「性的DV・パートナーからの性暴力についての声明」シェルターネット

NPO法人全国女性シェルターネットはこの度「性的DV・パートナーからの性暴力についての声明」を出されました。その代表の北仲千里先生は、NPO法人性暴力被害者サポート広島の代表でもあります。素晴らしく大活躍です。この声明は多くの方に読んでいただきたく、ここに転載させていただきます。(ただし転載は途中までとします。)

https://nwsnet.or.jp/images/PDF/2.2.20210215/%E6%80%A7%E7%9A%84DV%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A3%B0%E6%98%8E%EF%BC%8820210215_2%EF%BC%89.pdf

                     2021 年 2 月
  性的 DV・パートナーからの性暴力についての声明
              NPO法人 全国女性シェルターネット

配偶者やパートナー、交際相手などからのドメスティック・バイオレンス(DV)の本
質は、相手に対する支配・コントロールです。DV と言えば、殴る蹴るなどの身体的
暴力だけがクローズアップされがちですが、身体的暴力があってもなくても、精神的
な相手への支配・追い詰め、人格否定が重要な要素であり、それによって被害者は
深刻な心理的なダメージや生活・人生への影響を受けます。

加えて DV には性的な行為や言葉を伴っていることが少なくなく、しかしそれは語ら
れにくく、真正面から取り上げられることはこれまではありませんでした。

私たちは、配偶者やパートナー、交際相手などへ性的な DV 被害の深刻さに目を
向けることを訴えるとともに、DV や性暴力に対する政策にこの性的 DV/パートナー
からの性暴力の問題をきちんと位置づけることを提言します。

Ⅰ 提言

1.国や地方自治体は、性的 DV の深刻さに目を向け、次の施策を実施してください。

・DV 防止法の保護命令の対象に精神的 DV と性的な DV を含めて下さい。
・精神的 DV や性的 DV の被害をうけた人に対し一時保護を含む積極的な支援を行
ってください。
・精神的・性的 DV によって心が壊されるという影響の深刻さを理解し、DV 被害
者の回復支援を本格的に実施して下さい。

2.パートナー間の性暴力を扱う性犯罪を創設してください。

現行刑法の性犯罪が規定する「暴行脅迫」要件では、継続的な支配関係の下での
パートナー間の性暴力を性犯罪として捉えることは困難です。配偶者・パートナー
間の性的 DV の特質をふまえた犯罪類型を作るか、不同意の性的行為全体を禁止し
た上で、配偶者・パートナー間の性的 DV の場合はより重い刑として下さい。

3.性的 DV の実態をふまえ、母体保護法に基づく人工妊娠中絶の際の

配偶者の同意のサインの要件を撤廃して下さい。また、婚姻していない
関係において
は中絶についての相手の男性の同意が不要との方針を周知し、
徹底して下さい。

Ⅱ 説明

1.DV としての性暴力

DV ケースの中での性暴力やその結果としての妊娠の問題は、頻繁に起こってい
る。

DV は相手を支配する行動であり、精神的ないじめや性的な暴力だけが行われる
場合も珍しくない。性を通じた相手への支配が行われているのである。「相手の満
足のため」に我慢し、「モノとして扱われる痛み」「繰り返される無力感」などを感
じながらも、生活のために離れることを選べないケースが多い。

「性行為に痛みがある」と訴えても、取り合われない。「性交渉に応ずるのは妻
の義務、妻は夫の要求に従うもの」などと配偶者間の性暴力は、過酷、残虐なもの
であるにもかかわらず、問題にされない実態がある。

それは継続的な関係性の中での行為であり、また夫婦であるため応じないといけ
ないという意識があるため「暴行や脅迫」を伴うことを要件とする性犯罪の定義で
は捉えることが難しい。被害当事者も性暴力であると認識しにくいため、日常化、
深刻化する。性暴力による支配は最大の困難を強いる。被害者もあまり、語りたが
らず、回復に長い時間がかかる。

2.表には見えない性暴力被害

内閣府のアンケート調査(平成 29 年 12 月実施内閣府「男女間における暴力に
関する調査」回答者数 3,376 人)では、性交を強制された経験の内もっとも多い
「相手」は、配偶者や元配偶者・交際相手などである(47.6%)。この、カテゴリー
中もっと多く常に 3-4 割という傾向は、過去数回の同調査においても、一貫して
いる。

しかし、そのほとんどは、刑事事件化しないものと思われる(平成元年度の警察
の犯罪統計では、配偶者間の検挙件数は強制性交等罪6、強制わいせつ罪2)。
さらに、被害者は相手から離れ、避難先を隠したいということを優先するため、
性暴力行為に絞って警察に被害届を出すという行動をとることは非常に難しい。警
察に DV を相談した場合も、警察の(主に生活安全課)担当者は、生命の危険など
を重視して聞き取りを行い、避難の援助を行うことを主に考えるため、DV の行為の
中に性暴力があったとしてもそれにきちんと注目して刑事課に回し、被害届を出す
提案をするということはまずないものと思われる。

配暴センターや民間の DV 相談の場合も、性的 DV をあえて意識して取り出すこと
はされていない。

3.実態

(1)妊娠時の暴力

妊娠出産時に過激な暴力がふるわれる。妊娠中の女性の身体をいたわらず、むし
ろお腹や腰を蹴る、食事をさせない、過酷な作業をさせる、暴言を吐くなどの身体
的暴力や虐待がしばしばある。

(2)中絶と妊娠

同意のない性行為、また避妊についても話し合えない関係であるため、DV カップ
ルは子だくさんであることも珍しくなく、また、何度も中絶と妊娠を繰り返すとい
う話も多い。妊娠中一度も病院を受診せず、駆け込み出産をする妊婦や、何度も中
絶と妊娠を繰り返す夫婦は、DV のリスクが高いケースとして、産婦人科の臨床では
認識されている。「避妊してくれないので 6 回も中絶した」と語った被害者もいた。

(3)離婚後も受ける性被害

同居や交際中の性暴力だけでなく、離婚後の子どもの面会交流を利用して呼び出
され性暴力に遭うケースもある。

(4)同時に起こる子どもに対する性虐待
子どもに対する性虐待も同時に進行する場合がある。
同居や交際中の性暴力といっても、子どもたちに夫婦の性行為を見せるというも
のがある。子ども(10 代や成人の娘)と性行為をし、妻にそれを手伝わせたり、撮
影させるなどの行為もある。

(5)デジタル性暴力

写真や映像の撮影を強制されたり、内緒で撮られるという「デジタル性被害」も
ある。また、薬で眠らせて撮影され、その動画や画像を所有して脅しに使われたり、
インターネットなどで拡散されたり、販売されることもある。

(6)望まない形の性行為

性交の強制ではなく、排せつ行為を見るなどの侮辱行為もある。物を性器に挿入
する行為の強制もしばしばある。例えば、野菜や、卵などを入れて、そのまま出す
ことができなくなり、病院で取り出す処置をするなどということがある。また、下
着をつけずに外出させるなどの行為もある。アダルトビデオで視た通りの残虐な性
行為を強いられることもある。これらの性的行為は、真の同意がなく、強制された
場合は性暴力であり、性的 DV である。

(7)性的搾取

妻や娘に売春をさせる。写真を売りさばくなど、性の商品として搾取することも
ある。

(8)その他、DV 行為としては、次のようなことも起こっている。

・これみよがしデリヘリでの性的経験や性的表現を聞かされる。
・性的対象としての魅力がないことをしばしば言われる。

4.相談の中で聞いた声(加盟団体の相談記録や手記などから)

  (ここから先は略します。あまりに壮絶な体験が書かれていて、胸が痛くなります。)

転載ここまで。特に私がかってに太字にした部分、「妊娠を相手の男性に告げると、相手がブロックしてしまって連絡も取れない、だから同意書が取れない⇒中絶が出来ない」というのは、どこの産婦人科でも起こっています。この声明が、現在検討されている性暴力の刑法の見直しの場に届きます様に。これは女性たちの切実な声です。

クリニックの青野さんのお花。桜が満開です。この後、残りの一つの百合が開いて、とても豪華になりました。

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「だれひとり取り残さない刑法改正を」終わりです。

性犯罪の刑法改正について、昨日で終えようと思っていたのですが、もう一回ここで書かせていただきます。それは例のオリンピックパラリンピックの森会長の発言があったからです。「女性の理事は・・」の発言の全文を読みました。とても長い挨拶ですね。

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000028.html    (全文1)

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000029.html    (全文2)

https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102040000032.html    (全文3)

問題なのは、全文2のなかにありますね。もうどこのニュースやワイドショーでも発言の「女性は・・」の部分は紹介されているので省きます。私が一番いやだと思ったのは、(全文2)の最後のころのこれです。

「私どもの組織委にも女性は何人いますか?7人くらいおられるが、みんなわきまえておられる。みんな競技団体のご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかり、ですからお話もきちんとした的を射た、そういうご発言されていたばかりです。」

要するに、いらないことは言わないで、報告されるのを、はいはいと聞いていて、ささっと会議が終わるのがいいのでしょう。(それにしては森さんの挨拶長いですね)これって女性ばかりとは思わない。男性だっていわゆる忖度して、上の人にへつらってばかり。意見の一つも言わない、そんな男性たちを私は沢山見てきましたよ。むしろ男の方がひどいのでは?森氏にこんな風に言われると、組織委員会の女性たちは、逆にそんな物言わぬ人たちだということになりますね。


怒りながら見ていてそんなこと思いました、。本当にどうしようもない方が、長い間権力の座にいると、こんなみっともない姿になるということをしっかり見させて戴きました。


そして、性暴力です。いわゆる地位・関係性を利用した性暴力。なんとなく森さんと結びついてしまいました。

 これってまた私の現場ではとてもよくあるのです。会社の上司と部下。残業を言いつけられて、他の人はみんな帰ってしまって、そこで上司が会社の鍵をかけて、とか。出張に行った時に、ホテルの部屋に呼ばれて、とか。塾の先生が、特別に教えるからと時間外に呼び出して、これは小学生の場合も中学生の場合も高校生の場合もありました。最近とくに学校の先生が生徒にという事件の報道に接することも多くなりました。それから、スポーツの選手と指導者も。これらは、その地位を利用して、断りにくい状況でのとても卑怯な犯罪です。いまのままの法律だと、これらの場合でも、どれだけ物理的に抗ったか、それが問われます。「試合に出してやらないよ」といわれて抵抗できなくなるというのもあるでしょう。特に若い子の場合。常日頃から上下の関係にある時には、抵抗しにくいというのもあり得ることです。


今度の見直しで、「地位・関係性を利用した性犯罪」も罪に問われるようにしてほしい。そうシンポジウムの中で訴えられました。

 これで、今回のリモートでのシンポジウム見ての報告を終わりますね。関係者の皆様、貴重な情報をありがとうございました。


2月2日は節分でした。私の小さい頃は、豆まきはありましたが、巻き寿司の丸かじりなんてのは、ありませんでしたよ。巻き寿司。わが家では、お寿司ではなく、韓国の「キンパ」。韓国舞踊の朴美咲希さんの作です。お昼時間に自転車でサロンまで戴きに行きました。私達は年よりですから、丸かじりではなくちゃんと切って戴きました。とても沢山の具が、小さくギッシリ。本当に丁寧に作ってありました。とてもおいしく戴きました。朴先生ありがとうございました。


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「だれひとり取り残さない刑法改正を」続きです。

あれこれ書きましたが今、女性たちの間で広がっているのは、「不同意性交罪」を作ることと「性交同意年齢を13歳未満から引き上げること」。

 同意のない性交は犯罪であるということ。今のままだと、いかに抵抗したかが同意のあるなしの基準にされています。世界的には、「同意のない性は性暴力」の流れになっています。

日本では緊急署名運動が行われています。


https://www.change.org/p/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E7%BD%B2%E5%90%8D-%E4%B8%8D%E5%90%8C%E6%84%8F%E6%80%A7%E4%BA%A4%E7%AD%89%E7%BD%AA%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84

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今のような法律の下で、2019年3月にとても情けない無罪判決が相次ぎました。

1. 3月26日名古屋地裁岡崎支部で、世間が驚き、怒り、フラワーデモの発端となった無罪判決。実の父親が娘に対して中学2年から繰り返し性交を強いていたこと。娘が望んだ性ではないが抗拒不能ではなかったと。(これは後に名古屋高裁で逆転有罪となりました)


2. 3月28日静岡地裁無罪判決。父親が12歳の実の子に対して性交を行なったこと。12歳の少女の証言の信用性を否定して。

3. 3月12日福岡地裁久留米支部判決。泥酔して抗拒不能となった女性。抗拒不能であったが被告人の故意を否定(要するに彼女が嫌がっていると思わなかったと)

4. 3月19日 静岡地裁浜松支部判決。深夜コンビニから出てきた被害者に体を触り強制的に口腔性交を行ない、口唇挫傷等の障害を与えた事件。抗拒不能は認めるも、故意を否定。(3と同じ)


「性交同意年齢」について。今私の現場でも、中学生の被害が相次いでいます。多いのがSNSで知り合った人について行ってというもの。その多くがまさかそこまでされるとは思わなかったと。でも、13歳、中学一年生の少女を言葉巧みにどこかに連れ込んで行為をするのは、はじめからそのつもりである大人に取って、いとも簡単なことでしょう。いろいろと社会からも学んで来た大人と、13歳の子どもを同じように扱うのは、無理なことです。それにそうであるのならもっと早くからちゃんと性教育をしないと。今もまだ文科省の指導要領は、「性交」や「セックス」という言葉を使うことも、教えることもしないことになっているのですね。

ということで私たち今回の性犯罪の刑法見直しに期待しているのですが。このシンポジウムの中で紹介された、刑法改正に反対している委員の方の発言が、こうだそうです。これは、宮本委員の発言です。

「性行為について、やります、どうぞというやり取りはほぼない。ノンバーバル(非言語)なコミュニケーションの中で相手はやってもいいと思っているのだと思って行為をするということはよく起こることで、一方は嫌だったいう、ボタンの掛け違いはどうしても起きてしまう。それを全て処罰の対象とすべきではない。」

被害者は、嫌だ、やめてとはみんなみんな言っているのですよ。それだけでは、「いやだったと認めない」のが今の法律なのです。いやだと言ったら、いやなのです。やめてというのは本当にやめてほしいからいうのです。

この委員は、性犯罪をボタンの掛け違いくらいに思っているのでしょうね。被害者がどれだけ怖く、情けなく、つらかったか、そんな想像はできないのでしょう。勇気を持って警察に訴え、つらい事情聴取も耐え、その人を罰してほしいと裁判に期待しても、結果無罪、まるで被害を訴えた自分に非があったように自分を責め、立ち直れなくなった人。

そういう被害者がこれまで沢山います。緊急署名。沢山集まります様に。


 


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「だれひとり取り残さない刑法改正を」

  先週の木曜日、1月28日に行われた性犯罪の刑法改正を巡るシンポジウム・「だれひとり取り残さない刑法改正を・どうなっている?刑法改正検討会」」について。

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性犯罪にかかわる刑法は2017年6月、明治時代に作られたものが、やっと110年ぶりに改正されました。しかしまだまだ積み残されたものが多くあります。2017年に改正された時、3年後にはこれの見直しをすることという付帯がつきました。そして、3年が過ぎました。昨年6月からその検討会が開かれています。そこでは今どんな論議がなされているか、という報告があって興味深いものでした。

まず、2017年に変わったこと。

1.「強姦罪」が「強制性交罪」に。
2. 3年以上の有期懲役刑が5年以上の有期懲役に。
3. 親告罪が撤廃されて、おおむね被害届けだけで起訴ができるように。(でも、私は個人的に被害届けのハードルはあると思うけど)
4. 定義の拡大 これまでは男性器の女性器への挿入のみだったのが、口腔・肛門への挿入も強制性交となった⇒男性も被害者に
5. 監護者であることに乗じた性犯罪が創設された。(監護者とは、同居している親(里親)や施設の長等18歳未満の子どもを監護している人)
6.  集団強姦罪が廃止された!!

では、どんな課題が残されているのでしょう。まず今の法律はこうです。これは以前にブログに載せたこともあるのですが、性教協中国ブロックの研修会で、弁護士の寺元先生と私がシンポジウムをした時の、寺本先生のスライドの一部です。


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今のままだと、強制性交が成立するためには、次のようなことが必要です。


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すなわちこういうことなのですね。ではどんな課題が残されているのでしょう。


課題1.抵抗できないほどの暴行・脅迫があった証明が必要。怖くて固まってしまった(フリーズ)は同意とみなされるは明確な暴行・脅迫がないと起訴されないため、多くの被害が埋もれている。

課題2. パートナーからの性犯罪  多くの被害が事件化されない。

課題3. 地位・関係性を利用した性犯罪 。抵抗しにくい立場での被害が救われない。例えば、職場の上司と部下、学校の先生と生徒、スポーツの指導者と選手、就活生、等。

課題4.  性交同意年齢 「13歳以上」は変わりませんでした。13歳以上は大人と同じように、暴行・脅迫要件が適用されます。

課題5. 時効    強制性交等罪 10年。強制わいせつ罪  7年。10才で被害に遭うと被害者が20歳と17歳でもう時効で罪に問えません。

課題6. 集団の犯罪の撤廃  集団で受ける被害は想像を絶します。加重要件にすべき。

これらの課題を残してしまっていることで、とても許されないひどい無罪判決が次々と出、怒った女性たちのフラワーデモが全国で展開されました。

 もう少し続けますね。特に課題に反対する人達の反対理由は興味があります。貧しい性意識!!としか思えないのです。

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デジタル性被害

性被害に対しての刑法は2017年に100年ぶりにやっと改正されました。これにより、強姦罪は強制性交罪となり、肛門性交も口腔性交も罪に問われるようになって、男性への加害も罪に問われるようになりました。そのほか親告罪でもなくなりました。このように明治以来のほ法律が、やっと少しは改善はされましたが、まだまだ改善すべきことが多く、2017年の3年後には見直しすることとの付帯がありました。


 現在2021年、この見直しは今どうなっているのか、興味深いシンポジウムが行われ、それが今You Tubeで配信されています。

「だれひとり取り残さない刑法改正を-どうなっている?刑法改正検討会」

https://www.youtube.com/watch?v=rpWOWsvRA4c&feature=youtu.be

ぜひご覧いただきたいのですが、その前に、先日1月26日には、日本NPOセンター主催で、デジタル性被害についてのシンポジウム「NOPとオンラインプラットフォームで考えるデジタル性暴力の防止」が行われました。平日のお昼の時間でしたので、初めは見ることができませんでしたが、途中からでも十分に興味深く聴取できました。

性暴力は日々その姿を変えています。中でも、スマホの普及に伴って、私たちには考えられないような犯罪に巻き込まれて行く人たちがとても増えています。例えば、SNSで知り合った人から「裸の写真を送って」とか性交の写真や動画を取られたしています。

それらがまたSNSでばらまかれたりそうすると、アッという間にそれが広がってしまって対応できなくなってしまいいます。NPO法人「ばっぷす(ポルノ被害と性暴力考える会)」の金尻さんや、広島大学の北仲先生、それにライン、ツイッター、ティックトックの方たちのシンポジウムでした。その開催前の呼びかけを転載します。これだけでも、十分にその深刻さが伝わるかと思います。


SNSを通じて性的な画像・動画を要求されたり、同意なく拡散されるといった「デジタル性暴力」が問題となっています。SNS起因以外も含む児童ポルノ事犯の検挙件数は10年間で約2倍以上、児童自ら撮影した画像で被害をうけた事案がその約4割を占めています。また政府は、性犯罪・性暴力は心身に重大な悪影響を及ぼす根絶すべき課題として、「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を2020年6月に決定しています。

一方で、子どもたちを取り巻く保護者や学校、自治体、NPOもデジタル性暴力の予防や、被害者支援に取り組んでいますが、ネットで被害にあってしまうまでの実態がつかみにくいなどの理由から予防や対応が追いついていない状況です。

そこで、本フォーラムでは、デジタル性暴力の防止に取り組むNPOから、被害の現状や支援現場の課題を共有するとともに、代表的なオンラインプラットフォームであるLINE・Twitter・TikTokの3社の取組みを紹介しながら、ともにデジタル性暴力の防止のためにできることについて議論します。

 

北仲先生もおっしゃっていましたが、今や若者たちの生活にはスマホは欠かせないものになっていて、いやむしろスマホは生活そのものとなっています。

このような犯罪に巻き込まれないためにスマホ持たせないとか、いろいろと規制するではなく、やはり教育でしょうね。その一方での性教育が全くと言っていいほどなされていない所で、知らないままに若者が巻き込まれて行く姿を私も見ています。それを被害に遭った人の責任にしてしまっていますが。

今、私も含めてですが、性教育の講演をした人から、積極的にこのようなことしゃべってこういう反応があったということが、フェイブック等で公開されていますので、あたかも全国でこのような教育がされているかのように受け取られがちですがぜんたいから見ると本当にそのような教育がなされている所はほんの一部です。

ラインやツイッターやティックトックの会社も性犯罪の防止のために尽力しているものの、表現の自由や個人の通信の秘密等に遮られてなかなか困難なことが多いと見受けられました。

性犯罪の刑法の問題について次回お話しますね。なかなか更新ができないでいますが、それなりにかなり忙しくしています。無理をしないで、
時間が取れた時に書くようににしていますのでごめんなさい。

クリニックの青野さんの花です。かわいくて春らしいお花です。


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情けない国日本③性暴力

今日午後1時までの受付で今年の診療を終えました。今年は、コロナが厳しい中、何とか診療を続けることができました。中でも今年の特徴は、「性暴力」の被害者がとても多かったということです。それも、若い人の。

 性暴力について、ワンストップセンターに関わることもあって私自身もとても勉強しました。法廷にも何度も立ちました。そして、やはりこの国の性暴力に対しての法律、裁判に怒りを覚えています。

明治に作られた刑法が延々と続いていたのが2017年にやっと110年ぶりに一部変えられました。が、まだ不十分と思えることがうんとあって、その3年後の今年に見直しをすることになっていました。その見直しの論議が続けられています。特に、次のことなどについて。

1.性暴力に時効をなくしてほしいこと。性暴力の被害者は被害ゆえに精神に不調きたすことも多く、やっと前向きに考えられるようになるまでに長年の月日を要することがあるということ。特に子どもの時の被害は、大人になってそれが被害であると理解できることも少なくありません。世界では時効は取り払われています。日本では、強制性交等の罪は10年、強制わいせつ罪は7年と決められています。せめて子どもの時の被害は大人になるまで時効停止するとか、様々な国がとっているような方法にすべきです。

2.強制性交罪の成立のためには、被害者がいかに抵抗したかが問われます。すなわち、抵抗できなかったのは、「暴行・脅迫」か「心神喪失・抗拒不能」であったかが問わるのです。最近とても増えている「薬を飲まされての性暴力」でも、「薬を飲まされたこと」の証明が必要となっています。抵抗でも、例えば、性交をされながら動画を取られていて、「いやだやめて」と言ったのは、「動画取られることを嫌だと言った」のであって、「無理やりの性交を嫌だと言った」かどうか加害者にはわからなかったということで無罪になったという例もあります。いかに抵抗したかではなく「同意があったか否か」が、世界の潮流です。「性交の同意」について性教育でしっかり論議されるべきなのですが。

 私は、法律の世界の人たち、弁護士も検事も裁判官ももっと性暴力について、特に被害者の思いを勉強してほしいと思っています。あまりにひどい事件が「無罪」となっているのを見ると腹立たしいのを通り越して絶望的になることもあります。

3.子どもの被害の多いこと。小さな幼児への性犯罪は絶対に許せません。同時に、「性交同意年齢」が日本は13歳のままです。最近SNSによる被害もひどいのですが、14歳中学2年生になると、どこまで抵抗したかが問われます。大人の男が14歳の子をだまそうと思えば、簡単なことでしょう。せめて、同意年齢を16歳まで引き上げてほしいと思います。

4.力関係での性。「地位・関係性を利用した性犯罪」の罰則規定を作るべきです。例えば中・高校生が学校や塾の先生から被害に遭ったとなればとても許されるものではありません。それが法の性では無罪になったりするのですね。職場の上司からの被害も。

こうして書いていて、やはり結局は「性教育の貧しさ」に行きつくのです。なぜ犯罪をおかしてまで、強引に性を迫るのか。被害者は、いつまでも心に残り続け、精神を病み、辛い人生を送ることになるが故に、許されないものでもあります。そして、性被害はこの日本の社会にはとても多いものであり、誰もが被害に遭う可能性があるということなのですね。まったくとんでない社会が作り出されています。

明日は、性被害でもSNSの被害についてお話します。

昨年までは仕事収めの日はみんなでお弁当を食べて「お疲れ様でした」とするのですが、今年は、お弁当をみんなで食べるのではなく、食べて帰っても良し、持って帰っても良し、それぞれご自由にとしました。私は午後8時から研修があるのでクリニックで少しずつ食べています。熊野のみどり屋さんのお弁当です。

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昨夜夫が脚立から落ちてケガをしました。手が折れていると思うのですが、病院に行こうとしません。痛い痛いと言いながら家で寝ています。私は夜遅くまで帰れないので、甥にお弁当を持って行ってもらいました。やれやれです。

 

 

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SNS相談「Cure time」。どうぞ相談してください。

皆様に、性暴力のSNSによる電話相談のご案内です。内閣府により本年10月から始まっています。

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全国の性暴力被害者支援を行う団体が協力して取り組んでいます。性暴力に関して、どんな質問でもかまいません。ワンストップセンターにての電話相談は続けていますが、この時間には、同時にSNSによる相談も受け付けています。若い人たちの中には、電話で話すよりも、メールでのほうが話し易いとしいう方もあります。そんな人へに向けての取り組みです。

もう少し詳しいチラシです。

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今日、妊娠SOSのボランティアの方たちへの研修のために呉に行ってきました。妊娠に関しての相談を受け付けている所です。主に、若い人たちでだれにも言えず、苦しんでいる人達のSOSを受け付けて、尽力している人たちの研修です。

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その時にも、つくづく感じたのですが、とにかく一人で悩まないで。誰か、一人・一か所でいい、相談できる所があれば。この人も赤ちゃんも救えたのに、と思うことが多々あります。いろいろな所で、主に女性たちが困っている人達のために尽力していますが、本音を言うと、こんなつらいことにならないうちに、教育がしっかりなされていたなら、とも思います。

性教育がしっかりできていない所で、悲しいことが相次いでいます。どうぞ、一人で抱えないで!!相談してください!!

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昨日のブログへ視覚障がいの方からのご意見です。

昨日のブログ、一例としてマッサージ師さんのことを書いて、ずっと心配していました。多くのマッサージ師さんに悪いことをしてしまったのではないかと。そんな時、私の友人の視覚障がい者の方から、メールが来ました。許可を得て、ここに転載させていただきますね。


河野先生、ブログ読ませていただきました。


マッサージ店でのお話。


あのマッサージ師に腹が立ちました。


ほんとにひどいですね。


さぞ驚かれ、ショックだったと思います。


私はこのマッサージ師がその性暴力で職を失­ったとしても、「障碍者だからかわいそう」­とは思わないです。


そのマッサージ師は視覚障碍者ですよね?


もしかしたらこのマッサージ師から被害に遭った方が他にもいるかもしれませんね。


その被害に遭った女性たちも声­をあげたかったけど、「視覚障碍者が職を失­ったらかわいそう」と思ったのかもしれませ­ん。


被害者にそう思わせて、そう思われるのがわ­かっていて、それを見越してこんな卑劣なこ­とをする人、障害を理由に訴えられないだろ­う、訴えられるリスクが自分は低いと見込ん­でいての狡さ、そこに腹が立ちます。


そういう人は二重に赦せないです。


人のやさしさと同情心に付け込んでいるから­。


そういう人は訴えていいです。(河野先生が­声をあげれなかったことを責めているのでは­ないですよ。)


その人がもし職を失って、その後も雇ってく­れるところが見つからなくても、マッサージ­師の国家資格を取り消されても(警察に訴えられて逮捕されて有罪になったら資格は取り消され­ると思いますが)、それはかえって良いこと­だし、大人なのだから自分のした犯罪への報­いです。


それは障碍者だろうが、健常者だろうが、関­係ありません。


かえって彼が働くこと、反省せずそのような­ことをしていることは懸命に頑張って仕事を­している多くの視覚障碍者のマッサージ師の­評判を 落とすことになるでしょう。


障碍とは関係なく、人としてやってはいけな­いことだし、日本国民なら法律で裁かれ、罰­せられるべきと私は思います。


視覚障碍者が仕事をしていくこと、就職すること­がどんなに大変か、それを克服するために多­くの人たちが頑張ってきました。


彼の犯罪はそれらをぶち壊す行為です。


こういうとんでもないのがいる一方で、視覚­障碍者の女性のマッサージ師が男性客から被­害に遭うことがあるということも耳にします。


私はそのような話を何人かから聞きました­。


それから視覚障碍者女性は「見えないからば­れないだろう。誰がやったのかも顔がわから­ないから訴えられないし捕まらないだろう」­ということで性被害に遭うことがわりと多い­です。


ですから周囲の見守りと視覚障碍者への声かけと困っているようなら手助けがとても大切です。


視覚障碍者女性は防犯ベルを持ち歩くことと、その使い方をきちんと習っておくことと、日ごろからサポートしてくれる友達、いざとなったら助けにとんできてくれる仲間をつくること(健常者の友達も、支援者、障碍者の仲間)が大切だと思います。



私は自分の人生の中で生かせる役立てられるような性教育を受けれなかったので、そしてもし何かあったら助けを求めていいし、どのようにして防犯すればよいかとか教えてもらえなかったので、大人になってから苦労しました。


ほとんどの視覚障碍者女性がそうだろうと思います。


私はそういう教育や話し合いの時間が盲学校を卒業する前の若い子たちに必要だと盲学校の先生に話したことがありましたが、取り合ってもらえませんでした。


私はそういうことをちゃんと学びたいし、考えたいです。そして協力者が増えたらいいと思っています。



ありがとうございます。私に足りなかったものをしっかり補填して頂きました。私は、女性のマッサージ師さんが被害に遭うということを確かに聞いたことがあります。でも、今回、それを失念しておりました。

 それに、性教育のこと。私は、常々障がいのある人もみんな性教育を受けるべきと言い続けています。それは、障がいのある方たちだって、恋愛したり結婚したり、人との付き合いはあるわけで、それに障がいゆえに、情報が偏ったりすることもあるからです。勿論、伝える方法は工夫したり、時間をかけたりしなければなりませんが。そして、女性だけでなく、男性だって。同性や異性との付き合い方を学ぶべきでしょう。

考えてみれば、私に対していやな行為をした彼は、意に反してそんなことをされた女性がどんないやな気持になるか、それは自分が職を失うことになるかもしれないような行為なんだということを学んでいなかったのかもしれません。

 そんなことも気づかせて頂いたありがたいメールでした。本当にありがとうございました。まだ飛び飛びになるかもしれませんが、この件についてこれからもお話したいと思います。

 昨日、一日中家にいて、講演の資料作りをしました。先日作ったのが、まだ気にいらなくって、作り直しです。それを作りながら、晩御飯用にお赤飯を作りました。以前、もち米を戴いてていたので。写真は、姉の家へのお裾分け用に詰めたものです。栗も、赤飯用に買っておきました。美味でした。

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「密室」で二人っきりになること

 今日は、色々と迷った挙句、「密室」の危険性について書きたいと思います。

 産婦人科医療では、診察の場合、決して男性医師と患者さんの二人っ切りになってはならないと、厳しく教育されています。必ず、看護師さん等に立ち合ってもらうようにと。それは、診察がとてもプライベートの場を見る、触るということから、犯罪につながり易いことによります。犯罪を犯すかもしれないというよりも、もしも患者さんが犯罪の被害を訴えた場合、医師の側は反論がとても難しい、えん罪に巻き込まれないためにという因子が強いようです。

 私は、性犯罪の被害の女性を診察することがとても多いのですが、世の中には、とても無防備に「密室」がしつらえてあることに気づかなければと思います。

 例えば、リンパマッサージなど、施術してもらうのに、ほとんど裸でなければならない時は、密室でも仕方がないかもしれません。でも、多くはリンパマッサージの施術者は女性ですから、さほど問題にはならないでしょう。もしも、施術者が男性であったら、ほとんど裸の女性と男性とが一体一で長い時間向き合い、体を触られるという行為は、ともすれば犯罪に結びつきやすいと考えます。そんな時は、完全な個室にしないでほしい、たとえ大部屋でカーテンで仕切る場合でも、一部施術してもらう人の体は見えないようにしての、どこかが外から見えるようにしてはいけないのかと思います。

 マッサージと言うのは、あくまでも一例をあげてのことで、お前はマッサージ師を犯罪者呼ばわりするのかと叱られるかもしれません。でも、実際、マッサージに限らず、個室の現場での被害がとても多いということを知って頂きたいのです。ほとんどの人はそうではないのですが、そんな人が紛れ込んでいる可能性もあるということです。

 そもそも、リンパでなく、服を着てマッサージしてもらうのに、完全に密室にしなければならない理由ないでしょう。

 以前、夫と二人で行っていたマッサージで、そこは沢山のベットが並んでいますが、完全にカーテンで仕切られるようになっていました。夫と私との間は、いつもはカーテンは開けていたのですが、その時には、マッサージ師さんが、カーテンをさっと閉めてしまいました。そして、施術してもらっている時に、後ろ向きになっていた私の手にその人の性器を握らされてしまったのです。

 えっ!!何!?ととまどいました。どうしよう、声を上げようか、手を振り払おうか、夫との間のカーテンを開けようか、激しくあれこれ考えても、結局なんにも行動できませんでした。それは、その方が障がいのある方というのもあったと思います。彼が職を失うようなことになってはかわいそうだとも思いました。でも、突然、考えもしないことに遭遇すると、急に行動はできないものだとよくわかりました。まさか、この私が、何にもできなかった、後で、私はどうすればよかったのか、どうして何もしなかったのかと、自分に嫌悪を感じました。私は、もう年寄りだからいいようなものの、同じようなことをその人はしているのではないか、それを見逃してしまってはいけなかったと後悔しました。

 それは、乗り物の中でちかんに遭った時でもそう。とっさに行動はできないものです。

もう一度、今回、マッサージを例に挙げて申し訳なかったのですが、 世の中には、「密室」や「個室」を売り物にしている業種が結構あります。その必要があるのかどうか、利用する時には、考えたほうがいいと思います。密室で目撃者もいない所から、被害を訴えてもなかなか難しいことなのですね。


私は、性教育の講演をする時に、特にこのごろ、SNSによる被害が多いので、「密室に二人っきりになること」の危険性を必ず話すようにしています。明日は、それについて話しますね。

先日の晩御飯、夫が作ってくれたそうめん。ミカンの缶詰を買ってたのとシイタケを煮たのは私です。おくらとなすとキューりのはテレビでやっていたのですって。おいしかった~。

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性暴力の被害に遭った時

今日の広島は雨です。

午前中に救急で診療のためにクリニックに来ました。ゴールデンウィーク中広島にいますので、緊急の対応は致します。クリニックに電話をくださいね。

 それから、このような時、性暴力の被害に遭うことがあります。被害に遭った、または緊急避妊薬が必要という時、性暴力のワンストップセンターも対応しています。

広島の場合   082-298-7878

全国のリストはこちらにあります。

http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html

何もないに越したことはありませんが、何かあった時には、早めにSOSを求めることで被害を小さくすることができますのでね。

桜が完全に葉桜になって、今市内はつつじが満開近くになっています。写真を撮ってきました。

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これは、教師と子どもの碑です。

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この碑の裏には、こんな正田篠枝さんの歌が貼ってあります。

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まだまだコロナのゴールデンウィークが続きます。皆様が無事に過ごされますように。

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