成和御流 花で偲ぶ 一麦窯長谷川康行遺作展・続き
昨日の続きです。いろいろな花器とお花。
会場の一部では、体験コーナーがあって、生け花を体験し、そのお花は持って帰られるというのがありました。いろいろな人が体験しています。甥の二女も康行さんの妻も体験しました。
この上にカーブしてシュッと伸びているの、何ですか?と先生に尋ねると、「おくら」と。びっくり。たしかにおくらですねえ。
面白い花器が。これは、ホタテの貝殻を使った模様だと。
まるで徳利を。三つもくっつけて。
それから、これは三重の器。二重に見えるけれど、一番内側に水が入っているのがあるので三重です。お弟子さんがどうやって作るのですか?と尋ねると、兄は自分で考えろと言ったそうです。
そういえば、もうずいぶん前、兄が陶芸で「ととろ」を作って、それをクリニックのカウンターに飾っていたら、スタッフのお母さんが、それをほしいと言われて、差し上げたことがありました。今も大切にしてくださっているそうです。いろいろと面白いものを作るのも、息抜きの一つだったのでしょうか。
ひとしきり、楽しませていただいて、失礼して、工房に行きました。まだ残っている作品が沢山あって。それらの多くを車三台で持って帰りました。遺作展第二弾ができそうです。今度は、日も短くして。
工房の隅の棚には、素焼きをしたままのが沢山。もったいないなあと思っていたら、お弟子さんたちが本焼きをしてくださるそうです。よかった!!
私も、もう少しで兄とも本格的にお別れです。そうそう、兄のお墓ができたそうです。桜の木がいっぱいの霊園。麦の絵が素敵。
本当に皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。心からお礼申し上げます。
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