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統一教会と性教育について①

私は、1990年から、広島エイズダイアルというボランティア組織の一員として活動していました。輸入血液製剤でHIVに感染させられた人のみならず、性感染症として感染した人達へのボランティアや、電話相談、研修会と、いろいろな活動をしたものです。


だからでしょうか。ある日ある学校から問い合わせが来ました。「広島県青少年エイズ予防教育研究会」の人から学校でエイズ予防の講演をさせて欲しいという依頼がきたが、これはどんな団体だろうかと。ずっとエイズのボランティアをしていた私は、その団体名は聞いたことがありませんでした。その連絡先を調べると、そこは「世界平和女性連合」と同じ住所でした。「世界平和女性連合」については、私が広島市PTA協議会の会長を相手にして名誉棄損の裁判をした時に、関わりがありました。そこは、また、アフリカの支援のためにアフリカ関連のグッズを売っているお店と同じ建物でした。

 ですので、私はその団体は「統一教会」ですよ、とお返事をしました。(今世界平和女性連合は統一教会と関連団体ではあるが別組織であると彼らは言っていますが)

 そんなことがあって。

 2011年11月、私は日本家族計画協会の会長賞を受賞することになりました。その授与式を福井ですると。その日は木曜日の休診日。何と、丁度その日に福井のある市で中学生に性教育の講演をすることになっていました。まあ、ちょうどいいわ。午前中に授賞式で午後は講演で、とそう計画立てていました。ところが、直前になってその講演がキャンセルになってしまったのです。理由は分かりません。その時のことはここに書いています。この時まさか11年も経ってこんな事に繋がっていくとは思ってもいなくて、だから軽い調子で書いています。

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-68b0.html

この前日には、遅くに福井に着いて、すでに先に着いていた方たちが沢山の越前カニを食べたと、私は遅かったので食べられなかったという事を恨めしく書いていました。

 この時は、中学校での講演がどうしてcancelになったか分からなかったのです。しばらくしてその学校のホームページで、エイズに関しての講演会があったということを知りました。その講師は、立中由加里さんであったと。そうなのか、講演会が中止になったのでなく、講師が替わっただけなのかと。しかしその人はどんな人なのだろうと、ネットで検索してみたら、その人は「石川県青少年エイズ予防教育研究会」と名乗っていました。アアッと気づきました。広島の統一教会、世界平和女性連合の方が使っていたのと同じ名前の研究会でした。そっか、私に変わって、統一教会の人の講演会をしたのか、と。

私が検索したものです。

Img_9897

自己抑制教育プログラム、この検索と一緒にアフリカのボランティアとエイズの状況などが書かれていました。当時の山谷えり子氏などが言っていた「自己抑制」。要するに「セックスはしないように」「セックスをするとこうなるぞ」という脅しですね。中学生たちは、そんな講演を聴かされたのですかと、少々気分が悪かったけれど、まあ、福井は山谷えり子氏や稲田朋美氏の出身地だし、どこかから圧力があったのも仕方がないことかと思ったのです。

これにはまだ続きがあります。しばらく続けますね。


 


 


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