日本性科学会学術集会
ここの所ブログを書いていません。学会の準備で大変です。10月5日日曜日、村瀬先生とのセッションと一般演題の二つの準備です。スライドができてはいるのですが、時間オーバーを削るのがなかなかで。一般演題の6分の制限は、30秒オーバー。村瀬先生との討論は50分の制限が57分になります。とにかく削らなければ。

村瀬先生とのセッションで、私のこれまでを振りかえる必要がありました。性教育50年です。本当にいろいろとありました。私のことだけでなく、日本全体のこれまでで。貴重な私のお宝本を持っていきます。


日本の先達たちが、ずっと昔からこうして声を出していたのだと。それにしても社会は変わりませんねえ。
もう一つ、ちょっと若い人がえッと言うだろうことも用意しました。今から約40年前のことです。私が「さらば悲しみの性」を出したのが、1985年。その翌年NHKが病院に3か月間張り付いて、NHK特集「少女たちの産婦人科診察室-10代の性のカルテ」という番組を流しました。これは、ものすごい反響があって、大手の新聞社の読者欄に何度も感想が寄せられて、社説にもなりました。この後も全国から講演の依頼が殺到して大変でした。
その放映されたものをこの度再度観たのですね。そしたら、診察室の状況は、今とまったく変わりません。少女たちや保護者と話をしているのですが。セックスや避妊や人工中絶について、今話しているのとかわりがありません。まだピルもエイズもなかった時代です。私が高校生や保護者の方たちに講演しているのも今とあんまり変わりません。40年前と今。性教育の分野は変わらない。世界から大きく後れを取っているのに、政治がこうだということです。今だに歯止め規定。中学生にセックスや避妊は教えるなと。そういう政治家の動画も用意しました。
ちなみに、「さらば悲しみの性」は、1999年5月にリライトして集英社から文庫として出しています。それが、26年経った今も、毎年8月に2000部ずつ増刷されていて、ありがたいことです。
なにより大変だったのは、バッシングにより私がどんな目に遭ったのか、それも話をさせて頂きます。
そして、これから。スライドの一部を。

さ、いまから時間を削る作業、頑張りましょう。
発表が終わるまでなかなかここにも書けないかもしれません。ごめんなさい。
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コメント
半世紀にわたって性教育を行われ、お疲れさまでした。
色んなことにチャレンジされ頭が下がります。これからあまり無理をされないで頑張ってください。
投稿: 久松和寛 | 2025年10月 3日 (金) 11時32分
久松先生、ありがとうございます。なんだかんだやってるうちに、あっという間に今日まで来ました。そろそろ引退でしょうね。やってる間は頑張るけど、そろそろ遊びたいです。
投稿: 河野美代子 | 2025年10月 4日 (土) 07時39分