統一教会二世の手記
丁度山上被告の裁判が行われていて、連日報道に接しています。そんな今、注文していた本が届いて、読みました。一気に読みました。
私は以前から統一教会関係については、性教育を妨害され続けた、その必要もあっていろいろと調べたり、本も沢山読んできました。が、このように自ら教会員で様々な経験の果てに脱会した方の本を読んだのは初めてです。著者は集団結婚式で結婚した信者の夫婦の間に生まれました。そのような、信者同士の結婚で生まれた子は神の子として特別に大切にされる、と知っていました。しかし、大切にされるというのは、こういうことなのかと本当に驚きました。
彼女の場合は両親が信者ですので、両親が統一教会に献金をしていて、家は本当に貧しかったそうです。かわいそうなほど貧しくて、服も買ってもらえず、学校で切る制服も体操服も一切買ってもらえず。学校ではその貧しさ故にいじめられて育ちました。学校のアルバムも買ってもらえないので、先生方がそれを他の子どもたちに知られないように、ずいぶん配慮をして下さったようです。兄も本人もアルバイトを始めると、そのお給料も親が取り上げてしまう。結局教会の物になります。両親はそれが、信者として当然のこと、それによってより家族みんなが幸せになるとなっていました。
今の山上被告の裁判で語られている事と、ぴったりと重なります。山上被告の母親は一体どれだけ教会につぎ込んだのでしょう。そのために彼ら兄弟は大学にも行けなかった。彼は、高校で京都大学にも行けると言われていたそうですね。
彼女は成績もよく、まじめで統一教会の勉強もよく頑張ったようです。様々な修練に参加し、学びました。もともとが真面目な性格だからでしょう。両親から愛を感じることもできなく、精神を病んでしまうほどでした。必死で親の愛を得たいと思い続けていたのに。読んでるこちらが胸が痛くなるほどでした。
こんなに子どもたちが苦しい思いをしているのに、それを親が、正しいことをしているととらえてしまうというのが、洗脳のひどさでしょうか。そうやって取り上げたお金で教祖やその取り巻きたちがひどく贅沢な生活をしています。私は、宗教というのは、信者が幸せに生きるためにあるものと思っていますが。統一教会はそうではありません。これは宗教ではありません。
これから先の山上被告の裁判も注視したいですし、ちっとも進まない解散命令がどうなるのかも見続けたいと思います。そして小川さゆりさんが、これからいろいと妨害もあるでしょうが、素晴らしい伴侶と子どもたちと共に幸せな人生を歩まれますように、祈っています。この本を書いて下さってありがとうと言いますね。
(私は、統一教会でなく、統一協会と言ってきました。今回もそう言いたいのですが、彼女が教会と言っているので、この記事ではそう呼んでいます。)
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