性被害ワンストップセンターひろしまの支援員養成講座が行われます。

今朝方までかかって、8月2日のスライドづくりをし、送りました。ホッとしました。後は、少し手直し、微調整をするだけです。ああ。とても時間がかかりました。これで講演のめどと、自信ができました。

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少しだけ内容を。

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問題は、盛り沢山すぎて、時間配分がうまくいくかどうかという事。このための練習を2日までかけてします。がんばりますので、ぜひ多くの方に聞いていただきたいと思います。

それから、性被害ワンストップセンターひろしまは、支援員の養成講座を行います。ぜひ講座を受けて、支援員に加わって頂きたいです。今、みんなで手分けして電話相談や同行支援を行っていますが、いっぱいいっぱいで。もっと沢山の方たちに加わって頂けたら、もっと充実した支援ができるのです。講座の内容も、とても魅力的と思います。

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台風が過ぎて。8月2日の講演について。

昨日は雨風の中、宮島口まで行ってきました。どうしてものっびきならない約束事がありまして。駐車場から建物に入る間に傘がひっくり返ってダメになると言う、やっぱり風はきつかったですね。

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お昼ですが厚い雲で暗くて、鳥居がかすんでいます。船は一艘も走っていません。

夜は、必死でスライドづくりです。

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2年連続での講演です。昨年来られた方で今年も参加される方もあるという事で、そこが難しいですね。昨年と異なって、でも基本は変わらず。

考えた末、昨年は総論で、今年はより詳しく重点を定めて話すことにしました。LGBTと性被害ワンストップセンターと避妊、とくに緊急避妊から見える課題などを話すつもりです。

会場が、豪雨災害のために変更になっています。それから、助産師会の「妊娠110番」の話よりも、私の方が先に話すように代わっています。

統計も、そして個別の例から考えることも。十分にお役に立つようなお話をするつもりでいます。それから、豪災害のために参加をキャンセルされた方もおありだそうで、今でも参加は受付られるそうです。

皆様とお会いできるのを楽しみにしていますね。

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企業の社内研修に行きました。

昨夜は、企業の社内研修に行ってお話しました。社会人の一般企業の方たちにお話するのは久しぶりです。

8割が男性でした。結婚している人も子育て中の方も、これからの人達もいらっしゃいます。様々な立場の方たちに、今の産婦人科の現状、性教育のこと、特にバッシング以来のこと、女性行政のこと、LGBTについて、性暴力のことなど、精いっぱいお話したつもりです。大人の方たちに現状を知って頂くことは、とても大切と思いました。だって、ほとんど知って頂いていない事だったから。結構驚きだったようです。

少しずつ、少しずつ、ゆっくりでも性教育についての理解を得ること、頑張りましょう。またこのような依頼があればいいなあと思っました。これだったら、診療後に出かけてお話しすることができます。関係者の方々、ありがとうございました。

大切なこと。性暴力を告発した詩織さんへのひどい嘲笑や、LGBTの人たちへの差別発言を続けている、杉田水脈のような国会議員がいること。差別と偏見に満ち満ちて、人々を苦しめる人が国会議員でいる事。彼女がふりまくことのその影響に比べれば、小さな活動であることを痛感しますが、でも、言い続けること。頑張りましょう。

益田からの帰り、ずっとこの高津川に沿って走りました。もっときれいな場所も沢山あったのですが、車を止められる所がなかなかなくって。

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久しぶりに津和野にも寄りたかったのですが、時間がかかるので、あきらめて素通りして。柿木村の道の駅に寄りました。

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人かがあまりいない、静かなお店です。ここでおいしいソフトクリームを食べて、こんな物を買いました。

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家に帰るとすぐに切干大根を戻して、酢の物に。ソーメン瓜は一部煮て糸にして、トマトと共にサラダで食べました。地方に行くと、こういう楽しみがあります。

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島根県立益田養護学校で。

昨日は、島根県益田養護学校の職員研修に行ってきました。職員の方80人に加えて、近隣の学校の養護教諭の先生方30人ほどが別室で映像による聴講をされました。

到着して校長先生と養護教諭の先生とお話していて、「LGBT」の子どもたちのことも話に加えた方がいいと考えて、急遽バタバタとパワーポイントを作り替えるなどをして、ちょっと不十分だったなあと後悔しました。知的障がいがある子どもたちの中にも、当然LGBTの生徒はいるわけで、その生徒たちへの対応も考えなければなりません。


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もう、お話したいことが一杯で、かなりギューギュー詰めになりました。


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講演後の質疑応答では、かなり深刻で切実な話が出ました。どんな障がいがある人でも、時期が来れば、二次性徴は来るわけだし、恋心なども芽生えてきます。それを抑えさせることはできません。ただ、障がいがあるが故に加害者になったり、被害者になったりもする、それが差別の助長になったりもします。それををどう伝えて行くか、どう指導していくか。私は、私なりに学んで来たことを精一杯お話したつもりでいます。


私、「なにか反論はありませんか?そうは言ってもねえ、というのがあれば、私にも勉強になりますし。だって、毎日障がいのある子どもたちに接して、共に生活していらっしゃる先生方の方がよく分かっていらっしゃることもあると思うので」とお尋ねしたのですが。

私がこれまでが学習した「障がいのある人の性教育」関連の本を持って行って、展示し、それをお貸しして帰りました。


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これらの本の一覧と、一部のコピーも配布資料として配って頂きました。

後で校長先生が、さあ、どこから始める?とおっしゃっていたので、ホッとしました。「身体を学ぶこと。大切な自分の体、そして、そこからプライベートゾーンですね」という話をしました。後、体が大人になっている生徒の保護者にどう話して行くか、その取り組みも。


ナビに従って、日本一の清流と言われているそう、高津川に沿って、津和野、柿木村を通って帰りました。ラジオでカープを聴きながら帰りましょうと思っていたら、延々と雨の話ばかりでガッカリ。でも、帰り着いた後から、バンザイでしたね。


今日は、診療後、ある企業の方たちの社内研修に行きます。

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牛田中学校の保護者の感想文。

河野です。島根県の浜田にいます。今日は、ここから益田市に行って、益田養護学校の先生方に障がいのある子の性教育について話をします。

障がいのある人もない人も基本は一緒。障がいがあるからといって性から遠ざけようとするのは間近い。一人一人が豊かに生きることができるように。頑張って話をしようと思います。

ところで、昨夜は診療が長引いて出発が遅くなって、真っ暗な山道を一人車を飛ばしました。遅い時間の浜田道、なんか怖いですね。浜田道に入って浜田のインターを出るまで、前にも後ろにも一台の車も見ませんでした。向いからすれ違う車に時々会うくらいでした。浜田の女子大生が殺されて死体遺棄された場所もこのあたりだったなあとか思いながら。道をもうちょっと明るくしてくれないかなあと思いました。

怖いのを振り払うために、百恵ちゃんの歌をガンガンにかけながら。幼い頃のかわいい歌から、だんだんとすごみを増してくる歌まで。やっぱり「イミテーションゴールド」が好きです。

もう10時を過ぎて到着しましたが、夕飯を食べていませんでしたので、食べる所を探しました。一人でも入れる所。ここに入って、梅酒のソーダとこんな物などをいただきました。

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戴きながら、牛田中学校から送って頂いたほけんだよりと感想文を読みました。

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感想は、生徒と保護者の方からも頂きました。保護者の方の感想です。

「今必要な情報を必要なだけ、冷静に情熱的に教えて下さった。どんどん引き込まれて最後はあたたかさが残った。子どもたちにも伝わっていると思う。」

「必要なことだと思うけど、自分は子どもに伝えることができていなかった。他人から(客観的・医学的)話してもらうことも必要ですし、親からも伝えないといけないことだと思う。3年男子の照れも理解できるので、もう少し早い時期に話さねばと思う。」
「自分自身、わかっているようでわかっていないことがたくさんあった。」
「子どもを育てる上で、みんなが知っておくべきことだと思う。ぜひ、沢山の大人や子どもに聞いてもらいたい。男子を育てる上で母親では分からないことがこの場でわかることができてありがたい。」

「本当は1年生にも聞かせてほしい。2年ごとに同じ講演をしてほしい。」

「親が言いづらいことを医師がはっきりと伝えてくれて感謝。」

「親にも子どもにもとても分かりやすかった。」

これらの一部は、ほけんだよりにも掲載されて配布されました。ところで、保護者のアンケートで「性教育は必要だと思うか」というのに、28人中27人の方が「そう思う」と答えて下さいましたが、お一人「そう思わない」という方がいらっしゃいました。この方の話が聞きたいなあと思いました。


楽しく読みやすいほけんだよりを作られた養護の先生、お世話になりました校長先生を初めとして、皆様に感謝申し上げます。


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チャイルドライン、安達倭雅子先生のお話

22日日曜日の午後は、チャイルドラインの研修会、安達倭雅子さんの講演を聞きに行きました。

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安達倭雅子さんは1979年から「子ども110番」の電話相談をし、子どもたちへの性教育に取り組み続けていらっしゃるベテランの性教協の大切なメンバーです。

長い間の実践から来るお話はとても痛快で、楽しく聞くことができました。

子どもたちを取り巻く性情報はあふれています。それらにどっぷりとつかった子どもたちに、まともに体や性についての知識を与えなければ、とんでもない大人たちができつつあります。

「大人たちは性に関してはうそつきだ」には我が意を得たりでした。私も、子育ての中で、娘に

「ママア、赤ちゃんを産んでも育てられん時には、みんな橋の下に捨てるん?」と聞かれたことがあります。娘は、私が特別養子縁組のお世話をしていることを知っていました。

「いいえ、かわいいお洋服を着せて、よろしくお願いします」て、泣きながら渡すんよ。と答えました。そしたら、

「でもね、私のクラスには橋の下で拾われた子が一杯おるんよ。みんなどうしたんじゃろう」と言いましたよ。


そんな、幼い時から家庭での性教育は始まっているのですが。

チラシに転載されている文を拡大します。

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安達先生には、暑い中、広島まで来てお話し下さってありがとうございました。どうぞ、ますますお元気で、ご活躍下さいますように。これからも、若い人たちを指導して下さいませ。チャイルドラインの皆様、皆さんの活動にも頭が下がります。このような講演会を企画して下さってありがとうございました。共に頑張りましょう。


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「自分らしく生きたい」性教協例会から。

7月22日日曜日、午前中は性教協の例会、午後はチャイルドラインの講習会に参加しました。今日は、例会の報告をしますね。

例会の案内から。「自分らしく生きたい~なんでスカートはいちゃ、いけんのん~」

講師のAさんのお子さんは小学2年生、入学前に性別違和(性同一性障害)の診断を受けています。子育ての中で親として感じて来たこと、考えて来たこと、入学のときの、入学してからの学校の対応などについてのお話をもとに、子どもたちが自分らしく生きていける環境づくりのためにも私たちができることは何か、いっしょに考えましょう。


例会には、Aさんご夫妻と当事者のTちゃん、三人で来られました。Tちゃんから、「今日はお父さんを引率してきました。どうぞお父さんをよろしくお願いします。」とあいさつがあって、座を和ませました。


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お父さん、お母さんのお話は、時に胸を打ちましたし、理解のない学校に対して、本当に情けなく思いました。

男の子だけれど、小さなころから女の子が興味があるものに興味を示していたこと、「その内、男の子が好きな物や事に興味を持つようになるだろう」と考えていたこと。

「特に、男の子としてとか女の子としてと考えて育てて来たわけじゃない、男の子だろうが女子だろうが、TちゃんはTちゃん」

でも、スカートをはきたいというTちゃん。保育所時代に、「Tちゃんの望むように」育てていくことを決意したこと。そこに行くまでにはいろいろと葛藤があったことを具体的に話して下さいました。それを受け止めた保育園の先生が良かったですね。子どもたちに「今日からTちゃんは女の子になります」と、お話して下さり、それを子どもたちはどうってことなく受け止めてくれたこと。

小学校に入学する前に、教育委員会、入学予定の学校と話し合いをします。まあ、そのひどいこと。全8回。

「男の子はズボン、女の子はスカートが決まりだから、スカートでの通学は認めない」事。もしかしてたら、Tちゃんの主張が変わるかもしれないので、もっと様子を見てから、前例がない、診断書がない、などなど。

一緒に話し合いに参加していたTちゃんが立ち上がって、泣きながら、大きな声で訴えたと。

「なんでスカートはいちゃいけんのん!!Tちゃんは女の子なんだからスカートで学校に行きたい!!」と訴え、校長先生を慌てさせたこと。

Tちゃんは、岡山大学を受診し、「性同一性障害」の診断書を得、家庭裁判所にて「改名手続き」をしました。

何度もの話しあいの末、学校は、スカートでの通学は認めましたが、女子トイレの使用を認めません。「周りの子が混乱する」という理由。でも、Tちゃんは女の子なのだから、他の女の子と同じように女子トイレで個室に入って、用を足すのだから、なぜトイレの使用を認めないのか、ほんとうに理解不能です。

ようやく、入学直前の8回目の話しあいで、やっと女子トイレの使用を認めます、でも、健康診断とプールの着替えの時だけは別対応だと告げられます。

両親の希望の他の子どもたちへの説明は行わない、新入生の保護者への説明は、学校からするなど。

入学してから、数々の困難の話、特に、担任からTちゃんに「みんなに話をしないように」と止められた話はひどいですね。いかにみんなが納得できるように話すかではなく。

広島市で、私たちが知る限り、二人の性同一性障害のお子さんが、小学校に入学していますが、子どもを受け入れるにあたって、先生方が研修会をし、勉強して受け入れのいろいろの対応をしています。

更には、講師を依頼し、子どもたちへの授業もしてもらってもいます。今回の例会でも、学校の依頼で小学生に授業をした真野さんと、當山さんのお二人に、どのように子どもたちに話をしたのか、話して頂きました。みんなとても自然に納得しました。

その基本は、「みんなちがってみんないい」です。それでも、このTちゃんの受け入れに当たっての教育委員会、学校の対応は、一体何なのでしょう。周りと違う事を受け入れない、マイノリティーの人は迷惑としか考えないのでしょうか。そう、「みんなちがってみんないい」を勉強すべきですね。


ご両親は、学校に対して、「心強い、安心できると思ったことは一度もない」と言われます。


これから先、まだまだTちゃんには、様々な困難が待ち受けています。でも、一つTちゃんが幸せだと思ったこと、それは、両親がしっかりサポートしてくれているということです。多くの方が、両親の理解を得ることにとても苦労をしています。これからTちゃんがたくましく、幸せに生きて行くために、両親と共に私たちもサポートしますよ。学校の先生方にも、そのような立場で対応してほしい、そう思いました。

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暑いけど、越前にて。

昨日は、越前二中の2年生、3年生300人に話をしてきました。二週間前、大雨でたどり着けず、話が中止になった学校です。昨日は他の講演が入っていましたが、そこにお願いして、日を替えて頂き、越前に来ました。そこは学校ではないので、変更可能でした。

300人なので、体育館が予定されてはいたけれど、あまりに暑いので、エアコンの入るランチルームにして下さいました。

壁にこんなのが張ってある部屋で、いい雰囲気です。

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ただ、エアコンが入っていても、ギューギューに300人も入ると、やはり暑くて、汗びっしょりになりました。生徒たちには、床に自由な恰好で座ってもらって聞いていただきましたので、気分が悪くなる生徒もほとんどいなくて、一気に話すことができました。これが、じっと椅子に座ってだと、必ず気分が悪くなる生徒が出てきます。

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君たちが心豊かな大人になれるように、心を込めて話したつもりです。暑い中、生徒たちはとてもよく聞いてくれました。

学校からの帰り、スタッフの皆さんが「紫式部公園」に連れて行って下さいました。越前、武生に行き初めて10年以上になりますが、こんな公園があるなんて知りませんでした。菊人形展には行ったことがありますが。

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金色の式部像にびっくり。

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父親の赴任に伴い、この地に連れて来られた式部は、都に帰りたいと都の方を向いて泣いていたと聞きました。当時はとても田舎だったと言うこの地も、今は、落ち着いたいい環境の地です。

先日亡くなったかこさとしさんの出身地でもあります。今度行くときがあったら、かこさんの記念館に連れて行ってもらう約束をして頂きました。行けるといいなあ。

関係者の皆様、学校の先生、生徒さんたち、ほんとうにありがとうございました。

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牛田中学校にて講演。

緊急避妊については、今日はお休みして。

昨日は、広島市立牛田中学校の2.3年生429人と保護者の方たちにお話をしました。今回の豪雨による被害で、その前日、校長先生から、多くの命が失われたことのお話をされたそうです。

暑い中、生徒たちはよく聞いてくれました。

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伝えたいことは、沢山あります。その中から、優先順位をつけて頭で組み立てをして、話します。

癌患者さんの死と家族の方々の話から始めて。

男性の体(マスターベーションに係るプライバシー、ペニスのサイズなど)
女性の体(月経痛を我慢しない事など)、
恋愛、性、性は本来生殖であること、それを忘れてはいけないこと、
そして、その妊娠は女性のみがすることであること、
人工中絶は、産んでも育てられない妊娠をしてしまった女性の唯一最大の救済策であること、
妊娠週数の数え方、出産の予定日、
いつまで中絶が可能であるか、
特別養子縁組のこと、
そして、避妊、SNSについてなどなど。
LGBTは少ししか話せなかったけど。
最後は、素敵な性って何だろう、びくびくしながらの性、警戒心を持ちながらの性は決して素敵な性にならない事、まで。


勿論、一回私の話を聴いたら、それですべて分かっただろうなんて甘いことは考えていません。でも、少しでも、頭に残ってくれていたら将来きっと役に立つことと思います。

司会は男子生徒、話が終わると、女子生徒が感想を述べてくれました。


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「今日の河野先生のお話から感じたことは、私自身がこれから生きていくために、自分と相手に責任を持たなければならないと言うことでした。そのことを考える機会をいただき、本当にありがとうございました。」
と自分の言葉で語ってくれてうれしかったです。

所で、校長室にはこんなものが。岩本君。卒業生だそうです。しばらく姿を見ないけど、どうしているかしら。これから、彼もファンになりましょう。


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生徒の皆さん、校長先生を初めとして、先生方、保護者の皆さま、お世話になりありがとうございました。感謝申し上げます。

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緊急避妊薬について

私は今日は市内の中学校で講演です。朝一からなので、7時半には自宅を出ます。中学生たちがこれから先、少しでも心豊かに生きていけるように、そのお手伝いです。診療の場で、ああ、こんなことも教えられていないのね、と驚くことがしばしばなのです。

昨日、もう午後8時頃、電話がかかりました。「もうだめですかあ」という、かったるそうな電話です。「はい、もう終わりましたよ。」というと、「モーニングアフターピルが欲しいんですけど」と言います。どこか今からでも診てもらえる所を教えて下さいと。いろいろと考えても思いつきません。もうどこも締まっている時間です。うちは、明日は休診ですから、朝一番にどこかの産婦人科に行って下さいというと、「いつまでですかあ」と言います。「72時間以内ねと言うと、明日の朝だと、もう72時間は過ぎます」と言います。そんな前なの?今までどうしてたの?たこれには無言です。

彼女の口調からして、72時間と言うことは知っていますね。当院が午後6時までということも知っているはずです。ただ、行動をしなかっただけ。

緊急避妊を求める人は毎日何人もがいます。薬局で自由に買えるとなると、この電話の彼女のような人もどんどんと増えることでしょう。OTC化。薬局で自分で買えるようにすること、これが厚生労働省の審議で、次期尚早となりました。なぜこんな審議がなされるのでしょうか。

私の、友人、イギリス人で、大学の教官をしている人の話です。彼女によると。

イギリスは、若年の人工中絶を減らそうと、国家プロジェクトを作ったと。そして、全国に保健所のようなオフィスを作り、そこでは低用量ピルが無料で渡せるようにしたと。緊急避妊薬も無料です。でも、そこの休みの時などは、スーパーマーケットのドラッグストアで自分で買えるようにしたと。でも、それには「教育」が付きません。オフィスでは、教育、これからはピルを飲みましょうということも含めて、指導ができます。自分で買うには、それができない、だから少し高くしましょうと。それでも、1500円だと。

私のクリニックは平和公園の近くにあります。だからかもしれませんが、外国からの旅行者の方もアフターピルを求めてよく来られます。皆さん、高いですよ、ということを知っていますね。でも、日本はどうしてこんなに高いのですかと言われます。それは、ガバメントに聞いてほしいと答えます。イギリスからの人はもちろん、イギリスでは無料だと言われました。フランスの人は大体1000円くらいですと。フィンランド、ニュージーランドの人も無料だと言われました。

なぜ日本は高いのでしょうか。もともと安い薬を高くしたのは、厚労省です。それも、日本がこの緊急避妊薬を認可したのは、世界の中のラスト六か国になってから。イラン、イラク、アフガン、ペルー、北朝鮮、日本。この時点でやっと認可されました。だから、それまで、日本の女性は、その薬の替わりに、中容量ピルをトーンと日頃の4倍も飲み、副作用でげーげーと吐きながら、という状況だったのです。


これは、日本の女性行政について、いつも講演で使うスライドの一枚です。

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すみません、時間が無くなりました。この続きは少し長くなりますね。

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