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8月6日のいろいろなイベント

 毎年8月6日に行われている「国境の無い花たち展2025~8月6日にひろしまで花をいける~」が今年もシャレオで開かれます。ただし、これまでは毎年シャレオの中央広場で開かれていましたが、今年は広島市のイベントがあるそうで、そこが使えないと。中央広場から平和公園よりの西通りで開かれます。

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いつも、私のクリニックでお花をいけて下さる青野先生が実行委員長です。私も、当日はとても忙しいのですが、何とか時間を見つけて観に行きたいと思っています。

 それから、昨日、こんなチラシを頂きました。びっくり。刺繍です。私が全く知らない世界。刺繍で被爆証言を表現なさるのですね。これは、観たい!!です。でも、時間が・・。4日の診療後は原水禁世界大会の会場で参加+終了時に平和の夕べのチラシを配ります。5日のお昼時間には何とか行けるでしようか。

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まだいろいろなチラシを頂いたのですが、自分が行けなかったり、よく分からなかったりというのは、アップするのは無責任かな?と思うので・・。でも、いろいろな多くの方が自分の場で被爆80年を訴えなさっているといことがよくわかります。


 


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蛍火Ⅱ、明後日からです。

あっという間に時が経って、もう明後日になりました。作者の久保田さんに、河本さんについてお話したのがついこの前のような。久保田さんは、食い下がるようにあれこれ知ろうとしていらっしゃいました。できれば私も参加したいなあと思いながら。沢山の方々が参加して、壮大な舞台になりそうです。きっと音楽も素晴らしい。これは、蛍火Ⅰを観た時に心打たれたので、きっと今回もと確信します。

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私は、はじめの回、7月31日の舞台を観に行きます。

参加の皆様、本当にお疲れ様です。もう一息!!フレーフレー!!


 


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「原爆小頭症・声なき被爆者の80年」写真展と出版のご案内

江古田のギャラリー古藤での「松本正さんの被爆証言と絵本ひろしまのピカ」に参加したときに沢山のチラシを頂きました。その中で、どうしても早くに皆さんにお伝えしなければならないのがこれです。

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原爆小頭症の被爆者と家族の会・きのこ会の写真展です。2日と6日にはトークもあります。2日は共同通信社編集委員の太田昌克さん、俳優の斎藤とも子さん、きのこ会事務局長の平尾直正さん。6日には、永田浩三さん、松永優佳さんと平尾直正さん。

私は、初めて車を運転しながらラジオでRCCのきのこ会のドキュメントを聞いて、運転できなくなって、車を停めて大泣きして、そのことをブログに書きました。そしたら、RCCのOBの今は亡き浅井さんが、平尾さんが作ったドキュメントだと教えて下さいました。テレビのドキュメントのDVDも平尾さんからいただきました。ものすごいドキュメントで。


 以来、平尾さんには、性教協の全国大会を広島で開催したときに基調講演をして頂きましたし、一昨年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」でも、平和講演をして頂きました。その時に驚いたのは、広島では常識として原爆小頭症のことはみんなが知っていると思っていたのですが、全国では、全く知られていなかったということでした。しそして、平尾さんの番組で分かったのは、このきのこ会の結成には、中心になった方たちのものすごい尽力とドラマがあったということです。


 この度、その平尾さんが本を出版されました。「広島のともしび 原爆小頭症「きのこ会」と記者・秋信利彦」

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帯に永田浩三先生が書かれていますが、アマゾンに書かれているのを再掲しますね。

原爆被害者を守るため、自ら報道することを封じた反骨の記者がいた。報道と支援の狭間で揺れながらも当事者に寄り添い、核被害を告発し続けたジャーナリスト・秋信利彦と原爆小頭症被爆者家族の会「きのこ会」の60年の記録。

推薦 永田浩三(ジャーナリスト・武蔵大学名誉教授)
「自ら伝えることを封印し、小頭症の当事者や家族をメディア攻勢から守り、盾になろうとした記者・秋信利彦。昭和天皇への渾身の質問の背景に、どんな願いが込められていたのか。そしてその封印を解き、放送で伝えようとしたものは何だったのか。ジャーナリストだけでなく、核兵器の罪に思いを馳せるすべての人に読んでもらいたい。」

 

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「核武装は安上がり」「皆さんのお母さんにして下さーい」

昨日書いたひろしま二中一年生全滅の記録「いしぶみ」の合唱曲の東京公演についてご報告しますね。

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また、私がこの合唱曲のことでしゃべったところ、歌詞はこうです。

4 川の中で
光にめしいた
友達が手を組んで
子らの丸き輪が
地獄の川に浮かぶ

浅瀬にとりつき
石垣をよじのぼる
生徒に手をさしのべる
傷ついた先生

きみはまだ傷が軽い
元気を出してがんばって
家に帰るんだ

私はもう歩けない
だが君は元気だ
さあ、握手して

焼かれたひろしまの
業火が 炎が
川面に吹き付け
流れがわきたつ

傷重くちから尽き
疲れた子がひとり
叫びながら流れる

狂気の流れる
地獄の川で
子らはけなげに
せいいっぱいうたう

日本ばんざい
お母ちゃんばんざい
もう一度あいたいよ
お母ちゃんあいたいよ

映画ひろしまのポスターからこのシーンが。

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6 まさちゃんお母さんよ
朝から昼へ
昼から夜へ
燃え尽きる広島の
道を母は走る

土手を走り
名をよぶ母

まさちゃん わかる
お母さんがきたのよ
助けにきたのよ

兄ちゃんもきたのよ
助けにきたのよ
家に帰ろうね
家に帰るのよ わかる

合唱曲のこの部分を紹介したのは。

私が怒り狂っている、「核武装は安上がりだ」と言った人。

その人が選挙戦の終盤に「私を皆さんのお母さんにして下さい」と叫んでいたからです。

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 いしぶみの、二中の一年生、12歳、13歳のまだ子どもたち。核兵器で傷ついた死にそうなわが子を必死で探しまわり、でも、みんなみんな亡くなってしまって。最後にお母ちゃん会いたいよと言って、なくなっていった子たち。この母たちの姿に対し、核武装が安上がりだといった人が「皆さんのお母さんにして下さい」と叫び、そして、沢山の票が集まり、東京で二番という票で参議院議員になった人。もう、気持ちが悪くて、むかっ腹が立って。どうしてこんな人に票を入れるのでしょう。僕は私は、あなたの子どもになりたいと入れたのでしょうか。核兵器を容認する母親が素敵?わが子が核兵器によって殺されるかもしれないではないですか。その前に、「日本人が大好きでーす、日本人ファーストでーす」と叫んで、そして、お母さんにして下さいです。もう、支離滅裂。気持ちが悪いったらありはしない。

 私のなかで先日来、いしぶみの、核兵器で子どもを焼き殺されたお母さんたち、そのお母ちゃんに会いたいと言いながら亡くなっていった子どもたち、一方で、核武装が安上がりだといい、お母さんにして下さいと言って、国会議員になった人、これらがごちゃごちゃに頭にこびりついて。気持ち悪いこと、この上ないのです。

 まとまりのない文章ですみません。怒りに任せて書いたもので・・。どうぞ気持ちを分かってくださいませ。


 


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松本正さんの被爆証言と絵本「ひろしまのピカ」③

 岡崎美保さんの絵本「ひろしまのピカ」の朗読、松本正さんの被爆証言の後、皆さんでトークをなさって。会場の人たちとの対話がありました。質問が出て答えられた後、突然「河野先生」と言われて、ドキッ!でした。わたしは、孫たちと一緒にお話しを聞くために来たので、なんにも話す用意はしていません。でも、即、頭を巡らせて。こんなことをしゃべりました。実際喋ったこととは異なることもあります。ここに追加しながら書いておきたいと思います。

「広島から来ました、産婦人科医の河野と申します。・・・80年前、私の父は広島二中の教師でした。」会場の人たちから、ほうっとか、声が上がりました。

「父は建物疎開に駆り出された生徒を今の平和公園の川岸に座らせて、そして、伝令をを持って自転車で松本さんが駆り出されていた観音の三菱の軍需工場に行っていました。ちょうどその時に原爆が落とされて。だから、本当に偶然父は助かりました。だから、私も生まれることができました。生徒さんは全滅しました。父は教師にとって、担任の子どもというのは、自分の子どもと同じように大切と言っていました。その生徒をみんな死なせて。父は私たちにもう絶対に戦争はしてはいけない。三度核兵器は使ってはいけないと、しっかり教えてくれました。」

当時の父の写真です。父は、誰がいつどこで撮ってくれたのか、まったく覚えがないと言っていました。前の方に自転車が写っています。

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「私は18年前から「8.6ヒロシマ平和の夕べ」の会を毎年8月6日に開催しています。永田先生にもお話していただきました。松本さんにも被爆証言をして頂きました。でも、もう一度お話をしていただきたくて、来てほしいと何度も言いましたが、なかなかご無理なご様子で。だから、今日、ここにお話しを聞きに来ました。(被爆4世である孫と一緒に、これが何よりうれしいのです。‥これは、孫の了解を得ていないので、言えませんでしたが、ここだけで)」

「お話を聞いて、本当にむごい。核兵器の被害はこんな状況を作り出すということに、改めて戦慄します。でも、こんな核兵器を安上がりだと言った人。その人が、二位で当選するとは、いったい東京はどうなっているのですか。わたしたちは、この人たちのいうことをしっかりウォッチングしないといけません。そしてちゃんと声をあげなけけば、と思います。今日は本当にありがとうございました。」

言いたいことは山ほどありましたが、これだけにして。でも、これだけお話することができて、うれしかったです。ありがとうございました。

 そして、その後、広島から来られた方の手が上がりました。なんと、広島二中一年生全滅の記録、ポプラ社からでている「碑」いしぶみの本を手に。この本から作られた混声合唱「レクイエムいしぶみ」を広島二中の後進、観音高校の音楽部OB会が毎年公演している、今年、その公演が8月に東京でも行われると。私、つい追加と言って、続きをちょっと話しました。松本さんは英語がとても好きで成績も良かったと話されました。二中のその英語の山本先生が、傷ついた生徒に、「君はまだ元気だ、頑張って家に帰るんだ。私はもう動けない。さあ、握手して」というシーンなど涙なしでは聞けないことも出てきます。ぜひ聴きに行って下さいと。(東京公演については、正確の日時、場所などまたご報告します。)

 実は、そのさあ、握手してと言われた山本先生の遺児が健在だと聞いて、2017年に「8.6ヒロシマ平和の夕べ」にも来て頂いてお話していただきました。小野英子さん。その時、小野さんは肺がんを患われていて、そしてその後亡くなりました。

 あの、核兵器は安上がりと言った人のこと、どうしてもこの人のことを話さないといけません。追加で明日書きます。


 


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松本正さんの被爆証言と絵本「ひろしまのピカ」②

 7月21日の江古田のギャラリー古藤でのイベントの続きです。岡崎弥保さんの絵本「ひろしまのピカ」の朗読と松本正さんの被爆証言の後、皆さんでのトークがありました。

 その前に、松本さんの証言の時の写真が少し残っていますので、それもアップしますね。

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10人のお身内を原爆の為に亡くされた松本さんが、その10人のお名前を記した灯篭を広島の川に流された後、今度は広島二中の後進、広島観音高等学校音楽部OBによる「広島二中一年生の全滅の記録ーいしぶみ」(ポプラ社)から作られた混声合唱曲「いしぶみ」の合唱の会場でのお写真と思います。松本さんは、この弟さんのお写真をもって参加されました。合唱曲「いしぶみ」は、毎年広島で公演されます。

それから、松本さんがみられた被爆直後にもくもくと沸き上がるキノコ雲。松本さんは、自らが掘っていた防空壕に飛びこんで、だからやけどもしなくてすんだのですが、そこから見た雲が、光が七色にきらきらと輝いて、とても美しかったといわれます。もちろん、この時には原爆というものが落とされたこと等、なんにも知らないで見たと。

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お分かりと思いますが。雲の下は広島市です。7つの川が流れている、その広島市全体を覆うように雲が。この下には、無数の人がいます。一発の原爆で、その年までに14万人の人が亡くなったといわれます。

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四人の方でのトーク、司会の永田さんが、被爆前の松本さんのお宅の生活などを上手に引き出されます。海産物を販売、輸出なさっていた松本さんのお宅はお金持ちで、家の中に弓道場があるほど大きなお家だったと。だから、それを建物疎開で壊すことになったと。空襲で火事になった時に延焼を防ぐ意味です。広島二中を含む多くの生徒たちが建物疎開に駆り出されていました。松本さんのお宅が壊されることになって、お家は転居されることになり、だから、いろいろなものを引っ越すために、家族のお写真などが助かったのだそうです。


観音から転居先まで線路伝いに炎を避けながら、被災した人たちの姿を見ながら、延々と歩いて帰宅される様子も。やけどに苦しむ多くの人々のことも。

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講演に加えて、永田さんのおかげで、とても貴重なリアルなお話を聞かせていただきました。

 ごめんなさい。私のクリニックのWi-Fiがなぜか壊れてしまっていますので、家でこれを書くしかなくって。もう出勤しなければならない時間になりました。また続きを書きますね。私が喋ったことなどを。一気に書けなくてすみません。


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松本正さんの被爆証言と絵本「ひろしまのピカ」①

 7月19.20日は千葉大学にて、性暴力救援センター全国連絡会に参加しました。今年のテーマは、「子どもの性被害」。多くの学びがありました。これについては、またゆっくりお話します。

 21日は、これに参加しました。憧れの練馬区江古田のギャラリー古藤です。

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孫とママも一緒に参加しました。孫も、この四月から中学生。小学校でどんな平和教育を受けているのか全く知りません。でも、東京なので、おそらく広島のように原爆の被害について身近ではないはずと思い、ラインでこのチラシを送りました。わたしはこれに参加したいのだけれど、孫ちゃんも一緒に行きませんか?と。ウーン、考えてみるということでしたが、一緒に行くと言ってくれて、それはとっても嬉しくって。

 満席ということでしたが、会場はもうぎゅーぎゅー。始まる前のまだ人が入る途中の会場です。

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被爆証言の松本正さんは、2016年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」で証言していただきました。ご一緒に横浜球場で息子一家、孫も共にカープの応援をしたこともあります。岡崎弥保さんは、2019年に広島で井上ひさしさんの「父と暮せば」を上演され、その時に少しお手伝いをしました。しかも、司会は2017年の「8.6ヒロシマ平和の夕べ」で講演して頂いた永田浩三さん。私が東京にいるという日にこのお三方のお話があるというのですから、行かない手はありません。そのうえ、孫ちゃんも一緒なのですから。

司会の永田さん。お母さまは広島の被爆者です。

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岡崎さんは、丸木俊さんの「ひろしまのピカ」の朗読、100回を目指していらっしゃいます。その会は59回目。絵本をスライドで写しながらの朗読でしたが、その写真を一枚も撮らなかったのが、残念。でも、岡崎さんは俳優さんです。単なる朗読ではなく、絵本を演じられました。それはそれは胸を打つ演技です。この本は岡崎さんのものだと思いました。

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松本さんは、久しぶりにお会いすると、やっぱり足腰が多少弱っていらっしゃいました。でも、94歳というお年で、頭はしっかりしていらっしゃるし、声ははりがあって、大きな声ですし。広島二中の3年生だったあの日のこと、その前後のこと、丁寧にお話し下さいました。10人ものお身内を原爆で亡くされたこと。名古屋から、わざわざ広島に疎開して来られ、しかも被爆直前に爆心地に転居されたお姉さん一家のこと、広島二中の1年生の弟さん、お兄ちゃんが迎えに来てくれると言いながら亡くなったことなど、胸が詰まるお話です。

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被爆の直前、1945年3月に写真屋さんで写されたご家族。一番上の左が弟の勝さん、その隣が正さん。

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松本さんは、達筆です。その書を朗々と謡われました。

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この後で、皆さんでのトークがありました。実は、私も突然なのですが、ご指名があって、ちょっしゃべりました。明日に続きますね。


 


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早志百合子さん「平和のうぶごえ」

 昨日は、体操教室の最後の日でした。私が行っていたのは、毎週火曜日の夜7時から8時半まで。「ステップ21」は、いろいろなところで教室がありますが、夜はここだけなのです。でも、やはり主婦の方が多い教室では、夜に希望される方は少なくて、生徒があまり集まりませんでした。それで、7月いっぱいでこの教室は終了となったのです。私は、ここの所足が痛くてお休みしていたのですが、昨日が最後なので、参加しました。お世話になった先生にも、一緒に習った生徒の皆さんにもお会いしてご挨拶したくて。

 足に負担がかからない範囲で体操もしました。私が初めて参加したのは、2020年10月です。以来5年近く。コロナの影響などでお休みの時もありましたが、何とか楽しく続けてきました。本当にお世話になりました。

 で、皆さんとさようならをして、帰る前、先生から渡されました。これ。

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2020年の8.6ヒロシマ平和の夕べでお話していただいた早志百合子先生。「原爆の子」の早志さん。ステップ21の創始者でもあり、理事長でもあります。私が行っていたのは早志先生の長女さんとお孫さんが先生の教室なのです。

初めて参加した時のことはここに書いています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-810b93.html

早志さんのことについては、ここに書いています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-b653a3.html

「原爆の子」に手記を書かれ。

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その後「原爆の子きょう竹会」の代表として活動され、さらに被爆体験と核廃絶について、粘り強く語りべをされています。今もお体がいろいろと大変な中、そのエネルギーは尽きることを知りません。その先生の一生がこの本にぎゅっと詰まっています。夢中で読みました。これは、ぜひ多くの方に読んで頂きたいと思います。強く推薦いたします。

 実は、この三連休のこと特に21日のこと、ブログに書いたのに、クリニックのWi-Fiの不具合の為に、消え去ってしまいました。力一杯書いたものが消えてしまって、呆然としてがっかりして、また書こうという気にならなくって。また、ゆっくりと書きますね。


 


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千葉です。

千葉のホテルにいます。昨夜診療が終わって新幹線で来たら、やっぱり遠いです。新幹線を東京駅で降りて、総武線に乗り換えるのに、10分かかりました。地下5階ですよ。品川駅で乗り換えた方がやさしいと聞いていたのですが、確かにそうなのですが、新幹線から総武線に乗り換えるのには、とても高い階段を降りなければなりません。エスカレーターもエレベーターもないのです。重い荷物をもって痛い膝を抱えている身には、とてもつらいのです。で、東京駅にしたのですが、階段はなくとも、延々と歩くのも、結構大変でした。ホテルに到着は12時半。さすがに疲れました。大浴場があるホテルですが、もうお風呂は終わっていました。ので、朝風呂にしました。とても疲れていたからでしょう。なかなか寝付かれず、またまたひどい寝不足です。

 今日と明日の二日間、第10回性暴力救援センター全国連絡会 全国研修会があります。昨年は広島で開催しました。今年の担当は千葉です。今年のテーマは子どもの性被害。「学校における教員からの性虐待とその対応」「児童・生徒間の性暴力~学校にできる対策と支援~」の講演とシンポジウムは「ワンストップセンターで経験した学校内での性暴力」。明日は、分科会で私は当然医療部会に出ます。他には、司法部会、メンタルヘルス部会、支援員部会などがあります。

 全国のワンストップセンターの支援者が、こうして研修を受け、さらに力をつけていくことが性暴力を少しでも減らすことにつながることと思います。でも、やっぱりこれだけではダメで。教師によるひどい性加害などを見ると、もう何度も言っているように、性教育をちゃんとしないと。文科省もいいかげんにしてほしい、学校での性教育に取り組まないことが、教師や生徒間の性暴力をも助長しているのだと、どうしてわからないのでしょう。

そんなことで、今日と明日の二日間、しっかり勉強します。クリニックは、保谷先生と四方先生にお願いしました。

ホテルの朝ごはん。素晴らしかったです。なすの煮びたしやきんぴらや。生卵があるので、久しぶりに卵かけご飯をしようと思ったら、あじのナメロウもあるし、山芋もあります。困って、少しずつ全部のせたごはんにしました。お味噌汁はシジミのお汁、ジュースはアセロラにしました。果物はオレンジとマンゴーです。

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これ、全部きれいにいただきました。当然、今日のお昼はなしです。さ、頑張りましょう。8.6も選挙もカープも気になりますが。


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雨にも負けず 風にも負けず

雨にも負けず
風にも負けず
膝の痛さにも寝不足にも負けぬ
丈夫なからだを持ち
赤いカッパで


決していからず
いつも大声で宮島さんを歌いたい

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雨に濡れながら冷えた焼きそばを食べ
雨で増えたあまおうスカッシュを飲み、

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わずか一回でひどい雨のための中断で

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待ってももう中止だろうと
雨でびしょびしょのズボンのすそをたくし上げ、
膝のサポーターがむき出しになろうとも
決して恥ずかしがることなく、
おろおろ歩き
タクシー乗り場では静かに並び、

家に帰り着いたら、カープが再開していた
まあ、年寄りはテレビで静かに応援しようと
焼きそばの続きを食べながら
再びの中断にニンマリする

夜中に警察に連れてこられた被害者には
こわがらなくてもいいと言い、
生理痛で苦しむ少女には我慢しないほうがいいと言い、
DVの夫からは殺されないように上手に逃げろと言い、


どれだけ負け続けても決してカープの悪口は言わず
ファンであることはやめない

そんな人に私はなりたい


 


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第一学習社代表取締役松本洋介先生

またまた訃報が届きました。

株式会社第一学習社の代表取締役松本洋介先生です。教科書や副教材、学習書などを広島に本社がありながら、全国の教育現場に発信している会社です。私も、著書を保健の副教材に使っていただいたりして、ご縁があります。

というより、私が「先生」と呼ぶのは、以前私が土谷総合病院の産婦人科に勤務している時に麻酔科のドクターだったからです。私より5歳お若い先生でした。

以下、私が先ほど弔電を送りました、それをコピーいたします。

 松本洋介先生の訃報に接し驚いています。まだお若いですのに、大変残念です。遺族の皆様、関係者の皆様にお悔やみ申し上げます。

 松本先生は、私が土谷総合病院の産婦人科に勤務していた時の麻酔科医でした。そのころ、土谷病院は救急指定病院で、夜昼構わず緊急の手術が飛び込んでいました。松本先生は、どんな夜中でも明け方でも、ハアハアと息を切らして駆け付けて下さり、麻酔をかけて下さいました。また、大変優秀な先生で、どんなに難しい患者さんでも、工夫をして命を助けるために尽力して下さいました。先生のおかげで何人もの方が命を救われました。

 その先生が、きっぱりと医師を辞し、第一学習社の社長さんになられると知り、その潔さにまた感動したものです。いつかやめるとわかっていたからこそ、精一杯医師の仕事を遂げられたのでしょう。

 いつかまたお会いしてお話したいと思いながら、かなわぬことになりました。
 ご冥福をお祈りします。  合掌
          医療法人河野産婦人科クリニック

                    河野美代子

 いろいろな患者さんのことが頭に浮かびます。ある双子の妊婦さん、帝王切開で赤ちゃんを出産していただくときに、大きなお腹で血管が圧迫されるためでしょう。手術台に横になると、血圧がひどく下がります。上向きになることができません。松本先生は、座ったまま硬膜外麻酔のチューブを入れ、さらに座ったままお腹の消毒もし、そして、いざ、それっと、手術を開始。血圧は、アッという間に30代に。松本先生も必死で酸素をマスクで押し込み、私たちも、お腹を抱え上げながら急げ急げで赤ちゃんを二人取り出して、やっと血圧も落ち着きました。手術室全体が一つの目標に向かって、大変に緊張した時間でした。

 それから、忘れられないのは、宗教的な理由で輸血を拒否される方の前置胎盤の大出血です。ヘモグロビン3代というひどい状態で担ぎ込まれてきた方。輸血の説得は効かず、大変なことになりました。警察も来るし、信者さんは大挙して押しかけてこられるし。その方のお連れ合いは「助けて下さい」と土下座をされても、それでも輸血はしないでと。当時「白い血液」と言われる、輸血に変わる人工の製剤を輸液しながら、手術。わたしたちも、麻酔の松本先生も、必死。結局赤ちゃんは助かりませんでしたが、お母さんの命だけは何とか助けることができたものです。手術室の中は怒号が飛び交って、本当に大変でした。輸血さえできたら、赤ちゃんも助けることができたのに、と、ほんとうにつらい思いをしました。

 というようなことを思い出しました。

 先生が第一学習社の社長になられてから、私の本の出版をしました。高校生に向けての「気がかりなんだ」シリーズ。それのからだ編を私が受け持つことになりました。本が出来上がった時、松本先生のお声で、食事をごちそうになりました。先生と私と、社員である担当の編集者の女性。三人で食事をしたとき、お花が二か所テーブルに飾ってありました。食事が終わったとき、その一つを私に下さいました。そして、もう一つを編集者の女性に渡されたのです。彼女は、社長からお花を頂いて、びっくりして呆然としていらっしゃいました。わたしは、本当にすっごく素敵な社長さんだと思いました。

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今、この本は私の手元にもなく、アマゾンで一冊だけあったので、今購入の手続きをしました。久々に読み返してみたいと思います。

 当時、私が取り上げた先生の赤ちゃん、きっともう立派な大人になっていらっしゃるでしょう。お父様がそうだったように、あとを継がれるのでしょうか。もう一度、いろいろと話しておきたかったなあと、しみじみ思います。  合掌

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ラサール石井さんが広島に。

 今日は、参議院議員選挙比例区に社民党から立候補しているラサール石井さんが広島に来るとの情報。午前10時35分から原爆ドーム前で演説、その後本通りを歩くと。行きたいなあ、でも、診療が・・。と、なんと10時40分に患者さんが途切れたのです!!ラッキー!!それなら、と、自転車を出して、原爆ドームへ急ぎました。行くと、ちょうどラサール石井さんの演説が始まる直前でしたよ。皆さんにご挨拶をして、そして話を聞きました。

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いいですねえ、ラサールさん。これまでも彼が書くものを読んでいたけれど、性根が入っています。政治的発言で仕事がなくなってしまったけど。芸能人でも、政権にすり寄る発言をする人は歓迎されると。(それは、医者の世界でも一緒です。)彼も悩んだと。で、結局彼はこれからもどんどん話していこうと決心したそうです。「皆さん、生活は厳しいですね。でも、もう我慢するのはやめましょう!・・・」よくぞ社民党から立って下さいました。

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大椿さんもラサールさんも二人とも当選するといいんだけれど。ラサール石井さんがその知名度でうんと票を取ると、その可能性もてでくるのだけれど。護憲の党の社民党を潰してはいけない。原発も、人権も。社民党、何とか、頑張ってほしいものです。


 


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「蛍火Ⅱ」河本一郎伝

一昨年、G7の前に広島で上演された朗読劇「蛍火」。舟入高校演劇部OB会の創作劇ですが。その第二弾が上演されます。ちなみに、「初回の蛍火について、私はここに書いています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2023/05/post-890f71.html

今回は朗読劇「被爆80周年「蛍火Ⅱ 河本一郎伝」。」「蛍火」と同じく久保田修司作・演出です。舟入高校演劇部OBを中心に、被爆4世の小学生や若い人から80代の被爆者まで、約100人で取り組んでいると。観音高校演劇部OBの我らが板倉勝久さんも、大事なナビゲーター役で出演されます。

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河本さんは、広島女学院中学高等学校にお勤めをなさりながら、「折り鶴の会」などで生徒の指導など、さまざまな活動をされました。そして、久保田さんは、長年広島女学院で校長や理事長をつとめられ、今年1月に亡くなった、河本さんと身近にずっと接してこられた黒瀬真一郎先生に、しっかりお話を聞かれました。私も、少しだけ久保田さんに河本さんについてお話しています。河本さんのお宅に伺った時、被爆者のある方が入院なさったところでした。折り鶴の会の生徒さんに、原爆病院のその方のところに行って、お手伝いをするようにと、電話で指示されている姿を拝見しました。

「河本さんがおらんかったら、今の広島に「原爆の子の像」も「原爆ドーム」なかったかもしれん。・・・今の私たちにも何かできるかな」とポスターには書かれています。

 今回のストーリーには、原発も出てくる?かもしれません。企業の後援があまりついていないとのこと。経済的にも苦戦していらっしゃいます。それは大変。なんか応援しなくては。私にできることは・・・。

 そう、観客の皆さんを増やすこと。どうか、皆様、観に行って下さいませ。「蛍火」は、音楽も映像もふんだんに使って、飽きさせない、真剣にのめりこむように観ました。今回もきっとそうだと思います。

7月31日と8月1日という、平日でなかなか出かけにくい日かもしれませんが。それでも、ぜひ。私は7月31日にまいります。なお、チケット購入フォームはこちらのfaceブックの記事の中にあります。


https://www.facebook.com/hotarubi0801

または、こちらです。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfBRTFcesNRRVdr_QzRO9RzvRSRM2dFMfdYjBmnUPqFNAPUVg/viewform

どうぞ皆様、宜しくお願いします。


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広島大学産科婦人科学教室山口建教授祝賀会

 昨日土曜日の夜は、広島大学産科婦人科学教室の新しい教授、山口建先生が赴任されたので、その祝賀会がありました。同門会の内輪の歓迎会です。6月1日に赴任され、7月1日から外来診療も始まりました。京都大学から来られた、若いドクターです。

 会は、私は出席者の中で二番目の長老なので、真ん中の一番前の教授と同じテーブルでした。花束は医局長から。今、医局長も病棟医長も女性です。

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教授のあいさつ。広島大学でやりたいこと、ビジョンをお話下さいました。臨床、研究、教育、社会活動、それぞれに。京都大学では、腫瘍特に卵巣癌の研究をなさり、その後、がん患者さんの闘病生活について、単に病気を治すだけでなく、いかに患者さんに寄り添って、幸せに生きていただくか、という研究をなさったようです。

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乾ぱーい。

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何よりうれしかったのは、教室員の皆さんが、ニコニコと笑顔いっぱいでそれぞれの役目に走り回っている事でした。それに、みんなが新教授と話したくって、行列です。

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一人ひとりに丁寧に対応されるので、先生が食事をなさる暇がありません。時間が空くと、「先生、急いで召し上がってください」というと、「ハイ、でも、食べるより、お話するほうが大切です。」ですって。それに、「うれしいです」って。同門会がこんなに盛り上がるのは、これまでなかったと、若いドクターが言います。ほんとうに私はうれしかったです。若い人たちが希望をもって、大学での生活を送ってほしいとつくづく思います。そのリーダーとして、十分に立派なお方と思いました。

各テーブルごとに記念撮影。教授を立たせての撮影ですみません。でも、この中では教授が一番お若いです。

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今、ご家族を京都に残しての一人暮らしで、毎日曜日に料理の作り置きをされているのだそうです。料理をする時にはなにも考えなくっていいので、と。きっといろいろと大変で頭を抱えられることがおありでしょう。どうぞご自愛くださって、若い人たちのリーダーとしてのご活躍をお祈りします。


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金光教広島平和集会に少し参加しました

昨日のお昼時間に「第80回金光教広島平和集会」に少しだけ参加しました。毎年平和公園で開かれていますが、今年は80周年ということで、県民文化センターのホールで開かれると平田の教会の先生から知らせて頂きました。私のクリニックの真ん前です。土曜日ですので、昼時間は1時間しかありませんが、少しでも参加したくて。

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私の両親も祖父母も熱心な信者でしたが、私自身はお墓詣りに行くのみで、信者ではありません。そして、この会に出席するのも初めてなのですが、「原爆死没者霊前拝詞」を一緒に唱えました。これが、びっくりです。金光教は、もともと穏やかな宗教なのですが、ここまでしっかり拝詞が作られているとは。抵抗なく読ませていただきました。

「昭和二十年八月六日。人類史上にかつてなき原子爆弾 これの広島に投下され。この世のこととも思えぬ惨状となりて。あたら尊き命を失いたまいし御霊たちはや。偲びまつるもせつなく。思い起こすもいたましき限りなりけり。(略)われら汝たちのいまわの様態をわするることなく。ゆるぎなき平和の世界をひたすらに築きゆくは。人類の未来への責務にして。そはまた汝たちへの此上なき慰霊の道と思いなん。世界の人々そが英知をあつめ。平和への確かな道を求めきたり。されど人の世に争いの絶ゆることなく。自国の利益のみを追い求めんとして。世界の平和を遠きものとしてあり。(略)人類の永久に栄ゆく社会の実現を願い。取り組みてある核兵器の廃絶と。世界誠の平和達成へのあゆみをみそなわしたまいて。くじけることなく雄々し進めしめたまうべく。(略)」


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被爆体験継承者の発表も被爆体験者の発表も、何より金光学園中学校の平和学習の発表も、本当に聞きたかったのですが。診療があります。仕方ありません。一緒に拝詞を唱えることができただけでも、ありがたかったと思って。あ、玉串料をお渡しできたことも。

 近いうちに教会にお参りに行くことを誓って、会場を後にしました。

夜は、広島大学産科婦人科学教室の教授就任祝賀会に参加しました。これについては、また。


 


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大椿さんに会いに行きましたよ。

今日というか、もう日が変わってしまいましたが、参議院選社民党比例候補の大椿さんが午後4時に本通り入口の交差点に来られると。3時からの午後の診療を一生懸命して、4時数分前に患者さんが途切れました!ちょっと5分出てきますと白衣のままクリニックを出て、白衣を脱ぎながら本通りの交差点まで小走りで行きました。もう演説をしている!!と思ったら、オレンジ色の一団でした。聴きたくもない党です。それが、ずっと、個人の名前しか言わない。一枚目の紙には○○○○と、二枚目の紙には××××と。それを繰り返し繰り返し言います。政策なんて、なんにも言わない。一度だけ日本人ファーストと言いましたね。それだけです。そして、ずっとそこに居座って。早く移動すればいいのに、思っても、だらだらです。

 社民党、大椿さんが乗っている車が来ていても、ダラダラ。やっと移動して、大椿さんの車がそこに停まれた時は、もう4時15分。戻らなくては。大椿さんが車から降りるとすぐにそばに行って、握手をしてもらいました。「私、公選葉書き、100枚書きましたよ。」というと、「まーあ、そんな方がいて下さって!!」と。全国駆け巡ってお疲れでしょうに、お顔は輝いていました。美しいと思いました。

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急ぎ写真を撮って、そして、ああ、残念。演説を聞かないでクリニックに戻りました。待合室にはその後に来られた患者さんが何人もいらっしていました。ごめんなさい。

 それから、はんどうさんの会計責任者から電話を頂きました。ブログを読んだ、ありがとうと。かつて、私の選挙も頑張ってくださった方。どう、ちゃんと選挙の体制がとれてる?と聞くと、れいわの党員とサポーターが、びっくりするほど沢山いるのですって。それはそれは。いつか、事務所に来て下さいと。ハイ。そのうちに行きますよと、答えました。カンパをもっていかなくっては。

灼熱の中、運動員の皆さんも本当に大変でしょう。でも、無駄ではありません。きっとこれからの人生のいい思い出になりますからね。当選しても、しなくても。熱中症に気を付けて、頑張って下さいね。


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期日前投票に行きました。

 今日はいろいろと用があって出かけなければならず。初めに車で出たのですが、暑い熱い。車のハンドルが持てなーい。私の駐車場は屋根がないのです。4つの窓全開、クーラーMAXでも、あじーあじー。到着するまで冷えませんでした。用件が済んでいったん家に帰って、今度は自転車でお出かけ。これまたすさまじい。カンカン照りで、もうたまらない。行ったのは、まずここ。中区役所へ期日前投票です。20日には、私は千葉・東京で、投票には行けません。

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投票して帰りかけて、おっと、忘れ物。あの、投票をした照明を下さいと言って、もらいました。

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だって、今回も。紺ちゃんラーメンがこうですもの。

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あの、河井夫妻による大買収事件からもう6年です。その12年前は私も候補者でした・・。いろいろと思い出します。

投票したのは、選挙区はれいわの「はんどう大樹」さん。そう、あの「檻の中のライオン」の弁護士さんです。憲法の講演は全国で1200回と。公約は「消費税廃止」、そして、これがいいですねえ。「税金は、大金持ちから取れ!」と。チラシのそこを見ると、こう書いてあります。「日本の富裕層・超富裕層の資産は、2021年からわずか2年間で、105兆円も増えた。あなたから搾りまくって、大金持ちからは取らない。それを30年やって、国民が貧乏になった。●税の再配分機能を強化し格差を是正●消費税の増税と同時に行われてきた法人税の減税をやめる。法人税を引き上げ、累進課税を導入する●超富裕層などの大金持ちに課税するため、所得税の累進を強化する」

はんどうさんの「檻の中のライオン」の講演を聞きに行ったときの新鮮な驚きを忘れません。ライオンは権力。檻は憲法と。こんな方が政治家になるといいなあ。こころを込めての一票です。

比例区は当然社民党の「大椿ゆうこ」さん。私、大椿さんの公選葉書き、沢山書きましたよ。届いたよという連絡をいろいろといただきました。福島瑞穂さんの社民党、何とかもっと増えてほしいのですが。今回は、ラサール石井さんも社民党から立候補と聞いて、びっくり、感激。彼がいっぱい票を集めて、社民票が増えて、二人当選とならないかなあ。明日は、大椿さん、広島に来られると。クリニックのすぐそば、交差点の青山の前で街宣をされると。何とか行きたいのだけれど。患者さんがいるといけない。うーん。

中区役所から中央郵便局へ。ここで長い間待ちました。客の数に比べて、働く人が少なすぎ。そこからまた自転車でクリニックへ。もう、暑さでへとへとでした。暑さの中でクリニックに来て下さる患者さんに感謝しなければ、ですね。


 


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教師による性暴力⑤

  学校で、ある先生が生徒たちを触ると。首を触ったり髪を撫でられたり。手を入れて胸を触られた人もあると。気持ち悪いとある生徒が保護者に訴え、保護者が担任に言ったところ、そんなことを言って、誰に聞いたのですかと、訴えた生徒が叱られたと。そんなバカな。生徒がそんなウソを言うわけがない、気持ちが悪いから訴えたのに。と、私は、保護者に頑張ってと言いました。保護者が頑張るので、先生は仕方なくだったようですが、そういう言い出しっぺ、だれが言いふらしているのかを探す目的で、そんなことを誰から聞いたのか、書きなさいというアンケートをしたのだそうです。そしたら、私も触られた、という答えがぞろぞろ出て来て、びっくり。まさかと思っていたけど、本当でしたと謝罪されました。学校現場はなかなか信じてくれないものです。でも、子どもの訴えがあったときには、保護者は頑張らないとね。

 教職を定年退職して塾の教師になった人から、触られたり、触らされたりのわいせつの被害に遭った小学生。中学生になったら、これを中に入れてやるからねと言われ、悩んだ末に家族に手紙で話しました。それまでは、だれにも言わないようにとのことで言えなかったと。

いろいろと大変でしたが、警察には言わないで解決したのちに。彼女に言ったこと。世の中には、けしからんことをする大人がいるんよ。大人みんながそうだということではないけど、その人がそうだった。その大人に出会ってしまったあなたは、かわいそうだったね。でも、これは絶対にあなたが悪いことはでなくって、その先生が悪かったんだからね。あなたには一つも悪いことはないんだからね。こんな目に遭った人はなかなか人には言えんのよね。でも、あなたは言えてよかったね。お父さんもお母さんもあなたをちゃんと守ってくれたよね。それはあなたも分かったね。本当はもっと早く言えても良かったんだけどね。これからもお父さんもお母さんもあなたが困ったら、必ず助けてくれるからね。親はあなたの味方だから。これから、あなたが大人になる時に、今度のことを思い出すことがあるかもしれない。でも、その時には、自分は悪かったわけではないと自分に言って聞かせて。負けないで、素敵な大人になろうねと伝えました。

 先日、母娘さんが訪ねてこられました。お嬢さんは中学時代に教師の性暴力に遭いました。事態は教育委員会にもおよび、結局教師は退職となりました。彼女もお母さんもなかなか大変でしたが、その後頑張って、県立高校、国立大学を卒業、大手の会社に勤めていました。そしてこの度、結婚したと。その挨拶です。わたしはうれしくて、良く頑張ったねえ、と感無量でした。あの時の彼女のしんどさを見ていたからこそです。でも、結婚ですべてが終わるわけではなくって、これからですね。二人でいい家庭を築いてほしいと思います。

  これは、教師ではなく、義理の父親の被害に遭った小学校2年生。被害に遭うのがしんどくて、家を出てしまう彼女を母親が強くたしなめると、わぁーっと泣き出して、私が悪いんじゃないと被害に遭っている事を訴えました。お母さんはそれは苦しまれて。そして彼女を私のところに連れてこられました。被害の手当はそれほど大変ではありませんが。その心の傷を考えると。わたしは、何度か話す内に彼女はとても賢い子だと思いました。しっかりと会話ができる子でした。そして、お母さんと話をして、自分に何が起こったのか、ちゃんと理解した方がいいのでは、と思いました。そこで、私の著書の漫画ですが、それを読んでもらうことにしました。体の仕組みや二次性徴、性被害に遭った時のことも、広く描いてあります。それを読んで、お母さんとの会話、そして私ともいろいろと疑問を持ったことを話すうちに、しっかりと理解してくれたと思います。そして、私は、あなたが悪いのではないからね。そんなことをしたあの人がいけなかった。大人のみんながそうだというのではないのだけれど、そういう大人に出会ってあなたは本当にかわいそうだったね。でも、お母さんはあなたを守ってくれたから、もうその人と出会うことはないからね。これから大人になるのに、あなたにはいろいろなことがあると思うけど、お母さんはちゃんとあなたを助けてくれるからね。それから私も何があっても相談に乗るから。


彼女はその後しっかりとした大人になって今は教師になっていますし、子どもも産んで家庭を築いています。

 性被害に遭った子は本当に残酷でむごくて、心に深い傷を負います。でも、あとの立ち直りには、周りの大人がどうサポートするかにかかっていると思います。どんなにしんどいことがあっても、それをサポートする大人たちがしっかり支えれば、大丈夫、ちゃんと立ち直って生きていくことができます。被害に遭ったからと言って、この世の終わりの様に考えてはいけません。特に、周りの大人たちが、しっかりしないとね。そして、事件に触れないで無理に忘れさせようとするのでなく、しっかり事件と向き合うことが必要であると私は考えます。本人の中に渦巻いている「どうして?」という思いをちゃんと引き出して、それにともに向き合うことだと思うのです。

 中には、悩んだ末ではあっても、子どもより自分の身を優先する大人もいます。そんな時は、被害に遭った子はサポートしてくれる身近な大人をも失います。立ち直りもなかなかしんどくて大変です。でも、伝えることは、「過去は変えられなくっても、これからはあなたの人生。あなたが幸せになることはできるのだからね。」と強く伝えたいと思います。

 このシリーズ、これで終えます。読んで下さってありがとうございました。なお、私の現場では、今、性被害に遭った人たち子どもも含めてですが、本当に大変です。ここに例を挙げたのは、かなり前にあったことです。現在進行中のことは、語ることはできません。

 今日、スタッフにボーナスを出しました。身を削るようにして。昨夜ボーナスを作った後は外食です。給料を作った後は月に一回のお寿司を食べに行くのですが、昨日は、そごうの加賀屋でうなぎまぶしのお膳を食べました。とってもおいしくて大満足です。でも、多くて。半分残して持って帰って、今日のお昼ご飯にしました。豪華なおむすびでした。


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教師による性暴力④

  私は、教師になろうとする人は、「性教育」を学ぶべきだと思っています。それも「包括的性教育」ですね。性教育というと、いまだに「セックスの仕方を学ぶもの」というような、偏見に満ちた間違った思いを持っている方がいます。残念なから、それは文科省や教育委員会などの教育現場を牛耳っている方に多いのですが。せいぜい、体や妊娠や性感染症を学ぶものと思っている方も。それは性教育の一部でしかありません。

 性教育は人権教育です。人間関係の作り方を学ぶものでもあります。人と人が向き合う時、自分も相手も感情を持った人間であって、思いがお互いに一致した時に初めて許しあえる関係となりえます。そこにあるのは、あくまでも「対等な関係」です。決して、一方的な、支配被支配の関係ではありません。幼児性愛の何が間違いかというと、それは「対等な関係」ではなく、一方的な支配の関係であるからです。

 私は、幼児性愛の人が、自らの性欲が向く子どもが沢山いる教育現場にはいてほしくないと思っています。それは、その人の性欲を喚起する場となるからです。でも、「子どもが好きで」「子どもの教育に携わりたい」という教職希望の人から、どうやって、その人が危険であるかどうかを見分けられるのでしょうか。

 私は、何より教師の採用を決める方たちにこそ、「性教育」を学んでほしいと思っています。そのうえで、採用試験に「性教育」を導入するのです。あくまでも採用する方が学んでいないとこれはだめになるのですが。そうしないと、例えばLGBTQの人への偏見を持たれると困るのです。教育現場では性の多様性を教えていかなければならないのです。

 たとえば、私がこのシリーズの最初に取り上げた、何人もの小学生を「強姦」した小学校の教師に懲役30年の判決が下りたという新聞記事でもいいですから、それを試験問題として、「これを読んで自分の考えを書きなさい」とか。採用試験を受ける人達でグループでディスカッションしてもいいでしょう。もちろん、その罪を犯した教師の味方をする人はいないし、自分が小児性愛であるということも言わないでしょう。しかし、その文章やデスカッションの中に、性をどのように捉えているかは必ず出て来ると思います。

 要するに、性教育を隠蔽するのでなく、堂々と語り合うこと。恥ずかしいものではなく、大切なものとして。日常的に語り合える状況ができたなら、と思うのです。性犯罪というのは、隠されたところでなされます。間違えないでくださいね。猥談をしろと言っているのではありません。猥談は、必ず誰かを傷つけます。もっとも多いのは、「女性を」傷つけるということ。そんなときに、その発言はおかしいですよ、と堂々と言える環境が欲しいと思うのです。


 はじめから出来上がっている人はいないし、出来上がった環境もありません。みんなで切磋琢磨するうちに、徐々に性暴力のない社会ができていくのではないでしょうか。そのような環境であれば、いやな思いをした時に、どなたかにそれを訴えることができるでしょう。

 私自身を振り返ったとき、やはりいろいろとあったなあと思い出します。小学高学年の時、向こうから来た男性の先生が、私に長谷川さん(私は旧姓長谷川です)、バンザイをしてごらんと言われて、両手を上げたら、コチョコチョと言って、両脇の下をくすぐられました。ワッと言って飛びのきましたが、あれはなんだったのでしょう。今思っても不愉快。海で泳いていた時に、近づいてきた男性の先生が、私を抱きかかえて、両足で私の両足をぎゅうって挟まれて、先生の股間が押し付けられました。海の足の届かない所で、立ち泳ぎをしなければならないのに、死ぬかと思いました。あれも何だったのでしょう。性暴力というほどの物でもなくっても、いろいろと不愉快な触られ方をされたなあというのが残っています。この年になっても、まだ明確な記憶として残っています。そういえば、ほかのクラスの男子が何人も担任の先生に抱きかかえられて、性器を握られ、気持ちいいでしょうと言われたと。これは、そうされた何人もがみんなで、先生、あんなことはしないでくださいといっても、聞いてくれなかったので、校長先生に言いに行ったと聞きました。その後、あれはどうなったのでしょう。まだ性暴力なんて言葉も知らない頃です。大昔の話です。大昔からこんなことが行われていたということです。

この項、まだ続きます。

今クリニックに飾ってある青野さんのお花です。スキッとしたきれいなお花です。

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フジテレビの検証番組を観て。

 今日は「8.6ヒロシマ平和の夕べ」最終のスタッフ会議でした。プログラムの確定、時間配分、会計の検討、準備物の確認、当日のスタッフの役割など細かく決めました。それに向けてそれぞれしなければならないことがあります。忙しくなります。

 今年は、被爆80周年。多分何十周年という節目は今年が最後でしょう。先日厚労省が発表した被爆者の数は3月末日で9万9130人と。10年先には、ほんの小数になっているでしょうし、私たちスタッフもどれだけの人が生きているかわかりませんものね。今年は80周年だから参加しますという連絡を沢山いただいて、うれしい悲鳴です。会場に一杯入って頂けるように、工夫をすることにもしました。本やDVDなどの物品販売は、会場でなく隣の部屋ですることにしました。また、いろいろとご案内しますね。

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その会議の前に。今日の朝10時から、フジテレビがこれまでのフジの事件についての検証番組を自ら作って放送しました。わたしは、診療の場でも性被害ワンストップセンターでも、性暴力の被害に遭った方に接していますので、今回のこの事件についても多いに関心があって、さまざま読み漁りました。今日の番組もはじめからしっかり観ました。で、やはり疑問がありますので、それを少し。教師による性暴力については、明日に続きます。

 アナウンサーのAさんが中居氏からの被害に遭ったのちの会社の対応について。なお、中居氏の行為が性暴力ではないなどと今言い出していたり、友人と称する弁護士さんやタレントの方が言っていたりしますが、これはもってのほか。まして、彼女の失恋事案だなんて、二次加害でしかありません。性暴力の勉強をすべきですね。特に「地位利用」とか、「フリーズ」とか。「殴る、ける」とか「被害者がどこまで抵抗したか」というのは、日本独特のそれも昔の話です。

 今日の番組でも言っていましたが、会社が「性被害について」素人ばかりで専門の指導も受けず、結果的に被害者であるAさんを追い詰めていったというのは、その通りと思います。

 そして、私がやっぱり納得できないと思うのは。初めに週刊文春が書いて、それが間違いである、文春は彼女に謝罪せよという人達が沢山いる件について。佐々木アナウンサー、被害者の上司が、Aさんの話の聞き役で、第三者委員会でも彼女はよくやったと評価されているということについて。でも、私は佐々木氏がやったことは、やはり禁忌であると思います。それは、彼女がAさんから話を聞いたことを会社の上司に伝える役をしていたということです。逆に言えば、社長などの上司がAさんの状況を聞くために佐々木さんにその役をさせていたということです。佐々木さんは、Aさんから聞いたことを誰に伝え、誰と誰がその状況を知ることになるかということをAさんに伝えていなかった。それは、Aさんが退職を決意し、それを社長に会って伝えた時に、社長は私のことを知っているのかどうなのかわからなかったと書いています。社長は楽しそうにヨーロッパに旅行に行ったことばかりを話していたと。だから、第三者委員会の報告をAさんが読んでびっくりしたとも言っています。こんな風に伝わっていたのだと初めて知ったと。佐々木さんは、会社のためにはよくやったかもしれないけれど、Aさんに対しては、なんの役にも立っていない、結局退職することになってしまったのですから。

 Aさんが被害から立ち直っていくためには、性被害専門のカウンセリングを受けるしかないのです。初め、会社の医師二人にだけ話すことにしたということですが、医師であっても、性被害について詳しいとは限りません。ちゃんと勉強していないと、素人とは変わりません。Aさんは、入院し、精神科の治療を受けるようになって、やっと立ち直りへの道を歩みました。

 それから、会社がどう変わっていくかも報道されましたが、それを見てまた驚いたこと。それは、やっと今こうなのかという思いです。そんなこと、どこの会社でもとっくに改善している事。それをフジテレビでは、こんなことが続いていたと。見た目のいい女性だけが選ばれて社長の為の会に出られるとか、専務は「女子アナは良質なキャパ嬢だ」と言ってのけたとかの証言も今日の検証でありました。専務は「言葉の選び方の問題でまさか本当にそう思っていたわけではない」そうですが。

 今、やっと社員の研修もされて、一般の会社並みの人権感覚を持つような会社に変わろうとしているそうですが。でも、まだありますね。それはコネ入社。特に有力政治家の身内を入社させて、見てはいられないようなへたくそなレポートをさせたり。視聴者をバカにしているのかというような場もありました。優れたドキュメントもフジテレビでみたことがありません。「楽しくなければテレビではない」というコンセプトもこれからは「楽しい」中身だと思います。上っ面だけの下品な笑いはいらない。心から感動できるような番組作りができるかということでしょうね。

 以上、私の感想でした。明日はまた教師の性暴力の話に戻ります。


 


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教師による性暴力③

昨日の続きです。教育者になる希望をもっている大学生への講義の感想文です。昨日2名の感想を出しました。今日もまた2人の感想です。

3. 性に関することは、今の時代ネット等でたくさん情報があり便利なのですが、逆に嘘なのか本当なのか分からない情報が混ざり合っていて結果よくわかっていませんでした。今回の講演で実際の出来事も含めて聞いて、より一層性に対する考えが確立したものになりました。「中絶は悪とは限らない。産んでも育てられない妊娠をしてしまった女性の救済策として最終手段として医者の方から進めることもある」という言葉が特に印象的で、中絶に対する新たな視点が生まれました。確かに、育てられる状況でないのに産んだとしても、生まれてきた子へ目線が行ってないなと。河野先生の熱意のある講演から、改めて気付かされました。

 私は現在、PMSが酷いため産婦人科に通い低用量ピルを処方してもらっているのですが、河野先生の病院に通いたいと思うほど安心感と信頼を今回の講演だけでもとても感じました。LGBTについては特に学びたいことでした。私の周りにはLGBTQである人が多くいて、それについての関心がとてもあります。そのため資料に書いてあるように、相談しやすい人間に、抵抗なく話してもらえる人間であるように心がけて生活していたので、自分の行動は間違っていなかったのだなと安心しました。これからも、性の正しい知識をしっかりと身につけ、多様に対応していくことでどんな話でもしてもらえる、相談してもらえる人(先生)を目指していきます。


4.今回の講演を聞き、日本は他の国と比べてものすごく性教育について遅れていると感じた。性教育について政治家の方が述べている動画を見て、なぜ隠すのか子どもの時になぜ性教育について触れないのか不思議に思った。生きていく上で性教育は必要だと思うし、自分自身を守るため、人を傷つけないために必要な知識であると思う。そして、子宮頸がんのワクチンについても日本は遅れていて、性教育、性犯罪に対しての刑罰も凄く遅れていると思う。

 これから子どもに教育するという立場として性についての知識をつけ、どう子どもたちに教えるのかをしっかりと考える、LGBTなど子どもが相談できるそのような人になりたいと思う。一方で私はまだ学生の身であるので自分自身も性感染症であったり、妊娠、月経などの知識をつけ自分の体について理解したいと思う。そして、レイプドラッグなどを防ぐために、飲み物が入ったまま席を立たないなど自分の身を守るために意識していたいと思った。
                                  以上


 これらの感想を読むと、大学生たちが、教育者になった時に、子どもたちにしっかりと性教育ができるようになりたいという希望と同時に、そのためにも自らの性意識を今後どう確率していくかという様に考えてくれています。

 そもそもこちらの大学で講義をするようになったきっかけは、学生の中に妊娠する人がいて、産んで育てるためにこの大学を中退する者が何人か出たこと。せっかくここまで教師になる希望をもって学んで来たのに、なんともったいないと先生方が考えたのだそうです。その先生方の中に、この大学の教官になる前に広島大学の教官をしていた方がいらっして、河野に講義をしてもらったらどうかと言われたのだそうです。教師になるために必要なこととして抗議をするが、でも実は学生たち自身の性の問題を考えさせるという、その目的でと。

 そして、やってみたら、ほんとうにズバリと学生で妊娠する者がいなくなったのだそうです。やはり知るということは大切なことなのだと。今、私の講義を受けた人たちが沢山教師になっていて、楽しみなことです。

 以前から、教育学部というか、教師になるための大学では、性教育の時間を取り入れるべきだと考え、提言もしてきましたが、まったく取り入れられません。文科省がそうなのだから、当たり前ですね。学生の感想文の中に出てくる動画とは、自民党の山谷えりこ氏が性教育について語っているものです。

「先生方は命の教育おっしゃるのでしょうが。わたしは家庭を壊すと考えています。お花がきれいに咲いていたり、蝶々が飛んでいたり、昆虫が一生懸命歩いて居たり、それで十分に命の大切さについては私たちの頃は感じていたのですよね」と言われたものです。

 では、小児性愛者が学校に入り込むのは、どうしたら阻止できるのでしょうか。次に続きますね。

青野さんのお花です。

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この小さな丸くてかわいいのは何というのかと、きっとスグリの一種だけどと思って。

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青野さんに聞いてみました。そしたら、やはり「ふさすぐり」というのだそうです。ネットで見ると食べられるのだそうです。しまったなあ、かたずけられる前に食べてみたら良かったなあと残念でした。


 


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教師による性暴力②

 この度報道された教師による小学生の盗撮というので珍しいのは、グループを組んでいたということです。これまでの性犯罪、特に教師による犯罪は、一人でしていました。誰にもばれないようにこっそりと。それは悪いことと自分でもわかっているため、だれかに知られるとまずいから。だから、被害者にも「誰にも言わないようにと強く口止めをしています。それが、今回は全国にまたがって多人数で組んでいます。今逮捕されている人達だけでなく、まだまだ広がるだろうと言われています。罪の意識が低いからでしょうか。

このグループでの盗撮が報道されたのと時を同じくして、一つの判決が出たと報道されました。

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広島の新聞ではこう出ています。

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これは、15歳の少女の件が全面に出ていますが、元は、この後半に書かれている事件です。あまりにひどい事件なので、こうしか書けないのだと思います。この教師の逮捕の時、いい先生だったのに。呼び出されて行く方にも問題があるのに、と保護者の方の声が聞こえてきました。

このすぐ後、もう一つの事件が報道されました。これも広島です。

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児童に下半身を露出して見せるなど、気持ち悪い。でも、それでは終わらず、もっと何かをしようとしたのでしょう。

 
要するに、学校の先生は、聖人で、悪いことなどするはずがないというのは、幻想です。どんな世界にも、性暴力を犯す人間はいると考えないと。ですが、小さな子どもたちばかりがいる学校は、ロリコンの大人が混ざっていれば、とても危ない場となるのです。

 では、どうしたらいいのでしょうか。わたしは、やはり鍵は「性教育」だと思います。このような犯罪を犯した先生たちは、きっと性教育に取り組んでいないのだろうと思います。だって、そんな教育をしたら、たちまち自分に跳ね返ってくることなのですから。

 先日、私は教師になる希望を持つ大学生に話しに行きました。何人かの感想文をここにアップしますね。取り合えず今日は二人だけの感想です。

1.日本では性教育や予防接種に対する反対意見を持つ勢力が、かつては壮大なものであったと知った。しかし、その人間たちに対して「社会人になって誰が性教育をしてくれるのか」という河野先生の考えはまさにその通りであると感じた。実際に社会人が中学生や高校生を妊娠させている割合が高いのはデータで明確であるし、小学校の教員が教え子に手を出す事例もいくつもある。また、中学生や高校生が子を産んでも社会は何のサポートもしていない。ましてや、自民党の国会議員の老人も蝶々が飛んでいるだけで生命の尊さを学んできたといつの時代か分からない発言をしている。そのため、自分勝手で古い考えしか持ち合わせていない都合の良い社会等は宛にせず、早いうちから正しい性教育を行うことは必要であると考える。


2.私が今回の公演で新たに学んだことは性被害にあっている方は、自分の思っているより多いことと、性教育の大切さです。まず最初に性被害の多さですが、私たちと同年代やそれよりも年下の人たちが性被害に合われている、しかもその人数もすごく多いということに驚きました。ニュースでやっているのはひと握りの被害なんだ、と気付かされました。


そして性教育の大切さです。私は正直、性教育はしてもしなくても、やる人はやるし、やらない人はやらないと思っていました。しかし、今回の授業でその考え方が一変しました。むしろ性教育は小さな頃からすべきだと考えるようになりました。この性被害のこともありますが、何より自分の持つ性をしっかりと認識し、自覚することが必要なんだなと考えることが出来ました。動画では性教育は必要ない。結婚してからでいいと言っていましたがそれは現在起きている性被害も無くならないし、僕は小学生の頃から性教育の勉強をすべきだと考えました。これからの教育でいつか小さい頃から性教育を教えるということができるようになれば良いと思いました。


僕が親になった時や、教師になった時性について恥ずかしがらずしっかり真実を伝えることが大切だと分かりました。

この項、まだ続きます。


 


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教師による性暴力①

 ここのところ相次いで報道されている教師による性犯罪。学校は、子どもたちにとって決して安心安全なところではありません。

 それは、なにも今になって始まったことではなく、以前からもそうだったと。でも、最近、それが報道されやすくなったということもあるかもしれません。

 私が一番初めに本当に心底驚いたのは、1990年3月、広島県の小学校教師による教え子の殺人事件です。教師が担任の小学生を殺害した。それも、そもそもは教師による彼女に対しての性暴力があり、それが明らかになりかけた時に、彼女を殺してしまったというものです。わたしは、この事件が発覚した時すぐに地元の新聞社からの取材があり、絶句したのを昨日のように覚えています。そして、その後、なぜ子どもの命まで奪われてしまったのか、同僚の教師たちは、なぜ防ぐことができなかったのか、先生方への講演会でそう言及したことが
あります。これについては、ここに詳しく記述されています。

教師の性犯罪「広島県教え子殺害事件」

https://www.newscafe.ne.jp/article/2013/10/01/1338473.html

さらに、広島県ばかり取り上げますが、それは私が広島県に住んでいるからですので。

これは、2009年9月15日の新聞で、全国に配信されています。

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私は、この新聞記事を、あらゆる講演で使っています。広島県の恥ですが、この後、この元教師は控訴し、控訴審でも判決は変わりませんでした。これについては、ここに詳しく述べられています。

「誰かに話したら勉強を教えない」と脅迫し・・・小学校教師がビデオカメラに収めていた女子生徒への「鬼畜の所業」

https://president.jp/articles/-/89160?page=1

彼が罪に問われたのは、01年から06年にかけて、教え子である9歳から12歳までの小学生女児10人に対して行った、強姦46件、強姦未遂11件、強制わいせつ25件、児童福祉法違反13件についてです。新聞には被害児童は27人となっています。

 あまりにむごい。これは、私もいろいろと調べています。私が子どもたちに話す時に必ず伝えるのは、「だれにも言ってはいけない」という約束は守ってはいけません。こう言われたら、早くだれかに言いましょう。言える相手を探しましょうと。中学高校生には、SOSを求める勇気を話します。それはこの事件の影響からです。ここまで被害が広がったのには、被害があったことを子どもたちが誰にも言えなかったこと。そして、同僚の先生たちにも、発覚する機会は何度もあったと。ある女性の教師がトイレから女子児童と加害者の教師が出てくるのを見たと。校長にそれを話し、校長が教師に尋ねると、「児童が気分が悪くなったので、介抱していた」と答えたと。それで終わり。おかしいと思ったなら、教師から話を聞くだけでなく、その女子児童に誰か話し易い人がそっと聞くべきなのだけれど。

 もう一度最初の言葉を言います。学校は、子どもにとって、決して安心安全なところではありません。子どもを性的対象として見るロリコンにとって、学校や保育園や幼稚園は最高の職場であるからです。この項、しばらく続きます。


 


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