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「ぱっぷす」の方を迎えてワンストップの研修

昨日午後6時からは「ぱっぷす」の内田さんを迎えてワンストップセンターの研修でした。「ぱっぷす」は2017年11月に設立されたデジタル性暴力や性的搾取による被害の相談に対応している団体です。例えば・・児童ポルノ・リベンジポルノ・性的な盗撮のほか、アダルトビデオ出演被害・性産業での困りごとなど。「性的同意」の自由がなくなって自分の身体のことなのに、自分の医師による写真や動画のコントロールができなくなる状態・・デジタル性暴力。例えば亡くなってからの八代亜紀さんのヌード写真がCことともに販売されるということもそうです。

 以下のすべてが性暴力となります。
とる・・性的な写真や動画を撮ること
もつ・・その写真を持ち続けること
みせる・・誰かに見せたりネットにアップすること
みる・・撮った写真を見ること・ネットにアップされた写真を見ること

児童ポルノ撲滅に国際協力強化月間に今年初めて日本も参加しました。以下は、警察庁がオープンにしているネットから。

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ぱっぷすでは、性的画像記録の被害者からの要請で、削除の要請をしています。2021年には21876件の削除の要請をしたと。その結果です。(2021年から2022年 意に反して拡散した性的画像記録の削除要請事業報告書/NPO法人ぱっぷす)

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 その後いろいろな事例とその対処を挙げてくださいました。東京だけでなく、広島などの地方でも、いわゆるリベンジポルノ、彼氏とともに撮った写真が分かれた後に元彼によって拡散されたというような被害や、わいせつな写真を希望されて彼に送ってしまったとか、そんな被害が増えています。そんなサイテーな人も決して少なくないことを考えると、今は仲よくってもそれがずっと続くとは限らないのですが、仲良しの最中には、そんな警戒心も薄れてしまうのでしょうね。

 それから、ぱっぷすでは、アウトリーチ、夜少女たちが集まっている場所に行き、声をかけたり、居場所に連れて来てあげたりという活動もしています。全国様々なところに、広島でもそのような場所があって、少女たちが危険な目に遭っています。これらの活動を地道にされていることに頭が下がります。

 対応法など、とても勉強になりました。内田さん、ありがとうございました。この後、内田さんを囲んで食事会をしてごちそうを食べました。それは、またの機会に。

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