中学の先生方の感想文
先日、講演に行った中学校から感想文が届きました。うれしいのは、生徒さんの感想だけでなく、先生方の感想文が一緒に届いたことです。教師が私の講演を聴くだけでなく、生徒さんたちと同じように、一人一人きちんと感想を書いて下さっていました。ほんとうにありがたくて。その中の校長先生のと、生徒指導の先生のと保健室の養護の先生の、3人の感想を転写させて頂きます。生徒さんの感想文これまで何度もアップさせて頂いていますので。
校長先生
拝啓 猛暑の候、河野美代子先生におかれまして、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度はご多用中にもかかわらず、本校の「命の教育講演会」の講師をご承諾いただきまして、厚くお礼申し上げます。
河野先生には、スケジュールが詰まっている中、無理いってお引き受けいただき、感謝いたしております。
冒頭から愛情のこもった語りで、今の社会においては、容易に多くの情報が得られる便利になっているが、性に関する情報については、その多くが間違った危うい情報であるということ。そのまちがった情報に振り回されることなく、正確な知識を得ることが大切であることを映像や分かり易い表現で教えていただきました。このたびの指導の内容の中には、私自身も「えっ、そうなの!」と思う内容や「知らなかった」という場面が幾つかありました。生徒だけでなく、大人の私達や保護者等が学ぶべき内容も多々あると実感しました。正直、あっという間の2時間であり、まだまだ聞いてみたいというのが正直な気持ちです。私も、多感な年ごろの子どもたちの教育に携わる者として、反省することが沢山ありました。その代表的な内容としては、真実に迫る内容となっていなかったことかと感じております。
最後に「4月1日の性交、出産はクリスマス、中絶はお盆」一度しか聞いていませんが、生涯忘れることはないと思います。生徒もそうであって欲しいです。
「命の教育」にふさわしい生きる力を与えていただきありがとうございました。
引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
河野美代子先生のご多幸とご健勝を申し上げ、お礼とさせていただきます。
敬具
保健指導主事の先生
日々猛暑が続いておりますがその後いかがお過ごしでしょうか。
その節は大変暑い中、講演をしていただき、心から感謝申し上げます。先生との出会いはさかのぼる事40年前私の初任校(〇〇中学校)でした。たびたび先生にはご高話をしていただていた頃のことを思い浮かべながら話しを聞かせていただきました。
いつもどうり40年前と変わりなくいつも先生の熱い思いが端々に伝わる講演でした。
あんな暑い中でも2時間通しの講演にも関わらず生徒は真剣に先生の話に耳を傾け聞いていた事にも関心させられました。今の子どもたちに一番足りない力が我慢する力すなわち「耐性」だと言われる中ででも中身のある話なら我慢して真剣に聞ける力が現代の生徒にもあることが改めて分かりました。また実生活に返って、我々教員も日々の授業をもっと生徒に伝わる授業をしていかなければいけないことを先生の講和で勉強させられました。
7年前本校では自死がありましたが、このことを踏まえどんな家庭環境であってもこの世に生まれてきた命を大切にすること、そして望まない性を生まないためにしっかりと知識として学び思春期の生徒へ伝えていくこと。今現在世界では命の尊さが軽んじられています。全世界の人々がもう一度自分の命について、他者の命について真剣に考えてみるべきではないかと思っています。
来年度も先生にぜひ講演をしていただきたいと思います。時期的には秋(10月,11月)頃にと思っています。
また、ご相談したいと思いますのでよろしくお願い致します。
ご講演ほんとうにありがとうございました。先生のこれからのご活躍を祈念致しましてお礼の言葉とさせていただきます。
ごめんなさい。今日は休み明けで患者さんがものすごく多くてしんどくて。疲れて眠くなってしまいました。続きは明日にさせて下さいませ。
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