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ブックトーク「西瀬戸内海回天巡礼」②

 人間魚雷回天は、第二次世界大戦(回天巡礼本の中では大東亜戦争と語ってありますが)末期に開発された海軍の特攻兵器です。そもそも開発の拠点は、大型の特殊潜航艇「甲標的」の開発が行われていた今の音戸町です。

 私は知らなかったのですが、海軍は「兵士の死を前提にした兵器は作らない」とされていたのが、回天は、爆薬を搭載した魚雷に一人の兵士が搭乗して敵艦につっこむという、確実に兵士の死を前提とした兵器でした。


 その訓練所は山口県に3か所と大分県の速見郡日出町大神の4か所にありました。

 筆者はそれらのみならず、江田島の兵学校など関連の場を訪れ、丁寧に取材をして、沢山の写真を撮り、資料を掘り起こし、「回天」とは何だったのかと検証を行います。

本からの転載です。このような場所を訪れています。

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そもそも著者の堀さんは、靖国神社の初回宮司青山清さんの子孫だそうで、びっくりです。そして、宇部という地方に居住しながら、今回の本だけでなく、「戦争歌が映す近代」「ハワイに渡った海賊たち」「中原中也と維新の影」など多くのノンフィクションの執筆をなさり、且つ自らUBE出版を立ち上げて出版なさっています。

本に語られたことを実際に生の口で語られるのには、説得力があり、ただひたすら関心してお話を伺いました。本の目次を載せますね。

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そして、戦争末期。敗戦が濃厚となった時期にこれらを作り、そして堀さんもおっしゃってました、大変コスパが悪かったと。実践での有効な働きはほとんどなく、多くの若者が訓練中に亡くなったり、実践でも、役目を果たさずに亡くなったりした現実があります。

 多くの有能な若者たちをこうして亡くならせてしまったこと。「この人たちのおかげで今日本が平和に暮らせている」という人達がいます。それについて??明日書きますね。


 


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