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「命どぅ宝」を観ました。

今日の夜、安佐南区民文化センターに広島市民劇場、文化座の「命どぅ宝」を観に行きました。


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沖縄の戦後から返還までの苦難の道、米軍の占領下で自分たちの命と生活を守ろうとする人々。中でも、瀬長亀次郎さんと、伊江島の阿波根昌鴻さんの二人中心とした人々の闘いを描いた演劇でした。

 4月の終わりには、北海道のアイヌの人々の差別の不条理との闘いを描いた映画「カムイのうた」を観ました。今回は沖縄です。

 伊江島の阿波根さんは、農業を営みます。しかし、その土地を基地に奪われてしまって。農家にとって土地を奪われるというのは、生活が奪われるということ。何とか、土地を返してほしいという運動と、瀬長さんたちの本土復帰運動について、阿波根さんが瀬長さんにくい下がるシーンは、圧巻でした。「私は、農地を返してほしい。そのためなら何でもする。瀬長さんたちがしていることは、アメリカと同じに見える」と。実は、二人が目指すものは同じだったのだと気づいて行きますが。

瀬長さんは、選挙で那覇市長に選ばれながらも、占領軍により市長の座を追われ、被選挙権をはく奪されたり。1970年、初の国政選挙で衆議院議員に選ばれ、1990年に83才で勇退されるまで、議員を務められ、カメさんの愛称で、多くの人々から慕われました。

これは、買って帰ったパンフからです。

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阿波根さん、すごいですよね。聖書の「すべて剣をとる者は剣で亡ぶ」から「基地をもつ国は基地で亡ぶ。核をもつ国は核で亡ぶ」なんて。


様々なシーンがよみがえります。米軍が落として行った爆弾で亡くなった二人の青年。その位牌を基地のために立ち入り禁止となっている所にある墓地に、白旗を掲げみんなで入って行く、そのラストシーンには涙を禁じえませんでした。

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やっとやっと本土に復帰できても、米軍の基地付き。今も続く沖縄の人々への日本政府や国民の対応。辺野古の海に代表されるように沖縄を守ろうとする人々の頑張り。それに対して、本当に延々と私たちは何をしているのかと、演劇を観ながら痛かったです。それから、どうしてもかわいい少女のイメージだった佐々木愛さんが、立派な沖縄のおばあそのものとなられていて、うなりましたよ。

いい演劇をありがとうございました。これからも沖縄の事を忘れないし、支援して行きたいと強く思いました。

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