映画「ビニールハウス」
韓国映画「ビニールハウス」を観ました。ポスターで「半地下はまだマシ」とあったので、よほどしんどい映画とは覚悟していました。「パラサイト半地下の家族」は当然観ましたが、これはしんどい映画でした。それよりももっとって一体どんな?と若干重い気持ちで行ったのですが。
まあ、本当にしんどかったです。貧困、認知症、少年院、性暴力、自傷、心中・・。認知症の女性と目が見えない男性の夫婦の、ヘルパーを真面目にしている女性、少年院から出てくる息子と一緒の生活を目指していましたが、それらが、負のスパイラルに陥り、終わりにかけて一気に破滅に向かいます。
なんともまあ、しんどい映画で、終わった時にはボーゼン。立ち上がるのにもしばし時間が必要でした。これは、決して韓国だけの問題ではなく、しんどい思いをしながら生きている人は、日本も含めて世界中に存在しているのだし、そこからの本当に苦しい告発であると思いました。
しかし、しんどすぎる。次回は楽しい映画を観たいです。次はもう決めています。5月10日からの上映の「リバウンド」です。これは文句なしに楽しい映画だと思います。見逃さないようにしなければ。
あ、そうそう。サロンシネマの売店で購入、持ち込みO.K.の、今日はこのセットにしました。ふかふかの椅子にゆったり座って、こんなのを食べながらの鑑賞は最高です。
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