カルビーという会社①
カルビーの包装が白黒になるという報道は、世の中をアッと言わせました。それぞれその受け止めは異なるでしょう。さもありなんとか、企業として企業を守るのは当然とか、面白いとか。でも、消費者がそれを不愉快に思うことは、ネットをみてもさほどではありません。多くの人は、それよりも政府の対応の方に違和感を持っています。「ナフサは十分にある」「売名行為」、そして、会社を呼びつけてヒアリングをするということに至っては、苦笑しかありません。国は相当焦っているなあと。
「今更売名をしなくとも、カルビーという会社はみんなに知られている」
「トランプが始めたイランへの侵略、ホルムズ海峡逆封鎖等、戦争を停めようとする日本政府の努力は全く見られないのに」「様々な物価の値上がりは、国民が痛感している事であって、企業が努力をすることは当然」
私もそう思います。そして、政府に呼びつけられても、その方針を変えないカルビーに拍手を送ります。
カルビー株式会社は、広島出身の企業です。原爆の廃墟の中、食べ物がなくみんなが飢えている中で、何とか安く栄養のあるものを提供したいと、創業者、松尾孝さんが考え立ち上げた企業です。私が覚えているのは、「かっぱあられ」。かっぱえびせんができる前の「あられ」です。袋一杯のちょっと醤油の味のあられ。遠足にそれをもってきている人がいて、私はうらやましく思ったのを覚えています。何しろ、値段の割には袋が大きいのですもの。当時、遠足に持っていくお菓子は20円以内、お弁当のおかずは二品までと決められていた貧しい時代です。
この時代のカルビーについて、ホームぺージにいろいろと書かれていて、楽しく読ませてもらいました。名前は、カルシウムのカルとビタミンB1を合わせてカルビーとしたと。広島の川で採れる海老を入れてカルシウムが採れるようにと、「えびせん」ができたとか。ホームぺージはこちらです。過去から現在までずいぶんといろいろとあります。
https://www.calbee.co.jp/
その中でも、私が一番注目したのは、これ。サステナビリティの中の人権尊重の取り組みです。
https://www.calbee.co.jp/sustainability/humanrights.php

さらに、ここでは省きますが、内容は取引先と共に、また、苦情があったときの対応(従業員からの苦情処理、取引先からの苦情処理)等、多岐にわたります。そして、教育、啓発活動についての記述もありました。中でも、「なぜ企業は人権を尊重しなければならないのか」はしびれます。
そして、何よりも人権についての歴史の一覧を見た時に驚いたのが、なんと2006年から、「英国現代奴隷法」について学び、2016年から英国現代奴隷法に関する表明をしているのですよ。
https://www.calbee.co.jp/sustainability/policy/pdf/ms2024_ja.pdf
その中の2024年の声明の一部です。
本当に通り一遍の物でなく、並々ならぬ、本気の企業魂というものを見た思いがいたします。
幼い頃から知っている広島の企業が段々大きくなって、日本だけでなく、世界に進出して、今回アッということを発表して、それがゆえにいろいろと叩かれていますが。ファンの一人として、見過ごせなくって、いろいろと調べてみました。これにつき、また明日、続きますね。
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