患者さんとの話。
今日の患者さんとの会話。色々とあるけれど、二つ。
その① 20代前半の若い人。「朝、おしっこしたら、血が出て痛かったん。なにか深刻な病気?」で、その後は?その後はどうなの?痛みや出血は?「してないよ。してないからわからんよ。」うん?おしっこする時よ。「だから、してない。」朝おしっこしてその後は全然してないの?もう夕方です。朝しかしないの?「うん。いっぱいお水は飲むけどね、仕事が走る仕事だから、汗、いっぱいかくから、おしっこは出ない。」ええっ?走るって外を?「うん。」この暑いのに、外を走ってるの?なんの仕事なのか、想像しようとしても分かりません。で聞きました。何の仕事をしているの?と。「ゴミ収集車。ゴミの所まで走って行く。」日焼けで彼女の顔は真っ黒です。そうだったん。それは大変じゃねえ。とにかく、おしっこを出してみて。調べるからね。「おしっこ出んよ。」出るだけでいいから。膀胱炎かどうか調べるからね。やっぱり菌が沢山のかなりの膀胱炎でした。
「膀胱炎て何?大変な病気?」尿にばい菌が入っているんよ。大変な病気ではないけど、あんまりおしっこをしないと、菌が増えるからね。ひどくなると腎盂炎になって熱が出たりするからね。薬を出すから。それにもっともっとしっかり水分を取って、どんどんおしっこをすること。それにしても、この暑さの中で走るのはしんどいねえ。扇風機のついた上着などの支給はないの?「それがないんよ。」ないんね。こんな暑い時なんだから、それくらいはしてほしいねえ。とにかく薬を全部飲んだら来てね。もう一度おしっこの検査をするからね。
ああ、この暑さの中でも、ごみの収集など、大変な仕事をする人が確かにいる。彼女がまさにそんな仕事をしていたのです。ただ自分が暑い暑いというばかりで、そんな人のことに思いを馳せていなかったなあと感じ入りました。
その② 私は今日もカープのスクラブで診療をしています。私よりも年配の方。診療もすでに済んだ後。「先生、三日前に、カープの監督が替わると聞いたんですよ。私はもうショックで悲しくて、泣きましたよ。あの監督はいい人だから。」ですって。そうなん。確かに成績が悪いから。そう考える人もいるでしょうねえ。若い人が色々やらかしているのは、あれは監督のせいではないからね。もう、大人なんだから、個人の責任なんだから。とはいったものの、今の成績では、もう監督を変えようという人はいるでしょうね。「先生、私はたる募金の頃からのファンだから。」そう、わたしもそう。だから、あの弱い時でもファンであり続けたのだから。お互いそうよね。何時までも応援しましょうね。「先生がカープの服を着ていて下さって、嬉しかったですよ。」と言って出て行かれました。そうですよね。本当に、みんなそんな気持ちなのですよね。もどかしいけれど、頑張って応援を続けますよ。
今日活けられた青野さんの花です。暑さの中でスキッとしています。

ユリが咲いたらまた違った姿になるでしょう。その時にまた写真を撮りますね。
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