次兄の墓参り
大分から無事広島に帰っています。出発時は雨。西日本はずっと雨、それも雷を伴う激しい雨の時もと予報が言っていました。雨の中のドライブ、いやだけど仕方ありません。ま、ぼちぼち帰りましょうと思ったのですが、そんな甘いものではなく・・。いえ、雨は仕方ないことですが、実は、大変な霧でした。そもそも私の家の側の大分道は、霧の名所。以前も、霧で全く見えなくて、立ち往生したこともありますし、よく霧のために通行止めになることもあります。今回、まったくその警戒なく、でも、出発してすぐに「あ、霧」と気づきました。行くほどにどんどんひどくなって、大分道に入る時にも、入口が分からなくなるほどでした。視界、5メートルもなしで怖くて、のろのろと。実は、私が通り過ぎて、ほどなく通行止めとなったことを知りました。危ない所でした。
途中、福岡の一年前に亡くなった兄のお墓詣りに行きました。先月、納骨もしたということでしたし。
「新宮霊園」。ナビで行きました。先ず、入口の直ぐの所の事務室で、兄のお墓はどこにあるか尋ねました。山一つ、巨大な墓地でした。兄のお墓は、車でどんどん上に行って、今は最上階。まだどんどんお墓を作っているそうです。
頂いたのは、こんな地図。下のPが出発点です。
ホームページから、全体像を。
まず行くのは、桜並木。もう葉桜ですが。桜の頃は、見事でしょう。
ホームページにありました。
途中、いろいろなお墓があります。すごい量です。豪華なのも。
兄のお墓は樹木葬。上に、新しい桜が植えられています。墓石は小さく、夫妻二人分の遺骨が入る大きさだそうです。一人分のこの半分のがぎっしり並んでいる地域もありました。兄の好きな「風」と一麦窯の麦の絵が入っている墓石。すぐにわかりました。ここに入ってるんだね。
ここからの景色です。向こうに博多湾、兄がよく釣りに行っていた海が見えます。
私は、小さな墓石の、桜の根本のお墓が暖かくて良かったと思いました。が、横にお金がなくって安いのしか買えなかったのだろうと、つまらんことを言う人がいて、アッタマに来て、よけいに涙が出て困りました。何百万もかけて、でかい墓を作って、後を見る人もいないのにどうするの?と、河野の墓と比べて、こっちの方がよほどいいお墓だと思いましたよ。だって、夫婦二人が入れば十分。子どももいないのだし。こんな所にお金をかけるより、これからの義姉さんの生活のほうが大切だし。でも、これは言わないで(言うと泣き出しそうで)黙って不機嫌にしておりました。
ということで、後はずっと不機嫌なまま運転して広島に帰ってきました・・。明日はいつも通りの診療です。お昼時間には銀行回りです。
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コメント
いつも、朝一に拝読させて頂いてます。
樹木葬、5年前に天に逝った連れ合いも樹木葬にしました。
投稿: n.yukiko | 2024年4月30日 (火) 10時26分