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役場に出生届を出す。

寒波ですね。広島県北部や山陰ではひどい雪。広島市内でも昨夜は雪で夜自転車で家に帰る時には、橋の上は真っ白で凍っていてガチガチでした。私のコートも真っ白になりました。今日の通勤が心配です。それに、今日は診療後東京に向けて新幹線に乗ります。ちゃんと動いてれればいいけど。明日には千葉で中学1年生に講演です。東京の娘からは、ヒートテックやタイツを着て、滑らない靴で来るようにとの電話でした。はい、ありがとうよ。

さて、今二人の赤ちゃんの特別養子縁組の手続きを進めています。それについて。先ず、生まれた赤ちゃんの出生届などの役場での手続きが必要です。それについて、2年前の広島市でひどく情けない思いをしました。これまで何度も同じ手続きをしてきたのに、このとはあまりにひどくて、くやし涙でした。


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今回の手続きはどうだろうかと心配でした。が、何とか手続は一回で済みました。後は、できた戸籍を取りに行くだけですが、それがいつになるのか、です。

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それでも、いくつか問題はありました。二人の内の一人は東区役所での手続きでした。赤ちゃんは早産でまだ小さくて、退院は後になります。私が退院する彼女を病院にお迎えに行って、一緒に区役所に行きました。

 出生届には「嫡出子」「嫡出でない子」の欄があり、ちゃんと「嫡出でない子」にチェックを入れ、父親の欄は空欄で出してるのに、それを見た職員の方はわざわざ「結婚はしていないのですね。」と言われます。そもそも嫡出であるかそうでないかを届け出させるというのも、差別の一つであるとおもうのですが、そういう制度なので仕方がありません。それから、赤ちゃんは未熟児で、NICUに入院しています。赤ちゃんは、お母さんと同じ国民健康保険に入ります。その手続きの時、「産前産後は国民健康保険の料金が安くなる、または免除になる制度が始まった」と教えて下さって、その手続きもしました。それは私も知りませんで、ありがたいことでした。

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 そして、一昨日、未熟児医療の申請のために病院から証明が送られて来ました。入院中に早く手続きが必要なので、クリニックのスタッフの方に区役所に行ってもらいました。きっと一筋縄では行かない事はわかっていましたので、「何かあれば私に電話をするように」と言っておきました。入院中のみの未熟児医療です。そしたら、案の定、電話がかかってました。そして、区役所の方が「養子縁組をされるそうですが、誰とされるのですか」と言われます。「誰と養子縁組をするかどうかが、未熟児医療に必要なのですか?未熟児医療は入院中だけのことですよね?養子縁組の事は退院後になるので、それは今必要なことではないのではありませんか?」といいました。「ああ、まだ決まっていないということですね」「決まってはいますが、それが必要なのですか」といいました。それから、まだ「子ども医療の手続きが必要なので、そのためにお母さんかどなたか家族の方が来られませんか?」と言われます。「家族が行けるのだったら、そうしますよ。でも、これは家族に知られてはならないことなので、それができないので、こちらの病院で手続きしている事なのです。」といいました。で、まだ手続きの書類が必要ということなので、その場でスタッフに手続きをしてもらいました。

 昨日、問題の中区役所に私が出生届を出しに行きました。母親はまだ入院中で貧血で外出はできません。届人の所には、母親に直筆でサインをしてもらっています。で、提出時に「イレギュラーなのですが」お断りを言いました。問題は、やはり前回にもめた「住民票は養親の住所に同居人として入る」というところです。その住所の役場に電話一本で済むことですし、多くの役場、特別養子縁組の事を知っている所は、それですいすいとすむのですが。「住所はお母さんのところではないのですか」と聞きに来られました。「はい。ここに入ります。そこで生活をします」とお答えしました。「では、この筆頭者の方の生年月日をお知らせください」と言われたので、それはお知らせしました。この方たちの住民票は私は持っています。それもお伝えしたのですが。

 問題はそれだけでした。2年前と比べると、段違いに良くなっていました。後は、早く戸籍ができますように。

 そもそも、行政というのは、決まったことだけをするのは、得意です。でも、世の中はそんな幸せな人たちでけではありません。様々な事情がある人、イレギュラーな手続きをしなければならない人も時にはあるはず。それにどう丁寧に対応するか、それこそが「行政」の仕事だと思うのです。さんざん、本当にさんざんいやな思いをしてきました。そもそも、前の厚生労働省、今の子ども家庭庁ですが、この特別養子縁組について、私たちには、役にも立たない無駄な研修を義務として何度も受講させられるのですが、そんな時間とお金があったなら、全国の行政にこのような手続きについての通知なり、研修なりをしてほしいものです。まだまだ手続きは続きます。

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