記念病院地域連携の会で。
昨夜の診療後は「広島記念病院中区地域連携の会」でした。リーガロイヤルホテルの会場には120人ものドクターたちが集まり、盛会でした。はじめの院長のあいさつで、県立病院が病院の併合、再編をしようとしている事、それに対し、記念病院は、吉島病院との連携を考えているとも。いろいろと生き残りの対策も大変でしょう。しかし、現在病院で働いている若いドクターたちの紹介では、とても頑張っていることがよくわかりました。大腸がんの手術件数や、ロボット手術への取り組み等、意欲的でとてもよかったです。
いろいろな他の病院からの出席の方たちも多く、久しぶりに会う方たちとお話ししました。
中でも、土谷病院の、一昨日亡くなったラヴちゃんの主治医とお話しできました。私が、亡くなる10日前に会いに行ったことをとても喜んでいたと。主治医に話していたそうです。そして。
「もう、どうにもならないんでしょ?」
「私の人生、楽しかったよ。」
等と言い、そして私が行った後、お店の若い人からの報せを受けて、沢山の人がお見舞いに行ったと。でも、ラヴちゃんは、会わないと言ったのだそうです。ラヴちゃんが苦しんでいる姿は見せたくない、きれいなままの私を覚えていてほしいということだったのでしょうと主治医。そうでしょうね。でも、私が行った時、すっぴんでも大きなお目目で、とてもきれいでしたよ。30年以上の透析で、両腕の血管はボコボコでしたが。
そしてまだ元気で、透析の間も普通で、でも、「そろそろ私、逝くよ。」と言って、その晩に亡くなったのだと。
お葬式は、家族だけでやりますからとお姉さまがおっしゃっていたと。お葬式の事などを教えてほしいと若い人に言っていたのですが、その後の報せがないので、きっとそうだろうと思っていました。一緒にお店をしていた若い人やラヴちゃんのファンや仲良しさん等、お見送りしたい人はいっぱいいたでしょうが・・。
記念病院のための会でしたが、こんな話ができて、今日行ったこと、良かったと思いました。
余興もありました。手品です。
おかげ様で、御馳走を頂き、お花も頂いて楽しく過ごしました。記念病院の皆様、ありがとうございました。
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