喜寿のお祝いだって。
ここ二日、気分が悪くてちょっと元気がありません。頭がぐじゅぐじゅして、でも考えてもどうにもならないので、ここで吐き出しますね。
私にお祝いが来ました。喜寿のお祝いだそう。「つつがなく喜寿を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。」と。お祝いの品をお送りしますと。しゃもじが一つ入っていました。そして。こうですよ。見て下さい。はい、送って来たのは葬儀屋さんです。
おめでとうございますって、、こんなのを送り付ける?そして、アンケートと称して、緊急の時の連絡方法、連絡する人の名前とか、電話とか番号とか。さらに冷蔵庫にペタリとくっつけるようにマグネットのカードには私が死んだときにかける葬儀屋さんの電話番号が書かれています。
そっかあ、いよいよなのね。もう早く終活にとりかかれとそういうことなのよね。
先日も、学生時代に仲がよかった友人の訃報に接したし・・。と、さすがに少々落ち込んでおります。ぼちぼち取り掛からなければね。
でも、うれしい事もあるのですよ。先日、特別養子縁組で産んだ子どもを養親に託した生母さんから「結婚します」と連絡がきました。
「〇〇ちゃんとサヨナラして毎日泣いていた私に、私も幸せにならないといけないよと言って下さったのを覚えています。旦那さんになる方はすごく温厚で優しく、彼の両親にも△△ちゃんの幸せが一番とよくしてもらっています。私は、幸せになってよいものなのか迷っていた時期もありましたが、〇〇ちゃんのためにも幸せになります!」と。
ツーショットの写真も添えてありました。本当にうれしい。私は、特別養子縁組のお世話をするにあたって、赤ちゃんや養親のお世話だけでなく、何より生母さんの立ち直りのケアをしなければならないとの持論をもっています。後は、彼女が今度は自分で育てられる赤ちゃんを産んで子育てをすること。その中で徐々に傷も癒えていくでしょう。手放した子どもの事は決して忘れることはできないけれど。
心から幸せになってほしいと思います。ま、こんなうれしいこともあるのだから、落ち込むだけでなく、終活も冷静に考えなければということでしょうね。でもねえ、ちょっと強烈なお祝いでしたよ。
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