尾道で。
昨夜から今日のお昼まで、尾道で過ごしました。昨夜の尾道での、浜中和子先生との素敵な食事については、浜中先生のフェイスブックで報告頂いていますが、私のブログの読者の方には、フェイスブックをされない方もおありですので。少しご報告を。浜中先生は、大学の後輩ですが、がん患者大集合やリレーフォーライフなど、献身的に主催されりていて、尊敬する先生です。レストランは、尾道港に面した「こめどこ食堂」。新鮮な自然の食材で、思いっきりおいしいごちそうでした。浜中先生との久しぶりのお話しも楽しくて。先生の開業前後のご苦労話も、いろいろとお伺いして。私だけでなく、みんな頑張っていて・・。私もいつまでも落ち込んではいられないなあと思いましたよ。
写真に写っているのは、太刀魚やひらめやイカのカルパッチョとタラの芽、菜の花等の天ぷらです。春の味!!
これは、自家製のローストビーフ、ソースが半分はバルサミコの甘いので、半分は、こうしてチョコレートの塊をすりおろしてかけて下さいました。食べ比べて見てと。うーん、どっちも美味。
浜中先生からは、特に、これからは「会いたい人に会う」「行きたいところに行く」「うれしいことをする」「笑顔になる。辛いときこそ笑顔に」「おいしいものをたべる」このアイウエオを教えてもらいました。それに、私はもうこの年なので、誰にも遠慮しないで「言いたいことを言う」を付け加えたいと思います。
ホテルは海沿い。朝です。目の下が、船の停車場。
ホテルのフロントには、素敵なお花が。
今日、私が尾道に行ったのは。野暮用なのですが、これです。
映画を観に来ました。広島で見逃して、探していたのです。東京で上映されるのを知って、東京まで行こうかと思っていたのですが、ここでするのを知って、うれしかったですね。どうしても見たかったので。シネマ尾道は三回目です。一回目は「かれらが本気で編むときは」トランスジェンダーのガップルの話。悲しかったです。二回目は、養子縁組希望の方の家庭訪問と研修をしに来て、その後、ここで小津安二郎監督の「東京ものがたり」を。そして、今回は、これです。
新幹線に乗って、ホテルに泊まって、映画を観るのかとも思ったのですが、行かないといつまでも後悔すると思ったので。行ってよかったです。日本の食、農家の人々が、ものすごく苦労して、工夫して、かつ生き生きと生きている姿を観させていただきました。それに比べて、政治は、減反だの、種苗法改定で農家の自家採種・自家増殖を禁じる等と、食料自給率38%なのに、次々と農家の締め付けを行っています。そんな中でも農家同士の繋がりで、自らの工夫を他の方たちにもひろげながら、日本の食料を担っています。うーん、どんな分野でも、懸命に生きている人達のルポは、いつも素晴らしいと思ってしまいます。
せっかくの尾道ですが、観光もしないで、すぐに帰りました。午後から、テレビ局の方と打ち合わせです。今度、特別番組でしゃべります。また、お知らせしますね。
そして、今日は午後5時から、お楽しみ、観音高校演劇部のOB会です。三年ぶり、楽しみです。いまから出発します。
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