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韓国映画「リバウンド」

 一昨日、23日の木曜日、カープの新井さん人形をもらうために球場まで行ったり来たりした日、決めていた用事があったのは、「映画」でした。もうこの日しかない映画を観るためです。映画は午後4時35分から6時40分まで。韓国映画「リバウンド」です。この前観た韓国映画「ビニールハウス」があまりにしんどくてつらい映画だったので、今度は明るい映画を観ると決めていました。だから、カープの試合を途中から観ることにして行ったり来たりしたのです。

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ネットに書かれていたスポーツソウル日本版編集長慎武宏さんの記事から頂きます。

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校長が「廃部」と決めていた釜山中央高校のバスケット部、ただ、バスケ部があるという対面を整えるためだけに安い給料で決められたコーチは、全くコーチ経験がない、中央高校の同窓生。その彼が、部員が二人しかいない部に、努力して寄せ集めた部員。うち、三人は高校から初めてバスケットをするというし、小学三年からしていたバスケが好きで好きでという選手は、実は試合に出た経験は一度もなかったというし。背が高くセンターを務める予定の有望な選手は、優勝の呼び声一番のバスケ部の高校に引き抜かれてしまったし。有望な選手はみんなソウルの学校に集まるのです。何とか6人集めた選手たちで、はじめての試合はさんざんで、おまけに故意ではないというのに、審判にボールをぶっつけたという違反で没収試合、今後6か月の試合停止を喰らうし。落ち込んだコーチは、昔の自分のビデオを見て、目覚めます。「自分は何のためにこのチームを引き受けたのか。」と。そして、選手に泣きながら謝ります。俺が間違っていたと。生徒たちが逆にコーチを慰めます。そこからまたチームの再編が始まります。そして、そんなチームが快挙を遂げたのです。

 映画は、その事実を丁寧に再現しました。例えば、これが現実のコーチと、映画でのコーチ。本当にそっくりです。

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それに、選手の一人はあの「愛の不時着」のイ・シニョン。忠実に再現したというその試合の迫力もすごいものでした。俳優さんたちもみんな大変なバスケットの選手でした。それに映画ですので、所どころ笑うシーンがあったり、笑いながら涙々の所も。例えば、高校の教員室。試合が気になって仕方ない教師が、結果を知って悲鳴を上げて倒れこんだり、授業中ひそかに試合をラジオでしょうか、聞いていた生徒が奇声を上げて、教師がびっくりしたり、結果を聞いて学校中が大騒ぎをしたり。このあたり、甲子園で優勝した都立水商を彷彿とさせます。でも、これは実話です。

 鎖骨骨折というけがで一人出場できなくなった残り5人でする試合。交代要員はありません。それに5人の内一人は全く試合経験がないという選手。自分の仕事はマンツーマンと悟って、相手の有望選手にピッタリとくっついて動きを邪魔したり。その彼は夜中に一人でずっとシュートの練習していたのですが、彼がなんと3ポイントを次々と決めたり。とうとう最後は交代がいないので、疲れ切った選手が二人も反則退場となって三人で試合をするということになってしまい、結局決勝で負けます。

 最後に現実の選手たちが紹介されます。それぞれバスケットの名門のチームや大学に行ったことも。映画の中では、「俺たちがバスケットをできるのは、高校だけだ」と、はじめは誰もスカウトなどされないという雰囲気だったのにです。

 本当にスカッとする楽しい映画でした。無理してでも観に行って良かったと思います。韓国映画のチケットは、広島県日韓親善協会からプレゼントされています。ありがとうございます。これからもいい映画を選んでいきましょう。

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