性暴力トピックス・昨日の続きです。

　昨日の、ロータリークラブでの講演の続きです。使ったスライドの一部を提示します。昨日のデータは、広島県が公表したものです。(それ以外については、表に出すことは禁じられています。)個々の事例については、中国新聞やRCC等のウェブ版で公にされているものです。

　昨日の最後のスライドで、さまざまな裁判所で次々と無罪の判決が出、女性たちが怒って全国でフラワーデモが行われたことを提示しました。その個々の判決についてです。



 

この5歳差というのにも、引っ掛かります。先日、大人の方に連れられて来た中学1年生、13才の少女は、高校生から被害を受けていました。このような場合は、加害者は罪に問われないことになってしまいます。

まだこの他にも、画像の撮影とか、子どもについてはグルーミング、時間をかけててなづけて性的対象とすることも罪に問われることになります。

ロータリーは、さまざまな企業の経営者の方が多いので、もしも社内でセクハラ等の事件があった時のことを最後にお話ししました。大企業等では、セクハラの相談室を設けたりしていますが、そうでない場合でも、これからの時代は対応を間違えないことが企業にとっては大切となります。



ともあれ、今回の改正で、性暴力の刑法は、一部不満な事はありますが、やっと世界の標準に近づいて来たと言えるでしょう。

ロータリーの皆様には、このような機会を与えて下さってありがとうございました。感謝申し上げます。

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