山口セミナーでした。
山口での濃厚な二日間を終えて帰ってきました。
17日土曜日は、広島からのメンバー4人が同じホテルに泊まり、6時半からの懇親会に参加しました。ホテルから歩いて10分という、周南市役所内のシビック交流センターで。山口性教協のメンバーによるきめ細かい配慮に感謝して。
村瀬先生は、無事宇部空港に到着され、なんと一つ講演を済ませてこられたというお元気ぶりでした。でも、とても痩せていらっして。敦子さんが亡くなられて、なんと6キロもやせられたと。食べるのがおいしくないと。誰かと話しながら食べてこそ楽しいのだけどと。
コロナ以来、みんなでのリアルの交流会は久しぶりと。カンパーイ。
みんなが一人ずつ自己紹介の後、村瀬先生。
先生が、敦子さんが亡くなって一番しんどいのは、「お休み」という相手がいなくなったことと。お早うというより、お休みと言えないことと。58年もご一緒だったのだから。そして、そのお休みという相手をお嬢さんに依存したと。電話で毎日お休みと言うのだそうです。
以前、小児科の熊谷晋一郎先生のお話を聴いた時、「自立するということは、依存先を増やすこと」と言われました。先生には、もっともっと依存先を作られたら、と思いました。そうしないと痛々しすぎます。
さらに、敦子さんの病が厳しくなった時、敦子さんが、「私の最大の幸運は村瀬幸浩という人をゲットしたこと」と言われたそうです。思わず聞き直したら、もう一度同じことを言われて、先生は、思わず涙ぐんだと。その場の私たちも胸が痛い事でした。
翌日の朝ごはんの時、もっといろいろとお話しを伺いました。息子さんのパートナーがクモ膜下出血で36才で突然亡くなったこと。それから10年、息子さんは一人でいらっしゃって、先生が敦子さんを亡くして、初めて息子の寂しさを実感したと言われました。
山口のメンバーが一人ずつ抽選での席に置いて下さった折り紙。隣の岡山の黒瀬先生の象さんも頂いて。
懇親会の最後にみんなで記念撮影です。
18日の山口セミナー、大盛況でした。またお話ししますね。
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