひ父親にも参加して一緒に考えていけたらと思いました。(中学部)


・あまり他の人と話を深める機会が極めて少ない内容についてお話を聞く機会をいただき、本当にありがとうございます。現在の医療現場や貴重なケース例を知ることができて、非常に参考になりました。(中学部)

・性・生理現象・本能いずれもよく把握して、我が子らに伝えていかなければと感じました。諭していただける機会を下さりありがとうございました。(中学部)

・保護者や教員、こどもにとってもデリケートな問題ですが、大人がきちんと向き合うことの大切さを改めて教えてもらいました。ありがとうございました。(中学部)

・社会を取り巻く性教育の難しさを感じました。身近な家族から、丁寧にまっすぐな気持ちで、性について向き合っていきたいと思いました。(中学部)

・性に関しては、なかなか聞きにくかったり、なんとなく恥ずかしいというか、隠したいようなイメージがありました。が、今回学習会に参加して、本当に、誰が教えてあげるのか、ということが強く心に響きました。とても大切なことなのに、親である私自身も、学校で十分な性の勉強をしておらず、これから先の未来も危機感を覚えました。もっと日本は性の教育に力を入れて取り組むべきだとつくづく思いました。(高等部)


【卒業生保護者】


・卒業生保護者も参加させていただき、ありがとうございました。
私は息子が小さい頃から「自分の体が大事なのと同じように、人の体も大事だよ」と話してきました。今も、女の子とお話ししたいようで少し心配しています。これからどんな生活をしていくのかわかりませんが、人と楽しく関わりながら生活してほしいと思います。


・この度は学習会へのお声がけありがとうございました。
性を学ぶことは生きることを学ぶことでもあると感じました。長年産婦人科医としてご活躍の河野美代子先生のご経験に基づく多岐にわたるお話は、大変心に沁みる勉強になるお話でした。
障害のある息子はもちろん、きょうだい達のこと、私自身のことをイメージしつつ多くの気づきを頂きました。心と体についての大切な学びの実践をされてきた七生養護学校事件については初めて知ることとなり、性は大切なもの、素敵なものと思えない一部の大人達の偏見と凝り固まった概念が、権力の名の下裁判にまで発展してしまった事実が、健全さを忘れたこの国の歪みを見せているようでなんとも言えない憤りを覚えました。無知は最大の罪ですね。性は生きる力そのもの、生活を豊かにしてくれるものと教えてくださった、とても謙虚でいらっしゃる河野美代子先生に心より感謝しております。

次回は、教職員の方々の感想文を転載させていただきます。明日になるか、その次の日になるか、明日から(もう日が変わったので、今日からですが)東京に行きます。時間を見つけて、書きたいと思っています。


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小学生からの手紙続きです。

 昨日の続きで、小学生の手紙です。今日は、6年生。5年生と比べて、具体的に体、特に女性の生理の悩みや質問が多くありました。

〇きのうは、おいそがしい中私たちにきちょうなお話をしてくださりありがとうございました。河野先生のおかげで生命のはじまりのことや性のことについていろいろと分かったことがたくさんありました。たとえば人間のこうびはほかの動物とこうびの名前がちがうことや、生理を年に3回にできる薬があることなどを知りました。これからも寒い日が続くので、お体にお気をつけておすごしください。

〇今回は心の話について語っていただきありがとうございました。自分の感情のコントロールや他人と自分の差やちがいなどが決して恥ずかしかったり、おかしかったりすることではないことも新たに知ることもできました。まだ知識が豊富でない私たちに、たくさんのことを教えていただきありがとうございました。

〇この前は、命のことや人の体や心のことについて教えて下さり、ありがとうございます。自分も初めて知る情報やSNSで知る情報ではなくきちんと本当の情報をしれてこれからの人生にいかしていきたいなと思いました。大人になる前に正しい情報を知れたから、大人になった時に、とても助かるかなと思います。

〇今回は、僕たちにき重な時間をつかって命の授業をしてくださりありがとうございました。ぼくが今回学んで思ったことは、性に対して興味をもつことは決してはずかしいことではないということです。今までぼくははずかしいことだと思っていたのでありがとうございました。ペニスの洗い方も参考にしようと思いました。

〇昨日は僕たちに命についてたくさんの知識を教えてくださりありがとうございました。先生の話は患者の死をみとった話など聞いてしみじみする話ばかりでした。先生の話を聞いていると家族のありがたみがあらためて分かって、やさしくせっしたいという気持ちができたので、はんこうきがいっしゅん終わったきがしました。僕に家族の大切さを思いださせてくれてありがとうございました。

〇私たちのためにいろいろなことを教えてくださりありがとうございました。男子にもいろいろな悩みがあるということが分かりました。質問なんですけど男子に女性ホルモンをあたえるとにんしんしますか。お体に気をつけてがんばってください。

〇いろいろな話をしてくだってありがとうございました。たくさんの生理の薬があることなどの知らなかったことが知れました。産婦人科という相談したりする所があることも知れました。

〇わざわざ大河小学校におこしくださりありがとうございます。河野さんが男子と女子のちがいについておしえてくれて男子にはわからない生理のつらさが分かってなんで女子を男子がいたわらないといけないかが少しわかったきがします。

〇今回は、大河小学校に来ていろいろな事を教えてくださりありがとうございました。私はおなかが痛かったらがまんしなくてもいいということを知って気が楽になりました。本当にありがとうございました。

〇大河小学校へいそがしい中、来てくださりありがとうございました。メダカがメスとオスがくっついて精子と卵子が結びつくしくみはよく知っていたけど人間の精子と卵子が結びつくためには子宮の前の通り道で結びつくことも初めてしりました。セックスが性交であることもはじめてしりました。

皆さんのお手紙を読んで、私はほんとうに大河小学校に行って良かったと思っています。楽しかったなあ。これから、もう6年生は中学生になるのですね。いろいろと悩むことがあっても、どうぞだれかに相談してくださいね。

 少しだけ皆さんの質問にお答えをしますね。えっと、男子に女性ホルモンを入れても、妊娠は無理ですね。妊娠するためには子宮がいるし、卵巣がないので卵もできないからです。今、医学界では、子宮移植というのが研究されています。将来もし子宮が移植できるようになったら、子宮がない人でも妊娠ができるようになるかもしれません。うんと将来ね。

 それから、へそのお、赤ちゃんのへその緒は、お母さんとつながっているのではなくって子宮に胎盤(たいばん)
というのができて、それにへその緒がつながっています。そこから赤ちゃんへ栄養が行くのですね。そして、胎盤は赤ちゃんが生まれた後、へその緒も一緒に子宮から出て来ます。私ね、ほんとうに体ってうまくできているなあと思っていますよ。

 校長先生をはじめとして、大河小学校の皆様、保護者の皆様、このような機会を与えて下さって本当にありがとうございました。心から感謝いたします。

お礼に、クリニックの青野さんの春のお花を。蠟梅です。

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小学生からの手紙

 3月5日に行った大河小学校5・6年生の子どもたち全員の「河野美代子先生へ」というお手紙が届きました。それを素敵な冊子にして校長先生が届けてくださいました。

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すぐに読みました。なんと、かわいくて、まっすぐで、ほほえましくて、本当に素敵。何人かのお手紙をここに転載しますね。

なお、行ったときのブログはここにあります。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2026/03/post-282746.html

5年生

〇先日は、おいそがしい中命の授業をして頂きありがとうございました。わたしが心に残ったことは「いろいろな人がいる」ということです。わたしは周りを気にして自信が持てませんでした。でも、少しは自信をもつことができました。


〇命の授業をして下さってありがとうございました。私が一番印象に残ったのはがんになったお母さんとその子供たちの話です。家族の身にいつ何が起きるかわからないから家族と過ごす時間をもっと増やしたいなと思いました。何もかくすことなくたくさんの話をしてくださってありがとうございました。


〇先日は、命の授業に来てくださりありがとうございます。先日の授業で、いつ生理が来ても怖くなくなりました。この授業のおかげで、自分が大切にされていたこと、自分がおろかな考えをしていたことが分かった気がします。これからは、自分を大切にして生きていきたいです。

〇昨日は、大河小学校に来て下さり、ありがとうございました。赤ちゃんを産む時は、すごく命がけということが分かりました。命がすごく大切ということも分かりました。しょう来、自分が子どもを産んで子どもにその話をしてあげたいです。

〇先日は、大河小学校にいそがしい中おこしいただき、ありがとうございました。ぼくは、この授業を受け、命の大切さ、尊さをより実感しました。特に、自分の命があるのは、ご先祖様がサルに近かった時から命が続いているからだと知って、ぼくが今生きているのは、本当にすごいことなんだなと改めて思いました。


〇今回は、私たちに命の大切さについて教えて下さり、ありがとうございました。家に帰って母に「母さんはせいこうっていうのをして、いやじゃなかった?」と母に聞くと、「そういうことをちゃんと教えてもらえる先生に習えて良かったね。」と言っていました。もっと河野先生の話を聞きたいなと思ったので、これから自分を大切にします。

〇わかりやすく授業をして下さり、ありがとうございました。実際に折り紙に穴があけてあり、卵の大きさを知ることができました。いろいろな人やいろいろな家庭があり、みんなが同じわけではないことを学びました。だから、これからは色々な人とたくさんお話してみたいです。

〇いそがしい中大河小学校に来ていただきありがとうございました。思しゅん期で不安があるので、来ていただいて、教えてもらって、ありがとうございました。最後の質問の時に手は上げられなかったんですが、質問です。赤ちゃんを産んで、赤ちゃんはへそのおが切られるけどお母さんのへそのおはどうするんですか?

ね、かわいいでしょっ!!

明日は6年生のお手紙を転載しますね。

 

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ビル開業の産婦人科医の集まりでした。

 昨日は、診療後「OBGY」ビル開業をしている産婦人科医の集まりでした。二か月に一回集まって、いろいろな情報交換をします。いつも数名が順番に話題提供をします。昨日は、私も含めて三人が提供の番でした。

 H先生が、昨秋下関で行なって私も発表した「性科学会」に参加して、村瀬幸浩先生の話に感銘を受けて、その後先生の本も何冊か読んで、「男性の性」についての話をされました。性機能が衰えても、性器だけで性はするのではないということ。ふれあいだけで十分に楽しいというもの、そんな話でした。男性の産婦人科のドクターが、ここに関心を持たれるのは、とてもいいこと。というか、これまでにその関心を持たれなかったのがむしろ不思議。これを理解しないと、高齢女性の悩みの対処できないと思うので。楽しくお話を聴きました。

 貞森先生は、保谷先生と昨夏から始めた「ひろしまユースクリニック」の話。いろいろと大変ながらも、毎月開催していて、様々な協力者も出て来て、頑張っているというお話でした。産婦人科の若い先生たちの頑張りは、本当にうれしいです。焦らず、ゆっくり地道に続けてほしいと思います。3月の予告。ネットから、ここに広報しますね。


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私は、子宮頸がんの手術について、お話しました。広島大学でとてもいい手術をして頂いたので。時間がないので、また続きでお話しますね。今日は、診療後東京に行きます。明日、特別養子縁組についてお話します。

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映画「若人よ いのちと愛のメッセージ」が上映されます。続き。

映画「若人よ いのちと愛のメッセージ」の上映を全国でした後、槙坪さんは、本を出版しています。

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久しぶりに手を取ってみました。それがまた、面白くて。つい読みふけってしまいました。本には、シナリオや映画を見た人達の感想文、それに1989年5月4日に東京、朝日生命ホールでの映画の上映と、私と村瀬幸浩先生の講演、それにこの映画の音楽担当の小室等さんと映画評論のおすぎさんの対談がのっています。私が37年前にどんな講演をしているのか興味深かったのですが。若者たちの性や性教育について、今と本当に変わらなくって。今、この話をしても、本当に大丈夫。そのまま当てはまると思いました。私が喋っているいろいろな若者のエピソードを、ああ、そうだったと思い出しながら読みました。

 それから、おすぎさんと小室さんの対談「えいがto音楽to性教育」
もとても興味深くって。おすぎさんは、ゲイです。でも、その頃の同性愛等の性的マイノリティ―の人というのは、今と比べて、社会は差別満載でした。そのあたりの対話が今読むと、すごく大変だったかよく分かります。

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 この本で私が講演している所の一部を再現しますね。

「日本の性教育というものは、まだまだだと思っています。でもずいぶん広がってきたし、性教育をやらないといけないという雰囲気は確実に出て来たし、非常にすぐれた実践をしている所にも、隋分出会えるようになりました。素晴らしい実践に出会ったときは本当にうれしいですね。ただ、いろいろ試行錯誤ながら取り組まれている所を個別にみると圧倒的に女子高なんですね。

 共学はまだまだ、男子校はさっぱりダメというのが、現状だと思います。男子校の先生方の中には「うちの生徒、男子ばっかりなのに、なんで性教育なんかしないといけないのか」「そんなもの放っておけば自然に覚える。我々の時代もそうだったし、ちつとも困りはしなかった」という風におっしゃる方がある。おそらく、そういう方は性教育を"ハウ・トゥ・セックス"セックスの仕方を教えることで、それに伴って性器の構造、妊娠、出産、人工中絶、性病、避妊、それらを教えることだと思われているんだろうと。とんでもない、「性教育というのは生命の教育です。命を考え生き方を考える、どう生きるかを考えていく。もっと言えば、人間関係を考えることでもあります。どういう人間関係を作りながら共にどう生きていくのかということを考え、トレーニングし、そしてより豊かな大人になっていく」ことが性教育の目的だと私は思っています。
 もちろん先程言った、ハウ・トゥ・セックスに伴うもろもろのことも、含むけれども、それだけが目的ではないし、また、生命を考え、生き方を考え、人間関係を考えるのは、女だけが考えればいいものでは決してない。」

 イヤー、今包括的性教育ということを多くの人が言っているけれど、私、これ、37年前に言っていますわ。

 村瀬先生の講演も含めて、この本、結構大切な本だと改めて感じ入ります。まだ何冊かあるので、私がトークする時には、もって行ってお分けしてもいいなあと思っています。

新しい映像文化ライブラリーはここです。

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観賞料金は、「いのちと愛のメッセージ」は大人360円、シニア(65歳以上)・高校生180円、小・中学生は無料です。安いですね。

 私は、トークをしなければいけないので、その前に4月8日の夜の上演には行ってみようと思います。楽しみです。

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映画「若人よ いのちと愛のメッセ―ジ」が上映されます。

全く偶然なのですが。本当に私が意図したものではないのですが。私の性教育50年を振り返る講演で、いろいろと昔のことを調べたり思い出したり。そんな時、広島市映像文化ライブラリーの方が一つの、いえ、二つのですが、企画をもって来られました。一つは、私がまだ高校を卒業し、大学に入学した時に出演した映画「ヒロシマ1966」を上映されるということ。そして、もう一つが「若人よ」の上映の企画でした。

 「若人よ」は、私が初めて上梓した「さらば、悲しみの性」を広島出身の映画監督槙坪多鶴子さんが映画化したものです。ヒロシマでオールロケ。舟入高校演劇部の人たちの多くも出演しています。映画は全国で上映されました。東ドイツでも。広島では当時の郵便貯金ホール、今の上野学園ホールで、1700の座席一杯超満員の人たちが集まって上映されました。

 私が「さらば」を出版したのが1985年。1986年にNHK特集「少女たちの産婦人科診察室~10代の性のカルテ~」が放映され、そして1987年に映画「若人よ いのちと愛のメッセージ」が上映されました。それがまた上映されるということなのです。本当にびっくりのことでした。

 広島市映像文化ライブラリーは、広島市立図書館が移転するのに伴って、移転。その記念行事の一つだそうです。図書館の移転については、いろいろと思う所はあります、が。その移転オープニングの記念企画の一つだとのことです。

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「ヒロシマ1966」
は、第二弾で8月だそうですが、「若人よ」は、4月から上演が始まります。

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この中の5月28日木曜日の14:30の上映の後、私のトークがあります。亡くなった槙坪多鶴子さんのことなど、沢山のエピソードがありますので、楽しいトークをしたいと思います。

 この映画につき、もう少し続きを書きますね。とりあえずは、お知らせのみですみません。


 


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ハチドリ舎で講演でした。

 今日は、午後7時から「ハチドリ舎」で講演でした。ハチドリ舎は、開店の時から何度も行っていたのですが、自分が話すのは初めてで、うれしいことでした。土曜日の夜、何人か聴きに来られるのかなと思ったら、なんか会場一杯、オンラインの方も8人かな?ありがとうございました。

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なんと、うれしいことにこたつですよ。こたつに入って講演なんて。

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私の悪い癖で、全部話し切らなかった!!で、5月9日にまた追加をすることになりました。特に特別養子縁組について。海外の養子縁組に学ぶことが沢山あったこと。養親と生母の関係について、特に生母さんの立ち直りに配慮してもらいたいこと等、お話したいことは沢山あります。楽しみにしています。

 ハチドリ舎の主催者安彦さんと帰る前に。お世話になりました。ありがとう。

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ところで、帰る時。ハチドリ舎のすぐそばに旧統一教会、家庭連合のビルがあります。近づくと、赤々 とネオンが輝いているので、あれえ?
と思いましたが、それだけで、入り口も窓も真っ暗でした。

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そして入口にこんなのが貼ってありました。いつもここは沢山の人が出入りして活気があったのですが。

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やっぱり全国一斉に、なのですね。でも、今更の感があります。これだけ準備期間があったので、多額の財産は帯広の天地正教の方に移っているでしょうね。

明日は、弁護士会館で研修です。私も医療現場からの報告を話します。もうちょっと準備の仕上げをします。


 


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