性教協会報から「統一協会(世界平和統一家庭連合)と性教育」
統一教会との接点があった自民党国会議員の一覧を見て、???でした。どうしてあの山谷えり子氏の名前がないの?うん?杉田水脈もない高市早苗もない。何だこれは???こんなことで、自浄作用になるとでも???
全く不愉快です。
でも、心が明るくなることも。この夏、性教協の全国夏期セミナーを広島で開催しました。それに参加したある県の方たちの会報が送られてきました。B5にギッシリ12ページの読み応えがあるレポートです。
参加した方たちが手分けして、すべての講演や分科会のルポと感想が記されています。最後のページはこうです。
統一協会(世界平和統一家庭連合)と性教育とのタイトルのその文章がなんともよくまとめられていて素晴らしいので、ここに転載させていただきます。以下転載です。
政治家と統一教会の関係が問題になっています。政治家はその関係について、挨拶しただけ、わずかな会費を出しただけ、知らずに会合に出席しただけ等と言っていますが、統一協会側は会見で同じような考えの議員と繋がっていると言っています。いやいやそれだけの関係ではありません。生きる中心に神・教義を置き、自ら考え行動することを認めない協会、家父長制に固執する政治家は、共に性の人権を認めません。自分の心と体の主人公になろう、自己決定の力をつけようと取り組む性教育、「科学・人権・自立・共生」を柱にする性教協を何十年も前から攻撃してきました。
1997年山中で開催された第16回全国夏期セミナーの時は、実行委員長の自宅や職場に再三嫌がらせの電話があり、県教委にも匿名で手紙が送られました。県教委はそんな団体に後援をするのか?と。セミナー当日県教委から視察の方が来られましたが、模擬授業などを参観され「いい会だった」と言って帰られました。統一協会の霊感商法や高額の献金、集団結婚式など、資金源や会員の囲い込みなどが大きな社会問題になっていた頃です。
その後、2000年代になり、その攻撃は、一部マスコミも一体となり「過激な性教育」「家庭を崩壊させる危険思想」「日本の伝統を壊す」など、より激しさを増しました。現場では性教育攻撃による実践の衰退、「ジェンダー」という言葉の追放、ジェンダー研究者攻撃、著書が図書館から撤去されるなどといったことがあり、裁判や人権救済の申し立てなどでその正当性を訴えました。いわれのない誹謗中傷を幾度となく受けてきた性教育、性教協ですが、世界標準を目指す地道な取り組みは、大勢の人から支持され、今では国民の声でジェンダー平等が語られるようになっています。統一協会や関連団体の名称は「勝共連合」「世界平和女性連合」「アジア平和女性連合」「東西南北統一国民連合」「世界日報」「天宙平和連合」などがあります。(過去のものもあります)。惑わされず、仲間とともに学び実践していく性教協でありたいと思います。
ありがとうございました。共に頑張りましょうね。
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