杉田水脈氏が政務官ですって!?
昨日のメディアの方々に対しての二回目の講演で、後ですぐに幹事の方からメールを戴きました。
河野先生
お忙しい中、本当に有難うございました。
長時間、声が枯れるまで話をして頂き、
資料づくりもご負担をおかけしてしまいました。
でも響くものがたくさんありました。
性教育バッシングを放置してきたこと、
HPVワクチンについて正しい情報を伝えてこなかったこと、
腫れものには触るなというようなメディアの姿勢が
陰謀論や偽情報にもとづいた政治圧力を許し
女性たちの命と健康を脅かしているということ。
参加した記者たちの反省と動機づけになると思います。(以下略します)
多くのメディアの方たちにお話できたこと、ありがたいことでした。そろそろ、政治が変わらなければ。統一教会や日本会議等の民主主義からかけ離れた人たちの根強い力に寄って本当にゆがめられてきた人々の人権を取り戻さなければ。そして、平和で成熟した社会にならなければ、と思います。
それにしても、このひどさ。一体、岸田氏は何をしているのでしょうか。せっかく被爆地広島からの総理で、安倍派でもない総理なのに。
「内閣改造で、差別発言を繰り返していた杉田水脈氏が総務政務官に任命されました。」




ネットからいろいろと拾いましたが。表情が陰険ですね。
LGBTは生産性がないと傷つけたり、性暴力の被害者のことを「女性はいくらでもウソをつけますから」と誹謗したり。
大切なことですが、有権者の誰一人としてこの人の名前を書いて投票してはいないということです。小選挙区には立候補せず、自民党の比例の上位のみにランク付けされたために何の苦労もなく、議員になっています。多くの議員さんは自分の名前の数の多さで比例で当選が決まるというのに。今回の選挙の時には、安倍氏の弟の岸氏がごり押しして比例の上位にランクさせたと報道されていましたが。どうして自民党の中から「不公平であり、議員としてふさわしくない」という声が上がらないのでしょうか。議員としてもそうなのに、政務官ですって。
統一教会の関連でも、この人は「統一教会の人に応援されることは何の問題もない」とひらきなおり、19年4月28日、「国際勝共連合」の関連団体で講演までしています。もっとも危ない人を政務官に任命しなければならないほど人材がないのでしょうか。まだ、祝電を送っただけという人のほうがましなような気がしてきます。
本当に岸田さんは何しているのでしょう。岸田さんも杉田氏と同じ思いがあるととられても仕方がないでしょうよ。これからは、マスコミに期待したい所ですが・・。ほんとうに憂鬱なことです。
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