広島市の平和教育について⑦
改定される前の「へいわノート」が一体どういうものだったのか、「はだしのゲン」がどう扱われていたのか、多くの方がそれを知らないままに論議されていたのではないでしょうか。この度、改定前のノートをよく読んで見て、ほんとうに驚きました。これは、変えられなければならないものではない、すごい「へいわノート」ではないの、と。ゲンが浪曲をしてお金を稼ぐとか、こいを盗んだとか、それが、わかりにくいですって?それらについては、ちゃんと「平和ノート」の中で説明してあります。教師が説明しなくとも。この内容で「教えにくい」という教師がいたのなら、それは、まったく無能な教師に他なりません。
この3年生の部分は、戦争があったころの広島となっています。その内容は、
学習1、気づく 子どもたちのくらし~今と昔~・いまと昔の食べ物 学習2、考える 家族のきずな ・「はだしのゲン」からの手紙(1) 学習3、伝える 引きさかれる家族「はだしのゲン」からの手紙(2)
の構成で、(2)と(3)に「はだしのゲン」が使われています。
その6ページをそのまま載せますね。私がごちゃごちゃ解説するよりも、この方がうんとわかっていただけるし、有益だと思いますので。、
読みにくかったら、クリックしてもらったら、大きくなります。これと比べると、改訂版の貧しい事、この上ありません。
この内容の教育を全国の学校で実施していただいたら、世の中、ずいぶん変わるでしょうにと本気で思います。このシリーズ、今回で終わろうとしていたのですが、まだ言い足りません。もう少し、続けたいと思います。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
最近のコメント