おかやま山陽高校一年生男子の感想文
今日は、診療後映画を観にいくことにしていたのですが、夜ズーム会議があって、どうしてもそれに間に合わないことが分かったので、映画を断念しました。前と違って、今回は楽しい韓国映画で元気が出ると思っていたのですが、残念。何とか明日か木曜日には行きたいと思っています。
先日、企業の方への講演で、少し男性の感想もアップしました。今日は、男子高校生の感想をアップします。おかやま山陽高校の一年生、入学して直ぐの講演です。ついこの前まで中学生だった、その生徒たちが、しっかり書いてくれました。すべての生徒の感想文、350枚余り、全部送って下さって、読むのに結構時間がかかりました。
付箋を貼りながら読んだのをもう一回読み直して、アップするのを選び、一つ一つキーボードを叩きながら、書きました。それは私の勉強にもなることです。そして、やっぱり早いうちに男性にも知ってもらいたいと改めて思います。今日は、4人の感想文です。性的同意について書いてくれているのがうれしいです。それから、妊娠10か月で生まれるという捉え方が間違っていたことにほとんどみんながびっくりしてました。こんなことは教えなければ。そして、教えることになんにも問題ないのにと思います。
◎ 今日性教育講演会を聞いて、初めて知ったことがたくさんあった。一つは性の法律が変わっていたこと、二つ目は、コンドームをしていても、妊娠する可能性があるいうことです。あと印象的だったことは、中絶がいつまでなら間にあうのかという、覚え方です。4月1日に妊娠したら12月の24日に子どもが生まれるということです。そして中絶が間に合うのは、お盆までということです。今まで知っていたと思っていましたが、この講演会でいかに自分が無知なのかを知りました。他にも性の病気についてや、出産のことなど書くときりがないですが今日はとても自分にとってためになる講演会でした。ありがとうございました。
◎ 近年では、産婦人科に来る若い人の中で、中絶に間に合わないという人が増えたことが分かった。男性の生殖器は手術しなくてもいいことが分かった。一回の性行為で妊娠する確率は30%で、エイプリルフールに性行為をしたらクリスマスイブに生まれる、中絶はお盆までと分かった。妊娠はピルでほぼ100%避妊だけど、性感染症は防げなくて、コンドームは妊娠率は13%だけど性感染症は防げるとわかった。性のイメージがとても変わって、とても勉強になった。もしも将来性行為をする時には、もし妊娠しても大丈夫か、相手にも考えてもらい、同意があるかをちゃんと確かめよう思った。
◎ 学ばせていただいたことは、性行為との向き合い方と妊娠、出産、赤ちゃんについてを学びました。先ず性行為をする前には必ず相手の事を全部分かった状態で、相手と話し合い、合意をして避妊具を使い、もしも妊娠した時に自分が育てる覚悟をもって性行為をすることです。もしも4月1日に妊娠したら中絶は8月13日までで、出産すると言われているのは12月24日と、中絶ができる期間や出産するまでの期間の短さを聞いて、中途半端な気持ちで妊娠させたら悩んでいる間に中絶ができなくなり出産をするしかなくなるから、しっかり考えて避妊具を使うことです。そして知らなかったことは中高生の妊娠は87%人工中絶をしていること13才未満から16才未満に去年の7月に変わっていたこと、赤ちゃんは出て来た時は泣いているのではなく縮んでいた肺を膨らませて呼吸をしていたことです。河野美代子先生に教えて頂いたことの性行為の向き合い方や今後の生活の仕方を間違えないように気を付けよう思いました。
◎ 僕は、今日の性教育講演会を聞いて、これからもし、自分が他の誰かと性行為をする時にまず、相手との同意をもらい、同意をもらってからすること、それから相手を妊娠させたり、性に関する病気にさせないためにきちんとコンドームをつけたり、相手がピルを飲んでいることの確認をすることの大切さを知りました。また、性行為は悪い事じゃなく、当たりしい命をつなぐ素敵な事だと知りました。僕は、河野先生が言われていた、「すてきな事をすてきにできるようになる」という言葉が印象に残っており、僕はまだすてきな事をできる人間になれていないので、これからのおかやま山陽の機械科での生活の目標の一つに追加していきたいし、すてきな事を率先してできるような人間になっていきたいと改めて思いました。
また、明日に続きます。
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