塩町中学校の生徒さんの感想文です。
9月3日のブログに書いて、10月3日に講演に行った三次市立塩町中学校の3年生の感想文が来ました。それまで、性教育や人権教育の意識のある先生にしっかり習っていた学年ですが、それでも、話しに行ったかいがあったと思いました。本当は全員の感想文をアップしたいのですが、少しの生徒さんの感想でごめんなさい。(段落を省きます。)
◎ 自分の体について、異性の体について理解することができた。自分の気持ちをしっかりきちんと相手に言うことが大切だと知った。行為をするには大きな責任が問われるためしっかり相手を知る必要、自分の気持ちを知る必要があるということが分かった。赤ちゃんが生まれるまでの道筋について、言葉、ビデオで知ることができた。今回の講演で自分を大切にしてくれる相手と行為をしたいと考えられるようになった。
◎ 出産までの道のりがよく分かった。妊娠までにも、いろいろな過程があり、とても大変そうでした。いろいろ新しい言葉もしれて、いい経験になったと思いました。LGBTQについても良く分かりました。
◎ 性の身近さを改めて教えてもらった。また、高校生や中学生、小学生でも妊娠してしまうことを知った。女性のすごさや命のやりとりについて知ることができた。好きな人との関係やSexの素晴らしさや人間としての素晴らしさを教えてもらったなかで、Sexの危険や、今、妊娠しても良い状態なのか一度考えて行為を行うなど、今日の性の授業を受けていないと考えられない事を教えてもらい、とても良い時間だった。そして、僕はこの授業を一人でも多くの人に教えて、性の大切さをみんなに理解してもらいたいと思います。女性は命を削りながら子どもを産むので男性は女性を守る義務があると思いました。
◎ 今日の講演会では、今まで自分が得た知識をくつがえすようなものばかりでした。先ずは、妊娠10か月の正確な計算の仕方についてです。僕は妊娠が確定してからの10か月がそれだと思っていました。また、男性器の大小についての事です。やっぱりどうしても小さいとダメ見たいな印象があったので驚きでした。4cm以上であればちゃんと使えるというのも正直びっくりでした。他にも女性を大切にしなければならない理由を改めて知れたのでよかったです。
◎ 保健の授業よりもくわしかったので勉強になりました。性行為は赤ちゃん作るのに大事なことだけど、逆に相手を傷つけるかもしれないと分かりました。心にも影響があることなので本当に今なのかしっかり考えるようにしたいです。どれだけ対策しても駄目な時もあると知り、思っているよりも慎重に真面目に判断しないといけないと分かりました。同性の体のことでも知らないことがたくさんあったので、学生のうちから知れて良かったなと思います。自分の体なので甘く考えず、人と比べず、大切にしていきたいです。
◎ 長い間働いていろいろな人に出会うんだなと思った。複数の事を具体的に覚えているのがすごいと思った。子宮頸がんのワクチンについて興味がわいたので親に一度詳しくきいてみたいと思った。動画で使われている映像はどうやってとったものなのか気になった。精子が卵子の中に入るときの映像や成長途中の赤ちゃんの写真など。一回で妊娠する確率はけっこう高くて、人ごとではないということが分かった。デマかどうか、その情報を見極めることが大切だと思った。2時間話を聞いたけれど、内容がみっちり詰まっていて、良い時間だった。今日聞いた話の内容をできるだけ忘れないようにしたい。
この講演を準備して下さった三次市教育委員会の方、塩町中学の先生方、ちゃんと聞いて、感想文もしっかり書いて下さった生徒さんたち、皆様に改めてお礼申し上げます。
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