ワンストップセンター、デジタル性暴力の研修でした。
一昨日、6月2日の午後6時からワンストップセンターの研修でした。昨年の6月にもお迎えした「NPO法人ぱっぷす」の内田絵梨さんのお話でした。ぱっぷすとは。内田さんから頂いたスライドの原稿と、ぱっぷすのホームページから拝借します。ホームページはこちらにあります。
https://www.paps.jp/
ぱっぷすとは。
昨年の状況からさらに相談依頼は増え、大変な状況になっているそうです。それは、私たち、ワンストップセンター広島でも同じ状況であって、社会全体がこうなっていると言えるでしょう。
なんと、相談件数、2024年は3528件も。広島の性被害ワントップセンターとほぼ同数です。ぱっぷすの活動は、このようなものです。
デジタル性被害について。以下、全てが「性暴力」であるという認識が必要です。
「とる」性的な写真や動画を撮ること
「もつ」その写真を持ち続けること
「みせる」だれかに見せたりネットにアップすること
「みる」撮った写真を見ること。ネットにアップされた写真をみること。
そして、現在は次のような特徴があります。
セクストーションとは、Sex(性)+Extortion(脅迫)を合わせた合成語・海外で生まれました。
そして、金銭セクストーションとは、Financial(金銭)+Sex(性)+Extortion(脅迫)
脅しはこれまでもあって、知っていましたが、それに金銭がくっついたのは、初めて認識しました。

金銭による脅しは男性に多いということも驚きでした。これは、いわゆる特朱詐欺の一つで、主に海外からの脅し、搾取だそうです。所ヴ核から始まって、段々と要求がエスカレートしていきます。金銭が目的ですので、ブロックすることが一番と。画像がさらされるのではないかと脅えますが、まず大丈夫と。
それから、ネットにアップされた画像や動画を削除するのは、なかなか大変です。消す権利を持つのは、「投稿者、サイト運営者、販売事業者、プラットホーム、検索エンジン、海外サーバー、アーカイブサイト」などで会って、さらされた本人にはありません。被害者は「お願いする側」となります。お願いをきくかどうかは、削除できる権限を持つ側に委ねられています。「規約違反とは言えません」「同意があったのでは」など様ざまなことばが返ってきます。要請する側は、「今日にも見られるかもしれない」「家族、職場に知られるかもしれない」「どのサイトに何があるか探さなければならない」など、難しさがあります。削除要請は、単なる技術作業ではなく、本人のコントロール取り戻す支援であると言われます。ただ、要請を受ける側は、「裁判」となることを恐れるという面も持っています。
このような困難な中、支援を続けているぱっぶすの皆さんに頭が下がります。私たち、性被害ワンストップセンター広島でも、このような困難な例をぱっぶすの皆さんに学びながら取り組んでいます。様々な性被害の拡大、とんでもなくおかしな社会になったと嘆きたくなりますが、少しでも被害者の為になるよう、頑張っていこうと思います。
なお、ぱっぶすの皆さんへの相談窓口です。24時間365日匿名相談可です。相談は何度でも無料です。
電話:050-3177-5432
mail:paps@paps-jp.org
このたび、お忙しい中、広島までお出でいただいて、私たちに講義して下さったぱっぷすの内田さんにお礼申し上げます。
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