「原発をとめた裁判長そして原発をとめる農家たち」
昨夜、東京から帰ってきました。行った目的は、これ。どうしても見たかった映画が、広島では見ることができず、あちこち探していました。広島での上映の初めに、樋口裁判長が広島にも来られて、私もその歓迎会に出ていましたが、診療があってずっとその期間の映画は観れなかったのです。鳥取だの東京だの九州だの探しまわって、上映する所は結構あっても、結局見る時間が取れたのが、今回だったということです。子どもたちにもしばらく会えてなかったし。
着いた晩に娘も一緒に息子宅に来て、息子一家が二人に御馳走をしてくれました。一週間前の私の誕生日と、一週間遅れでの娘の誕生日のお祝いと。息子の作ったパエリアは本格的でした。
ハッピバースデーの歌と共に、プレゼントをもらいました。私にはこれ。手前のはハイビスカスやカモミールなどのフラワーティーです。
翌日曜日、横浜の市民会館まで映画を観に行きました。「原発をとめた裁判長そして原発をとめる農家たち」。樋口さんの事は「8.6ヒロシマ平和の夕べ」でもお話し頂きましたし、先日の伊方原発訴訟でお話頂いた事等、よくわかっていますが、農家の方たちの事が知りたくて。福島、二本松の農家の方たち。原発事故で農家を追われた若者たちが、再び戻って、ソーラー発電をしながら、農業を再開するという、この方たちの事が見たくて。
映画はとてもよかったです。会場は超満員。神奈川の人たちの思いも感じられて、広島からひっそりと行った甲斐がありました。農業にかける若い人たちの情熱、その土地を原発で奪われた人たちの怒りや悲しみを乗り越えた明るさ等、胸を打つものでありました。小原監督のお話し、時間がなくって短時間でしたが、また、監督の情熱が伝わってきました。広島での、私も参加している伊方原発の裁判の様子も写りました。続編をぜひ。
トークの時間があれば、私もきっと発言して意見交換ができたでしょうが。
この後、子どもたちがみんな横浜迄来てくれて、横浜中華街で豪華な中華料理をたらふく頂きました。また、ご報告しますね。
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