いろいろとこなしています。今日はカープ!!

長い間ブログを書かず、ご心配をおかけした方もおありの様ですみませんでした。とにかく猛烈に忙しくて、連日帰るのは深夜という日が続きました。もう数日でそれも終ります。沢山のことが重なって、大変でしたが、一つ一つ片づけて、最後の原稿書きがもうすぐ終わります。

先日広島市役所に一つの書類を提出しました。市役所に出ではありますが、実際は厚労省への提出です。

国際養子縁組のこれまでの実績を提出せよというものでした。

国籍、州、養親の名前、子どもの名前、生年月日、実親の名前、年齢、居住地、どのようにしてその手続きをしたか、一人一人のレポートです。

30年前にさかのぼって、これまでの全てのレポートを書きあげて提出しました。一人一人の子どもたち、実親さんのことがしっかり記憶にあり、なつかしさでいっぱいになりながら書きあげました。今も繋がっている実親さんも、子どもたちもいます。皆さんとても幸せに育っています。

これまでこのブログでも、国際養子縁組について何度も書いています。今は法律が変わって、国際養子縁組は原則できなくなりましたが、日系アメリカ人の方などは、日本からの養子を迎えたいとの熱い希望を持っていらっしゃいます。今後もできないのがとても残念ではあります。

この調査が何の目的を持ってなされたのか、私には全く分かりません。せめてこういう目的で調査するくらいのことは言っていただきたいものと思います。私たちはお金の目的でお世話しているのではありません。それはきっぱりと言います。全てボランティア、金銭的には持ち出しで子どもたちの幸せのためにやってきていることです。

まあ何はともあれ、仕上げることができました。

期せずしてですが、明日は特別養子縁組と性教育について、ズームでの講演です。そのスライドも、時間をかけて作りました。これは、9月に本番がある性教協全国まるっとセミナーの予行演習です。


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これらに性教育が続きます。又続きのお話をしますね。

今日はカープに行きます。へへ、忙しいと言いながらも、これは久しぶりに楽しみにしていたもので・・。それではまた。

 

 

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急に神戸に来ました。

お早うございます。ここは神戸です。

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昨夜診療を済ませて、急きょやって来ました。例の厚労省に提出する特別養子縁組の文書の作成がまだ終わらず、その補充のために来ました。今日は元々木曜日で休診日なのですが、今日から一週間夏休みを取ります。その為にも必要な文書の提出はすべて済ませておきたいのです。

今日は朝から近藤紘子さんに会いに行きます。「8.6ヒロシマ平和の夕べ」でお話頂いた時の写真です。

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近藤さんはもっぱら被爆証言やその後の父谷本清牧師の被爆者救済の活動などについてお話されているのですが。今日伺うのは、特別養子縁組の一人ずつのすり合わせが必要と考えたからです。

 今は法律が変わったので海外に特別養子として送り出すことはできないのですが、以前は近藤紘子さんと一緒に国際養子縁組のお世話をしていました。谷本清牧師が原爆孤児の養子縁組のお世話をされて以来、近藤さんは、アメリカの大学で心理学と国際養子縁組を学び、お父様の活動引き継いで来られました。

今も多くの子どもたちとその養親がよく訪ねてきてくださいます。このたび、厚労省からその国際間養子のすべても提出するようにというお達しです。書類はそれだけではないのですが。緊急点検なのだそうです。

特別養子縁組については、本来家庭裁判所が決定する物。でも、民間の特別養子縁組のNPOが続々とできて、結構お金も動くようになってから、厚労省や地方自治体の動きの方が多くなっています。私は特別養子縁組のお世話は、全くいとわないのですが、これらの要請に応じるのが、本当に大変で。このたびは、医療法人の理事の一人ずつの本籍まで提出するようにと言われています。暴力団とのかかわりがないという宣誓書も再提出だそうです。それに、医療法人の登記まで提出するようにということなので法務局に行かなければならなかったり。それらがとても大変なのです。

そもそも養子縁組という赤ちゃんの命でお金が動くこと自体がおかしい、私はそう思って全く自腹でやっているのですが。厚労省の指示に従うと、おのずから当方の自腹での負担が大きくなっています。まったく。

でも、怒っていてもそれでは情けないので、少しでも楽しみましょうと、昨日の午後急にホテルを予約してきました。大きいお風呂があって、朝ご飯のおいしい所と。昨夜は、夜鳴きそばがサービスされましたし、ジュースやアイスキャンデーもサービスでたっぷり戴きました。宿泊客はほとんどの方が若いカップルです。

今から朝風呂と朝ごはん。その後近藤さんに会いに行きます。

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国際養子縁組の話題提供と、コロナワクチンの職域接種

8月6日が終わって、脱力する間もなく、昨夜は診療後ZOOMで講演をしました。

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養子縁組あっせん事業所の集まりである「全国養子縁組団体協議会」の勉強会で、国際養子縁組の支援にについて話題提供をしました。以前このブログ国際養子縁組について書きました。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f354f8.html

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-8c8853.html

今回の講演では、国際養子縁組をするためのノウハウも含めてですが。でも、今はあっせん法が変わって、原則他国に養子をあっせんしてはいけないことになっていますので、できません。出来るのは、日本国内に居住している外国人夫妻の場合のみです。

ただ、私が国際養子縁組で学んだことが沢山あるので、今回のお話は、他のあっせん事業者の方たちのお役に立てたのではないかと思います。

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これが終わってひと段落。今日日曜日は朝から企業のコロナワクチンの職域接種に行きました。若い人から年配の男女の多くの方たちの問診をしながら、ひたすら私の長女のことを想いました。

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 長男夫妻は長男は医療従事者であるし、ママは職域で、ワクチン接種をすでに二回とも終えているのですが、娘はどうしても予約が取れないと。東京の感染の状況を見て、本当に早く接種してほしいとやきもきするのですが、そもそもワクチンが足りなくって、募集があっても即座に締め切りになるという状況で。若い人でワクチン接種を拒む人がいるというけれど、打ちたくても打ってもらえない状況にいる若者は沢山いることでしょう。

しかも、都会の一人暮らし。もし感染すると、自宅療養にされ、ほとんど医療の恩恵は受けられないことでしょう。全く、気が気ではありません。もう広島に帰らそうかしらと思うのですが。娘は仕事がある、放り出すわけにはいかないと言います。

政府のコロナ対策の無能ぶり、直接国民一人一人の命がかかっているのにと痛切に思います。

私のクリニックも、もう今は予約が10月になっているので、電話をかけてこられる方たちは悲鳴を上げられます。申し訳ないことですが。広島市の集団接種のほうが早いと思いますと言っても「それが取れないのです」と言われます。胸が痛むけれどこれが精いっぱいです。


 明日、残している厚労省に提出する養子縁組についての文章を書いて、それからもう二日診療をすると、夏休みです。それまでもう一息。がんばりましょう。夏休みの間に「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の振り返りをしようと思います。


 


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終わりましたよ~。

特別養子縁組の第三者評価が終わりました。朝早くクリニックに行って、ベランダのお花に水遣りをしたりお茶を買ってきたりお皿にお菓子を入れたりとそわそわ。9時過ぎに評価会社からお二人の方が来られました。

評価は・・。44項目について。私がしっかり書いていたので、着々と進みました。

いくつか指摘がありました。やはり交通費等の実費については、ちゃんと養親から徴収すべきだということ。今は私の持ち出しでしていますが、正当な経費はきちんと請求すべきであると。それから、もしも養子縁組が審議途中で中止になった場合の対処方をきちんと書いておくこと。一人で対処するのでなく児相等と協議するとか。それを記録しておくこと。クレームがある場合、それをどこに言って行くか、その宛先をこれもちゃんと書いておくこと。これはちょっと大仕事かなと思うのが、養親候補のチェックリストを作ること。養親希望の方には申込書を書いて頂きます。それには希望の動機とか、年収とか、色々書いて頂くのですが、何と言っても私が会っての感想、そのカップルからうける印象がなによりなのですが。私は優しい人。ひたすら子どもかわいがって育ててくれる人。しつけてやろうとする人はダメ。暴力的でDVや虐待につながりそうな人はお断り等なのですが、それをもう少し客観的にチェックできるものをと。少し頭を悩ませなければなりません。


そのようなことでした。本筋が大きく変わるということはありませんでした。

たしかに、そのようなことは必要なことで指摘されて良かったです。業務方法書に追加で書いて、広島市にも届け出しようと思います。早くした方がいいのですが。

予定より早くに終わったので、お二人をお見送りがてら、原爆ドームに行きました。そしたら、沢山の警察官が来ていて、鑑識の方たちも地面にへばりつくようにして、何か検査をしています。何事があったのでしょう。後で知ったのですが、慰霊碑やドームの説明書にいやがらせの紙が貼ってあったようです。

その後、電停までお見送りをして、クリニックに帰ったら、本当に疲れてしまって。少し椅子に横になったりして、その後後片付けをボチボチして・・。夫が食事に行こうと来てくれたので一緒にのんた寿司に行きました。が、全然食欲もナシ。ただもうだるくてしんどくて。アッと気づきました。これは熱中症かもと。暑い中を歩きましたので。で、お寿司の前にコーラを頼んで冷たいのを飲むとホッとして。なんか気分がよくなったような気がしました。食欲はないので、私が頼んだのはこれだけ。縁側の三貫盛りととろ鉄火巻き。ひたすら冷たいコーラが気持ちよくって。

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クーラーガンガンのお寿司屋さんから出るころには、大分元気になっていたので、やはり熱中症だったのかもしれません。この半年間、ずいぶんこれに悩まされて過労気味でしたので、終わった❣で、ドッと疲れがでたのかもしれません。こうなったら早く出された課題をやり終えて、開放されなければ、です。

とりあえず、終わりました!!のご報告です。

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いよいよ明日です。

いよいよ明日木曜日、特別養子縁組の第三者評価の日です。明日の朝早く、9時4分着の新幹線で来られるとのこと。朝早いので今日の内に準備をしました。待合室に場を作りました。終わるのは夜だそうです。

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この半年散々苦しんできたことです。やるだけのことはやりました。

私は、どなたにも、どんな組織にも負けないだけの、丁寧な養子縁組のお世話してきたと自負しています。産みのお母さんにも、養親の皆さんにも何より子どもたちにも喜んでもらえることをしてきたはずです。

これだけのことをして、それで評価が低ければ、それはそれで仕方がありません。何を大切に評価されるのかという問題でしょう。

とても疲れたので、今日はもうこれで帰って、お風呂に入って寝ます。ちょっとドキドキしていますが。あ、そうそう。晩御飯を食べなければ。隣の松の屋でかつ定食のお弁当を買いました。それを食べてからお風呂です。

 

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特別養子縁組申立書を提出しました。

昨日木曜の休診日、朝からクリニックに来て必死で書類を作りました。毎晩夜なべをしても、出来上がらず。今は来週に迫った特別養子縁組の第三者評価に加えて、突然起こった特別養子縁組のあっせん。その家庭裁判所への申請書を提出に行く約束をしていました。

全く、いつまでも学生時代の試験勉強の様に、切羽詰まってバカ力を出すのです。

本当に必死で書いてコピーを取って、高速を飛ばして隣県の家庭裁判所に行きました。養親一家との約束の時間の10分前に到着。久しぶりに会う赤ちゃんは、しっかりした顔つきになっていました。お父ちゃんが、かわいくてたまらない風でしっかり抱いています。私も少しだけ抱かせてもらいました。書類に署名をしてもらう所があって、それを書いてもらって、それから受付に特別養子適格の確認書と特別養子縁組申立書の提出に行き、無事に受理して頂きました。いつものように、経緯を詳しく書いた上申書も提出しました。A4に8枚びっしり書いた私の力作です。読んで頂ければ、今回の特別養子縁組をなぜするのか、書記官にも調査官にも裁判官にもわかっていただけると思っています。またこれらのすべてと出生届などもコピーにとって、養親さんに渡しました。これは赤ちゃんが大きくなって出自を知りたいときの大切な資料になります。もうその時には私は生きていないかもしれませんが、これだけ残しておけば、きっとお役に立つと思います。


 ホッとしました。これで一連の手続きはほぼ終了です。これから何回か、裁判所と児童相談所から家庭訪問があって、ちゃんと育てているかチェックをされるからね。それから申し立てを認めるという決定が出るのが、そうね、一年以内かね。

そんな話をしました。外に出て、記念撮影です。

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つつましく堅実に明るく生きている夫妻です。どんなことがあってもしっかり育てて下さるでしょう。どうぞお幸せに。


広島に帰って、またすぐにクリニックへ。今度は広島市に提出する書類作りです。以前は家庭裁判所に申し立てをして、そこの調査官と児相の職員の方の調査があって、特別養子が認められていました。だから、提出する書類は、一つで良かったのです。もちろん戸籍謄本とか住民票とかの提出物はありましたが。


 ところが今は法律が変わって、その前後にあっせん事業の許可をしていただいた所に沢山の書類を提出しなければなりません。こんなものです。


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今回は、お話があってあっという間に出産になり、養親の引き受けになったものですから、これらの内の1.から4.までを一気に提出しなければなりません。書類によっては、裏表びっしり書き込まなければならないものもあります。同時に隣の県の県知事にも届け出ををしなければなりません。


本当に大変。今日の昼時間までかかって、やっと作り上げました。明日は土曜日ですので、月曜日に市役所に提出に行きます。

私は書類作りはすっかりベテランになりましたよ。さ、ひと段落です。これで第三者評価の書類等の整理に取り掛かります。もう頑張って書類は書きました。原稿用紙百枚くらいになりました。これも力作です。一体私は何をやっているのだろうと思うこともしばしばでした・・。後一週間です。

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たから助産院

 現在特別養子縁組が進行中の方ですが、いつもは実母が退院すると同時に養親が教育入院して子育ての練習します。この度は出産した病院では教育入院はしないということでしたので、広島市の「たから助産院」にお願いしました。たから助産院は、広島県の助産師協会が設立した助産施設です。ベテランの助産師さんが当番で24時間いらっしゃいますし、出産もできます。夫や家族も一緒に入院もできます。私は初めて利用させていただいたのですが、それはとてもよかったので、ご案内しますね。

 安佐南区の山陽道の広島インターのすぐそばにあります。きれいな民家です。

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一階は助産師協会の事務所や会議やイベントもできる広い部屋があります。


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玄関を入った所。産まれた赤ちゃんやお母さんたちの写真が飾ってあります。

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二階に分娩室や入院の個室、食堂などがあります。丁度お昼の前でしたので、食堂では専門の方が食事を作っていらっしゃいました。
お産は畳の部屋で、好きな恰好で。

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お部屋はきれいです。到着するとすぐにおむつを替えることや、授乳の指導です。とても親切に教えて下さいます。

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3泊4日の入院でしたが最後の夜はパパも一緒に入院して子育ての練習をして、それから家に連れて帰ったそうです。私はそのご夫妻が泊まる時に診療後に行っていろいろな手続きの書類に署名してもらったり、受け取ったりしました。その時に、実母のこと、これからの手続きのこと等、さらに詳しく話をしました。

退院の日には、いろいろと心配するおかあちゃんに配慮して、近くの小児科に連れて行って、診てもらって安心したそうです。ほんとうに至れりつくせりでした。

たから助産院があんまりよかったので、皆さんにもお知らせしたいと思いました。産後ケア、慣れない育児や家族関係などで、疲れてしまった人の対応もされています。もっともっと利用されてもいいところだと思いました。お世話になった皆様本当にありがとうございました。

明日は、養親と赤ちゃんと一緒に家庭裁判所に特別養子縁組の申し立てに行きます。

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特別養子縁組:料金と養子縁組成立後の実親への支援

特別養子縁組業務方法書からの抜粋は今日で終わります。まず料金についてと、養子縁組成立後の実親に対する支援についてです。

 料金についてですが、児相であっせんして頂く時には無料だけれど、民間だととても沢山のお金がかかるというのが世間の受け止めの様です。

 それを知ってか知らずか、児相の方が、「うまれた後は特別養子縁組でどなたかに託したいと思っている」と言った妊婦さんに、「それなら、産む側にもお金がかかる。出産一時金をはみ出すお金についはあなたに負担してもらう」と言われたと、全く間違った対応をされたということも聞きました。

 そのはみ出した料金は、基本、養親に負担していただくので、産む側に負担をかけることは一切ありません。



今、そう高額のお金を養親から徴収することはないとされていますが・・。一部のあっせん団体には、かなりの金額の補助金が行政から出ています。私の所には、まったく補助金は出ていないのですが、それでも、「養子縁組しているから、補助金があるでしょう。そこでは、無料で診察もして下さるし交通費も出して下さると妊婦さんに言いましたから」と、何と公的な職員の方が言われて、私の所を紹介されたこともありました。それはないでしょう。そちらは行政なのだからそちらで、何とか対処して下さいといっった場合もあります。それでも、お金がありませんと来られた方を、では診ませんとおいかえすことはできません。結局こちらがかぶることになります。児相と民間の二本建てについては、この辺りの、まだ整理されていないことがいっぱいです。

それでは、業務方法書からです。



  •  養親希望者等から徴収する金品の範囲、徴収方法、徴収金額の目安等



基本的に頂きません。私の診療の延長ですることですので、一切の金品の授受はありません。組織ではなく、個人でしますので、組織の維持のためにかかる経費もありません。

教育入院等の経費は、直接養親さんから病院や助産院に支払っていただきます。これまで、養子縁組成立までかかった費用を遠方の方に問い合わせています。東京、岡山、鹿児島の方たちは、皆さん、交通費も入れて15万円前後、広島の方は教育入院と出産の費用で自治体からの43万円の出産に対する一時金をはみ出した部分(例えば、赤ちゃんの聴覚検査とか、ガスリー等)のみで数万円で済んでいます。

 ただ、これまで私は全く個人のボランティアであっせんをしてきました。養親が広島の場合は、車や自転車で家庭訪問もしますので、全く経費はかかりません。ただ、養親が遠方の場合、これまで、東京、岡山、鹿児島、福井、長野、山口などに、家庭訪問に行きました。全て自腹で行きましたが、これからも遠方が続く場合には、交通費や宿泊の実費を頂こうかと考えています。クリニックでは、その経費を払う余裕はありませんので、あくまでも私個人のボランティアとしておりますが、少し交通費が負担になってきています。

また、研修のための冊子づくりには、かなりのお金がかかっています。そのため、冊子の購入代として、いくらかのお金を頂こうかとも考えています。


今後、実費が必要になる場合は、その旨を事前説明しますし、もちろん領収書も発行するつもりでいます。



  • 養子縁組成立後の 実親への相談支援の実施方法



実親も私の患者さんですので、その後も検診などに来ていただきます。早く立ち直って、また元気に生活できるように、カウンセリングを兼ねて診療を行います。ケースによっては、臨床心理師の方のカウンセリングを受けて頂きます。私の人脈でのボランティアとして取り組んで頂けます。

 
また、前述の、養親からのラインで送って頂いている写真は、もちろん了解を得てですが、実母にも本人が望む場合には転送します。実母は、こうしてかわいがって大切に育ててもらっていることを写真で知って、とても安心します。

 
また、実母は、そのうち新たな男性が出来て、結婚、出産をする場合も多く、養子の子については、安心して段々とフェイドアウトしていきます。遠方の場合では、電話、ラインでの連絡、それにクリスマスカードやハロウィンなどの写真を送っていただきます。時々は、広島に連れて来ていただき、当方と会って、一緒に食事をしたりもします。そのような機会に大切に育てて頂いていることが分かりますので、その時の写真も実親に転送します。

 
なお、実母と養親との直接の連絡は禁。あくまでも私を通して写真のやり取り等をしてもらっています。


また、実親に新たな出会いがあって、新たな旅立ちをする時には、戸籍に子どもを産んだ形跡がないように手当をします。新しいパートナーにはどう告げるか、ケースバイケースでアドバイスをします。

この実親への支援は、あくまでも本人が嫌にならない限りずっと続きます。この少女はどこに進学したとか、どこに就職したとか、結婚したとか赤ちゃんがうまれたとか、長い間付き合いが続いている場合も多いのです。

 以上で業務方法書の転載を終わります。

だからこそ、私は赤ちゃんを産んで手放した後、とてもつらいことになって行く少女を描いたあの映画が許せません。「特別養子縁組という制度があると知らせるのにいい映画だった」と評価する人は、その少女のことについてどう考えるのか、特別養子縁組で子どもを手放したら、あんな風に世間に翻弄されるのだ、不幸になるのだと捉えられかねません。確かに赤ちゃんと子どもに恵まれなかった夫妻にとって幸せな生活になったでしょう。一方の少女についてもまた立ち直ってしっかり生きて頂かないと。そうでないと、特別養子縁組の意味がなくっなてしまいます。

長々と述べました。読んでくださった方がおありでしたら、ありがとうございました。今日はこれから今手続き中の方の家庭裁判所に提出する文章を作ります。きっと、これからもコツコツと続けるでしょう。

二人のお兄ちゃんも大喜びで赤ちゃんを迎えてくれました。

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特別養子縁組:養子縁組成立前・後の支援

赤ちゃんの養育開始から、養子縁組成立までの養親と赤ちゃんの支援について。業務方法書から。



  • 定期的な面接指導その他養子縁組成立までの間の養親希望者及び児童に対する支援の実施方法



家庭裁判所に提出した後は、養育の状況を調査官の方と地域の児童相談所の方が、家庭訪問をしてチェックしてくださいます。


それから、こちらから報告をしておいて、保健センターの保健師の方にも家庭訪問をしていただきます。養親の方には、その都度、当方に連絡をいただきます。家庭裁判所の調査官の方、また書記官の方もその都度連絡を下さいます。

 ほとんどの養親は、私の患者さんですので、その後も、がん検診や風邪を引いたなどと言うときには、赤ちゃんを連れて来ていただきます。度々家庭訪問をし、一緒に子どもと遊んだりします。


遠方の方には、私が近くに行ったときには、足を延ばして家庭訪問をします。また、「ライン」で、生まれる前から、後、手続き中、養子縁組成立後も、養親と密接に連絡を取っています。子育ての不安、病気等ではいつでもアドバイスをしますし、時には、ライン電話で直接話をすることもあります。

ラインですので、写真や動画も送って下さいます。



  •  地域の子育て情報の提供方法



先述したように、児童相談所や保健センターには当方からも連絡を入れますし、養親の方たちにもその旨を伝えます。児童相談所は、特別養子縁組の申し立てをしたら、家裁からの指示で子育ての様子のチェックや相談に乗るために家庭訪問をされます。そこで児相と繋がりが出来ますので、今後にも相談しやすくなると思います。


また、近所の小児科のかかりつけを作っておくこと。そこには、私からの紹介状を書いて養親さんに渡します。


まず、何か困ったことがある時には、当方に連絡をしていただいた上で、関係機関の紹介もするようにします。



  •  定期的な面接指導その他養子縁組成立後の親子に対する支援の実施方法

     先述の支援は、養子縁組が成立した後も続きます。実際にお会いしたり、ラインを通じて、私は、子どもたちが育つ様子をつぶさに見ていますし、ラインのスクションをプリントして、一人ひとりのファイルに閉じています。



近くに行ったときには、家庭訪問もしますし、報告も頂きますし、進学や就職の状況まで、ずっと関わり合いを持つつもりでいます。すでに、何人もの養子の大学進学や就職などの知らせに接しています。



  •  成長後の児童の出自に対する問い合わせに係る対応方法

    養子であることは、早くから話しておくことを勧めます。隠しておいて、思春期になって親戚や近所の人たちから聞かされるというのが、一番可哀そうです。その伝え方も、具体的に、愛情を持ってお話しすることと。


事情については、先述の上申書などを活用してもらいたいと話しています。

ですから、隠し立てがなく育ちますが、もしも実親について聞きたいと本人が希望するなら、当方を尋ねて来るように言ってくださいと伝えます。当方は、実親について、または養親について、みんながあなたの幸せを考えてそうしたのだということをキチンと話すことができます。



  •  児童の出自に係る記録の保管方法



 実母のカルテ、出生届、戸籍、養子縁組申立書などのコピーを一人ずつのファイルを作り、特別の棚に入れてクリニック内に永年保管します。ラインのやり取りも、
ことあるごとにスクションを取って、ブリントし、ファイル内に保管します。


   また、私が本事業を廃止する際には、養子縁組あっせんを行ったケースに係る文書を広島市児童相談所に引き継ぎます。

 
もし、養子が実親に会いたいと言った時には、実母の意思によって、会って頂いたり、事情を
話してお断りすることもあります。
実母は、養子として別れた子に会いたい人もあれば、新たな家庭を持っていて、会いにくいという人もあります。そんな時には、私から、事情をちゃんとお話します。なお、養親には、実母の写真もお渡ししておきます。

遠方から広島に連れてきてくださった赤ちゃんに、カープのロンパースをプレゼントしました。

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この後、金銭についてと、養子縁組成立後の実親に対する支援についてお話して終りますね。もう一回お付き合いくださいませ。


 

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特別養子縁組:養親への引き渡し、赤ちゃんの養育の開始。

長々と続きますが、特別養子縁組の業務方法書から。私が今回ここまでしつこく書くのは、赤ちゃんの養子縁組の実態をもっと知ってほしいという思いがあるからです。「朝が来る」を大変すばらしい映画だったと手放しに誉めた人がいて。赤ちゃんを産んだ少女に対するフォローが全くなされない、少女があんなことになって行くのを知ってか知らずか、全くタッチしない特別養子縁組あっせん事業者がいるという、たとえそれが映画の世界であっても許せないのです。

もう一つ、あっせんすることによって、大きなお金が動いていることも許せないのです。養親からであれ、国からであれ。

 私は、本来特別養子縁組は、児童相談所などの公的な機関がすべきことと思っています。児相は今も特別養子縁組に取り組んでいるのですから。それと民間と両建てですることによって、そこに様々な亀裂が出来ています。児相の職員をもっと増やして、公的なお金ですれば、こんな今みたいな状況はなくなるのにと思っています。その公的な補助金が、沢山出ている民間の組織と全く出ない民間の組織と。どうしてこんな差が出るのかもさっぱり分かりません。これから、どうなっていくのか、どこに向かっているのか、養子縁組については、国がすることに大きな不信感を持っています。


私は、そう容易なことではないけれど、それでも、二組の人たちと赤ちゃんのために尽力したと、ホッとした思い何度も味わっています。お金にはなりませんが。その喜びがあるからこそ、だからこそ、36年間も続けてこられたのですが。

前置きはここまでにして。業務方法書です。産んだ女性が決心し、養親も決まって。具体的な養子縁組の方法についててです。



  • 養親希望者への引き渡し、児童の養育の実施方法



 養親候補の方には、実親の事情をお話しし、あらかじめ赤ちゃんの受け入れの準備をしていただきます。名前も考えていただきます。


生まれた場合には、私が病院に行って、赤ちゃんと実親に面会もし、写真も撮ります。そして、写真と共に養親希望の方に赤ちゃんの様子をお知らせします。可能であれば、できるだけ早く赤ちゃんに会いに来ていただきます。そして、実の母親が退院すると同時に代わりに教育入院していただいて、ミルクを飲ませたり、おむつを替えたりの練習をしていただきます。何日か練習をした上で、赤ちゃんを連れて帰っていただきます。ですから、その教育入院を受け入れて頂ける病院で出産して頂くことになります。また、双方の希望があれば、実親と養親に対面していただきます。それが、実親にとっては、最後の赤ちゃんとの面会になります。

都合によって(例えば居住地が当方のクリニックと離れている場合など)、出産する病院が当方が推薦する病院と異なる場合もあります。また、その病院が教育入院や赤ちゃんだけの入院を認めない場合もあります。そのような時には、当方とから助産院にお願いして、赤ちゃんの退院後、そこで養親に教育入院をしていただき、赤ちゃんを育てる練習をして、自宅に連れて帰って頂きます。



 養子縁組申立書は、できるだけ早く家庭裁判所に提出したいので、教育入院を済ませて赤ちゃんを連れて帰っていただいく前に、養親と共に書類を作り、一緒に養親の居住する地域の家庭裁判所に提出しに行きます。また、遠方で、私が行くことが不可能な時には、すべての書類を整えて、家裁に提出すればいいようにして、郵送します。私は、家庭裁判所の申し立てをするときに、必ず「上申書」を詳しく書いた物を申立書と共に提出します。この特別養子縁組に至った実親の事情、養親希望の夫妻の状況等をかなりの長文になりますが、したためます。これを読んでいただけば、家裁の調査官も書記官も、裁判官も納得していただけるように願っての文章です。

なお、出生届や特別養子縁組申立書や、上申書のコピーも養親にお渡しし、大切にとっておいて頂きます。将来、子ども自身にも読んでいただけたらと思っています。それから、実母から、手紙やプレゼントも渡されます。それらも一緒に取っておいて、将来養親が子どもに渡し、事実を話すことが出来ればと思っています。

一緒に家裁に申立書を提出しにいくことが出来た時には、家庭訪問もし、その時に子育ての状況の話を聞き、アドバイスもします。広島市内で近場であれば、なんどでも家庭訪問するのですが、少し遠方だとそうもいきません。こんな時べんりなツールが「ライン」です。「ライン」で「いかがですか?大分なれましたか?眠れますか」等と毎日のように聞き、「げっぷがなかなかでなくて」とか「お風呂に入る時大泣きします」とか、返ってくると、それについてのアドバイスをしたり、写真を送ってもらったりします。(その写真は実母にもラインで送ります)


なお、児童福祉法第30条第1項の規定に基づく同居児童の届出の義務について説明し、届出をただちにするように、その書類も当方で作って、養親さんに提出してもらいます。役場では、同居する赤ちゃんの国民健康保険の手続きもしてもらいます。(これが、不案内な役場の方があって、当方が説明に大変な労力を要することがあります。厚労省は、この辺りの通知をしっかりしていただきたいと願います)

全国あちらこちらから、子どもたちの写真が送られてきます。お兄ちゃんがいる所に女の子が迎えられました。

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すみません。もう少し続けます。




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