大阪でデモ行進

 昨日は、朝新幹線で出て、大阪へ。三井まり子さんの裁判の「館長雇止めバックラッシュ裁判」の支援の集会とデモ行進に参加して来ました。多くの女達があちこちから集まって、楽しい会とデモでした。デモの先頭には、車いすの人や赤ちゃん連れの人も。ギターやサックス(アメリカから丁度帰ってらっしたMASAさん)の演奏も素敵だったし、デモ周囲で配るチラシも多くの市民が次々と受け取って、しっかりアピール出来たと思います。

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 広島に帰って、夜はお寺で滝の行でした。さすがに寒くて、震えました。12時近くにうちに帰って、買って来ていた駅弁を食べてこたつに入ると、いつの間にか眠ってしまっていました。よって、ブログは一日飛びです。コメント下さっている方、ごめんなさい。今日中に必ずお返事を書きます。関西の女性達が次々と「ブログ、読んでますよ」と言って下さって、びっくり。頑張って続けようと、元気が出ました。

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性教育裁判報告集会

 以前、一度述べた「性教育バッシング広島裁判」終了の報告集会を18日日曜日に行う。すでに、スタッフと打ち合わせを済ませた。これまで、多くの人たちが「支援する会」をつくって支えて下さった。私が自ら訴えたこととはいえ、裁判というのは、本当にしんどいものである。相手からは容赦ない非難の言葉が浴びせられる。それらに一つ一つ丁寧に証拠を集め、提示し、反論をしていく。それには大変なエネルギーを要する。

 ここまで持続出来たのは、性教育に対しての、私のこれまでの努力を、こんな事でつぶされてたまるものか、という怒りのエネルギーでであったのだが、それでも、支援する会の人たちの支えがなかったら、とてもやって行けなかったと思う。ひたすら感謝、感謝の思いである。

 その日はゲストに三井まり子さんを迎える。三井さんは、私なんかより、本当にしんどい裁判を闘っている。私の裁判の相手と同じ勢力により、それまで勤務していた女性センターを一方的に首になった。東京では、七生養護学校に勤務していた先生や保護者が性教育を巡って「こころとからだの学習裁判」を闘っている。知的障がいがあるこども達に、体や命を教える、その懸命な授業を、一方的にわいせつと決めつけた勢力により、多くの教師が処分された。私の裁判は終わったけれど、まだまだ社会には、不当な勢力により苦しめられている人たちがいる。

 今日は、朝から廿日市の友人の医院で診療。お昼には、帝王切開も行った。先週も、今週も、新しい命に出会えて、本当にシアワセだと思う。そして、「フジ」で、とっさり買い物をして宮島口の我が家に来た。日曜日、三井さんがここに泊まられる。他にもきっと何人かが泊まるだろう。掃除をし、こたつを引っ張り出してセットし、ベットに冬用のボアシーツなどを敷いて、すぐに寝られる様に。何しろ、ここに人が泊まるのは、夏以来だから。お風呂も丁寧に磨く。後は、朝ご飯のメニューをあれこれ考えて、出来る範囲での準備をした。

 明日、日帰りで大阪に行く。三井さんと打ち合わせ。そして、三井さんの裁判を支援している、主に女性達がデモ行進をする。たぶん、私もそれに出るだろう。みなさんに私の裁判の報告と、お礼をぜひ述べたいから。デモなんて、学生時代以来、38年ぶりだ。頑張って来よう。だから、きっと明日はブログが書けなくて、皆様に失礼するだろう。

 皆様、私の裁判の報告書の新版が出ます。訴状や、裁判所の和解調書や、それから、私が懸命に書いて裁判所に提出した3つの陳述書、それぞれの主張について、どのような証拠を提出したかの証拠説明書、それから、弁護士の解説、多くの方達の励ましの言葉など。500円で販売するつもりです。ぜひ、ぜひ、買ってください。そして、一人でも多くの方に読んで戴いて、理解して欲しい、そう訴えます。よろしくお願いします。

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裁判がおわりました

 一部報道がされていますので、ご存じの方もおありかと思いますが、昨日、私の裁判が終了しました。私が「月刊ビジネス界」の出版社展望社とそれに連載を書いていた当時の広島市PTA協議会会長渡部武氏を名誉毀損による損害賠償で2005年6月1日に訴えたのものです。

 この終了がほぼ確定的だったため、ブログでも必死で性教育について私の思いを書かせていただいたものです。ただ、事前に和解が成立すると言うことを公表することが出来ませんでしたので、黙っていてすみませんでした。

 和解の条件は「ビジネス界」の紙上に双方の主張を掲載するというものです。ただ、双方と言っても被告側の主張は自分のメディアですから、自由に自分の主張を載せてもいいのですが、「原告の主張」を載せると言うことが書かれた側の「反論権」を認めるということで、これは意義のあることであると裁判所の裁判官にねばり強く説得されました。

 確かに、これまで日本共産党が産経新聞社に共産党批判を書いた記事に対して紙上で反論させよと訴えた事件で最高裁判所が「反論権は認めない」という判決を出しています。また、本多勝一さんが雑誌「諸君!」に反論分を掲載させよと訴えた事件でも最高裁の判決が「認めない」と出ています。最高裁の判例は覆すことが出来ないので、判決でこれを出すことは出来ない、と。しかし、和解であればこれを認めるということは画期的なことなのだそうです。初めは私もとまどいましたが、これは「勝利的和解」であるということがはっきりわかりましたので、一年間の和解協議を経て今回の結論となりました。もし私の敗訴であれば「原告の訴えを棄却する」となるわけですから。

 これにより、私の陳述書が雑誌に掲載され、その雑誌が20部ですが私に提供されます。

 このような結論ですが、私は今、終わった!とほっとしています。というか、負けなかった!という思いです。裁判というのは、たとえ訴えた側でもなかなかしんどいものですが、多くの方が支えて下さいました。それに、とてもとても勉強になりました。

 私は、性教育が、今若者達になされなければ、と言う思いで一心に活動をして来ました。それをあまりにひどい中傷を、それも教育界に影響を与える立場であるPTA協議会の会長が書いた、というのが許せなかった故に訴えました。しかし、裁判の中で、広島市のPTA協議会が、日本全体で活躍している「バックラッシュ」と言いますが、たとえば「新しい歴史教科書を作る会」が作った教科書を採択せよ、などという動きと全く連動して動いて来たという構造もよく分かりました。その一貫として私たちへの根拠のない批判がなされたということも。だって私たちは、「若者達にフリーセックスをそそのかして家族解体をめざす革命家だ」とまで書かれたのです。わかもの達にクラミジアなどの性感染症が増えているのも、私たちの性教育で若者をそそのかして来たからだ、などと。

 それらに対して、丁寧に、全力で沢山の資料を集め、提出し、立証するべく務めて参りました。このような裁判の為の活動を通してでも、私は今の日本の社会が置かれている危険性、安倍内閣やその元で行われて来たあの「教育再生会議」のひどい問題なども見えて来ました。

 私は、言いっぱなしは許せないと思います。何を書かれても、泣き寝入りをするしかないのだという風潮も許せません。今、本当にほっとしています。

 また、安倍首相が退陣し、おそらく教育再生会議とそれを宗教団体のバックにして動かして来た方は退陣するでしょう。その時期が同じくなりましたが、広島においても、また、若者達に生きる力をつける、命の教育である性教育が復活することを強く願っています。私もこれからも負けることなく、頑張って活動を続けたいと思います。

 これまで私を支えて下さった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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ノーフォールト

 今、京都のホテル。診療を済ませて新幹線に飛び乗って来た。明日は福井で講演をする。全国あちこち行ったって、ただ講演をするだけ。途中に泊まる時も、どこかに遊びに行くでもなく、飲みに行くでもなく、ホテルにこもっている。この年になっても、一人でどこか知らない所で食事をしたり、飲みに行くという勇気もなくて。食事は駅弁を食べた。

 来る途中、この前買っていた「ノーフォールト」を読み始めた。が、つらい。なんども中断しながら、でも気になってまた読み始める。何回中断したことだろう。昭和医大の産婦人科の教授である岡井崇先生が書いた小説である。一つひとつ手に取るように状況がよく分かる。しかし、どうにもつらい。あまりに思い当たることが多くて、まるで自分のことを書かれているような気がする。

 私は、岡井教授を訪ねて行ったことがある。私が抱えていた裁判で、どうしても意見書を書いて欲しかった。岡井教授の専門は超音波。私の超音波の写真を読んでの意見を書いて欲しかった。でも、先生は産婦人科界では高名な教授で、私は一地方の町医者。連絡を取るにも何回電話をしたことだろうか。それに、超忙しい先生が私の事件で意見書を書いてくださる可能性はほとんどないだろう。私は、先生は何件もの裁判の鑑定を抱えていらっしても、なかなか書かれない、という情報を得ていた。でも、私にはどうしても必要だったから。何回か秘書さんと話したあげく、とうとう電話で先生が捕まって、そして、強引に逢っていただきたい日時を予約した。

 ところが、その日、台風が来ていた。祈るような思いで空港へ。なんとか東京行きの飛行機が飛ぶことになって、やれやれで乗ったのはいいけれど、ものすごい揺れで。飛行機には何回も乗って慣れている私でも、もうすさまじくて体が振り回されて、乗るのではなかったと後悔したものだ。次の便からは欠航になったそうだった。羽田についてからも、風の中、ようようの思いでたどり着き、訪ねて行ったら、先生は私との約束を忘れていらっした。でも、「広島から来ました。どうしても逢っていただきたくて。」と、必死で訴えて、やっとのことで逢って戴いた。そして、あらかじめ送っていた私の書類を山のように積まれた机の上の書類から、引っ張り出して、見てくださった。「でも、僕は忙しくて、書けないよ。書かなければならない鑑定がこんなにあるんだから。」と言われる。「分かっています。お忙しいことは重々承知しています。お手間は取らせません。先生、しゃべってください。録音を取らせて下さい。私がそれを起こして文章にしますから、どうぞ、それを点検してください。お願いします。」と、すがりつく思いでお願いした。

 それまで、多くの人に見てもらっていて、私に過失はないという確信はあった。しかし、裁判と言う場では、いかに権威のある人に証言して戴くか、それが裁判官を説得する手段であるということも、事実だ。相手方からも大学教授のとんでもない意見書が出ていた。でも、全くその先生の専門ではなく、事実をひどく間違った鑑定書であった。それをひっくり返すことが出来るのは、まさに岡井教授であった。

 しゃべって戴いたテープを大切にもって帰り、文章にし、また其れを持って行き、何回か繰り返して、立派な文章となり、それに印鑑を押して戴いて、出来上がった。まさに執念で出来上がった文章だ。忙しい先生の迷惑も顧みず、お気の毒ではあったけれど、でも、私に全く過失がないとされた判決は、それからの産婦人科界に大きな影響のある意味のある判決だと、専門誌に載り、最高裁のインターネットにも凡例として載った。

 私には過失はないとの信念を持っての裁判ではあっても、この闘いは、まことに孤独で苦しい。もうこのあたりで投げ出そうか、と何回も思う。それを思いとどまりながら最後まで闘かわせたものは、やはり悔しさと執念でしかない。完全に無過失が証明されたとしても、それでも裁判というのは、教訓は残る。その後も、常に患者さんには謙虚であれ、常に細心の注意を払え、よく理解していただくように説明を、と言い聞かせながら日々の診療をしている。

   もっとも、その岡井教授が書かれた小説は、私の事件とは全くことなる事件で、ミステリーじかけである。主人公の若き女医が昔の私のようで、だから、読んでいると胸が痛い。これからも、つらくて中断しながらも読み続けるだろう。

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人は人。私は私。

 今、博多に向かう新幹線の中。今日は水曜日で朝から診療。終って、弁護士事務所へ。私は、今、裁判を闘っている。「性教育バッシング広島裁判」と支援して下さる方達が名付けてくださった裁判もいよいよ佳境を迎えている。来週月曜日の法廷に向けて、打ち合わせ。弁護士と、Oさんと、ケンケンがくがく。何とか、結論らしいものがでて、やっと新幹線に乗ることができた。

 とてもお腹がすいている。車内販売が来たので「お弁当を」と言うと「全部売り切れました。」と。そういえば広島で降りる人が多かった。広陵の応援に行った人たちかしら、沢山の人がお弁当を買ったのかもね、と思う。では、何かお腹の足しになるものを。「甘栗は?」と聞くと、「それも売り切れました。」と。「でもどうしよう。お腹がすいているんです。」というと、「○○かまぼこが一つだけあります」と。何だかわからないけれど、それそれと買ったら、それには「くえっ」と書いてある。○○は「くえっ」だったのだわ。今、「くえっ」をかじって一息ついた。

 今日は博多に泊まって、明日朝から長崎に向かう。午後長崎で講演をしたら、長崎空港から東京に向かう予定だ。東京では、翌日から思春期学会があり、その理事会に出席する。そして、最終の新幹線で広島に戻る。土曜日には診療をしなければならない。徐々に前のペースに戻って行っている。忙しい方がいい。暇だと、あまりろくな事を考えない。

 昨日、友人から電話があった。私が悩梗塞で倒れて、もう再起不能。診療も出来ない、診療所も閉じるそうだ、とある男に聞いたのだそうだ。私は、暇なら怒っていたかも知れないが、「もう、男ってのは、ほんと、どうしようもない。デマばっかり飛ばして。何が目的なんだろうか。」、と、かりかり来ているその友人に、「そう怒りなさんな。そのうち、その人も違ってたと分かるわね。」となだめたのだ。

 弁護士事務所で見た雑誌、それは私が訴えている出版社の雑誌の最新号なのだが、そこに例の県議が私の選挙のことを、また名指しで書いていることを知った。読んでみて、何をえらそうに、くそっと思う。「まあ、選挙に通ったら、たちまち偉くなるんだね」と、不愉快ではあるが、そこまでだ。もう、落ち込んだり、不眠になったりはしない。損だもの。人は人、私は私。しこしこと、すべきことをこなして行きましょう。

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今日は裁判の準備です

 今日は秋葉事務所にはお昼休みだけで、夜は失礼した。9日に裁判がある。それについて、裁判所から事前の提示があり、その返事をしなければならない。弁護士さんと相談した後、仲間と相談だ。朝メーリングリストでよびかけたら、5人の人が来てくださった。皆さん忙しいのに、本当にありがたいことだ。

 私にとって性教育は、診療と両輪のライフワークでもある。その私の活動について、全くいわれのない誹謗中傷を雑誌に書かれた。あまりにひどくて、そして私の今後に影響することでもあって、名誉毀損で提訴した物である。裁判というのは、たとえ原告の側であっても、そのプロセスでいろいろと傷ついて行く。途中めげそうになっても、まさか辞めるわけにも行かず、結構孤独になったりもする。でも、私には全国の多くの方が支援して下さっている。それにはげまされながら、ひたすらがんばる。今はまだ詳しくは書けないけれど、いつの日か、また書かせていただこう。でも、これは、単なる性教育だけでなく、教育界全体の問題であると考えている。全国で、そして広島でも平和教育も人権教育もそして命の教育である性教育もとてもやりにくくなってしまっている。子どもたちはどんどん自己表現がへたになり、人と議論することも苦手になっている。皆さんの貴重な意見を聴きながら、固く決心をする。せっかく提訴したのだから、頑張らなくっては。

 その後、まだ残しているレセプトのチェックを全部仕上げて、今日もまた遅くに帰宅。途中セブンイレブンに寄って、今日こそうどんだ。冷凍の鍋焼きうどんを買って帰り家で食べる。おいしい。皆さん、なんと言う食生活をおくっているのか、と、あきれられると思う。でも、子どもたちも巣立った今、時期に寄ってはこんなこともあってもいいのでしょう。食事作りを手抜きすると、それだけいろんなことに時間が使える、そんな実感がある。

 そして、夫と「やまとの湯」にいった。これが私の唯一の楽しみで、週3回行く。いろいろなお風呂に入りに行って、結局ここに落ち着いた。ここは露天風呂が広くて、本当に気持ちがいい。サウナ、水風呂、そして露天と入ると、特に今日のように冷える日は、最高!!

で、お風呂から帰ると、もう一時近い。本当にまあ、一日の短いこと。

こんな他愛ない私の一日の、つたない文章を読んで下さる方が多いのに、びっくりし続けています。コメントも書いて下さっているのに、お返事をしていなくてごめんなさい。また明日にでもお返事の仕方をならって出来るようにします。それに、私のコメントは自分で読んで、O.K.のだけ表示するシステムにしてあるので、time-lagが生じます。そうしないと、とくに選挙の他陣営の誹謗などが出ると困るからです。(すでにそんな表示出来ないケースもありました。)とまどわれる方がおありのようで、すみません。でも、どうぞよろしくおねがいします。リンクしてあるみこし連のホームページも覗いて下さいね。あちらも、どんどん更新されていますし、携帯のモバイルサイトもできています。

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