神石高原町立三和中学校で話しました。
遅くなりましたが、23日木曜日は、神石高原町の三和中学校の3年生に話しに行きました。どんなルートで行くのが一番いいか、運転しやすくって早いかあれこれ考えて、ナビもスマホのナビと車のナビといろいろと試して、結局は福山東インターまで山陽道をまっすぐに行って、そこから北上するルートにしました。2時間余り、一度も休憩なしにひたすら運転して行きましたよ。
積雪、凍結が心配でしたが、とても暖かい日で助かりました。学校内には、まだ所どころ雪が残っていました。
木をふんだんに使った素晴らしい校舎。吹き抜けと、広場のような廊下です。
3年生37人と先生方、神石高原町の小中の養護教諭の先生たちも皆さんいらしてくださいました。
事前のアンケートで、性にかかわる情報は男子も女子も「友人から」と「ネットから」と答えています。話の中に、今、若者たちにも話題と思ったので、「松本氏や中居氏」のことも入れました。彼らは、きっと、「性」について、きちんと学んでいないのだと思います、教えてくれる人がいなかったのでしょうと。子どもたちはよく聞いてくれました。話した後、男子と女子の二人の生徒が出て来て、それぞれ感想を述べてくれました。
「ネットの情報はすべて正しいものではないとわかりました。これからは、今日教えていただいたことを大切にして生きたいと思います。」花束を頂いて、お二人と握手。
皆さんにありがとう。
それから、あとで養護教諭の若い先生から、写真とともにメールをいただきました。それには、次のようなことが書かれていました。
「本日は、ご多忙の中、神石という遠い本校までお越しいただきありがとうございました。河野先生の貴重なお話を受け、生徒たちがどんなことを感じたか、どんな変化があるか、今後話してみるのがとても楽しみになりました。「性」はいやらしいものでも恥ずかしいものでもない、という性に対する先入観を取り払っていくこと、正しい知識を教えていくことなど、今後私たち養護教諭の進べき道筋が見えたような気がしました。」
やっぱりリアルに中学生に話ができることが何よりでした。関係者の皆さま、本当にありがとうございました。往復5時間の運転は少々きつかったのですが、でも、性教育仲間の馬屋原先生がなんとも素敵な驚きを用意してくださっていました。明日に続きます。
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