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河村譲先生の葬送式

 昨日の朝、友人の馬庭さんからお知らせがありました。2月1日に河村譲先生がお亡くなりになったと。お具合が悪いとは聞いていましたが。昨日の夜7時からお葬式だと。夜のお式はありがたく、仕事を終えて参加しました。南観音のキリスト教教会。不案内な所で、ナビも途中までしか入らず、手間どってしまいました。沢山の方の参列で、お部屋はすでにいっぱいで、後ろの方の通路に座らせていただきました。

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河村病院は私のクリニックのすぐ近くで、いろいろとお世話になっていますし、患者さんや従業員の健康管理だけでなく、個人的にも大変お世話になりました。18年前、私が参議院議員に立候補した時の後援会長を務めて下さいましたし。2023年の兄の遺作展には、お体がしんどい中、ご夫妻で来場して下さいました。まだコロナ禍でしたが、瞬間マスクを外して。この写真の左下のツボを買ってくださいました。

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 という個人的なことより何より、河村先生は、御父様の河村虎太郎先生がはじめられた在韓被爆者の被爆者手帳の交付や来日しての健康管理に大変大きな勤めを果たされました。この事業については、民団の新聞に書かれているのが、簡潔にまとめてありますので、それを転載させて頂きます。

32年の活動に終止符…在韓被爆者渡日治療委員会

 

「一定の役割果たした」民間の寄付で600人招請

 【広島】在韓被爆者渡日治療広島委員会(河村譲会長)が、「在外被爆者の尊厳回復に一つの役割を果たし終えた」として今春、32年間の活動に終止符を打った。

 これまでに韓国から広島に招請し、治療を施した被爆者は約600人におよぶ。公的機関からの支援は皆無。渡航費は全国の会員から寄せられた会費とカンパをあて、検査治療は原爆手帳で行った。民団広島本部も韓国人原爆犠牲者慰霊碑の平和公園内移設が実現した99年、建設募金のうちから委員会に巨額の寄付を行っている。

 同委員会の結成は1984年。医療の機会に十分に恵まれていなかった韓国の被爆者を「民間の力でなんとかできないか」と、広島市内で病院を開業していた河村虎太郎院長が呼びかけたのが始まりだった。

 80年から5年間続いた韓日両政府の合意に基づく渡日治療が両国政府の折半だったのに対し、会が費用を全額負担するという「招請治療」だった。韓国では莫大な費用がかかるとされる人間ドック並の精密検査で、自覚症状のないがんが発見されたことも。

 一方、手帳を持たない被爆者は取り残された。高齢者や重傷患者も、渡日には大きな壁が立ちはだかった。時間的に余裕があって、比較的体力のある者が渡日できた。

 委員会が渡日治療を継続してきたことで、在韓被爆者の存在や実情が日本社会に広く認識されるようになったことも大きい。委員会は在外被爆者の権利闘争を積極的に後押し。健康管理手当問題で郭貴勲さん、特別手当問題で李在錫さんなどが、在外被爆者に対する支給制度の是正を求めて訴えたのも、委員会招請で渡日治療したことが強い動機となった。

 昨秋には在外被爆者も居住国で医療費を全額受給できるという最高裁判決を勝ち取った。委員会では「韓国の医療水準は高いだけに、渡日治療の役割は終了したことを実感している」と語った。

(2016.5.25 民団新聞)

 

葬儀の牧師さんもおっしゃっていましたが、河村先生親子さんは、大変大きな仕事をなし遂げられました。それらも含む一連の活動について、奥様の純子さんが編集をして、昨年4月、この本を自費出版なさいました。

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この本のタイトルは、牧師さんの解説で知りました。私は無知なのですが、これは聖書の一説でした。葬送式に参列した人達に配られプログラムら書かれていました。コリントの信徒への手紙Ⅱ4章16節-18節 「だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。わたしたちの一時の軽い艱難は、くらべものにならないほどの重みがある永遠の栄光をもたらしてくれます。わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるもらは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」

久しぶりにキリスト教のお葬式に参加して、やっぱり意味の分からないお経のお葬式よりも、言葉が分かるキリスト教のお葬式のほうがうんと心が伝わると思いました。河村先生は、生まれと時からの深い信仰に裏打ちされた人生を歩まれたのだと思います。

 それでも、やっぱりお葬式は悲しいです。家に帰ってからも、ずっと悲しいままでいました。河村譲先生、大変ご苦労様でした。どうぞ安らかにお休みくださいませ。ありがとうございました。

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