手の外科の続きです。
手の外科の蜂須賀裕己先生の研修の続きです。薬物治療は、エクオルが中心になります。ただ、エクオル単独ではなく、それに加えて、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の内服、外用、ステロイド(これは内服、注射)さらに漢方と。
漢方は、エクオル+、加味逍遙散、桂枝茯苓丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、寒冷・こわばりには、葛根湯、冷え、腫れ指にはエクオル+五苓散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、両側母指CMにはエクオル+ヨクイニン、疎経活血湯など。先生の流れるような早いスライドの展開を、私は必死でメモを取りました。間違ってはいないつもりですが、落ちがあるかもしれません。
今日、さっそく患者様で、ヘバンデンがつらくて、エクエルプチをお勧めした方が、だいぶ良くなってきましたと来られました。右は、曲がって固定してるけど、痛みは消えました。左はまだ少し痛いですねと。右は痛くないといわれましたが、ヘバンデンで腫れたままで、気の毒です。あのね、私は、昨日研修を受けて来ました。ヘバンデン、直りますよ。この腫れも、きれいになりますよというと、ええっと。ただ、手術ですが。と申しました。もう少し、エクエルを続けて、追加の薬もいろいろと習ったから、それらも試して、でも、やっぱりという時には、土谷の手の外科に紹介しますというと、すごく希望が出て来たと、喜ばれました。
そして、先生の手術です。もう感服。沢山の手術の動画や写真を見せて頂きました。手の変形は、痛みや動きの制限で生活に影響します。「こんな手で、人の前に出られない」と言われる方も。その方の手術の例、本当にきれ5本の指になって、傷もありません。傷は、指の横から、小さな切開で。土谷で独自に開発された、数々の手術機器。小さな内視鏡、細い2ミリのカニューレ、そして、なんと指の人工関節。80代の方が、手術を受けて、もう何でも出来ます。お裁縫も、好きな編み物も洗濯もと。それまでは洗濯ばさみをつまむこともできなかったのですね。その方の手術は、手根管開放術、母指対立再建術、長掌筋膜と短母指伸筋腱に移行する腱移行術。それで指が自由に動くようになられたのです。本当にすごい。指が機能しなくて、仕事ができなくなっていた薬剤師さんは、本当に楽になって仕事に復帰されたというのもありました。
皆さんにも動画を見せてあげたいと思いました。先生たちは、手術のビデオを撮っていらっしゃるようです。後輩の育成のために。これは、ネットからです。もしかして、少しでも写真がホームページの乗っていないかなあと思って探していたら、こんなのがありました。小さな内視鏡を使って手術なさっている写真です。
私は、これからの患者様には、このような情報をしっかりお伝えして、すぐにでも行きたい方がいらっしたら、紹介します。でも、もう少し内科的にと言われるのであれば、当院でするか、それとも、それも土谷で診て頂くか、ご本人の望まれるようにしようと思います。
蜂須賀裕己先生、素晴らしいお話をありがとうございました。きっと患者さんを紹介すると思います。その節はどうぞよろしくお願いします。
私は、事情があって今日は一日診療を休みます。代診の先生をお願いしました。いつもの保谷先生と四方先生なので安心です。
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