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統一教会と性教育について④

統一教会の記者会見、ミヤネ屋で見ました。その時に感じたのですが、宗教団体ってお金を集めるものなのですか?これまで、仏教やキリスト教や神道などいろいろに宗教の場に参加したことがありますが、いわゆるお布施や献金や奉などすべて自分の意思で、その時のお気持ちでお出しする物であって、出す金額によっていろいろな特典があったり(例えばこの本はいくらの献金でいただけるとか)、教会によって目標金額があるとか、それって宗教活動ではないのではありませんか?記者会見では「韓国への送金は減額してもらう」と言っていましたが、送金額が決められていてそれを各信者さんたちに背負ってもらうってやっぱり宗教活動ではなく、何というか、お金を集める企業に近いものなのでは?と思います。でも、私はこれまでというか、今回の山上氏の事件があって初めてこんな過酷な献金の状況があったんだと知らされたのです。

それまでの私の中のイメージでは、統一教会って、信者さんがいろいろなものの販売をしたり(例えば昔はお花だったり、珍味だったり、そのうち高価な壺や印鑑などになるのですが)、街頭募金だったり、大学新聞(正当なサークルとしての大学新聞ではなく、別に作っての)への寄付や名刺広告などでお金を集めたりして、教会から韓国へお金が渡ると思っていました。信者さん自身があんなに苦労して、寄付させられてきたなんて、それまで本当に知りませんでした。


 さて、昨日のジェンダーフリーについての続きです。2002年から2003年にかけての動きです。

4.「ジェンダーフリー」に対する攻撃と、」「使っても良い」という国会答弁

☆参議院内閣委員会で亀井郁夫議員(自民党)がジェンダーフリーという言葉を取り上げ、質問しました。内閣府男女共同参画局の板東真理子局長は、ジェンダーフリーという用語は、アメリカでも、北京宣言でも日本の法令でも使っていないこと、また「現在、一部に男性と女性の区別をなくするんだ・・という意味でジェンダーフリーという言葉を使っている方がいらっしゃるが、‥大変一部に誤解を持たれているんだなと思いますが、男女共同参画社会は・・このような社会を目指しているのではなくて、・・性別に関わりなくその個性と能力を十分に発揮できる社会を目指している」と回答しました。(2002年11月)


☆その後、衆議院予算委員会で、水島広子議員(民主党)の質問に対し福田官房長官は「ジェンダーフリーという言葉は‥例えば地方公共団体とか関係機関に置いて用語を適切に定義して、それが誤解なく理解されるようにする、これが大事だと思います。」と回答しました。(2002年2月)

☆これを受けて男女共同参画局のホームページに板東真理子局長名で、次の文が載せられました。「「ジェンダーフリー」という言葉は内閣府の文書では使っていないが、抑圧や差別ををなくするという意味で、地方公共団体の方で定義を明らかにしてこの言葉お使いになることは、何ら問題ない(改めていうまでもないが、地方公共団体の意思を尊重することが地方分権の理念である)のは今更いうまでもない。」(2003年3月)


昨日写真をを載せたの私のメモは丁度この頃に書いた物と思います。


バーバラ ヒューストンさんの論文などついての堀内かおるさんの論文「今改めて問う「ジェンダー・フリー」の意味」はここにもあります。

https://www.jawe2011.jp/publish/welearn2004/data/0406_620_report.pdf


この頃各地方議会で「ジェンダーフリー教育に反対する」採択がなされていました。

2003年8月5日付の鹿児島の南日本新聞です。

Img_9962

この新聞の続き、この頃の七生養護学校へ押し入った議員たちが持ち帰った人形などの写真が載った産経新聞、それに対しての反論を載せた他社の新聞など、明日も続きますね。

 

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