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広島工業大学高等学校1年生の感想文

2月8日に行った広島工業大学高等学校1年生から感想文が届きました。生徒の感想文と共に校長先生からのお手紙が入っていました。校長先生からのお手紙を読んでついほろりとしました。私は、広島市のPTA協議会の会長を訴えたりしたこともあるのでしょうが、教育界のえらい人たちからは「過激な性教育をする」として結構意地悪をされたりしていたものですから。うれしくて。転載させて頂きますね。

(日付、宛名、校長先生の役名、お名前を略します)

     2023(令和5)年度 1年生健康教育について(お礼)

謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 平素は、本校教育活動につきまして、格別のご協力ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、この度、ご講話いただきました1年生の健康教委育では、ご多忙の中ご来校くださいまして誠にありがとうございました。

 今まで学んできた性教育とは違い、正しい言葉で真正面から伝えてくださる先生のお姿に驚き、そして感銘をうけている生徒が多くいました。また、医療界で得た数々の体験を踏まえたお話しを聞いて「責任の重さ」について考える時間となり、生徒の記憶に残る機会となりました。

 私共では伝えきれないお話を河野先生からしてくださったこと、大変感謝しております。
 私共教職員も生徒の身近な「大人」として、正しい知識を伝えていくために学びを重ねていきたいと思いますので、今後とも、ご指導ご助言を賜りますようお願い申し上げます。

 末筆ながら、河野先生のますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げ、お礼といたします。
                                                                           
 尚、生徒の感想の一部を別紙でお送りさせていただきます。ご拝読いただければ幸いです。

                                       謹白

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生徒さんの感想も沢山送って頂きましたが、一部だけ転載しますね。


「最初、多くの患者さんの話をしてくれました。母親の最期に立ち会えなかった子とか、ずっと毎日花をもってくる男性とか。
ドラマのようで実際にあった話をきいて胸が痛むと同時に命の大切さと人と関わることの尊さを感じました。
今回を通じて、自分に対しても相手に対しても思いやりの心を持ち、ちゃんと自分の考えを伝える勇気を互いに持つことが大切だと改めて考えさせられました。もしもの事が起こらないよう人に流されず、将来を見据えて判断することを心がけようと思いました。」

「河野先生のお話しはすごくためになりました。最初の話から結構重たい話をおっしゃっていて、実際にそれが自分だと思うとすごく怖かったです。その後の性と生について、話して下さって、自分が心に残った話が大きく分けて4つあります。一つ目は、「家族内のプライバシー」です。確かに考えてみると、誰にも親しい人でも知られたくない事の一つや二つはあるなと気づきました。自分もこれから、家族でもそこを意識して変えようと思います。2つ目は出産予定の数え方です。これは本当に初めて知りました。こういう知識も将来何かに役に立つと思うので学びます。3つ目は、妊娠についてです。自分の同年代がもし妊娠したら少し非行と思ってしまっていました。苦しいのは妊婦さんなので、そういう目で見ることをしないようにします。4つ目は、女性は自分の体に、男性は彼女の体に責任を持つ、ということです。自分が結婚するのは想像できないですが、これを考える時来る可能性があるので、この考えを1番に奥さんと共有しようと考えました。(もし結婚したら)」


「私は、この講演を通して、私たちは「命」や「性」について、もっと責任を持つべきであると思いました。お母さんが怖い、しんどい思いをして産まれた私たちだからこそ、自分の命をもっと大切にしていかなければならないと感じました。だから、自分や他人を傷つけることは絶対にあってはならないと思いました。そして、「性」というのはすごく繊細なモノではあるけれど、正しい知識を身につけたり、自分や相手の性を尊重することで、自分らしく楽しく生きるための鍵になることに気づきました。今回の講演では人に聞きにくいことや堂々と話せないけど大切な「正しい知識」を得ることもできたので、大人になっても忘れないようにしようと思います。
そして、私はもう一つ、この講演で学んだことがあります。それは「幸せの形はたくさんある」ということです。私の祖父母はよく私に「結婚して、子どもを産み育てることはすごく幸せで素晴らしい」と語ります。でも、結婚すること、子どもを産み育てることが一番の幸せではない、と私は講演中に改めて思いました。結婚してもパートナーとトラブルになることは有り得るし、子どもが産めなくても幸せに生きる夫婦はたくさんいると思います。家庭を築かなくても、楽しく生きている人もいます。だから、結婚や子育てに捉われない生き方でも幸せになれるんだと感じました。それと同時に、子どもがいることで幸せを感じる家庭も沢山あると思いました。映画の最後で見たお母さんの優しい笑顔を講演後の今も鮮明に覚えています。命を産み出すことは、しんどい分、うれしさもあると思います。なので、子どもがいる家庭にも、大変な事だけでなく、幸せがあると感じました。
結婚してもしなくても、子どもがいても、子どもがいなくても、人間は幸せになれる。幸せの形は、生きている命の数だけあるのだと、講演を通して気づくことができました。
最後に、私が講演の中で一番印象に残ったことがあります。それは、河野先生がお話しされている中で、「いのち」いう言葉を強調されていたことです。命が誕生する現場の最前線にいる先生の言葉にはとても重みを感じました。生きてるということは、かけがえのなく尊いものであるということを胸にとどめて、あすからも頑張って生きていこうと思います。性と生について考える、非常に有意義な時間を過ごせました。本日は、お忙しい中、貴重なお話しをしてださって、ありがとうございました。」 

まだまだたくさんの生徒さんがいっぱい感想を書いて下さって、みんな本当に全部転載したいと思いました。一人ひとりの感想をキ―を叩いて再録しながら、うるうるとしましたよ。皆さん、本当にありがとうございました。私も幸せです。

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