整形外科を受診しました。
ここ数週間、左鼠径部が痛くて。そこからずっと後ろも前の大腿も痛かったり。歩くとガクッと来たり。どうにも変形性股関節症に違いないと思っていました。マッサージに行ったり、シップを貼ったりいろいろとしたけれど、さっぱり改善しないので、いよいよどこか医療機関に行って診てもらおうとしました。お昼時間に診てくれる所を条件にいろいろとさがしましたが、なかなかなくって。やっと午後の診療が2時からという所を見つけました。あらかじめ連絡をして、自転車で行きました。一時間あれば何とかなるかと。(それは甘かったのですが)
レントゲンを撮ってもらい、いろいろな診察を受けて、やっぱりそうでした。
子どもの頃から、なんか左がおかしいと思ってきました。左足でゴム飛びができなかったし、左足で立つのがなんかふらつくし、左ばかり坐骨神経痛みたいになるし。なんかおかしいと思いながら、これまでずーっとレントゲンを撮る機会がありませんでした。なんと、やっぱり臼蓋形成不全でした。よくもまあこれでこの年迄。ソフトボールやテニスをしたり。子どもを二人も産んだりしたものだわ、と感心しましたね。知らない者の強みでしょうか。
先生は、とても丁寧に説明して下さいました。これからは、できるだけ長持ちさせるために、リハビリと鎮痛剤で対処しましょうと。それとダイエットと。最終的にはどうなりますか?と尋ねたら、手術という方法があると。それで安心しました。その方法があるのなら。何も方法がなくって、歩けなくなるというのでないのだから。
そして、リハビリをして下さいと言われたので、いつからするのですか?と尋ねました。今からです、と。「あ、それは駄目です。私は時間がありません。三時から、また仕事です」と言ったら、「えっ、お仕事をされているのですか?」とびっくりされました。そうですよね、76歳でまだ仕事をしている人は少数なのでしょう。もうその時には三時を過ぎていました。クリニックには遅れると連絡を入れておきましたが。仕方がないので、「はい、私は産婦人科の医師をしています。」と言ったら、またまたびっくりされて。「ドクターなのですか?」と。「それは失礼しました。ダイエットをなどと言って」といわれたので、「いえいえ、それは本当の事ですから。」とこちらが恐縮しました。
その後、リハの予約に行き、それが合う時がなくって、また改めて連絡をすることにして、会計に行くと、まだ当分待つようで。仕方がなく、時間がありません。他の人に会計に来てもらいますから、とお断りをして。飛んで帰りました。
これから、お昼時間のリハビリをというのは、今日の様子を考えると、とても無理なので。どうしましょう。木曜日の講演が入っていないときにするしかないですが。それが当分ないのですよね。何かを見ながら、自分でするしかないでしょうかねえ。困った困った。これだから、一人開業医は病気もできないのですよねえ。よくこれまで続けてきたものです。どこか、出張リハビリとか、夜間のリハとか、日曜のリハとか、そんなのがないかなあと。またどなたかに相談してみます。
今日の午後の患者様には、ご迷惑をおかけして本当にすみませんでした。
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コメント
先生、お大事になさってください。
投稿: ⑦パパ | 2023年10月17日 (火) 09時19分
河野先生、超多忙ですものね。
自身のお体もたいせつになさってください。
投稿: まえっち | 2023年10月17日 (火) 09時28分