もう少しキルト展とキッチンハリーナ
昨日の続き、もう少し、キルトの写真を。亡くなったお子さんをしのんで看護師さんたちが作ったキルト。
ある県の知事さんが「うちの県には、そんなふしだらな人はいない」と言いぬかして、それに抗議の意味もあってのキルト。カチガラスのキルト。真ん中のリボンには「羽ばたこう偏見のない明日はそこにある!!前向きに生きてゆこう!!」と書かれています。
キルト展の後、車で京都大学農学部の門のそばにある「キッチンハリーナ」に行きました。斎藤さんや寺元さんのお気に入りのお店だそう。行った途端、ママさんから「河野さん、うれしい」と言われてびっくり。だって、私、知らない方なのです。でも、向こうの方は私をご存じ。果て?と思っていたら、「河野さんがまいた種があちこちで育ってるよ。」と言われてまたまたびっくり。そのお店の座敷に座って、メニューを眺めてたら、なんと。「上関のお魚」ですと。ええっ?上関?というと「そう、祝島」だと。中国電力の原発の建設予定地、私も上関、祝い島に行きましたとも。瀬戸内海で私たちを試すかのように、イルカの大群がぴょんぴょん跳ねて。祝い島の漁師さんの船に乗せてもらって、釣りをして。おかみさんたちのお昼ご飯をごちそうになって、みんなで話し合いをしました。その上関のお魚が、京都のお店に!!すごいことでした。

上関のお刺身の盛り合わせ、鯵のフライ、サヨリのフライは初めてです。そして、チラシ寿司。




京都大学の学生さんたちが作った低農薬のミカン、お店で売っていましたので、購入。ゆずは、寺尾先生の生徒さんから頂いたのをおすそ分けしてもらいました。

それからもう一つ。お店は古い民家ですが、トイレがすっごくきれい。そう言うと、トイレを作るためにみんなに呼びかけてカンパを集めたのだと。それでこんなきれいなトイレができたのだと。いい話ねえ。
それから駐車場は京大農学部の中。6時になると、門は開け放しで出入り自由になるのだそうです。こんないい加減なところが、昭和の時代みたいで、ホッとする、なんとも素敵な優しいひと時でした。本当に皆さん、ありがとうございました。
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