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広島県日韓親善協会「会員・忘年の夕べ」でした。

昨夜は、「広島県日韓親善協会の忘年・会員の夕べ」でした。いつもならホテルの料理に加えて、李菊枝先生を初めとしてボランティアの皆様による韓国料理も並び、多くの若い留学生も参加して、にぎやかな会なのですが、コロナ禍ではそれもなく、静かな会でした。でも、さまざまな方たちにお会いできて、うれしかったです。

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私の席は端っこでしたので、斜めからの写真ですみません。いろいろな方のご挨拶がありましたが、ここでは駐広島大韓民国総領事館林始興総領事のご挨拶を再現しますね。

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総領事ははじめ、日本語でご挨拶されました。長い時間。そして途中で韓国語に代わりました。短い間に、ずいぶん日本語がお上手になっていらっしゃいました。韓国語の翻訳がスクリーンに映されましたので、ここに再現できます。そもそも、私は林総領事の大ファンなのです。それは、昨年のこの挨拶を聞いた時からです。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-fcf187.html

それでは、昨夜のご挨拶です。

「昨年の「会員の夕べ」で、畑谷会長が韓国語で挨拶を述べられまして、「次は私が日本語で挨拶します」と約束しました。下手ですが、昨年の約束を守るために、日本語で少し挨拶を申し上げました。(中略)また、韓日間の行き来への制限がなくなって3年ぶりにご出席されました二つの韓日親善協会のご来賓(慶尚南道と釜山の韓日親善協会の方がいらっしていました)には格別のうれしさをもって挨拶を申し上げます。

 先ほど少し触れましたが、忘年会を兼ねるこの場で今年一年を振り返ってみますと、5月に韓国で新しい政府が成立してから、韓日関係は改善の道を歩み始めました。

 時を同じくしてコロナによる行き来の制限も解かれ、もはやコロナ以前の韓日関係、ひいては両国が仲良くしていたころの韓日関係を再び描いてみるのもむなしいことではなくなりました。

 来年5月にはフラワーフェスティバルも完全な形で再開するそうです。総領事館も4年ぶりに朝鮮通信使行列を再現するための準備に入る所存であり、大邱広域市からの訪問団も広島を訪れると期待しています。

 それ以前に、5月にはG7広島サミットも開かれます。この場の湯崎知事、前副市長をはじめ来賓の方々もその準備で勤しんでいらっしゃると思います。成功裏に開催され、平和のヒロシマを世界中に知らしめるきっかけになりますこと、私もまた望んでおります。

 ただ、一方で、私たちを取り巻く国際情勢は日々厳しくなりつつあります。平和と民主主義が定着して世界はもっといい方向へと進むだろう、という信念はウクライナ戦争で揺らいでおり、現に、北東アジアでは北朝鮮核ミサイル問題と米中対立が連日取り上げられています。

 このような状況で、韓国と日本は互いを頼らなければならない間柄であると、私は信じています。国レベルではすでに政治外交的に軍事的に、また経済的に様々なネットワークが形成され活躍していますが、このすべてのネットワークを恒久的に支えるのはやはり市民社会同士の強固なネットワークであろうと思います。

 私はこのような思いをもって来年を迎えます。コロナをはじめとするここ何年間の、韓日関係への足かせが解かれつつあるいま、コロナ以前の活動を復元し、さらに発展させるために努力してまいります。特に、韓国との直行便が急務であることを忘れず、総領事館にできるものは何でもやっていくつもりでおります。

 今年が終わるまではまだ一か月ほど残っており、総領事館も12月16日の広島フォーラム等の行事を残しております。総領事館をはじめ、本日ご出席の皆様、すべての機関・団体が無事今年の仕事を仕上げることを祈ります。改めて、広島県日韓親善協会「会員の夕べ」のご開催をお祝い申し上げ、ご出席の皆様のご健勝・ご多幸をお祈りします。」

恒例の福引大抽選会は、何にも当たりませんでしたが、韓国のりのお土産をいただいて帰りました。


関係者の皆様、今年も楽しい会をありがとうございました。無事会が開かれ、うれしかったです。感謝申し上げます。


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