「いただきますの山」
一気に寒くなりました。平和公園の紅葉です。
明日の木曜日は、久々に広島市内の中学3年生に話します。今日の夜は移動しなくて済みます。なので、銭湯に行きます。
明日の夜は、日韓親善協会の「忘年・会員の夕べ」です。無事開かれます。以前はあったボランティアの方たちの韓国料理、これが楽しみの一つだったのですが、それは今回もなしだそうで、残念。でも、いろいろと制限がある中ですが、ちゃんと開かれることがうれしいです。一昨年まではいつも姉と一緒に参加していましたが、今年は一人です。これも残念なことです。でも、楽しみ。懐かしい方々にお会いできるかな?
最近読んだ本のご紹介を。若い女性の猟師の本です。私は、寝る前に布団の中で本を読みますが、この本は面白くて、「早く家に帰って本を読みたい」と本当に久しぶりにワクワクするような思いでした。
元は幼稚園の先生であった筆者が、銃を持ってイノシシを追いかける!!それも、もともと昆虫をたべるのが好きと。セミを食べたり、幼虫を食べたり。カミキリムシの幼虫が、とびっきりおいしいという話には、うへーっと引きますが・・。かえるやサルまで食べた話。そうそう、かえるの卵を食べたときには、当たってしまって嘔吐下痢で大変だったという話には、読みながら大笑いしました。
その彼女が、芸北の人々に助けられながら一人暮らしをします。獣を取り食べ、山菜も集め、小麦を育ててパンを焼く。この本には、人として生きることの大切なことが溢れるほど書かれてありました。ああ、本来人はこう生きるものなのかもと。私の不健康な生活が、なんかちょっとみじめになったり。
以前、京都大学生が猟師になった映画を見て、本も買って読んで、これも無茶苦茶面白くて、感心したことがあります。「ぼくは猟師になった」ですね。それと共に面白い本でした。
彼女は芸北の厳しい冬の一人暮らしの中で、うつになってしまって挫折をしますが、これもまた人生。きっとまた、彼女は彼女なりの生き方をしっかり見つけて歩んで行くでしょう。その挫折をもちゃんと書かれていて、それがまた好感を持ちました。
お勧めの一冊です。
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コメント
はじめまして。
「いただきますの山」著者の束元理恵と申します。
この度は本をお手にとっていただき、ありがとうございました。とても嬉しく、ブログを拝読いたしました。
私の母が子育て支援の仕事をしていて、職場の同僚から河野先生がブログに本のことをお書きになっていることを聞いたそうで、私へ連絡をしてくれました。
ありがとうございます、ご感想をいただき、どうしてもお礼のメッセージをお送りしたく、連絡させていただきました。
突然失礼いたしました。
束元理恵
投稿: 束元理恵 | 2022年12月16日 (金) 08時01分