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更年期のテレビ出演について

広島に帰っています。なんかここのところ、山口の横断をずいぶん何度もしているような。5月にもまた何回か走る予定ですが・・。

昨日の広島テレビ、私は見ていないので、何とも言えないのですが・・。友だちがテレビを写真に撮ってラインして下さいました。これについて少し。これらは、撮影している時の私のスマホで撮った写真です。広テレの外が見える素敵なロビーでの収録でした。

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これは、友人がテレビを撮ってくれた写真です。

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実は、ディレクターは私に「白衣で出演して下さい。」と言われたのです。私は、白衣は診察室での作業着だから、外では着たくありません。といったのですが、それでも、その方が医師だと分かりやすいのでと。どうしても白衣でということでした。私のクリニックでは、白衣ではなくピンク着なのですね。仕方がないので、白衣を一着買いました。でも、不格好だし、診察室以外で着たくないのは変わりません。で、ジャケット式の白衣も一着買いました。白のパンツで合わせても、でも、体になじみません。ああ、いやだと思って。

 で、当日、この普段着のジャケットと、白のパンツと、白衣も持って行きました。で、もう一度、今度はそのディレクターと、スポンサーのえらい人とあいさつをしている時に、また「私は白衣で話したくありません。白のジャケットを持って来ていますので、それで出演させて下さい」と言いました。そしたら、そのスポンサーの方が、それで結構ですと言って下さいましたので。やった!!でした。というわけで、これで出演しました。日頃から着ている服ですので、違和感なく話すことができました。

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 私が更年期の本を出したのは、もう2006年。自分が更年期を脱した頃です。私もいろいろとしんどい思いをしました。蟻走感、ありが千匹背中をざわざわと歩いているような感じがあったり、突然患者さんがぐるっと回り始めたり、歩いて帰る途中、もう体がだるくてだるくて平和公園に座り込みたくなったり・・。それに何よりリウマチのひどいのになって、歩くのも、字を書くのも、ドアノブを回転させることも、挙句には、箸も持てなくなったり・・。それに続いて今度は肺のサルコイドーシスというい難病になったり・・。膝に水が溜まって正座ができなくなったり。結果、ステロイドで顔がパンパンになったりしましたが、それらもきれいになくなって、今は健康そのもの。もちろん、リウマチやサルコイドーシス等は、専門のドクターに治療していただきましたが、それに加えて、私は自分自身に9年間ホルモン療法を施しました。

もちろん、自分の経験がすべてではありません。更年期の治療は格段に進歩しています。どうぞ、一人で苦しまないように、医療の力も借りようかという気になっていただたけたらと思います。あらゆる動物は、そして人間も昔は、生殖の力が亡くなったら、死でした。今は、その後の人生が長くあります。どうぞ皆様、生き生きと有意義に暮らせますように。

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