孫からのインタビューでした。
東京の孫から電話がかかってきました。
「ばあば、あのね、同居以外の大人にインタビューしてそれをまとめるという国語の宿題が出たの。それで考えたけど、ばあばにインタビューしたいんだけど。」
だそうです。それはそれは。なんともいい宿題が出ること。中一の夏休みには「"道"の写真を撮ってくること」とか、「どこか一つ、博物館とか美術館に行ってそれについて書くこと」とか。今度はインタビューですか。面白そう。
そして、約束の日の電話。なんの打ち合わせもなく、いきなりの本番です。まず、
「どうして産婦人科医になろうと思ったのですか」だそうです。被爆の子どもの白血病の話や原爆小頭症の話をだきるだけ簡単に。そして、
「産婦人科医になって何が一番大変でしたか?」それは、夜昼ない仕事で、子どものご飯が作れなかったり、こどもが病気した時とか・・。
「産婦人科医になって一番悲しかったことは?」小学生の子ども二人を残して、子宮頸がんの患者さんが亡くなったこと。
それから、しびれたのは、「産婦人科医って、妊娠や出産のこと、ガンなどの腫瘍の治療や、それから不妊症の人などの生殖医療と、それから女性のヘルスケアの四つの仕事があるって。そのどれをしていますか?」これには本当にびっくりして、うわー、よく調べたねえ。と言いましたよ。特に女性のヘルスケアがようやくこの分野で認められた所だから。でも、大学の研究などでは、まだまだですが。ばあばはね、以前はがんの治療や手術も一杯してたけど、今は、ガンの人を早く見つけて、それを治療する病院に紹介すること。で、やっぱり一番しているのは、女性のヘルスケアだよ、と。思春期や更年期や、それから性教育・・。
「ばあばが今若い人に言いたいことは?」とか、「ばあばは、沢山本を書いているでしよう。そのどれを読んでほしいですか?」とか。若い人は、自分のことをちゃんと言えるように。それから、つらいことがあったら、だれかに相談するように。一人で解決しようと思わないで、助けてくれる人を探すこと。
そんなことを話しました。楽しいひと時でした。
2019年に一緒にプサンに行った時の写真です。こんな小さな子がアッという間に大きくなって、こんなことを私と話すようになりました。この時は、姉もまだ元気だった・・。
ママからのラインで、「お母さんの仕事のことを話す機会がこれまであまりなかったので、いい機会でした。いろいろと沢山聞いたので、1500字にまとめるのが大変と今、頑張っています。」と。中学校の先生、いい宿題を出していただいてありがとうございました。
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