広島工業大学高校一年生へ講演。
昨日の木曜日は、広島工業大学高等学校の1年生への講演でした。男子266人、女子165人。工業高校でも、大分女子が増えましたね。そもそもは、12月に講演の予定でしたが、インフルエンザのために学級閉鎖があって、延期となりました。依頼書では次のようなことが書かれていました。
「本校の生徒たちの性行動の低年齢化も気になる一方で、性について関心がない、もしくは違和感を持つ生徒たちの悩みを聞くこともあります。性的な悩みに直面した時、主体的に正しい情報を入手したり信頼できる人に相談したりしながら、自ら考え・判断し、適切に行動できる人を育てる必要性を感じています。また、6月に実施いただきました2年生対象の河野先生による講演が大変好評で、教職員からも、より早い時期である1年生に学んでほしいとの声が上がりました。」
通り一遍ではなく、このような熱い思いを頂いて喜んで来ました。自分で写真を撮れるのは、映画をしている時だけ。受精、妊娠、出産は映画に任せて。
生徒たちはよく聞いてくれました。司会をして下さったのは、保健体育の女性の先生、明日から妊娠9か月に入るという妊婦さん。皆さんから「赤ちゃん元気?」とか、「頑張ってね」とか幸せな事を言ってもらえると。こんなときにこの講演を聴けて良かったと言って下さいました。
そして、びっくりしたのは、講演後に話しに来られた女性。大阪から来たと。以前、クリニックに電話がかかってきました。性教育について学びたいと。私の講演を聞きたいたいと。それで、この高校やいくつか話をすることをお伝えしたのです。そしたら、学校に電話で頼んで、一緒に聞かせてもらったと。大阪から、よく来て下さいました。生徒に話すのを聞いてもらうのが一番かなと思いました。本当に来られたので、すごい。
まだ今年度の演は続きます。中には難しいのもあるので、配布資料など準備もしなけば、です。
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