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「8.6ヒロシマ平和の夕べ」②佐藤優さん

 8.6ヒロシマの警備の問題や、どの国を招待するか、広島や長崎への招待される側が文句を言ったり、大国のエゴもいろいろとあったり、まあ、なんと。私たちは、すべての国の戦争、殺し合い、核を否定するのが当たり前。それに地震も加わって、いろいろと大変です。広島も本気で南海トラフの準備をしなければならないようなので、遅ればせながら、家具の転倒防止のつっかえ棒を注文しました‥遅すぎる、自分でそう思います。

 「8.6ヒロシマ平和の夕べ」。若い佐藤優さんが、話してくださいました。佐藤さんは、広島市立大学の在学中に「Hiroshima Young Peace Builders」立ち上げ、旧陸軍被服被服支廠 が舞台の紙芝居「8月のウサギ~被服支廠物語~」を制作。現在は、一ツ橋大学の大学院生で、福島からの避難者の研究をしてらっしゃいます。同時に、月に一回オンラインで広島の被爆者と若い世代をつなぐ集いを開催しています。

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 そして、今回、彼女の大きなお仕事、切明千枝子さんの歌集の出版をされました。その本、「ひろしまを想う」は、当日会場にも持って来て頂くことにしていましたが、その前の会で売れてしまって、2冊しかなくなってしまったと。でも、今、アマゾンにありますと。歌集の部の一位だと。私もすぐに頼みました。

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「八月六日家を出たまま帰らざる人あまたありそれがヒロシマ」
「燃えながら泣きながら母校にたどりつき果てたる友よ八月六日」
「かくれんぼかくれしままに消え失せし友をさがして今日までを生く」

佐藤さんは、紙芝居を作る過程でも、子どもたちに観てもらってその意見を聞いて反映させるなど、地道な活動をしてきたことを丁寧に話して下さいました。歌集の作製でも、その実行力はすごいものがあります。

 こんな若い人がいらっしゃるということは、感動で、私たちの大きな励みにもなります。

 今、私たちに必要なのは、若い後継者をいかに作るかと言うことなのですが、それは私たちがすることと言うよりも、若い人たちの力に任せたほうがいい。それを邪魔しないで、育っていく姿をひたすら見守ること。そんなことを感じました。

 佐藤優さん、ほんとうにありありがとうございました。素晴らしかった!!東京と広島と行ったり来たり、それも夜間の高速バスでだそうで、大変でしょう。どうぞ、疲れすぎないように・・。今後も期待します。

 


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