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性教協中国ブロックセミナー終わりました。③

 実は、私は今回のこの講演は、これまでの私の集大成であって、単なる性教育の講演とは異なり、巷で言われているバッシングというものの、私たちの現場でどんなことが起こったのか、それも含めてきちんと整理しておきたいと思いました。それはとても苦しかったです。すでに書いたように障がいのある子どもの性教育について、教育委員会に後援依頼に行った時、どれだけじゃけんに扱われたか、まるで人ではないような対応をされて、悔しくて泣きながら帰ったりしました。その背景にバッシングがあったのは明らかでした。それも「歯止め規定」。中学生に「性交」は教えないとする指導要領。これが大きなネックになっていて、それがある限り正面から子どもたちにきちんと伝えることができません。それらを教えようとすると、過激な性教育と言われました。

 その歯止め規定を外すように、性教協として何らかの行動はとらないのかと性教協の代表幹事の方に尋ねたことがあります。2022年、広島で全国大会があった時参加者の前で尋ねたのです。その時にその方は「興味ないですね。」と言われたのです。「えっ?興味ないのですか。」私は驚きました。性教協として、歯止め規定に興味ない、それは腰を抜かすほどの驚きでした。「だいたい、外部講師は性交の話をしてもいいとなっているでしょう?この前、助産師さんに聞きましたよ。」と。私は、専門家と言われる私たち医師や助産師が言ってもいいものをどうして教師が言ってはならないのか、日ごろ子どもたちと真摯に向き合っている教師こそ、きちんとした言葉を使って伝えるべきだと思っているのです。あなたたちは使えるのだからいいではないですか、という返事に私は深く傷つきました。これが、私がこれまでどんなにバッシングでしんどくても、ひたすら信じて来たよりどころとして来た性教協の本部の幹部の言葉なのかと。あの教育委員会の人にけんもほろろに扱われた、それと同等の傷つき方でした。まさにパワハラだよな、と思いました。中央から地方への。性教協よ、おまえもか、でした。

 ずっとずっとそれが頭にあって。これは、もしかすると、地方の現場の私たちに、バッシングによってどんなにしんどいことがあり続けたのか、それをきっと本部の人たちは知らないのだろうと思い至ったのです。

 長い間性教育に携わって来て、日本の性教育の流れそのものと共に歩いて来た者にとっての集大成。そしてそれをちゃんと整理してやり遂げて、これから私自身の身の振り方も考えようと思いました。性教協広島サークルの皆さんとは、絶対に離れられない。でも、本部はどうするか、あの発言以来ずっと悩んでいる事をこれをやり遂げた上で考えようとそう思いました。きっと本部の人は誰も私の話など聞いてくれないでしょう。あの人が言ったように、地方の私なんぞの話には「興味ない」でしょう。やっぱりオンラインでも聴いてはもらえなかったようです。

 そのためにも、私の話をちゃんと映像に残したい。そして、それを文字に起こして何らかのものに残しておきたい。そう考えて、札幌の安藤先生に撮影をお願いしました。遠方からでも広島まで来られるかもしれないと言われた時に、ではお願いがあります、私の話をビデオで撮影してくださいと。安藤先生は、高校の放送部の顧問でずっと来た方。それも、NHK高校放送コンクールの全国大会の常連。ラジオドキュメント、テレビドキュメントの両方とも全国優勝をしている方。撮影はなれているはず。撮った映像をどうするのか、と尋ねられました。映像だけでなく文字に起こして、私の最期の本か何かを考えていますと。そして、それをやり遂げてくださいました。なんと、広島から帰られた翌日に、映像と文字に起こしたものを送って下さいました。映像を見ながら、コツコツと文字起こしをしようと思っていたら、なんと、AIでサッサと文字にできるのですって。

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実に正確。ほんの少し変換間違いを直せばいいだけです。ありがたくて。安藤先生、本当にありがとうございました。感謝感謝です。

 もうお一人、来て下さった方で、ご紹介したい方があります。また明日ですね。


 


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