喉が痛い!!
日曜日、研修が済んで帰宅したころから、だんだんと喉が痛くなってきました。私がパソコンの作業をする部屋はとても寒かったのです。窓から冷気がしんしんと入ってきます。足は小さなこたつを入れて、小さな毛布を掛けているので、暖かなのですが、背中が寒くて。うん?おかしいなあ。風邪かな?それとも・・。夜になるにつれて、だんだん痛みがひどくなって、その内猛烈になってきました。つばを飲むのもとても痛い、それだけでなく、首を動かしても痛くて。今までに経験したことのない痛みです。左側のあごの下に大きなリンパの腫れがあります。
もしもコロナだったら、もう2・3日後に熱が出るかな?そうなったらどうしよう。診療には出るわけにいかないので。これについては、スタッフの一人がコロナの感染から復帰した時に話をしていました。もしも私がコロナに感染したら、代診の先生には来られる範囲で来ていただく。来られない時には、今はリモートの診察もできるので、診察室と我が家をパソコンや電話で繋いで、薬の処方や注射の指示をする。
それがいよいよ現実になりそう。弱ったなあ。
それでも、コロナとは限らないので、とりあえず抗生物質と葛根湯を飲みました。葛根湯は、今は市場になくなっています。葛根湯がコロナに感染した人の肺炎を防ぐ作用があるということで、需要がすごくて、なくなってしまったのだそうです。それだけでなく、のどを潤す麦門冬湯もアレルギー性鼻炎等に重宝している少青竜湯も・・。探すと、我が家には、葛根湯が二つだけありました。麦門冬湯は沢山ありました。喉のえへん虫にいいものですから。その貴重な二つの葛根湯を抗生物質と一緒に月曜の朝にも飲みました。あんまり痛くて、よく眠れないほどでした。朝も痛くてコーヒーを飲むのもつらかつたのですが。診療しながらも、患者さんとしゃべるのもつらくて。昼には、抗生物質と麦門冬湯を飲みました。そしたら、夕方くらいから、だんだんと痛みが軽くなってきました。
月曜日の夜は韓国語の日なのですが、念のために、それに宿題もしてないしで、「のどが痛いので、コロナだったらいけませんので、お休みします」とラインをしました。そしたら、先生から「それではリモートにしましょう」と返事が来て、うへー、慌てて宿題をしました。
不思議なことに、あれほどの強い痛みが韓国語の後、帰宅して晩御飯を食べる時には、ほとんど痛くなく食べることができました。
素晴らしい!!ゆーぽっぽに行って、帰るころには、まったく何もなくなっていました。今日の昼までは念のために抗生物質を飲みましたが、もうこれでおしまいです。よかった。熱が出たら、抗原検査をしましょうと思っていたのですが、その必要もなさそうです。喉の下のぐりぐりも消失しました。抗生物質が劇的に効いたので、細菌性の咽頭炎だったようです。
よかった!!
やっぱり私は強いものです。一人開業医というのは、まったく、病気もできません。腕を骨折した時などは、手術を受ける日の午前中も働いたし。肩の骨折は結局手術もしないで三角巾とギブスで、ずっと働いたし。肺のサルコイドーシスの時は、昼時間に検査等をしてもらったし。リウマチでよちよちしか歩けない時も、せっせとお昼に通院して、完治したし。車にはねられてけがをした時には、そのまま自分のクリニックに行って診療をして、お昼時間に整形外科に診察を受けに行きました。それら、自分が我慢すればいいのだったら何とかなりますが、でも、コロナは患者さんにうつしてはいけないので、そうもいきません。
感染が現実になったかと、本当にヒヤリとしました。
今日は、全国寒くて、午後から雪が舞っています。患者さんも少ないけれど、誰も来られないわけではないので、ずっと診療はしています。明日も。そろそろ帰らないと路面が凍結しそうです。自転車ですので橋を渡る時には気をつけないとね。
久しぶりにクリニックの青野さんのお花です。これは先週。
今は、これです。先週のユリは、今は患者さん用のトイレに飾られていて、いい香りを放っています。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
コメント