東京にて。研修と食事。
11日の日曜日は、東京で子宮頸がんの予防ワクチンの研修を受けました。参加者は、産婦人科医、小児科医、内科医、計150人。全世界でうたれていて、多くの国々が次々と子宮頸がんの克服宣言をしている今、日本は大きく立ち遅れています。これから、この遅れをどうすればいいのか、いろろいな検討がなされました。写真ははじめに一枚だけ撮りました。
私としては、これまで通り、コツコツと地道に情宣していくのみ。若い人たちの命と子宮が無くなるのを少しでも減らすために。厚労省が積極的勧奨をやめてから、丸9年。その間もずっとずっと私の患者さんたちには言い続けてきて、ぼつぼつうっていましたが、やはり積極的勧奨が再開されてからは、うんと増えました。
それにしても、今回の研究会でも、日本が大きく立ち遅れたその原因について、何ら言及されなかったのが、がっかり。少なくとも、他科のドクターたちには「低用量ピルにも、緊急避妊薬にも、この子宮頸がん予防ワクチンにも、そして、性教育にも反対する団体がいて、それらの働きが非常に大きかった」と言うことは、知られていないでしょう。それらのために政治が動いたと、それをちゃんと出せば、若い人たちやその保護者の方たちにも分かって頂けることなのですが。その発言をしようかと思ったところで、なんと討論が終わってしまって、残念でした。
土曜日の夜東京に着いて、一人でえきべんでも食べようかと思ったのですが、侘しすぎて。そして羅、ホテルのレストランのラストオーダーに間に合って。これを頂きました。
丸ごとカマンベールと焼き野菜のチーズフォンデュー。カマンベールの中はとろとろで。野菜やパンにつけて頂きました。まだホテルでパソコンの仕事があったので、お酒は飲まず、オレンジスカッシュにしたら、これまた大変に美味でした。おしゃれな晩御飯だけど、値段もサイコーで、目玉が飛び出ました。
研修会の後、娘も、息子の子、孫もコロナに感染してしまったので、会うことはできず。友人と連絡を取って、晩御飯を一緒にすることにして。それまでの空いた時間、赤坂で台湾マッサージを受けました。何年ぶりかで、お店がまだあるかな?と行ってみたらちゃんと昔のままにあって、うれしかったです。
足つぼ30分ボディ60分、びっちり。まあ、それはそれは上手で感激でした。熱い蒸しタオルで足をくるんでパンパンたたいたり、天井にあるパイプにつかまって私の体の上に乗ったりして、頭のてっぺんから足の先迄、それは丁寧にもみほぐしてもらいました。最高に気持ちのいいひと時でした。
久々に会う友人とも、話が弾んで、楽しくおいしく過ごすことができました。
帰りの新幹線の中でスライドを仕上げて、沖縄のCAPに送ることもできました。子どもや孫には会えなかったけれど、充実した東京行きでした・・。
『河野美代子からだの相談室』
ここをクリックすると私の体の相談室と著書の販売があります。
ぜひ覗いてみて下さい。
| 固定リンク
コメント